はっぴーをパワーあっぷするブログ

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲を中心にいろいろなことを書き綴ります

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【地雷を踏んでしまう人】前向きに生きるなら地雷を踏むのは当たり前

「私、すぐに人の感情の地雷を踏んでしまうんです」

こういう悩みを寄せられることが多いです。

それは、職場の上司であったり、同僚であったり。あるいは、家族であったりもします。

「また地雷を踏んでしまった=怒らせてしまった

ところが、私は地雷を踏まない生き方を叱られた経験を持っています。

とてもありがたいお話でした。

地雷のイラスト

踏んでも逃げずに生きるか、踏まないように上手に生きるか

【地雷を踏んでしまう人】前向きに生きるなら地雷を踏むのは当たり前

Aさん「職場で敵が多くて疲れる」、私「あまり敵を作らないほうです」

15年くらい前のことです。

私の自宅に義父の友人が近畿地方から来てくださいました。

たしか1泊して帰られた記憶があります。

その方は、某国立大学で獣医学の教授でした。

大学名とお名前は伏せさせてください。

大学というアカデミックな世界でも、職場での人間関係に摩擦がないわけはなく、

「俺は敵が多くて」

とおっしゃっていました。

「本当は敵なんか作りたくない。疲れるし」と。


私は、昔から敵を作らないタイプです。

「あんたは寛容だ」とか「心が広い」、あるいは「包容力が並外れているから」などと言ってくれたりして私もすっかりその気になっていました。

種明かしをすると、私の本質は自我が強い性格なのです。

  • 四柱命式を見ると一目瞭然。かなりの身旺(身強)。
  • 通変星では「劫財」が強い。日干は「庚」。


それはさておき、その方をAさんとしておきます。

Aさん、義父、そして私の3人でいろいろな話しをしていたのですが、

私は「自分は職場で敵を作らないほうです。上手にやれる性格みたいです」と言いました。

 

これも種明かしをします。

自我が強い性格なのに、どうして敵を作らないのか?

四柱推命から考察すると、

  • 「劫財」は表と裏を使い分けることに長けている。
  • 「比肩」が強い人は、そういうことができない。
  • 月支に「劫財」を持つ人は使い分けが上手な人が少なくない。

もう一つ、紫微斗数から考察すると、

  • 私の奴僕宮には「生年化禄」がある。
  • 奴僕の人(同僚・顧客など距離が近くない人たち)からの印象が良い。
  • 「命無星曜格」であることも原因にある。


話を戻しますね。

その後、私はお叱りを受けました。

 

「その考え方は違う」真剣に仕事をするなら敵がいて当たり前

怒っている人のイラスト

感情優先の相手には、時にはこういう対応も必要だが…


Aさんは「その考えは違うよ」と私に言いました。

「深い関係だと思うから言うけど、職場で敵を作らないのは自慢にならない。前向きに仕事をしていないということだと俺は思うよ」

「何かを変革しよう、大きな仕事をしよう、誰かを守ろうという時には必ず抵抗勢力が現われるもんだ」


若かった私に言いにくいことをあえて指摘してくださったのですね。

言われてみればその通りです。

敵はいないほうがいいけれど…、Aさんがおっしゃったことは、

「敵を作りなさい」ではもちろんありません。

「敵はいない方がいい」。これも当たり前のことです。

大事なことは優先順位ではないでしょうか。


敵を作りたくないから消極的に仕事をする

これではダメだと言いたかったのだと思います。

「若いのだから積極的に仕事に向うべき」と言いたかったのでしょう。

  • やりたい仕事をやれば敵ができる
  • やりたい仕事をしなければ敵はできない

という二択に対面した時、迷うことなく「やるべきことをやりなさい」という意味だったと思います。

「若いうちは積極的に失敗せよ」

「見えない地雷を恐れるな」

「仕事のためなら時には思い切り地雷を踏んでみろ」

 

「千万人といえどもわれ往かん」の気概

呂布のイラスト

武力では呂布でも千万人を相手にできない。しかし、知力と気力なら!


いざ戦になった時、

  1. 生き方が上手で敵を作らないタイプの人
  2. 敵は多いが決めたら迷わないタイプの人

どちらを味方にしたいか考えました。

平時ではありません。本当にドンパチ戦う場面です。

休戦調停の場だったら、「生き方が上手で敵を作らないタイプの人」に活躍の場があるかもしれません。

しかし、本物の戦の場や、真剣な論戦の場を想定してみると、「敵は多いが決めたら迷わないタイプの人」が味方として心強いはずです。


空気を読みまくる人は、形勢が不利になると敵に寝返らないとも限りません。

何かを成し遂げようとする時には、抵抗勢力も登場するし、陰口も叩かれる。

前進すれば、予想外のところにある地雷を踏んでしまうかもしれません。

でも、それを恐れて、「人間関係を職場の第一目標においてしまうと、職業人として3流だよ」とAさんは私に教えたかったのだと思います。

武力なら、一人で千万人の敵を相手にするのは絶対不可能でしょう。

三国志の呂布でも無理に決まっています。

ところが、知恵と気迫の勝負なら一人で千万人を相手にできる人はたくさんいます。

千万人を敵にしても、考えや生き方を貫く人のことです。

強いですね。カッコいいですね。

先輩の助言はありがたいものです。

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「皆さまのおかげで大過なく退職の日を迎えることができました」

虎の威を借る狐のイラスト

「虎の威を借る狐」の職業人にはなりたくない


この言葉には、「無事に終わってよかった」の響きがあります。

しかし、本来の目的は「無事」ではなく、「するべき仕事をする」ことだと思います。

たしかに何かを遂行しようとすると、強く反対意見を述べられたり、陰口を言われたり、やりたくない人から冷たい態度を取られることもあるかもしれません。

しかし、そういうことを恐れて避けてばかりいては自分が理想とする仕事は成し遂げられないと今は思います。


仕事において敵を作らない方法はあります。

  • 強い誰かの後についていくこと
  • 周旋の才能を身につけること

誰かの後について歩けば、その強い誰かが批判の対象になります。

自分に対する直接の批判はあまり浴びないですむかもしれません。

しかし、それが身についてしまうと日和見主義の人間になってしまいます。

「いつもBの後ろを歩いているやつ」

というレッテルが貼られます。

「虎の威を借る狐」みたいな生き方で、なんだか情けないですね。

でもこういう人は、心からの信頼を集めることはできませんよね。

人は見ていないようで必ず見ているものですから。

また、こういう人はアンチBさんの集まりの場では、一緒になってBさんの陰口を言うなどということもあったりするものです。

そういう場面を私は何度も見てきました。

あまりいい言葉ではないですが、こういう人のことを「八方美人」と呼んだりもします。

あるいは「風見鶏」。


風見鶏タイプの人にも同情すべき点はあるにはあります。

つまり自信がないのです。

自信がないから誰かの後ろを歩くしかないわけです。

それも、「強い誰か」の後ろでなければ安心できません。

「虎の威を借る狐」が身についてしまっている人です。

 

こういう人は、退職の日を迎えても「やり遂げた」の感慨は沸いてこないかもしれません。


Aさんは、私に「敵を恐れず自分の仕事をやり抜く人になれ」と言いたかったのだと思います。

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【ひと言多くて地雷を踏む人】占いの観点から

紫微斗数

巨門星の人は余計なひと言で人を傷つけやすい傾向があります。

他の人が気づきにくいことが気になって、それを指摘してしまう人だからです。

とはいっても、精神的に元気がない人は極端に無口になったりもします。

それと「生年化権」が入る宮によって、傾向が出やすくなったりします。

夫妻宮に「生年化権」がある人と結婚したなら、多少のドンパチは覚悟しておくことです。

 

四柱推命

身旺の「傷官格」の人は思ったことをズバッと言ってしまう傾向があります。

自分なりの正義感が強く、それを簡単には曲げない性格だからです。

情は厚いですが、好き嫌いがあり感情の起伏も激しい人が多いようです。

さらに理屈っぽくて文句屋さんになりがちです。

こういう人は地雷を踏んでもヘコたれません。

家族や部下にすると、ちょっと厄介かもしれません。

 

 

印象が良かったのに、だんだん気難しくなる人っていますよね。

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怒りっぽい人。タイプもいろいろです。

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