息子は春から中学生になります。5年生の終わり頃から、軽い反抗期に入ったようです。「イヤだ」などが続くとイラッと来ます。屁理屈や口答えも増えてきました。
成長の一過程とはいえ、対応に疲れることがあります。
今後の展望と対策を占ってみました。
【断易(五行易)】息子の反抗期はいつまで続くか
反抗期は成長の過程で喜ぶべきと言われるが
高校生の娘さんがいる友人に話したら、「まだかわいい反抗だね」と笑っていました。
まだ程度が軽いのかもしれません。
小学3、4年生の頃は、親が言うことは正しいと思っていたのか、指示がよく通りました。振り返ると、あの頃は楽しかったですね。
5年生の終わりくらいから、屁理屈と「イヤだ」が増えてきました。
指示がすんなり通らなくなる時期が来ることは知っていましたが、いざその時期を迎えると、けっこう疲れるものですね。(^_^)
将来を見据えた心配事も現実問題として出てくる時期です。
そのため、今後の指導について夫婦で話し合う時間も増えてきました。
先月(1月)に断易を立てて占いました。
占的は、「息子の反抗期はいつまで続くか?」です。
【断易鑑定】息子の反抗期はいつまで続くか?
- 月健 丁丑(土)
- 日晨 乙未(土)
- 空亡 辰巳
反抗を見るには、官鬼を用神とします。
用神(二爻「寅(木)」官鬼)の発動あり
⇒暦の悪作用(月建、日辰ともに土で、木を強める作用なし)
⇒忌神(四爻「申(金)」子孫)の発動あり
⇒原神(初爻「子(水)」妻財)の発動あり
⇒反抗期は続く
この占いでは、「官鬼=反抗」なので、用神が弱い方が吉です。
ところが、原神「子(水)」(用神の応援団)が動いて助けます。(水生木)
そのため、反抗期はすぐには終わりません。
幸い、原神は回頭の剋(化爻「未(土)」から土剋水で弱まります。
原神が弱くなれば、反抗心が長持ちしないため、反抗期は早く過ぎ去ると見ます。
しかし、本卦本爻で「申・子・辰」の水局三合が形成されているため回頭の剋は無効化します。そうなると、原神が強まり、反抗期は長引きます。
三合旺支の「子」は原神なので、 私自身(世爻)が反抗期への対策を練れば練るほど悪化してしまいそうです。
- 子:原神(息子の反抗を助長する)
- 申:世爻(私の行動)
- 辰:兄弟(息子のストレス)
原神の「子(水)」が弱くなれば、反抗したい気持ちもしだいに弱まります。
読み解きを整理すると、次のようになります。
「申」(私の過干渉など)が弱まる
⇒「辰」(息子のストレス)も緩和する
⇒「子」(反抗心を促進するもの)が収まってくる
私の紫微斗数命盤の子女宮には化権があり、子どもに対して過干渉になりがちなのがわかります。
また、四柱命式は正官格です。
正官格の人は、子どもに厳しく接することが多いです。それが逆に子どものやる気を阻害することがあると見ます。
官鬼「寅」の下に父母「巳(火)」が伏神しています。
官鬼「寅」と父母「巳」は害の関係になります。ちょっとした摩擦の象意が出ています。
応爻に息子の心情が表れる
応爻(初爻「子(水)」)から息子の感情を読み解けます。
傍爻(隣の爻)の伏神に父母があるため、
- 親とのコミュニケーションを図りたいという意思あり
- 一方で親とのコミュニケーションのあり方に悩みを抱えている
また、応爻(息子)に官鬼の原神(妻財)が帯類しているため、親の言うことに逆らいたい気持ちが見て取れます。
ただし、裏卦身は子孫「酉(金)」なので、反抗したくないという複雑な思いも同居している感じがします。
また、応爻は、兄弟「未(土)」を化出しています。
この兄弟は息子のストレスを意味します。反抗した後に「やってしまった」ともがき苦しむ様子がうかがえます。
【対策】三合水局を作動させない「なるべく静観する」
世爻(私)が動かないことで三合(申・子・辰)の関係を崩します。
三合が崩れると、原神が回頭の剋で潰れるため、息子はほどなく落ち着いてくると思われます。
ただし、静観と無関心は別物です。
「気にしている」「見守っている」というサインを送りつつ、厳しく叱りすぎず自主性を重んじる時期に入ったことを教えてくれる卦でした。
【結論】親の気持ちと態度が息子を変える
三合水局を成立させると反抗が長引くため、水局を壊すのが一番。そのために親ができることは、次の行動です。
- 怒るより、注意する
- 機嫌を見て言い聞かせる
- 自主的判断を重んじる
思えば、ここ1年くらい激しい叱責が多かったことを反省しています。
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