私の言動が気に入らなかったらしく、息子が反抗的態度を取ってきました。
親子とはいえ、いや親子だからこそ関係性は気になるもの。
「はい」「わかった」など最低限の返事はしても、愛想はなく表情は険しい。
「あなたは受け付けませーん」と顔と態度に書いてあります。
今の息子の心境と今後の関係性を断易で占ってみました。
【断易】息子との関係性を占う「和解できるか?」
【本卦】水地比 【之卦】雷地豫
占ったのは、2025年11月2日なので、月建は「丙戌」、日辰は「辛未」。戌亥空亡の日でした。
- 本卦:水地比 ⇒人の和を表す卦。息子との融和を願う私の気持ちの表れ。
- 之卦:雷地豫 ⇒仲良く楽しむ。
周易的解釈では、今後悪化することはなさそうです。まずは一安心。
以下、『断易の教科書』の付録シートを使いました。便利です。

子どものことなので、子孫を見ます。そこから息子の人格を読み取ります。
之卦「午」父母から回頭の剋。これは親に怒られた事象です。
六獣は朱雀。言い争い、親子喧嘩が想起されます。
現実の事象が卦にハッキリ出ているので、この卦は信頼できます。
世爻(私)は「卯」の官鬼。この場合の官鬼は、怒りや苛立ちの感情を意味します。
六獣の青龍は説教をして悩んでいる感じ。
ただし、「卯」は月建と「卯戌」の合(月合)です。
息子のためを思って接した(叱った)状況を示します。

息子の感情を読み取ると
応爻「子(水)」に息子の感情が表れます。
月建「戌(土)」から「土剋水」と剋を受け、世爻(私)に対してネガティブな感情を抱いています。
六獣は螣蛇。心を閉ざしている感じです。
また、「子」の妻財は、父母「午」と子午の冲。
今は親の顔も見たくない…。
ただし之卦に戌(土)があり世交「卯」と合の関係です。(卯戌の合)
戌は空亡のため、時間の経過とともにわだかまりのような感情は解けて来るでしょう。
私と息子の第二感情を読む
第二の感情は、傍爻(隣の爻)から読み取れます。
世爻(私)の下に「巳」父母があります。
父母は、心労・不安・ストレスを意味します。
この巳と子孫申は合の関係(巳申の合)で、ストレスの原因は息子の素行が原因。
一方で応交(息子)に隣接する「戌」兄弟は、息子の第二感情を表します。
兄弟は、イライラ・焦りを意味します。
迫りくる定期テストへの緊張と焦りとも読み取れます。
この「戌」は発動して「申」(子孫)に変わり、父母の巳と巳申の合を形成するため、父親(私)と和解したいという思いはあります。
ただし、初爻「未」は世爻を墓庫に納めます。
自分からではなく、父親からの歩み寄りを期待しています。
どうやら、私の方からキッカケを見つけて話しかけるのが良いみたいです。
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親子げんかの原因は
定期考査に対するネガティブな悩み
事が起こったのは、前期末テストの前々日の夜でした。
私の部屋に来て、「英単語が覚えられない」と。
いろいろアドバイスしましたが、言葉の全てをハネのけるのでした。
「無理」「自分は才能がない」「やってもムダ」「集中できない」「努力しても時間のムダ」
などなどネガティブな言葉が続きました。
私は、「また始まったか…」と憂鬱になりました。
紫微斗数命盤で、遷移宮に化忌があって、オマケに自化忌もあり破格している息子です。
もともと、自信が持てず、ネガティブに支配されやすい性質なのです。

だから、こういう時は相づちとフォローを適度に加えながら、話を聞くようにしています。まるで、サラリーマンの愚痴を聞くように…。正直言えば、かなりシンドイ。
ところが、その日は、「じゃあ、寝る」と言って去って行きました。ただし、表情は固まったまま。
ややあって、息子の部屋から号泣が…。
部屋に行って「どうした?」と聞いても、「あっちに行って」「来なくていい」と。
それが数回続いたため、とうとう私も叱りました。
「いい加減にしろ!みんな、寝られないだろ!」
翌日、息子に言われました。
「悩んでいたら怒られた」と。そして、冷めた目を私に向けてきたのでした。
その後は、会話もなく、返事は最低限。時々、ジロッと睨んできます。
怒っても解決しない時は、流れに任せるしかありません。
そういうとき、断易はとても役に立つツールなのです。

翌日の夜に和解
その翌日の夜、固い表情の息子に話しかけると、照れくさそうな満面の笑顔になりました。(柔道教室で、息子とその友人の2人を教えた)
落ち着いた頃を見計らって、私は言いました。
「ネガティブ発言の連発だと、こちらも何を言えばわからなくなる」
「こうしたいという願望や展望がないとアドバイスできない」
「自分を責めるだけでは、何も生まれないよ」
などなど。
すると、意外なこと答えが。
「そう思ったから部屋に戻った。自分で納得して解決したいと思ったから」
「悔しくて泣いてしまった」
「一人にして欲しかった。自分が解決するしかないと思ったから」
意外な答えでした。
私は妻に「俺が見てくる。話してくる」と言って3度部屋に行ったのでした。
それが息子にはツラかったみたいです。
一人で考えて解決したかった。大声で泣いてしまったのは悪かったけど…
歩幅は小さくても、少しずつ成長しているのかな…。
時々、考えます。遷移宮が良い時間帯に生まれていたら、息子はもっと楽に生きられたのに…と。
もちろん、息子に紫微斗数命盤の話をしたことはありません。
今は乗り越える力を付けさせる。それも、わからないようにそっと。
それでも息子のネガティブ発言の原因がわかっている分、私たちは気持ち的にも救われているのだと言えます。
成功体験を積み重ねる
それが、遷移宮の破格を乗り越える特効薬だからです。
占いに頼るなんて…
占いに頼るなんて変な人…、と思われるでしょうね。
でも、私は変な人ではありません(^_^)。たぶん…。
実際、占いによって日常生活で助かっているし、子育てにも役立っています。
「この買い物、〇かな?×かな?」と迷うとき、断易を使ったりもします。
「この病院、自分に合うかな?」「ここに出掛けたら、楽しめるかな?」
遠くから友人が来てくれる際は、「この居酒屋、どうかな?」。
私は、子育てにおいては、頼れるもの(人)は頼ることにしています。それが子どものためになるのだったら。
占いもその一つで、常に重要なヒントを与えてくれます。
☆頼れる占い師が多数在籍!
★過去記事もどうぞよろしく!
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