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友人の双極性障害再発の可能性を占ってみた【断易(五行易)】

断易がもっと普及したらいいな、という思いこの記事を書きます。双極性障害を患っている友人を占いました。本人には確認済みです。

数回の電話がありました。声に元気がありません。「もしかして…」と直感しましたが、やはりカンが当たりました。友人「入院した頃と同じ感覚に襲われている。不安でいっぱいなの」。

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双極性障害は完治が非常に困難

双極性障害は、完治が非常に難しく、躁状態と鬱状態を繰り返すのだそうです。

「ここしばらく元気だったのは、躁状態だったからみたい。最近、息子にも暴言を吐いてしまって、職場でも『どうしてそんなキツいことを言うのですか?』と言われてしまった」

彼女とは、住む家も近く、子ども同士も友達なので時々家族で食事に出掛ける関係です。

数年前、彼女は1か月以上入院して、退院後は長い間実家で療養していました。

入院直前は、少しの物音を聞いても「怖い!」と叫ぶなど、精神的に非常に不安定な状態にありました。

実家で療養したのが功を奏して、今は職場復帰もしています。

ただ、睡眠不足やストレス、そして多忙な勤務は厳禁だと医師から言われていて、今は月に一度必ず通院しています。

 

 

【断易(五行易)】「病気は再発するか?」

  • 月建:辛巳
  • 日辰:甲申
  • 空亡:午未

用神は病占なので「官鬼」

風火家人から風天小畜の卦を得ました。

風火家人から風天小畜の卦を得た

 

【私の占断】「再発しない」と安堵

病気を意味する「官鬼」は三爻に伏神しています。

基本的に、伏神は表に出る力がなく弱いです。つまり、官鬼(病気)は弱いとなります。

私は出た卦を見て、「大丈夫。よかった」と思いました。

官鬼を後押しする原神(妻財)も発動していません。

ただ、独発の卦は読み取りが難しいのです。

解釈を誤ると、一気に吉凶が逆転します。

占断に不安があるときは、師匠に確認するようにしています。

今回は、内容が深刻でもあり、占断が正しいか確認のメールをしました。

すると、「これは心配だね」とのお返事が…。

ちなみに、彼女に「占うよ」と言う前に卦を立てました。ですから、世爻は私となります。応爻は、友人です。

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【師匠の占断】薬を飲み過ぎている

ここから先は、断易を勉強したことがない人にはわかりにくいと思いますが、ご容赦ください。

一般の断易看法では、私に近い占断をすると思います。ところが、師匠の読み取りは想像以上に深かったです。

官鬼は伏神しています。しかし、師匠は「風火家人」の卦に目を付けました。

師匠は日頃から、直感も大事、それは周易の解釈に出ることがあると言います。断易が専科ですが、周易を軽んじません。むしろ重要視します。

  • 「風火家人」は、家内安全の卦。病占で出ると「病気と仲良し」と解釈して持病ありと見ます。つまり、長引きます。
  • 之卦「風天小畜」は、にわか雨で一時停止。病気は、慢性化で長引きます。

さて、そのように見ると、官鬼(病気)の伏神は、「伏している(内在している)=長引く ⇒時期が来たら発症する」と読み解けます。

用神(三爻伏神「酉」官鬼)は、伏しているものの日辰と比和で「いつでも出て行ける(発症する)ぞ」と身構えている状態です。

それを抑えているのは飛神の「亥」です。月破していますが、日から生を受けて何とか頑張っている状態です。

病気が長引くときは、往々にして「六合卦」が出ます。しかし、それが出なくても周易の解釈から持病を見ることができるのは大変勉強になりました。

相変わらず、ややこしいことを書いたので、以下なるべく簡略化します。

応爻は友人です。五爻「巳」。子孫を帯類しています。

日辰「申」官鬼(病気)から、巳申の合で合起して子孫が強くなっています。

病占の場合、子孫は治療・薬を意味します。

それが合起しているということは、通院の回数が増えたか、そうでなければ薬をたくさん飲んでいると読み取れます。

友人に聞いてみたところ、ビックリされました。「発症が怖くて、いつもの2倍の量を勝手に飲んでいる」とのこと。

すぐにやめるように言いました。

その時に初めて断易のことを伝えました。

師匠の読み解きは、100パーセント正解だったということです。

 

卦身は友人の分身

卦身は四爻「未(妻財)」です。

官鬼(金)の原神は、妻財(土)です。土生金ですから、四柱推命の知識が役立ちます。

この「未」は、月建「巳」から火生土として生を受けて強いです。

ここでの卦身は彼女の分身と読みます

分身が官鬼(病気)の原神になっています。つまり、病気の応援団は彼女自身となります。

自分の行動(薬を多量に服用、ストレスを溜め込む仕事内容など)が、かえって病状を悪化させる原因になっていると読み解けるわけです。

さて、未(土)は発動していませんが、月建「巳(火)」から生を受けて強いです。

動き出したら、官鬼(病気)を強める働きをします。予断を許しません。

やはり、医師が指示するとおり、「できるだけ仕事をしない、長期の旅行もお勧めしない、ゆったりのんびり心に負荷を掛けない生活をしなさい」が正解なのです。

つまり、彼女は動き回らない方がよいのです。動けば発動につながって、隠れている病気がムックリ起き上がります。

世爻は私です。発動しているのは、心配して占ったり連絡したりと動いている証しです。

その世爻が、独発(6つの爻の1つしか発動していない)で回頭の剋なのは不吉です。

私がいずれガクッと落ち込むことを意味しています。

卦身は空亡しています。空亡が明ける7月くらいの発症が懸念されます。

 

傍爻で第二感情を読み解く

前述しましたが、彼女自身は五爻「巳」子孫です。

六獣に白虎で、これは怒りの象意です。

あることで、子どもを相当厳しく叱責したあげく、激しい反発を食らい精神的に落ち込みました。子どもは、数時間の家出をしました。

内容を聞きましたが、怒り過ぎと感じたので、それをやんわり伝えました。

上爻「卯(兄弟)」は、職場の同僚と読み取れます。卦の状態から、こちらも大きなストレスの要因になっていることがわかります。

 

【あとがき】友人の双極性障害再発の可能性を占ってみた

彼女が今後するべきことをまとめます。

  1. 多くの人と接しない(人とふれあうとストレスになる)
  2. 仕事はなるべく控えめにする
  3. 感情が揺れる場面を避ける
  4. 服用する薬の量は医師の指示に従う
  5. 短期の旅行で気分転換する(吉方位を用いる)

ふだんは、占いなんて全く信じない彼女も、今回は信じるキッカケになったようです。

いろいろ見てほしいと言い出したから鑑定しましたが、紫微斗数で見ても、今年1年の彼女の福徳運(精神運)は大凶、子どもとの関係も大凶です。

厳しい運気の1年は誰にでもやって来ます。凶運期は向かい風の時期です。

動けば風に当たりますから、身を伏せて風が過ぎ去るのを身を伏せて待つのが最善なのです。しかし、生活する以上、伏せてばかりはいられません。

職業人であれば、上の1~3を回避するのは困難です。

4は厳守。そのうえで、5を実践しながらストレスを溜めない工夫が大切だと伝えました。5の実践は、すなわちプライベートの充実にもつながります。

ストレスは、目に見えないところから一気に到来するから油断できません。

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