私は犬も猫も大好きです。でも、私は犬アレルギーを持っています。そして、妻と息子は猫アレルギー。
動物を飼うのは責任重大です。安易に飼うと人だけでなく動物も不幸にします。
家族のアレルギーが、犬か猫のどちらかに集中してくれたらよかったのですが。
私は犬アレルギー、妻と息子は猫アレルギー
20代の頃、親戚の家にシーズーがいました。
その家にお邪魔すると1時間もしないうちに、私は目や頭が痒くなってしまうのです。
ポメラニアンが3匹いるお宅にお邪魔した時には、30分も経たないうちに、体中が痒くなってしまいました。
- 外で飼うのは、冬は寒く、夏は暑くてかわいそう
- ご近所に迷惑をかける
- 家の中で飼えば、犬アレルギー
以上の理由から、「犬は諦めて猫を飼おう…」と考えていました。
「息子は大丈夫かな?」
ところが、4歳の頃、猫を2匹飼っている友人宅で急に目が真っ赤になりました。
血液検査をしたところ、やっぱり猫アレルギー確定でした。
息子も犬猫両方が大好きなのです。
友人宅には猫が2匹います。
掃除もあまり丁寧ではないので(ゴメンナサイ)、1匹の飼育なら大丈夫かも?
と淡い期待を抱いて、猫喫茶に2度連れて行きました。
一度目は何でもなかったのですが、二度目は急に鼻水が止まらなくなり、咳も激しくなりました。
結局、30分も経たないうちに店を出ました。
ちょうど同じ頃、妻の猫アレルギーも発覚しました。
私に話を戻します。
昔、外でスピッツの雑種を飼っていたのですが、外で飼うぶんには何も問題ありませんでした。
ですから、犬アレルギーを持っているなんて思いもよりませんでした。
また、アレルギー検査では猫の方が高い数値なのです。
独身時代、10年以上猫を室内飼いしていました。
体に多少の違和感はありましたが全然耐えられる程度でした。
検査では猫の方がアレルギーの度合いが高いのに、実際には犬の方がきついのです。
お医者さんに聞くと、こういうことは決して少なくないらしいのです。
息子には、動物と一緒に暮らす喜びを伝えたい…。
しかし、アレルギーがあるなら、選択肢から猫を外さざるを得ません。
やはり、私が順応できる範囲のアレルギーが起こりにくい犬種を育てるのが良いのかな…、と考えています。
昔の教え子が犬のブリーダーをやっていたので、何度もアドバイスをもらっています。
アレルギーが出にくい犬種についてなどなど助言をもらっています。
- トイプードルはカット料金が掛かって大変だよ
- 白のペキニーズはノンビリしていてオススメ「白だよ白」
- さ行で始まる名前をつけると吠える犬になる「これ業界の常識」
- シュナウザーは運動量が必要なので散歩嫌いには勧められない
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「犬が嫌い」と言い始めた息子の本心
3、4歳くらいの頃から、息子が「犬は嫌い」と言い始めました。
噛まれたこともないし、犬を見つけたら一緒に楽しそうに戯れるので、なぜ嫌いなのか理由がわかりませんでした。
5歳くらいになって教えてくれました。
「パパが犬アレルギーだから嫌いになった」
子どもって幼いからとバカにしてはいけないと感じました。
そう言わないと私が無理をしてでも犬を飼うと思ったみたいです。
しかし、今思えば言動がチグハグでした。
突然「犬を飼いたい」と言い出したり、「やっぱり犬が嫌い」と言ったり。
先週のことです。
江別市大麻にある大きなホームセンターのペットショップに連れて行きました。
「犬を見に行こうよ」
ところが、犬猫のコーナーに息子は行きたがらないのです。
そして爬虫類のところにばかり家族を連れて行こうとします。
「犬もいらない、猫もいらない」「ヘビがかわいい、ヘビを飼いたい」
私の手を何度も引っ張りました。
ちなみに私は蛇が大の苦手です。
嫌がらせのように爬虫類のコーナーに連れて行こうとする息子には正直ヘキエキしました。
家族「犬飼いたくないの?」
息子「飼いたくない。猫ならいいよ」
家族「猫は〇〇(息子の名前)がアレルギーだから無理」
息子「じゃあ犬も飼いたくない」
家族「なんで?」
息子「暴れてゲームソフトを壊すかもしれないから」
家族「壊さないよ。そんなことしないよ」
息子「でも飼いたくない」
家族「本当のことを言ってごらん。パパがアレルギーだからでしょう?」
息子「…。チワワか豆柴なら飼いたい」
これが本心でしょう。
夏に他のペットショップに行った時、息子はしきりにうさぎを飼いたいと言い出しました。
うさぎについては、愛読する次の二つのブログから私も親近感を持っていました。
そこで、そのことをはてなブックマークに書いたところ、
「うさぎは体調が悪くてもじっと黙っているし、理解している動物病院が少ない」
などなど簡単ではないことを教えてくださいました。
- 私は犬アレルギー。本当は猫アレルギーもあるがたいした症状が出ない。
- 息子は猫アレルギー。妻が激しく咳き込むほどの本格的な猫アレルギー。
となると、答えは一つです。
どちらも飼わない
しかし私は諦めきれないのです。
ネットで調べると、時々シャンプーする、部屋をきれいにする、などの工夫をしてアレルギーがあっても犬や猫と共に生きている人たちがたくさんいるようです。
ですから、飼うなら犬となります。
私に症状が出なければ良いのですから。
ただ、犬は飼い主のことはいつまでたっても忘れないといいます。
「飼ってみたがやっぱりダメだった」
とは絶対にしたくありません。
慎重の上にも慎重を重ねて、本当に飼育できるかどうか十分すぎるぐらい見極めてから実行に移そうと考えています。
犬も人も幸せになれることを確信できてから…。
アレルギーは、悲しいですね。
★過去記事もどうぞよろしく!
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