はっぴーをパワーあっぷするブログ

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲を中心にいろいろなことを書き綴ります

不登校の理由がわからなくて困っている保護者の方へ~四柱命式でわかること

急に不登校になってしまったお子さんを持つ保護者には「理由がわからない」と悩む方も少なくありません。
「わが子のことなのに親が理由をわからないなんて…」と嘆く方は多いのです。

しかし、決して自分だけが…と苦しまないでいただきたいと思います。

 

不登校になりやすい子の四柱命式

命式を見ると精神力と気力の強さが一目瞭然にわかります

四柱推命に関心がある人なら「身旺」「身弱」という言葉を聞いたことがあると思います。
このあとは、四柱推命を知らない人向けに書いていきます。

  • 「身旺」は「身強」とも呼んで、精神気力のバロメーターが強い人を言います。
  • 「身弱」は反対に精神気力のバロメーターが弱い人を言います。

精神気力は弱いよりも強い方がよいのは確かですが、もちろん強すぎてもよくありません。

  • 強すぎると協調性に欠け、周囲から浮きやすくなるので、それもまた不登校の原因になります。
  • 弱すぎると、ちょっとしたことで傷つき、悩み、落ち込むやすくなるのでやはり不登校の原因になります。

これまで、いろいろな子を見て命式で確認してきましたが、

  • 自己主張が強く、押しも強い子は身旺タイプです。
  • 極端な身旺で度を越すと「わがまま」「頑固」となり、場合によっては周囲から敬遠されることもあります。
  • 適度な身旺が一番安心なタイプで、将来もあまり心配ない人生を歩んでくれる可能性が高いです。
  • やや身弱の人は適度に協調性もあり、人からも好かれやすいと思われます。女子で人気のある子は、やや身弱のタイプが多いと私の経験から感じます。
  • 非常におとなしく無口な男子の中には、非常に極端な身旺タイプの子もいます。社会生活を送るにあたっても、心配なタイプの子が多いですね。
  • やはり一番心配なタイプは男女ともに相当な身弱の子といえます。

 

このように、日干の強さを命式から計測することで、不登校になりやすいか否かが可視化できます。

見た目だけでは本質的性格はわからない

私は現職の頃から、入学後心配そうな子は四柱命式を見ることで、「この子は大丈夫」「あの子は心配」とわかりました。

隣のクラスの担任が「△子は心配だね」と言っても、私は「いいえ、△子よりも〇君の方が心配ですよ」と言うことがありました。数ヶ月後、1年後などに「どうしてわかったの?」と驚かれる。そういうことがけっこうありました。

見かけは強そうでも内面すなわち本質は弱く、強がって見せている子は大人が思う以上にたくさんいます。
中学生以上になると、親にも本当の心を言わない子がたくさんいます。

  • 弱い自分を見せたくない
  • 親に心配を掛けたくない
  • 親に内面まで干渉されたくない

これらは自我の目覚めですが、このような子どもの思いに気づかず、本質が見えない状況にいるために不登校になると「急にどうしたの?!」と慌てふためくことになるわけです。

さて、このように中学生以上になると、子どもは内面で大きな変貌を遂げるのですが、それがなかなか表面には見えないわけです。

だから、親が「わが子なのに何もわからない…」と悩むのは必然といえます。

むしろ、「わが子のことはだいたいわかっている」と思っている親の方が、後に深刻な壁にぶち当たる可能性を秘めている場合も多いと言っておきたいと思います。

この年代になると、自分のすべてを親に語る子どもはほとんどいないからです。

また、親に心の全てを語る高校生がいたなら、その方が健全な成長の側面から考えると心配になります。親離れできていないわけですから。

 

印星が強い(=依存心が強い)子は…

印星が強くてバランスが悪い命式の子どもは、依存心が強くなります。

印星とは、印綬と偏印の2つの通変星のことですが、ごく簡略化して書きますと、これらの星が強いと依存心が強い人だとわかります。
こういう子は不登校になりやすいと言えます。

誰に対する依存心かというと、まずは親です。元来、印星は親を意味する通変星ですので、本質は親に頼りたいわけです。

ですから、印星が強い子にとっては、親との会話が何よりの心の栄養剤なのです。
だから、仕事の都合などで親との接点が少なくなると、時をそれほど経ずして、子どもの心も不安定になってきます。

「もう高校生だから」と母親が仕事を増やした女子の例

その子は、高校2年生になって急に学校を休みがちになりました。
「どうしたの?何かあったの?」と聞きました。

もともと聞けば話してくれる子でした。すべて真実を話してくれるわけではなく、都合の悪い部分はもちろん脚色もするのですが、それでも無口な子よりはずっと指導しやすいのは事実です。

高校生イラスト

娘から「学校に行きたくない!」と言われたら…

「お母さんが、家で八つ当たりするんです。夜中にいきなり怒ってくるんです。家事も何もしなくなりました。」

命式を出してみると、やはり印星が強いのです。
やや身旺なことが救いでした。
半年くらいずっと休んだり、登校したりが続きました。

私は、お母さんに連絡して対面で話し合いました。
その時にお母さんが言っていたのが、
「もう高校生だから、自立できるし、むしろさせないといけないと思っていました。」という言葉です。

私は、学校で彼女がお母さんの悪口を辛辣に話すことを伝えました。
それは憎しみではなくて、甘えたいことが原因で出てくる言葉であって、むしろ好きだからこそ悪口に変わることも伝えました。

お母さんは、忙しさから会話が激減していたことを反省してくれました。
忙しくても頑張っている背中を見て、娘はちゃんと育ってくれると思い込んでいたそうです。

「それには、もう少し時間が必要だと思いますよ」と伝えると、理解してくださいました。

それから少しずつ彼女の口からお母さんの悪口を言う量が減ってきました。
そして、彼女の進学費用を稼ぐためにも、お母さんは仕事を頑張っていることを感情的にも受け入れられるようになりました。

それまでは、理屈ではわかっても感情では理解できなかったわけで、そのようなことは中高生にはありえることです。

半年くらい時間は掛かりましたが、普通に登校できるようになりました。

今は、お母さんの悪口はほとんど言わなくなりました。
子どもの親に対する悪口は、「もっと私をかまってよ!」が内心にあります。
特に印星が強い子は、まず100パーセントそれです。

だから、命式を見て印星が強い子が不登校などの問題を起こしたときには、親が原因になっていることが圧倒的に多いのです。
逆の発想をすれば、解決するには親の力が絶対に必要であり、親しか本当の救世主になれないということです。

「私が原因ではなく友だちとの人間関係が原因だ」と言う親もいます。

一面では正解なのですが、それの奥深い原因もやはり親であることが多いと思います。

親との関わりは、友人関係での耐性にも大きく影響します。親と日々キャッチボールできている子は、心のダメージからの回復も早いです。

「依存心=悪」ではない

印星が強い子は、親への依存心がそもそも強いのですと書いてきました。
成長とともに、親への依存度は薄らぎ、友だちと程よい距離を保ちながら、バランスよく依存し合う関係を築いていきます。
これが、健全な成長です。

「依存」という言葉に抵抗があるかも知れません。
しかし、人間はどんなに立派な人でも誰かに依存しながら生きています。

  • 例えば、とても立派そうに見える大会社の社長が、家では奥さんにデレデレとか、頭が上がらないとか。そういうことは当たり前になるはずです。
  • また、強そうに見える格闘家が、試合の日が近くなると特定の神社に参拝して必勝を祈願するなども、依存といえます。

要するに、依存心は誰もが持っているわけで、悪いものではありません。

問題なのは、

  1. 依存心が人並み外れて強すぎること
  2. 特定の誰かだけに依存心が集中すること

です。

1は言わずもがなで心配ですが、
2は、幼い頃は親に集中⇒成長⇒友人など親以外の人たちに分散

これが理想といえます。

この分散がなされないと、依存された人もツラくなります。
印星が強すぎる人は、1も2もありえるので、本人も周りもツラくなるといえましょう。

特定の友人に対して依存が出過ぎると、集団ではやはり困った人となってしまいます。
だから、分散できるまでに成長する前に親が手放してしまうと、今の子は耐性が低いので、問題がどこかに表面化してしまうことになります。

解決への道のりが遠いケース~子どもが親をあきらめてしまった

印星が強いということは「もともと依存心が強い」「特に親に対して」なのに、親が仕事のために子どもの相手をする時間がない家庭は、ほぼてきめんに子どもが不安定にななります。

そういう子への一番の解決法は「親子の時間を作る」ことです。

ただし、恒常的に長い期間、親との心の距離が遠くなってしまった子は、既にあきらめてしまっています。

親子の関係を正常化するのに時間が掛かったり、手遅れだったということも起こります。これは正直怖いです。

先述の女子は、早い段階でお母さんの悪口を言ってくれた(?)ことが幸いでした。また、四柱命式に印星が強く表れていることからも原因が特定しやすかったわけです。

このように、印星が強い子は親の関わり方が非常に重要だと確信を持って言えるわけですが、それもやはり命式全体のバランスを読めないと断言はできません

どのサイトやアプリでも良いですが、無料の命式作成をしてみて、「偏印」「印綬」の数が3つ以上あれば、そういう傾向があるお子さんだと考えてみてもよいと思います。
ただし、命式を読み取れない以上は、あくまでも目安として考えてください。

また、鑑定文などが表記されるものが多くありますが、流派によって内容がかなり異なりますので、深く読まなくてもよいと思います。

 

あとがき~「ほっといて!」について

今回は、印星が強い命式について書きましたが、他にも不登校の原因はたくさんあるので、今後ブログで機会を見て紹介していきたいと思います。

さて、子どもを相手にする場合に、

  • 「かまわないで!」
  • 「ほっといて!」
  • 「ウザい!」

などの言葉の洗礼を受けて傷ついてしまう親も多いようです。
それは、「ある時は本心、ある時は本心のようで本心でない」ので困惑してしまいます。

ではどうしたらよいか。
「今だけは本音だから、距離を保ってあげよう」と思うのがよいと思います。
「今だけ」と思うことが大事ではないでしょうか。

例えは悪いですが、思春期の子どもは猫に近いです。
かまってほしくない時にかまいすぎると気性の激しい猫は「シャー」と威嚇しますよね。
そこまで行かなくても平気で無視します。

子どもの頃は犬ですね。
かまえばいつでも喜んで尻尾を振ってあとを付いてきます。
それも時にはウザったいくらいに。幼い頃の子どもは犬に近いでしょうね。

でも犬も猫も、大切に飼っていたら飼い主のことを大好きになってくれます。
思春期の子どもは、犬から猫に近づく時期にあると考えるのがよいと思います。

そしてやはり、本心では親にはかまってほしいはずです。

子どもは本当にピンチの時は、誰もが親の顔を思い浮かべるようです。

ベッタリになるのではなく、要所要点が必要な時期に適切なアドバイスをしてあげられる距離感が大切なのでしょう。
それでも、印星が強い子には、その距離を遠くし過ぎないことが肝心だと私の経験から思うわけです。

 

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