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【風水】家相はバランスも大切「土地の鑑定にこだわりすぎた人」

家相鑑定の結果を過信して失敗した人の話です。

築14年の中古住宅を購入したのですが、初めての冬がやって来て早々に家族はストレス満載だそうです。

土地選びは人生の一大事です。

慎重に最善を尽くしたいものです。

2020年10月の記事を加筆・訂正しました。

 

 

【風水・家相】「〇さんが家のことで困っている」と…

Sさんは、友人の知人です。

今では私も親交がありますので、友人になりますね。

つい半年前までは知人でした。その人のお話です。

消費税が上がる前に、家を買うことを決めて土地の候補が絞られました。

家相を気にする人で、関東の風水師に鑑定依頼したそうです。

候補の家3軒にランクを付けてもらい、その中で最高評価の家を購入しました。

その家を推す理由として、土地の相が良いと言われたそうです。

  • 南東角地の南向きの家築年数14年で古くない
  • 広さも家族数から考えてちょうど良い
  • 風通しも良好

とても好条件だとイチオシされたそうです。

 

【風水・家相】奥様「私は気が進まない…」

ところが、奥さまはその土地の購入に反対しました。

理由は、

北海道の角地は便利なようで実は不便なことも多い

ことでした。

雪国に住む人ならわかると思います。

除雪車にドッカリ雪を置いて去られる角地が多数存在することを。

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上の絵、向かって右側に家があるとイメージしてください。

角地の場合は、角度がもっと急ですから、雪がドカッと溜まります。

下の写真が実際に走っている除雪車です。

 

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雪国の角地は要注意

写真、向かって右側に雪を置き捨てる構造になっています。

すなわち、カーブ状の角地には雪が溜まりやすいのです。

また、角地の住宅は道路に面する線も長いので、その分たくさんの「排雪攻撃」を受けることになります。

角地の家は、雪を多く置いて去られることを想定する必要があります。

「南東角地が良い」なんて暢気に言っている場合でないのが雪国なのです。

そこで、排雪作業を実施する町内会も多くあります。

排雪の頻度や費用、また普段の雪の状態などを事前に町内会長さんを訪ねて聞いてから決めるべきでした。

ちなみに私は、角地を買うことは避けました。

ハッキリ書きますと、北海道など雪の多い地域は角地には住まない方が良いと思います。

土地柄も家族構成も考えず、土地の相だけで角地を強く推す鑑定士は…。

何事も何かにこだわると全体が見えにくくなります。

朝になって大きな雪の山をみてもウンザリしない人なら良いですが、そんな人に会ったことがありません。

雪かきしないと車を出せずに出勤すらままならないことだってあります。

雪国に住む人が、一日にどれだけの時間と労力を注いでいることか…、

また、雪かきは早朝にやらないと溜まった雪が気温上昇と共に重みを増して沈み始めます。

そうなったら、雪かきは大変な重労働になります。

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【風水・家相】私も友人も、「自分ならAは選ばない」

さて、Sさんの家ですが、構造的に何だか使いにくいのです。

動線も不便そうで、廊下もやや広く…、玄関は無理に広くしている印象が…、(廊下は一番ムダな場所)。

図面図を見せてもらって、家相方位盤を当ててみました。

確かに、風水的には問題ありませんでした。

候補に挙がっていた2件の物件のコピーも見せてくれました。

仮に、A・B・Cとしましょうか。

私も友人もほぼ同時に、

「Bでしょ!」

と言いました。

それを聞いていた奥様も、

「私もBが良いと言ったんですよね」と苦笑い。

「だって、風水師が…」とは友人の友人。

雪のこともあらかじめ知らせておいたそうですが、やっぱり土地柄を知らないとダメですね。

 

【風水・家相】Sさん以外の皆が「Bが良い」と思った理由は

  1. リビングは南東向き
  2. リビングの大きな窓から四季の景色を楽しめる。
  3. 角地でないため、雪をドッカリ掃き溜めされる心配がない。(隣家の庭先に雪を掃き捨ててから、Bの前を通過するため。雪があっても少ない)

 

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雪は隣家と「おすそわけ」されます

角地は「おすそわけ」できません。全部、我が家に雪が残る可能性が高いです。

さらに、

  • 移動しやすい内部構造
  • 確かに風水でみるとAより2段階くらい落ちるのはわかるが、その程度は利便性で十分挽回できる
  • 築年数は17年
  • リビングから離れた静かな部屋をお子さんの勉強部屋にできる

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【あとがき】〈風水・家相〉「相」への固執が失敗に…

Sさんですが、お子さん2人が私立高校に通う予定のため、いくら勤務医で年収があっても、節約しようと考えて新築はやめたそうです。

鑑定士にメールで相談すると、

「塀を建てなさい。土地も家相も問題ありません」

とあっさりした返事がきたそうです。

塀を建てるにしても、しっかりしたものでないと、毎冬大量の雪を押しつけられるわけですから傷みも早いです。

せっかくのお庭も、春にはたんまり雪が残り、畑の土が顔を出すのもお隣さんよりもずっと遅いみたいです。


「土地の相」と「家相」だけでは見えないことがたくさんあります。

実用を考えなければ、本当に良い家は見つからないという例でした。

家相と利便、どちらかを少しずつ妥協しないと上手くいかないものです。

これは人間関係と一緒だと思います。


最後に、

  • 家相・土地相=形而上
  • 利便    =形而下

どちらを優先すべきか、ハッキリしています。

Sさんは今、売却することを真剣に考えています。

 

角地が絶対ダメというわけではありません。

除雪できる家族構成かどうかも考慮する必要があると思います。

Sさんの退勤時刻が遅いので、除雪は、奥様と受験を控えた娘さんと小学低学年の妹さんが中心になるのかな?

ちょっとキツいですよね。

このような構成の家族には角地は合わないと思います。

 

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