今は、ポジティブ感情の大切さが特に強調される時代です。
そのあまり、「ネガティブ感情のままではダメなの?」と不安な人もいるはずです。
そこで今日は、「ネガティブな気持ちがあっても開運できますよ!」とお伝えしたいと思い、自分の体験からも大変役に立った本をご紹介したいと考えました。
その本が、『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』です。
前向きな自分になれない人、あるいは、トンネルから抜け出せなくて苦しんでいる人。
そういう人には『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』をぜひ読んで、「大丈夫!」を実感してもらいたいと思います。
『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』 の基本内容
ネガティブ感情があってもいい
「明るくないとダメ!」という言葉が一人歩きし過ぎると、
「私は、もともと暗い性格だから…」と思い込んでしまう人が少なくないと思います。
紫微斗数の命盤をみれば傾向がすぐにわかります。福徳宮に自化忌が入る人は、マイナス思考になりやすいようです。
では、そういう人は報われないのかというと、「そんなことは全然ないですよ!」と言いたくて、今日は素敵な本を紹介したいと思いました。
『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』です。
どうしてもいい気分になれないときの感情にも、ちゃんと意味があるのです。実は、それを見つめて解放してあげるだけで、ネガティブ感情はスッと流れていったり、形を変えて自分の中に収め直すことができたりします。
ネガティブ感情とうまく付き合って引き寄せていくコツをつかむと、出てくるマイナス思考も怖くなくなっていきます。
脳科学の視点からの学び、量子力学などの科学の学びが本当にたくさん私を助けてくれました。どうやって実践していったのかは、次の章以降で詳しく解説していきます。
ネガティブ音楽を聴くな!は間違い
人間にとって、自分の感情を素直に受け入れることはとても大切です。
何でも無理に押さえつけることは絶対に良くないですよね、
- 言いたいことを言えない
- 泣きたいときに泣けない
- 怒りたいときに怒れない
どれも自分の心に蓋をする行為です。
『徒然草』で兼好法師も「腹ふくるる」とよろしくない!とハッキリ書いています。
大人だったら泣くにせよ怒るにせよ、場をわきまえる必要はあります。街中でいきなり号泣することが日常茶飯事の人では困ってしまうのは当然です。
でも、一人きりになって思い切り泣くことは心理学的にもとても大切なことです。
涙は心の汗だ!
うちの子が幼稚園に通っていた頃、幼児教育の専門家が年に1度か講演に来ました。
泣きたいときは泣き止むまで思い切り泣かせてあげてください
と強調していました。
「泣くな!」はダメです!と。
感情を吐き出させてあげることが大切なんです…ということでした。
大人だって泣いていい
大人だって、高まったネガティブ感情をどうにも処理できないときがあります。
でも、大人は簡単には泣けない。すると、ネガティブ感情を吐き出せない。
そんなときに、悲しい曲を聴くんです。自分のネガティブな思いを歌詞で代弁してもらうのです。そして、「そうだよ、そうなんだよ…」と涙を流せばいいんです。
それが、感情の放出ですよね。
無理に雨を貯め込んではいけません。
だから、日本には演歌があるんじゃないですか?
酒があるんじゃないですか?
私にはネガティブ音楽を聴くと運が下がるとかいう人の考えが理解できません。
悲しいレベルが5のときには、10悲しんで吐き出した方がよっぽど良い。
けっこうスッキリするものです。
『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』の紹介
話がそれてしまいました。本題に入りますね。
『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』にはこんなことが書かれていました。
どちらの感情にも同じ価値がある
引き寄せ実践では、「願いを設定しても、ネガティブ感情に引きずられてしまう」とつまずいている方が多いのではないでしょうか。お会いするクライアントの方たちのお悩みでも、一番多いのがこのご相談なのです。
でも、ネガティブ退治なんてしなくていいんですよ。すべての感情は、私たちが人間として生きていくうえで必要だからこそ、持って生まれているのです。だから、ネガティブ感情はいけないものなのだ! と決めつけてしまっているところに、そもそもの間題があるのです。
ポジティブ感情もネガティブ感情も、本当は「等価値」です。どっちがよくてどっちが悪い、はないのです。よい悪いを決めているのは私たちの判断=頭の中のデータです。もともとはどちらも同等なのですよね。どちらも大切に思ってあげると、すべてうまくいくのです。
2番じゃダメなんですか?ダメなんです!!
ハワイに行きたいなら沖縄に行ってはいけない
願いごとのハードルを低くすると叶うような気がしてしまうのも、思い込みです。普段からこれくらいでいいか、と折り合いをつけながら、自分の一番の願いを隠して二番目で妥協してしまっている人はいませんか?
なぜハードルを低くするのかというと、手に入れられなかったときに傷つくのが怖かったり、失敗したくないから。そしてそれを他者に知られるのが嫌だからだったりします。
毎日それなりに過ごせているんだけど、いまいち生きる力を感じられない、なんだかスッキリしないというときは、自分の顧いに妥協していることが多いのです。
『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』から引用から引用
『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』の感想
五木寛之さんの『生きるヒント 自分の人生を愛するための12章』に
「悲しいではないか」かつて明治の青年たちは、顔を合わせるとこう挨拶したという。「悲しいではないか」、悲しみを知っている人間だけが、本当の喜びを知ることができる。
明るくなければならないのだ、という固定観念に縛られて、無理に背伸びをしながら生きることへの疑問が投げかけられています。
ネガティブでも大丈夫!マイナス思考でも大丈夫!
きっと開運はできます!
ということで、 『ネガティブがあっても 引き寄せは叶う!』を一読することをお勧めします。
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