「動物、飼ってなかった?」「近所にいなかった?」
5年くらい前、霊能力者?の母娘から、
「あなたから動物の臭いがしてくる!」
と波状攻撃?を受けました。
「霊視できる」という宣伝に吸い込まれるように、予約した上で「霊能者」の自宅に行きました。
少し話をした後に、
「あなたの後ろには動物霊がたくさんいる」
と言われました。
今日は、久しぶりに江原さんみたいな?霊能者?の実体験を書きます。
【ホンモノの霊能者を探しに】動物霊の恨みを背負っています
【霊能者?】「あなたから動物の臭いがプンプンしてくる!」
ここでは霊能「REINOU」の頭文字から「Rさん」として書いていきます。
Rさんの和室に案内されて、私の身の上話を10分程度しました。
するといきなり、Rさんが、
「あなた、動物の臭いがプンプンしてますよ」
私「え?そうなんですか…」
Rさん「動物飼っていませんでした?」
私「飼ってましたよ」
Rさん「犬ですか?猫ですか?」
私「両方買ってました。時期は違いましたが」
Rさん「やっぱり…」
私「良くなかったですか?」
Rさん「後で言葉を聞いてみてあげます。霊障があるかもしれません」
私の心に一抹の不安がよぎりました。
「彼らを本当に幸せにできていただろうか?」
という思いがあったからでした。
私「言葉を聞けるんですか?」
Rさん「私が聞いてあなたに伝えますよ」
私「成仏できているかどうかということですか?」
Rさん「そうですね。それとあなたへのメッセージも伝えてあげますよ」
私「それはうれしいです!でも、飼っていた犬や猫が、私に害を及ぼすということは考えにくいのですが…」
Rさん「そうですね。他に動物では思い当たることはないですか?例えば、昔たくさんいじめたとか、たくさん殺したとか…」
私「そんなことしないですよ」
Rさん「じゃあ近所にたくさん動物を飼っていた家とかありました?」
私「いえ、たくさんというほどでは…」
Rさん「先祖が農家だったとかは?」
私「父方も母方も、どちらも昭和の頃は農家をしていました」
Rさん「それですよ。昔の農家は馬を使ったり生き物を死なせたりしましたからね。そういう動物たちの臭いが漂ってきます」
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【霊能者?】私の目の前で「この人、臭うよね」と納得する母娘
何人かの霊能者(自称も含めて)の鑑定を受けましたが、「動物霊がたくさん憑いている」と指摘されたのは初めてでした。
「農家だった」と私が答えた時、Rさんはガゼン元気になりました。
そして、「動物霊については私よりも娘の方が詳しいから」
と言ってRさんは娘さんを呼びました。
娘さんが部屋に入ってきました。
娘さんといっても40歳前後に見えました。
娘さん「話は聞いていました。あなたが来た時から動物霊の臭いを私も感じていました」
私(え!?隣の部屋で聞いていたの?…、まぁ、いいか)
そして母娘揃って、「本当にすごい臭いがするね」
と納得し合うのでした。
本人を目の前にして、「すごい臭いがする」と言うのです。
一般的には考えられない光景だと思いませんか?(^_^)
本人を目の前にして、「この人からすごい臭いがするね」と二人で合意し合う場面を想像してみてください。
(この人達は霊能者だから…)と思うから怒らないだけで、普通の状況だったら、
「ふざけるな!」と激怒する場面です。
目に見えないもの、特に「霊」について語る場面では大方のことは許されるのかもしれません。不思議ですね。
【霊能者?】「助けてもらえなかった動物霊が悪さをしている」
「家族にも動物霊がついている」
「あなたの家からも臭いがしてくる」
「なかなか強烈だ」
「家の中にたくさんいるはず」
と私に語りながら、
「そうでしょう!?」「やっぱりね」
母娘二人で何度も賛同し合うのです。
印象が強烈だったので、もう一度書きます。
黙って座っている私の前で、母娘二人が、
「この人から強烈な臭いがするよね」
「そうだよね、私もそう思う」
という場面がしばらく続いたのです。
ニオイについては、たとえ本当に目の前の人が臭くても、口に出すことはタブーです。
気づかないふりをして、その場を去るなどの工夫をするはずです。
それが本人を前にして「この人臭い」と納得し合っているのです。
いやはや、こんな経験は初めてでした。
しばらくして、私は「実は親戚に獣医がいます」(これは事実)
二人は大きく驚きました。
そしてさらに元気さがパワーアップしました。
「その動物たちの恨みですよ」
「生きたいのに助からなかった動物っているじゃない?その動物たちです」
「間違いない」
「『どうして助けてくれなかったの?』という声も聞こえてくるよね」
「そういう動物たちが、あなたの周りに集まっているのよ」
【霊能者?】「獣医といっても、臨床ではなく研究医です」
目の前で、ものすごい盛り上がり方をしています。
指摘がズバッとハマったと思ったからでしょう。
ところがそうではないのです。
親戚は、確かに獣医ではありますが、臨床は一切やりません。
ですから、治療をしたことは一度もないのです。
家畜に寄生する最近の研究が専門です。
自慢になりますが、その道ではけっこう名が通っています。
衛生研究所での勤務が長く、最後は実績を買われたのか大学の教授で引退しました。
臨床は一度も手がけたことはなく、「診察や治療は一切できない」と本人が言っていました。
私はそのことを告げました。
2人「…。そうは言っても、解剖とかはしていたんでしょう?それだとやっぱり取り憑かれる可能性は高いですよ」
とまた二人で納得しています。
私「治療もしていないのに、恨みを買われるんですか?」
2人「そういうことはたくさんありますよ。動物に理屈は通用しませんから」
私「切ない仕事ですね」
というやり取りがあったように記憶しています。
結局、どの動物がどういう霊障を引き起こしているかなどの説明はありませんでした。
「『おかげさま』という感謝の気持ちを持ち続けて生活することです」
それを何度か言われました。
話の流れが、だんだん宗教くさくなっていきました。
「いろいろな人から支えられて生きているのです」
「感謝の気持ちを忘れてはいけません」
「神棚に手を合わせることが大切です」
みたいなことを言われました。
「拝んで行きますか?」と奥の部屋へ通されました。
そこには大きな神棚がありました。
「何度か拝むことで悪い霊を払ってくれますよ」
私「一度ではダメですか?」
娘さん「一回ではダメですね。何度か来てください」
私「そうですか。また寄らせていただきます。今日のところはそろそろ時間なので」
とお暇させていただきました。
後に残った実感としては、「宗教の勧誘だったの?」でした。
宗派は聞きませんでしたが。
収穫ですか?
あったとすれば、5,000円払って「臭い臭い」と連呼されたことでしょうか。
貴重な?経験になりました(^_^)。
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【あとがき】ホンモノはきっといるが…
不確かなものだから…
本当に力がある霊能者はいるはずです。
ただ、それでも絶対ではないと思います。
心の目で見るわけですから、よく見える時と霞んで見えにくい時とがきっとあると思うのです。
肉眼で景色を見るにしても、モヤがかかって良く見えない時、雨降りで遠くが見えない時、光が反射して見えにくい時などがあるように。
霊的なことには詳しくないのですが、おそらくそうなのだろうなと私は思います。
でも、見えにくい時、お客さんにどう説明するのでしょうか?
「申し訳ありません。今日はよく見えません。別の日に来てください」
と言うなら誠意のある人と言えるのかもしれません。
さて、その家を出てから気づいたのですが、いつもの「守護霊は誰?」の質問を忘れていました。
「臭い臭い」の大合唱に気後れしてしまったのかもしれません(^_^)。
臭いがしたのは事実?
これまで「霊が見える」という方を何人か鑑定させていただきました。
今年の2月に鑑定させていただいた方は、いろいろなことを教えてくださいました。
Skypeを通して私の背後を見てくださったのですが、「動物霊が憑いている」とは言われませんでした。
なかなか信憑性の高いお話をしてくださいました。
「どっちが鑑定してもらっているの?」と思うくらいに(^_^)。
「ああ、この人は本当に見えている」と感じました。
「霊能力があるのになぜ占いを?」
と思われるかもしれませんが、意外に少なくないと思います。
占いは運命を命式や命盤で可視化できます。
霊的に見えるものを確認するのに占いは役立つと言う人もいます。
私が思うに、霊能力だけでは人生全体や遠い未来を見るのは限界があるのかもしれません。
人生の航海図はやっぱり四柱推命や紫微斗数の方がハッキリ見えるのでしょうね。
さて、私が飼っていたペットのメッセージは、ごくありふれたものでした。
私には感謝してくれているようでした。
「楽しかった。幸せだった」と。
どこかで聞いたのですが、動物の輪廻転生はとても早いんですって!?
亡くなって数か月後には「おぎゃー!(動物は「おぎゃー」ではないと思いますが)」とどこかで産まれてくるそうです。
もちろん真偽のほどはわかりません。
でもそれが事実なら、「優しい飼い主さんのところで幸せに暮らしていてくれたらいいな」と思います。
でも、その霊能力者がメッセージを聞いたということは、今はまだ天国に?
一体どうなんでしょうね…。聞くのを失念しました。
とにかく、幸せでいてくれることが一番です。
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