「龍遁」と書いて「りゅうとん」と読みます。
強そうな名称ですね。
ところで、「オーラが強い人」っていませんか?
何となく存在感がある、威厳がある、怖さがある、そういう人を「オーラがある」と言いますよね?
この方位は「オーラ負けしない自分になる」効果があります。
自分の心を強化したい時には最適の吉方位です。
【奇門遁甲】吉格〈龍遁格〉
龍のごとく力強さが身につく方位です。
- 交渉時において、または会議での発言場面において、弱気になりがちな人
- 何をやっても上手くいかず八方塞がりで、前向きな気分になれない人
にお薦めの方位です。
また、ふだんから「私はビビりだ…」と悩んでいる人にも効果が期待できます。
何となく、落ち着きと自信が身につく格です。
しかしながら、物質的な何かが明確に得られる効果はあまり期待できません。
【奇門遁甲】吉格〈龍遁格〉の基本
〈構成〉次の①②のどちらかに該当した場合
①天盤が 「乙奇」で八門に「開門」がある
②天盤の 「乙奇」が「乾位」(六位)にあり、八門に「休門・生門・開門」のどれかがある
※「休門・生門・開門」は全て吉門です。
【奇門遁甲】吉格〈龍遁格〉の具体的作用
次のような効果が期待できます。
- 潜在的な迫力を持つことができる
- 困難に思っていたことが意外にスムーズに進行する
- 他人を心服させることができる
〈使用目的〉結婚、妊娠、安産、就職、示談、旅行、移転、買物、娯楽
金 運
- ある程度の効果は期待できる
- 金銭が自分に向かって流れやすくなる
※上のように言われますが、私は効果を感じたことはありません。
恋愛運
- 夫婦関係が安定する
- 出会いのチャンスが広がる
仕事運
- 上向きな効果が期待できる
- 人望が集まり、仕事がしやすい人的環境になる
勝負運
- 具体的効果は期待薄
- 直接的な勝ち運は得られない
健康運
- ストレスの緩和には効果的
- 治病への直接的効果はない
【奇門遁甲】〈龍遁格〉人格オーラを強化する
物理的な何かが得られる方位ではありません。
「堂々とした心の落ち着き」を得るための方位だと私は考えます。
- 忙しくてストレスが溜まる時
- 何となく前向きになれない時
- 得体の知れない不安に悩まされる時
には、最適です。
さて、「オーラ」って大事ですよね。
「何となく強そうな人、勝てそうにない人、発言力がある人」は、オーラが強い人と言えそうです。
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「オーラ負け」してはいけない相手がいる
私は、生徒に遠慮なくものを言うタイプでした。
もちろん、信頼関係の程度を私なりに見計らって発言していたのですが、周りの先生方からは、
「ハッキリ言えるね~」「うらやましいね~」
とよく言われました。
自分で言うのも照れますが、嫌われていなかったですよ(^_^)。不思議な人気があったとうぬぼれて?いました。
教師にとって一番必要なのは、生徒から信頼されることです。
信頼関係を構築できたら、お互いを許せる範囲が大きく広がります。
そうなると指導しやすくなります。それは、何より生徒のためになります。
「これは言ってやらないと、この子のためにならない」
と感じることは、しっかり言ってあげるべきです。
それを言えるためにも「信頼関係」を構築することは必要なことです。
さて、信頼を築くための一番のポイントは、
「生徒に、生徒集団にオーラ負けしないこと」
だと、私は考えています。
- 「これを言ったら嫌われるかも…」
- 「これをしたら反発を受けるかも…」
- 「こうやって人気をゲットしよう…」
などと考えた時点で「オーラ負け」していると思います。
そして、そういう「オーラ負け」している教師の感情に、生徒はとても敏感です。
「オーラ負け」している後輩教師には〈龍遁格〉
実は私、保護者もあまり怖くなかったです。
中にはとんでもなく理不尽なことを要求してくる人もいました。
しかし、そういう保護者には安易に妥協しないと決めていました。
頭髪関係の校則のことで激しく苦情を言ってくる保護者もいましたが、公正公平の原則から、譲らないところは消して譲りませんでした。
- 「お宅のお子さんの要求を認めたら、我慢している子に説明できなくなります」
- 「私とお子さん、2人だけの学校なら『いいよ』と言える。でも、他の数百人の生徒の手前、認めることはできません」
そこを譲れば、他の子ども達の不公平感を作り出してしまう場合には、分かってもらえるまで徹底的に話し合いました。
集団における安易な「区別」は、大多数の「逆差別感」を生み出してしまいます。
自分の信じることを真剣に話すので、保護者を怖いと思ったことはありません。
「めんどくさいなぁ」とは思いましたが(^_^)。
四柱推命を勉強している人が、私の命式を見ると「なるほど、あまりビビらないかも」と思うと思います。
しかし、中には生徒個人や生徒集団に対して「オーラ負け」してしまう先生もいるものです。
そういう「負け」が何度か重なると、だんだん自信を失い、指導すべき場面でもつい尻込みしてしまいます。
ひどい場合には、生徒のご機嫌を伺いながら教壇に立つ先生もいないわけではありません。
私はオーラが弱そうな後輩教師を、それとは言わずに何度か「龍遁」に連れ出しました。
温泉やドライブが多かったと思います。
そこで、気持ちで負けてはいけないこと、生徒や保護者のご機嫌取りは見透かされて逆効果であること、などを話しました。
そして自分の失敗経験などもたくさん話したものです。
私も、いろんな失敗をしましたから。
また、成功談なんかより失敗話のほうが身になるものです。
以上のように、
- 自分のオーラを強くしたい人
- 負けられない場面を控えている人
- 落ち着いた心をゲットしたい人
は最適の方位です。
この格を引っ越しで使ったら、上のような作用が長く継続することになります。
お薦めです。