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【紫微斗数】元横綱貴乃花光司さん「命宮/化忌D」こだわりが強い人

元横綱貴乃花光司さん。四柱推命で見ると、かなりの身弱です。あまり良い命式とは言えません。

「まさか、あれだけ活躍した大横綱が?」とお感じになるでしょう。

相撲は特別な舞台です。その舞台を降りたら、普通の人として命式通りの歩みになります。

 

読売新聞社『大相撲』平成4年2月発行「貴花田、初優勝」

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【紫微斗数】元横綱貴乃花光司さん「命宮/化忌D」こだわりが強い人

貴乃花光司さん命盤

貴乃花光司さん 1972年8月12日 21:44生まれ

小さくて見にくいかもしれません。ご容赦ください。

一見して、お兄さん(花田虎上さん)よりも矢印が多いです。変動・波乱が多いことがわかります。

 

【元横綱貴乃花光司さん】命宮「武曲星」「七殺星」

名前からもわかるようにどちらも勇ましい星です。

独立心が強く、直情的です。言葉に遠慮がありません。人の世話になることを嫌います。

意志が強い人です。

しかし、長期的計画は得意ではありません。

根は正直で曲がったことが嫌いです。

気前が良く、財を貯めるには不利な組み合わせです。

成功と失敗のアップダウンが激しい人です。

七殺星は、格闘家にふさわしい星です。気性が激しくせっかちな性質を持ちます。

それでいて忍耐強いです。まさに「不撓不屈(ふとうふくつ)」の精神の持ち主です。

 

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勇気があるので、決めたことは実行する強さがあります。

貴乃花さんの命宮は、生き方そのものが表れていると感じます。

どう考えても器用なタイプではないですね。

遷移宮に「天府星」ですから官禄も十分でしょう。

 

【元横綱貴乃花光司さん】命宮「化忌D」の性格

人生に最も強く影響するのは、命宮「化忌D」です。

これは、コダワリの星で、自分の生き方に強く執着することを意味しています。

そこに、自化Aが作用して、D-A破格を生み出します。

命宮が破格すると、人生に波乱が生じやすくなります。

自化Aは「人の縁」を意味します。

読み取るなら、「コダワリが人の縁で壊される」と見てもよいです。

性格は、内向的です。

固執しやすく、細かいことにコダワリます。

満足感が得られにくい性格で、それがたゆまぬ精進へとつながります。

自尊心と劣等感が混在するので悩みやすくなります。

財運は良いですが、変わり者に見られやすくなります。

 

以上が、貴乃花光司さんの全般的性格傾向です。お兄ちゃんの性格とはだいぶ違っていますよね。

 

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【紫微斗数】元横綱貴乃花光司さん「対人運を見る」

官禄宮「化権B」

官禄宮に「化権B」の人は、仕事に対する責任感がとても強いです。

意欲的に活動します。

そのぶん、周囲とぶつかりやすくなります。

リーダーシップを取りたい人です。

ハッキリものを言えます。

ただし、命宮「化忌D」の影響で、コダワリが強く完璧主義になりがちです。

清濁併せ呑むタイプではないため、大きな組織を率いるのは難しい人です。

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父母宮「化科C」

父母宮「化科C」は、親、目上には従順な人です。

ですが、命宮に「化忌D」があるため、コダワリの強さが従順さにストップをかけます。

「自分が認めた人に対しては従順」と条件付になります。

双葉山さんを信奉してやまなかったと聞きます。これも、父母宮の「化科C」の作用でしょう。

気になるのは「陀羅星」と「地劫星」です。

陀羅星は、衝突・トラブルを意味します。

地劫星も、父母宮にマイナスの作用をします。

これら凶星は、若乃花(花田虎上)さんの父母宮にはありません。

さらに、対宮の疾厄宮から「向心力→D」が向かってきて、DーAの必定発生です。

この必定は、父母宮破格を意味します。

親子関係が破綻する可能性がある人と見ます。

 

赤い矢印が「向心力D→」

赤い矢印が「向心力D→」

 

兄弟宮「化禄A」

化禄A」は良縁を意味します。

ですから本来は、兄弟縁は良好な人です。

対宮の奴僕宮から「向心力→A」が飛び込んできます。

奴僕宮に主星はありません。

付き合いは、信頼できる人に限るタイプで、社交的ではないはずです。

不仲になったのは、25~34歳の大限兄弟宮の悪さが原因のようです。

上の父母宮が大限兄弟宮になりますが、自化あり向心力あり、必定ありでかなりにぎやかな状態になっています。

命宮「化忌D」からD-A破格の害は、元来良好な宮にも影響するようです。

 

来因宮は「奴僕宮」

来因宮は、前世からの宿題の宮です。

貴乃花さんは奴僕宮が、課題の宮となります。

つまり、対人関係で苦労する宿命と読み取ることができます。

 

子女宮から「向心力→B」

子女宮から「向心力→B」が田宅宮に向かいます。

子どもさんから意見されることを表わします。

場合によっては、衝突。今はそういう状態ですね。

 

田宅宮に「擎羊星」

イヤな星です。家庭の衝突・争いなどの象意が出ます。

「天空星」もありますから、不動産の継承に△となります。

部屋を畳んだことと無関係ではなさそうです。

 

【紫微斗数】元横綱貴乃花光司さん「10年運を見る」

24歳から34歳の「大限命宮」には自化忌Dが入ります。

苦労が多い10年間だったと思われます。


今の大限は官禄宮が「大限命宮」になります。

「大限夫妻宮」が「自化D」ですから、やっぱり奥様とはいろいろありますね。

「大限子女宮」が「DーA」です。息子さんとの関係に大きなマイナスです。

45歳からは「父母宮」が「大限子女宮」です

45歳からは「父母宮」が「大限子女宮」です

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貴乃花光司さんの「因果応報」(人生のテーマ)

貴乃花光司さんの人生のテーマは、命盤から次のように読み取れます。


B(天)〈カルマ〉:官禄宮

  • 相撲道に精進し横綱になることが宿命づけられた人生

A〈対策・ヒント〉:兄弟宮

  • カルマを克服するためには兄弟の存在が重要

C〈原因・因縁〉:父母宮

  • 伯父は横綱初代若乃花。父は大関貴ノ花。ここから因縁が生じていた。
  • 苦労の原因と見ることもできる。

D(地)〈到達・結果〉:命宮

  • 相撲・兄・両親との関わりが貴乃花さんの人生そのものではないでしょうか。


今は、相撲からも、兄・両親からも距離がある生き方をしています。

ですが、54歳からの活動運は「吉」です。

 

【追記】四柱推命で見る貴乃花さんの婚期

貴乃花さんは2023年に再婚しましたね。

知り合いだったら「おめでとうございます」と言いたいところです。

 

貴乃花さんの四柱命式

貴乃花さんの四柱命式

【大運】「癸 丑」偏印運

【歳運】「癸 卯」偏印運

  1. 歳運の偏印「癸」が命中の正財「戊」と干合⇒婚期の法則《強》
  2. 歳運「卯」と命式の日支「亥」が半会⇒婚期の法則《弱》
  3. 歳運「卯」と命式の時支「亥」が半会+財星が乗じている⇒婚期の法則《弱》
  4. 歳運「卯」と日支蔵干「戊」が戊癸干合⇒婚期の法則に《強》

婚期の法則に4個適合している⇒婚姻は順調に進む!

 

紫微斗数命盤で見ても、今年卯年の歳運夫妻宮「癸」から化禄Aを飛ばすと本官禄宮「破軍」に付きます。

夫妻宮を異類冲照で美しく照らします。欽天四化でも「結婚できる」と見ます。

 

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