起業・開業は人生の一大事。
「行くべきか」「待つべきか」、それとも「やめるのがよいか」。
重要な決断に迫られる人生のターニングポイントですよね。
運気が向かい風の時期より、強い追い風が吹く時期を選ぶほうがよいのは言うまでもありません。
今回は、起業・開業の判断について四柱推命・紫微斗数で何を見るのか具体的に書き記していきます。
【占いのQ&A】起業・開業運は何をみる?
〈四柱推命・紫微斗数〉持って生まれた福分をみる
まず、その人自身が独立開業向きの人か勤務生活が無難な人かを鑑定します。
それには、
- 持って生まれた福分の強弱
- 精神気力の強さと持続力
- 適性と適職
などをみて判断の材料にします。
この時点で向き不向きが判明します。
〈四柱推命・紫微斗数〉時期の運勢をみる
次に、起業・開業する時期の運気をみます。
全体運
その時期の全体運が不調だと、たとえ他の運がよくても、
- 上手く行きそうなところで邪魔が入る
- 上昇の波に乗り切れない
- 計画どおりに事が進まない
などのつまずきが発生しやすくなります。
健康運
起業・開業の時期は心身共に相当なエネルギーを必要とします。
当然、ストレスも大きくのしかかります。
健康運が悪い時期に人生の大海原に出航すると、病気になる可能性もあります。
罹患しなくても疲れやすいなどの身体的マイナスが出やすくなります。
健康運が良好な時期は多少無理をしても大丈夫です。
家庭運
仕事に全神経を注ぎたい時期です。
家庭不和などが起こりにくい時期を選ぶことが肝要です。
家庭がゴタゴタすると「集中力が削がれる」「心労が重なるなど」などから仕事に対するエネルギーが低下してしまいます。
精神安定運
特に理由がなくても精神が落ち着かない時期があります。
それは一日単位でも発生します。
精神が安定しない時期は、必要以上にネガティブな感情に襲われたりします。
「不安になりやすい」「マイナス思考に傾きやすい」などから周囲につい八つ当たりしてしまうなど人間関係にも悪い影響を及ぼします。
反対に、精神安定運が良好な時期は、
- 多少の障害があっても動揺しない
- ポジティブな感情を維持できる
- よいアイデアが浮かびやすい
となります。
顧客運
お客さんが「来やすい」「逃げやすい」の運をみます。
「理由はわからないけど最近はお客が多い」など、お客の動きには不思議な運が作用します。
ただ、不調を乗り越えるに足る実力と人間的魅力があれば乗り越えることは可能でしょう。
人間関係運(仲間・同僚・部下)
人を雇うとか、共同事業を行なう際には人間関係が成否のカギを握ります。
足を引っ張る人がいる、あるいは関係がギクシャクするなどして経営が上手くいかなくなったのはよく聞く話です。
ただ、自身の性格も人間関係に影響します。
周囲だけでなく、ご自身の言動をチェックするのも大切なことです。
身内の人間関係がよければ、多少の外部の波風は乗り越えることができるでしょう。
昔から、本当に怖いのは外の敵より内の敵といいます。
金運
よいに越したことはありません。
よくない時期は、収入があっても思わぬ散財が発生しやすくなるからです。
仕事運
業務が順調に進みやすいか否かをみます。
社会運全般の吉凶
- 事故・災難が発生しやすい時期かどうか
- 全体(特に外)の対人関係
- 厄介なことが飛び込みやすいか否か
よい時期は、外部からの助けを得やすいなど事が順調に運びやすくなります。
総合判断
以上のことを材料にして総合的に判断します。
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〈四柱推命・紫微斗数〉起業・開業運【あとがき】
鑑定の結果として、“どうしても不向きな人”“よほど悪い時期にある人”には、
「おやめになったほうがよいでしょう」とお伝えすることにしています。
あるいは、
「〇〇の時期まで待ちませんか。今は準備の時期です」
鑑定の結果が今ひとつの時期は、
どこが要注意で、どの運に期待できるかをお伝えしたうえで、
「慎重にゴーです」とお伝えします。
とはいえ、時として実力と気迫で悪い運を乗り越えることは実際にあります。
「どうしてもやりたい!」という人は「やっぱりやめた!」ではなく、
“慎重な気迫”でやり抜く
という気持ちが大切だと思います。
人生は一度きり。
やりたいことをやらなかった後悔は寂しさを残します。
ただし、
- 最低限の生活
- 家族の安全を守ることができる
- どんな境遇にあっても自分の気力は萎えない
以上3点の自問自答は必須です。
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