急に怒り出す人、キレやすい人と付き合うのは難しいですね。
「いつ地雷を踏むか」とよけいな気を使うため、気が安まりません。
また、「短気は損気」と言います。
怒りっぽい人の例を3つあげて、その原因を四柱推命から探ってみました。
【四柱推命】怒りっぽい短気な人
1⃣相当身弱の女性「プライドが高い」
「攻撃は最大の防御」防衛本能が強すぎる
ある女性政治家さんの命式です。
三柱ですが、日干を助ける通変星は年上の劫財しかありません。
月令は失令しており、十二運も強いものはありません。
ということで、日干のエネルギーが相当弱い「偏官格」になります。
これだけ身弱だと、プレッシャーに弱く、包容力が不足しがちです。
そのため不利な状況への耐性は弱く、ピンチになると「追い込まれた感」が人一倍強くなります。
「追い込まれた感」は攻撃性を高めます。
つまり、「窮鼠猫を噛む」の状態になりやすい人です。
攻撃されると反撃せずにはいられないタイプといえます。
相手の言葉をグッと受け止めたり、流したりすることが非常に苦手です。
組織のトップは不向き
頑固で気むずかしい人です。
範囲は狭いですが気に入った仲間への情は厚く、敵味方がハッキリする人です。
負けず嫌いで、やや短気。
愛想はあまり使いません。
ただ、決めたことへの迷いは少なく、仕事には熱心に取り組みます。
自己肯定感は高く、地位や名誉への意識は強いはずです。
プライドを傷つけられることを最も嫌がるタイプです。
夫に不平不満を感じやすい
また、余計なお世話ですが官星とのバランスが悪く、夫に対して不満が多くなります。
落ち込むと神経が繊細になり、内向的傾向が出やすいので日々のストレス解消が必要な人です。
★「誰のこと?」この人と競いました。
2⃣身旺の男性「自己主張が強い、妥協しない」
あだ名は「瞬間湯沸かし器」
友人の上司です。
部下達は「瞬間湯沸かし器」とあだ名を付けているそうです。
主要な箇所に比肩と劫財が3つもあります。
月令を得ており、十二運の建禄も2つあります。
日干のエネルギーは相当強いです。
生時がわかりませんが、格式は年支から引っ張って「正財格」となります。
外見と違って内心は安定しないタイプ
この人は自己主張が強いですね。
一度決めたことは変更せず、容易に妥協しません。
やや身勝手な面が出やすく、几帳面なタイプではありません。
相当頑固な人なはずです。
言いにくいことも言い切ることができるため、味方にすると頼りになります。
月支と日支が三刑(酉×酉)しているので、おそらく個性派に見えるでしょうね。
感情的になりやすい原因にもなります。心が安定しにくいためです。
結婚運は今イチ
さらに比肩が強すぎるのが困ります。
三刑と重なることで、結婚には不利な命式で「孤独」を暗示します。
実際に独身ということです。
しかしながら、この上司さんは部下に嫌われているわけではないそうです。
ふだんは理解があり、気さくに話せる人らしいです。
ただ、突然顔を真っ赤にして怒り出すのがタマニキズなんですって。
3⃣正官が孤立無援の男性「自分だけの正義感」
視野の狭さとコダワリの強さ
「パワハラ上司が怖い」と相談を受けた、その上司の例です。
癸日生まれの「正官格」。
身弱ではないですが、正官を助ける財星がありません。「孤官助けなしの命」です。
こういう命式になると、自分の生き方や考え方へのこだわりが非常に強くなります。
視野が狭いので、せっかく高い実力があっても大きな成果は得られません。
月支「正官」と日支「傷官」とは敵対関係になります。
正官🆚傷官です。
このため、勤務上も夫婦関係も不安定になりがちです。
柔軟性には欠けますが、真面目な人です。
人間的には信頼できる人です。
情が厚く、変な駆け引きはしません。
外見に似合わず神経が繊細で几帳面です。
しかし、自分が描くレールへの思いが強すぎる傾向があります。
そのレールから外れる人を看過できないタイプです。
そうなると過剰に気になる人なので、感情が高まると上司・部下関係なく怒り出すかもしれませんね。
図太いのに繊細、アンバランスな人
繊細でナイーブな面と図太さが同居したような人なので、怒ってしまったあとには必ず後悔しているはずです。
でも素直に謝れません。
根は純粋で熱い心を持つタイプに多い命式です。
でも、こういう人に嫌われると意外にしつこいので注意が必要です。
勝手に「仕事しないヤツ」とレッテルを貼ってきます。
情に弱いので、そこに付け入るチャンスがあります。
部下になったら、その人のレールにしがみつくことが肝要でしょうね。
一生懸命努力する姿に心打たれやすい人です。
その姿をアピールしましょう。
そして早いうちの配置転換を祈りましょう(^_^)。
水日生まれの人は、怒り出すと止まらないと言われますが、その典型になりやすい人です。
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【怒りをコントロールするには】
自分なりの「アンガーコントロール法」を身につけることが大切だといわれます。
1⃣自己説得法「自分を客観視する」
1.状況把握する
「自分は怒っている」と自己認識する⇒これが大切!
2.検証する
「ここは怒ってもよい場面か?」を自問自答する
3.判断する
⑴「怒ってもよい」と判断
怒りを表現する方法を考える(抗議、クレームの方法など)
⑵「怒るべきでない」と判断
「ここで怒るとマズい」と自分に言い聞かせる
4.結果をイメージする
判断から導かれる自分の行動とその結果をイメージする
5.怒りの状態を自己確認する
怒りの状態を確認する(私はまだ怒っている?)。
この時点でおおよそ冷静になれていることが多い。
6.実行する
怒りが消えていなかったら、いよいよ3⑴を実行する。
- 怒りが消えたら成功
- 消えなければ次の方法を考える
2⃣ストップ法「6つ数える」
腹が立ったら6秒数える
腹が立ったら「ストップ」と心の中で唱える習慣を身につける
トイレの個室で深呼吸するのも効果的です。
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