「論破王」西村ひろゆきさんを四柱推命で鑑定しました。
今や小学生にも人気のひろゆきさん、YouTubeで「占いは全部詐欺」と言っていました。
「え!?」と思いましたが、そう見る人も少なくないはずです。
だからこれは、一つの挑戦状です(^_^)
【四柱推命/鑑定書】拝啓 西村ひろゆきさん
調べると、1976年11月16日6時 横浜市生まれと出てきました。
【運勢の傾向】「食神格」表現力の人
月支食神の「食神格」です。
年支「傷官」、時支「食神」で食傷星が3個あります。
日支「比肩」と時上「劫財」が食傷星を支えています。
日干と格のバランスが絶妙な良い命式ですが、月支空亡が時々足を引っ張ります。
- 食神が正官を制御するため、食神の個人的な満足を求めるところに、正官の社会的に認められたいという欲望が重なります。
- 運勢的には、人から信頼や協力が得られ、早くに成功し、不自由ない生活を送ることになるでしょう。
- ただ、外面と内面が大きく食い違うタイプです。精神が弱まる時期は、神経症的な病気に注意が必要です。また、行き当たりばったりの人生になりやすいです。
【性格分析】波風を立てるのは嫌い?
- 子どものような純真さがあり、自由気ままで楽天的、豊かな趣味性やセンスがあります。
- 身勝手でマイペースなところはありますが、なぜか憎めないような人好きのする気質を持っています。
- 好きなことに打ち込むと没頭し、仕事が遊びとなり、遊びが仕事になるという生き方ができて、小さなことにクヨクヨしません。
- 口達者で、目的を達成するためには、手段を選ばないようなアクの強さも出てきます。
- 日支「比肩」が良い働きをしているため、独立心と積極性、行動力があります。また、友人を作るのが上手で波風を立てることが嫌いです。
- る楽天性から、克己心とか公明正大さがややぼやけ、人を動かす策士となり、裏工作などにも長けたタイプとなりやすいです。(月柱に食神と正官が重なる)
- 強い意志や根性、克己心や地道な努力を嫌う傾向があり、責任感のなさや人生に対する真剣味の欠如などが現れやすいです。
- 努力や熱中が遊び心に移ったり、自制心がなくケジメのつかない生活になる場合もあります。
- 人の話を聞いているようで聞いてなく、集中力や真剣度にやや欠け、ルーズな面もあります。
※「波風を立てることが嫌い」は、意外ですよね。ですが、四柱命式はウソをつきません。時として攻撃的な発言をするのは、「ひろゆき」としてのキャラクターのためと言えそうです。波風を避けたら「ひろゆき」のキャラクターはしぼんでしまうでしょう。
【適職】企画・アイデアの人
- 月支食神は、人を管理したり指導する適性はなく、努力や根性を必要とする分野にも適性はありません。
- 自分の好きなことや興味のあることに集中できるため、学術、芸術、技術の研究、あるいは新規の企画やアイデアを必要とするような分野でも活躍できます。
- 月上に正官が出ているため、大きな組織に入っても活躍できます。
【好みの女性と異性縁】自分と似たタイプを求める
- 自分の考えをしっかり持ち、行動力がある自分と似たようなタイプで、表情がイキイキとして勝気な女性。
- 月支食神のひろゆきさんを、日支比肩のしっかり者の彼女がフォローする関係なので、良好な相性と言えます。
【金運】衣食住に縁が厚い人
- 月支食神は、食べ歩いたり、ファッションに凝ることもありますが、「このあたりで、やめておこう」という自制心が弱いのが欠点です。
- 危機感がないため、老後に苦労することもありますが、生まれながら衣食住に縁が厚い人です。
- 食神・正官・比肩とあり、趣味や道楽などでの浪費傾向はありますが、衣食住に縁のある食神がしっかりしていますので、お金に困ることはないでしょう。
【四柱推命】一般的な占い鑑法
一般的な四柱推命の鑑定では、次のようになります。
日柱から見た性格【壬申】生まれの男性
- 明朗、温順、度量が大きい
- 弁舌さわやか
- やや慎重さに欠け、時に依頼心を出す
日干「壬」(水)・日支「申」・月支「食神」
五行「水」
- 五行の水は智を司り、知恵厚く、物事を推し量る頭の働きがある。
- 「壬」は、度量が大きく大物的だが、他人任せのところがある。
- どんな環境でも生きていける融通性があるが、信念は強くない。
日支「申」
- いささか多弁で心に締めくくりがなく、慎重さに欠ける。
- 忙しく動き回る人生傾向。
月支「食神」
- 明朗快活でおとなしく、一生食べるのに困らない人で、お金儲けが上手な傾向がある。
- おしゃべりな人が多く、誰にでも合わせられる器用さがある。
- だいたいは、努力嫌いの遊び人タイプで、グルメ。
- 野心はそれほど強くない。
水は智を司るため、「頭脳明晰の人が多い」とされます。
命式全体を見ると、食傷星が強くアウトプットが得意の人とわかります。
ですが、インプットの印星がありません。
そこで、紫微斗数命盤の文昌星・文曲星に注目します。
これまでの実践から、この2星が命宮や遷移宮にある人は、頭脳明晰の人が多いと感じています。
西村ひろゆきさんは、2つの星が命宮にドンピシャリ入っています。
☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
【紫微斗数で検証】西村ひろゆきさん
【命宮】生年化科C「知識・教養・学問の星」
生年化科Cは、知識・教養・学問の星です。
命宮にあり、ひろゆきさんのシンボルとなっています。
この星には平和主義でストレスを受けやすいという性質があります。
論戦を仕掛けることが得意な西村ひろゆきさんですが、実際の性格は、繊細とまではいかなくても(日干のエネルギーは弱くない)、平和主義の人です。(意外かもしれませんが)
時々見受けられる目をしばたたくしぐさも、ストレスを受けやすい性格の現れではないかと思います。
【命無星曜】社会や周囲の影響を受けやすい
命宮に主星がなく、命無星曜の人です。(文昌・文曲は副星)
命無星曜の長所は、時流に乗りやすいことです。
性格は、向かいの遷移宮の主星の影響が出ます。(70パーセント程度)
武曲星・貪狼星
- 社交的で、欲望が強い。
- 考え方はドライで情緒に欠ける傾向あり。
- 金銭獲得の意欲が強い。
- 仕事人間で向上心がある。
- 失敗と成功を大きく体験する傾向がある。
- 冒険心旺盛で起業・開業したがる。
- 負けず嫌いで自立心旺盛。
- 経験不足から大失敗をする可能性もある。
- せっかちでやや短慮。地道な努力が必要。
そこに生年化科Cの性質が加わります。
- 相手の感情を気にする。
- 優しく温厚で争いを嫌う。
- ストレスを受けやすい。
- 向学心旺盛(趣味、スピリチュアルなこと、教養、文化、文藝、芸術など)。
- 刺激に敏感、感受性が強い、HSOの傾向(視覚や聴覚などの感覚が敏感で、刺激を受けやすいという特性)。
- 他人に影響されやすく、迷いやすい。
- 不倫、色恋問題(桃花)に注意。
- 悪いと思っていても抜け出せない。健康管理が緩い。
【生年化科Cと武曲星・貪狼星】性格の二面性
生年化科Cと武曲星・貪狼星は性格が違います。
つまり、内面に矛盾した性格を持っている人です。
四柱推命でも、「外面と内面が大きく食い違うタイプで、見かけによらずストレスを溜めやすい性格」と出ました。
どうやら、本質は意外とナイーブで、強さと弱さの両面がある人です。
【福徳宮】生年化忌D、廉貞星・破軍星
福徳宮に生年化忌Dがある人の性格傾向。
- 嫌なことを忘れることができないで悩む(心にため込む)
- 嫌なことが心に蓄積する
- コダワリの思考が出やすい(アスペルガーに多い)
こういう傾向がありますが、自化忌Dがないことが幸いしています。
もしあったら、同象自化が成立し、生きにくかったはずです。
交友(奴僕)宮に、自化忌Dと自化科Cがあります。
対人トラブルに注意が必要です。
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あとがき【四柱推命/鑑定書】西村ひろゆきさん
強運の時期に身を立てた成功の人
- 金運は、14歳から23歳が大吉運です。
- 50代半ばから60代前半までは、苦労が多くなります。精神的にもアップダウンが激しい時期になります。
次の10年間(大運)が、飛躍の時期でした。
第3運18~27歳 【辛 丑】印綬運 北方水運
- 印綬の10年間は、総体的によい巡り合わせに推移します。
- 吉事が重なるステップアップの時期です。日頃の願望が達成できます。
- 幸運の風が追い風となり、独力で身を立て、財や地位を獲得しやすい時期です。
「占いは詐欺」への挑戦状(^_^)!?
事実、そういう人(詐欺みたいな人)が多いのは事実です。
「過度な占い依存症はよくないですよ」と言いたかったのかもしれません。
確かにそれはよくないです。
自分の人生は、自分の頭で考えて、自分の足で歩くものだからです。
石破さんや玉木さんとの対談など、ひろゆきさんの動画はおもしろいです。
こちらは「玉木さんとの対談」。重たいのでURLを貼り付けます。
https://www.youtube.com/watch?v=EYKExpig3-4
占いについては次の動画をどうぞ!
心血を注いで研究している人たちもいます。
何百年も引き継がれた教えがあり、日々検証され進化しています。
できれば、もっと深い理論的根拠を聞いてみたいと思いました。
また、私の師匠は愚直なまでに正直な人格者です。
ひとくくりに「詐欺」と断定されたくないのです。
ですが、巷にあふれる「詐欺に注意」は本当です。
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