息子の社会運、私はとても気になります。
学校という社会でうまくやっていけるのか?特に友人関係は気になるものです。
よい友人や仲間に恵まれると子どもの人生は好転します。
その逆だったら…。うちの息子は、ちょっと心配なのです。
紫微斗数で息子を鑑定しました。
社会運の良否は遷移宮にあらわれます。
どう見てもよくないのです!(紫微斗数の師匠にも言われました)
思い当たるところは多々あります。
息子は、周囲にとにかく気を使いすぎるのです。
そこで、四柱推命でも検証してみました。
【紫微斗数】息子の社会運は波瀾万丈…
遷移宮が破格「対人関係で苦労する」
紫微斗数では遷移宮がとんでもないことになっていました。
- 対人関係ピンチ
- 事故や災難に要注意
- 周囲に必要以上に敏感
- 外出運が不調
- 来因宮(前世の積み残し)
親として、あきらめるわけにはいきません。
そうならないように育てればいいのです。
社会運ピンチ「向かい風が吹き続ける」
生年化忌と自化忌(→D)が同象自化ですから、社会運はよくないです。
不登校?引きこもり?
その可能性は低くないです。
ツラい時期がやってきます。(行運を調べれば特定可能)
発達障害を疑われた息子だった…
現在は「障害」を避けて、「発達のでこぼこ、かたより」の表現に変わる流れです。
一時期、「発達障害の疑いあり」と言われて落ち込む親が多かったからでしょうか。
詳しい事情は知りません。
ですが、「うちも言われた」と慰めてくれた知人が数人いたのは事実です。
彼らの子ども達は元気に育っています。
それにしても、幼少期は些細なことで親は悩みますね。
特に一人目の場合は。
専門家から「発達障がい」と言われたら、非常に気になるものです。
そんなとき、「うちも言われたよ」と声かけしてくれる知人。
人の優しさってありがたいものですね。
息子には強烈な噛み癖がありました。
1歳半検診で、広汎性発達障害の可能性を指摘されました。
「集団生活は難しいかもしれません」
しかし、噛みクセは3歳前後で落ち着いてきました。
ようやく他のお子さんとの遊びを安心して見ていられるようになりました。
それまでは、噛みつく前兆をじっと見張っていましたから。
前兆が出たら、すぐ抱っこの毎日でした。
息子の授業態度は、まあよかった…
話は変わります。
息子の授業参観に行ってきました。(当時小学2年生)
授業中なのに落ち着きがない子が数人。トイレに行く子も数人いました。
コロナのため休校が3か月近く続いた影響でしょうか。
1年生の時に身に付けたものを取り返さないといけません。小学校の先生は特に大だろうなと感じました。
授業参観だからでしょうが、息子は前を向いて姿勢よく勉強していました。
先生の発問に、ほぼ毎回手を上げていましたし、前に出て答えを黒板に書き込んでいました。
日頃から親しくしているお母さんが、
「一番たくさん手を上げていましたね」
とほめてくださいました。
ですが、家では「勉強は大嫌い」と言っています。
家庭学習用の教材(チャレンジ)を毎月タブレットでインストールして勉強させるのですが、やりたがりません。
「つまらない」と言うのです。
私もよくなかったです。「させる」がダメなんですね。
自慢のように読まれると困ってしまうのですが、今のところ勉強はできるほうだと先生はおっしゃってくださいます。
ただし、話を聞かないための失敗が時々あるそうですが。
とにもかくにも、噛み癖は完全に収束してくれたようです。
さて、また話を戻します。
息子の紫微斗数命盤を見ると、遷移宮が破格しています。
対宮にある命宮に良くない影響を及ぼします。
幼稚園の先生「頭いいです」⇒逆に心配
「〇〇くん、頭いいですよね。大人の話を横で聞いていてたぶん理解しています。」
と言われたことがあります。年少の頃でした。
先生は、ほめてくれたつもりだったと思います。
私も一瞬喜びました。
でも、妻は「それ喜べないよ。やっぱり過敏なところがあるんだ…」と。
ちなみに妻は紫微斗数を知りません。
それなのに、経験的に遷移宮の生年化忌を言い当てたわけです。
さすが母親の観察力!
さて、流年運をたどると、勉強は15歳まで比較的好調に進みそうです。
「15歳まで」と限定したのは理由があります。
高校入学後、友人関係でかなり苦労しそうです。
学業にも影響が及ぶ可能性があります。
不登校に苦しむとしたら、そこが危ないです。
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【四柱推命】息子の人生を俯瞰すると
日柱「丙子」、月支「辰」の春生まれ
【丙午】生まれの特徴(参考)
丙は太陽、午は火が一番強い時期です。
基本的に陽気。裏表がなく、明朗、心は広いです。
勇気はあるほうですが、やや打算的な発想をします。
そのわりに思慮が浅く多弁で、人間的軽さが欠点です。
プライドは高いほうです。
日干「丙」、五行「火」(参考)
五行の火は礼を司ります。焦りや気ぜわしさを持ち合わせます。
プライドが高く、礼儀を重んじます。
丙は、派手好みで目立つことが好きです。
基本的に陽気ですが、根気がなく、気持ちが挫けやすいところがあります。
明るい人柄でさっぱりしている人が多いです。
◇日干丙で身旺の人の特徴
- お洒落で勝気
- 眉毛が濃い
- 体のわりに顔が小さい
日支「午」の特性(参考)
思慮が浅く、やや継続力が不足しがちです。
弁が立ち、おしゃれ上手です。
月支「正官」の特性
品行方正、温厚篤実です。おもしろみはやや欠けがちです。
分をわきまえ、臨機応変な言動ができます。
指導力があり(身弱なら厳しい)、様々な職業に適応できます。
理屈っぽく、自分の目線で物事を判断する傾向が強いです。
【四柱推命】やや身旺の「官殺混雑格」
適度な官星=社会運OK、多すぎる官星=社会のゲンコツ
正官2個・偏官2個=官星4個
8個しかない通変星の半分を官星が占めています。
適度な官星は、よい仕事をする証しです。
強すぎる官星は、社会のゲンコツとなって自分を殴りつけてきます。
つまり、息子は社会的ゲンコツに殴られやすいのです。
紫微斗数命盤の遷移宮がよくないことと一致します。
紫微斗数と四柱推命、どちらも同じことを言っているのですから、残念ながら確定です。
あちこちで頭をゴツンゴツンと殴られる運命です。
職業の変遷や転居が多いなど、身の回りがあわただしい運命になりがちです。
実際彼は、8歳にしてすでに5回も転居しています。
ちょっと多いですね。(11歳の今は6回目。成人までこれ以上転居の予定なし)
親の責任ですね。
- 対人関係で苦労しがち
- 仕事も変わりやすい
- 転居が多い
1と3はすでに経験済みです。(11歳時点で)
幸い、1は今の段階では克服済みです。
2は社会人になってからですね。
ですが、進学で文系か理系かで迷う可能性もあります。
ちなみに四柱命式では、
- 理系やや優勢⇒土木・建築、情報科学に適性あり
- 文系やや劣勢だが⇒法律関係に強い適性あり
となります。
本人は医者志望なのですが。
身弱ならダウン!?身旺なら立ち上がる!!
この子の運命、かわいそう…。
と思うのは、実は早計(早まった考え)です。
なぜなら、息子の日干丙もそこそこ強いからです。
これほど官星が強いと普通はかなりの身弱になります。
つまり、気力も意志も弱い人です。
息子は、周囲を気にする性格です。
これは幼稚園の頃から変わっていません。
また、幼い頃の噛み癖も「おもちゃを奪われるのが怖いからですよ」と養育の先生に言われました。
「けっこう怖がりさんなんですよ」とも。
さすが専門家!
この先生も、官星が強い四柱命式を経験的知識で言い当てました。
養育の専門家でない私も、次のことで説明できます。(^_^)
- 官星が強い=周囲のゲンコツが気になる
- 遷移宮に生年化忌=周囲に過敏になる
あとは、息子の日干の強さが問題です。
- 強ければ大丈夫!
- 弱かったらピンチ!
息子の日干はそこそこ強い!大丈夫!
さて、分析します。
十二運に帝旺1個、冠帯が2個、十二運は十分強いです。(イイですね)
日干の下に羊刃があります。
羊刃を嫌う人がいますが、この羊刃は息子の応援団です。(羊刃くん、ありがとう!)
さらに、辰は夏に向かう季節です。
月上に日干を強める偏印があります。時上には比肩もあります。
偏印は凶星ですが、この命式では吉に働きます。
官星がこれだけ強くても、日干もそこそこ強い!
息子の心は簡単には折れないことがわかりました。
この事実は大きいです。
総合的に見て、息子の命式はGoodの部類です。
あとは、大運に恵まれればいい人生を送れそうです。
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【あとがき】社会運って何だろう?
社会運を箇条書きにすると、
- 周囲(環境)の運
- 対人関係全般の運
- 事故・災難の運
- 第一印象(紫微斗数命盤の遷移宮)
となります。
簡単に言えば、家から一歩でも外に出ると、そこは社会運の領域となります。
家の中に戻ると、そこは家庭運の領域です。
※2021年2月(3年前)の記事を加筆訂正しました。
過去記事もどうぞごひいきに
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