私の父親の四柱命式です。
命式通り、なかなか厄介な性格です。
私との関係も微妙です。
もちろん長所はありますが、どうしても短所が目立つ気の毒な性格でもあります。
父子の関係は難しいと聞きますが、やはり簡単ではないです(^_^)。
- 【父の性格】へそを曲げると手がつけられない
- 【父の性格】義理のお兄さんが大嫌いだった!?
- 【父の仕事】ずっと経理の専門職、全体を見るのは苦手
- 【父の性格】若い頃は遊び人だったらしい
- 【父の性格】子どもが嫌いだった!?
- 【父の性格】婆ちゃんが甘やかしすぎた!?
- 【四柱推命/父の命式】身旺の食神格(傷官混濁)
- 従来の四柱推命分析方法から(参考)
- 四柱推命「古典からの分析」(参考)
【父の性格】へそを曲げると手がつけられない
父は、気に入らないことがあると、不機嫌になり聞く耳を持たなくなります。
その上、もともと強い猜疑心が旺盛になり、全てのことを疑い始めます。
例えば、「俺の悪口を言っていただろ?」と。
6年前、家を新築した当初はご機嫌でした。
ところが数か月が過ぎた頃、「部屋の数が足りない。孫が成長したら、俺を追い出すつもりでは?」と疑い始めました。
焼肉が好きで、ホルモンが大好物です。
牛肉やジンギスカンなどは口にしないため、何度連れて行っても安く上がります。
それはいいとして、店では家族全員が全力で父に気を使うのです。
理由は以下の通りです。
3年くらい前から急に、「俺は行かない」「俺に気を使わなくていい」と外食の誘いに乗らなくなりました。
その他の外出も一切断るようになったのです。
父一人を家に残したまま家族でお出かけはできません。
「行ってこい」「気を使うな」を鵜呑みにして出かけると、翌日から母に対してイヤミ攻撃が始まるのです。
時には食事の支度から母を解放するために、たまの外食は必要です。
打開策として、数か月に一度、スーパーでお寿司を買ってくることにしました。
父は、焼肉の次に寿司が好きです。
最初はご機嫌でした。「ここの寿司、うまいな。この店覚えておきなさい」
ところが、それが数回になると、値札シールを確認するようになりました。
「こんなに高いならもう食べない」
その後、母は必ず値札シールを剥がすようになりました。
「安売りしてたから買ってきたよ。すごく安かったから」
もちろん、ウソです。
でも、これで数か月に一度、食事の支度から母は解放されるのですから、貴重な「ウソ」なのです。
一年前、ようやく焼肉屋の誘いに乗ってくれました。
店では家族一同、全力で気を使います。
「じいちゃん、おいしいかい?」「どれが食べたい?」「ビールは?」
父はご機嫌ですが、プライドがあるのでしょう。
店では必ず、「俺に気を使うな」と言います。
ですが、それを真に受けると必ずへそを曲げるので、家族一同父への気くばりに全力投球します。
10年近く前、「俺にメニューを聞かず、勝手に頼んだ」と怒っていたことがありました。
ですから、ビールとホルモンしか求めていないことを知っていても、必ず「じいちゃん、何にする?」と聞くようにしています。
そういう性格なので、店を出た後、家族の心にどっと疲れが押し寄せます。
また、父は母が他の家族と外出するのを極端に嫌います。
「俺だけ除け者にされてる」と。
そのくせ、誘っても乗ってこないのです。
「俺はいいから行ってこい」と。
ですが、数日後必ず拗ねるのです。
現在、友達は一人もいません。
父は自分なりの常識を振り回すのですが、かなり偏屈な理屈です。
誰か友達がいたら、「『お前、それは違うよ』と言ってくれるのに…」と家族は話しています。
数年前まで、短大時代からの友人宅に年に一度くらい訪ねていました。
ですが、一度「それ、奥さんが正しいよ」と指摘されてから、「あいつは面白くない」と言って行かなくなりました。
釣り仲間には恵まれていたようです。
ですが、皆さん高齢のため、ほとんど鬼籍に入られました。
また、病気になると、家族は「大丈夫?」と声かけを欠かせません。
それをしないと「誰も俺を心配しない」と家族の悪口を母に言い始めるからです。
それから、母と口喧嘩になると「お前の実家の親戚は…」と悪口を言い始めるから始末に追えません。
身内以外の人に対する外ヅラは悪くありません。
長年のお付き合いになる車の整備工場の社長さんが来ると、
「どうぞ、家にあがってください」父は笑顔で声を掛けます。
そのくせ、本人はリビングから自分の寝室にさっさと消えてしまいます。
結局、社長さんと話すのは他の家族の役目になります。
実は、その社長さん、とても話が長いのです。
この辺りは、「劫財」の性質がよく出ています。
☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
【父の性格】義理のお兄さんが大嫌いだった!?
父には義理の兄がいます。2012年に亡くなりました。
父が産まれる前、授かることを諦めた私の祖父母は、養子を迎えることにしたそうです。
それが父の義理のお兄さんです。
ところが、その翌年、祖母が妊娠したのです。そして、父が産まれました。
義理のお兄さんは、四国から来たそうです。
6歳で養子に来たので、実の両親の顔も知っていました。
はるばる北海道まで養子に来て、幼少期から農業を手伝っていたそうです。
考えてみれば気の毒ですね。
亡くなったとき、四国に住む兄弟たちから香典が届いていました。
親や兄弟の存在を知っていても会いたい思いを抑えて頑張っていたのですね。
一方、父が農作業を手伝ったという話はほとんど聞きません。
最終的に、義理のお兄さんは祖父母の農家を継ぎました。
父は短大に進学し、いくつかの職業遍歴を経て、某団体職員として定年まで勤めました。
その団体は他市にあったので、祖母は家を建てて父と二人で暮らすことになりました。
父は、「あの兄貴は嫌いだ」と常々言っていました。
数年に一度顔を合わせても、父から言葉を掛けることは一切ありませんでした。
お兄さんが声を掛けても、「うん」くらいしか言いませんでした。
「なぜ、嫌いなの?言葉くらい掛けたら?」と言われると、「小さい頃、川に俺を捨てようとした」と答えていました。
それが事実かどうかわかりません。こういう時に五行易は役に立ちますが、私は今さら調べるつもりはありません。
ところが、2012年に義理のお兄さんが亡くなってから、父の言葉がガラッと変わりました。
「兄は、頑張り屋だった。一所懸命働いて俺を短大に行かせてくれた」と。
「だったら生きているときに、もっと優しくしてあげたら」と言うと、黙して語らなくなります。
祖父は、父が高校生の頃に脳梗塞で亡くなっています。
それからは、祖母とお兄さん(私にとって義理の伯父)の二人三脚で農業を営んでいたそうです。
親戚一同、よく言っていました。
「あのお兄ちゃんがいたから、○○ちゃん(父のこと)は短大に行けたんだよ」と。
もしかしたら、父はそれを聞くのがイヤだったのかもしれません。
ちなみに、私の結婚式の日も親戚と交流するのがイヤなため無理を言って日帰りしました。
スポンサーリンク
【父の仕事】ずっと経理の専門職、全体を見るのは苦手
父は、仕事には熱心だったようです。でも、出世はしませんでした。
私がこれまで聞いたことを整理すると、次のようになります。
- 対人関係が下手で人をまとめられない
- 人の好き嫌いが激しい
- 自分でやらないと気がすまない
- 経理の仕事を何十年も任されていた(ゼネラリストには不向き、専門職向き)
- 経理の仕事には絶対の自信を持っていた(今でも自慢する)
- 上司に反抗的で、特に専務と折り合いが悪かった
- 組合を立ち上げる先陣と思われていた(事実は違うらしい)
- 壁にぶつかると周囲が見えなくなる(同僚が母に言ったらしい)
- 気に入らないことがあると、いつまでもコダワル
同期や後輩が課長に昇進するのを横目に、父は課長補佐止まりでした。
定年退職の数年前になってようやく課長になれました。
それでも、私が大学に進学する学費を稼いでくれました。
そのことにはもちろん感謝しています。
専門分野に秀でるが、対人関係特に上司と折り合いが悪いのは「傷官格」そのものです。
父は「食神格」の遊び好きの要素が強い性格ですが、傷官が混ざるため「傷官格」の気配も濃厚な人です。
【父の性格】若い頃は遊び人だったらしい
若い頃、退勤後も家に帰らず、麻雀に明け暮れていたようです。
いくつかの女性関係もあったらしい…。(短期間と聞いています)
私は母の実家に行くことが多く、土日のたびに泊まりに行っていました。
中学生になるまでは、夏休みと冬休みのほとんどを母の実家で過ごしていたものです。
母の実家は本家ですから、盆と正月になると親戚が泊まりに来ます。
「お前は父さんみたいな遊び人になるなよ」と時々言われました。
私は、「また言われちゃったよ」と内心で思っていたものです。
父は、母の実家には近づきませんでした。
家の近くまで私を送迎しても、玄関から離れた場所で私を車から下ろしました。
「あそこの家は嫌いだ」と常々言っていました。
若い頃、遊びが過ぎて一度母方の祖母に説教されたことがあるらしいのです。
それがなかったとしても、おそらく同じ態度だったと思います。
なぜなら、自分の実の叔母や従姉妹がうちに来ると聞くと、「俺は会いたくない」と出かけてしまう人なのですから。
実の親戚でもそうですから、義理の親戚と付き合うなんてまっぴらゴメンの人でした。
親戚中、「変わっている」「世間知らず」「ワガママ」で有名でした。(今でも)
実はご近所でも有名でした。
自由奔放な遊び人気質は、食神の強さからも伺い知れます。
四柱命式は本当に正直です。
【父の性格】子どもが嫌いだった!?
幼少の頃、父に遊んでもらった記憶がありません。
オモチャで遊んでいたら、「音がうるさい」「テレビの声が聞こえない」と文句を言われました。
一緒に風呂に入ったことは一度もないです。
家族で温泉ホテルに宿泊しても父は絶対温泉に入りません。
そのくせ、一人で温泉銭湯には出かけます。
本当は、風呂が大好きなのです。
家族に裸を見られるのが恥ずかしくてイヤらしいです。
私が保育園に通っている頃、近所の友達からこう言われました。
「おまえんちの父さん、子どもが嫌いだろ」
「なんで?」
「だって、昨日遊びに行ったら、おまえの父さんがいて、すごく機嫌が悪かったから」
私は図星を突かれたと思いました。でも、妙に認めたくなかったです。
父は、私のことを「ボク」と呼んでいました。
本名で呼ぶようになったのは、小学3年くらいからでした。
家族から注意されたみたいです。
家族旅行に連れて行ってもらった記憶は、小学校3年生からです。
小樽水族館に行きました。
運転中、父はひどく不機嫌でした。
母が「そんなに行きたくないなら帰る?」と言い出す始末でした。
その一言から雰囲気が変わり、結局水族館に行けました。
小学6年生の参観日、初めて父が教室に来ました。
私はビックリしました。同時にとてもうれしかったことを覚えています。
「子どもが嫌いじゃなかったんだ」と思えたからです。
ちなみに、大学の卒業式にも仙台まではるばる来てくれました。
若い頃は、本当に子どもが苦手だったのだと思います。
年齢と共に、父親として少しずつ成長してくれたのだ。
私は、そう思っています。
【父の性格】婆ちゃんが甘やかしすぎた!?
「婆ちゃんが甘やかしすぎたんだよ」
親戚の口から時々聞こえてきた言葉です。
私が幼い頃は、祖母が歯ブラシに歯磨き粉をつけて、父に渡していました。
そして、私が高校生の頃のことです。
釣りから帰って来るなり、父が祖母に向かって「母さん、1万円くれ」。
祖母は「わかったよ」と財布から1万円を渡しました。
父が去った後、「婆ちゃん、甘やかしすぎじゃない?」と私は言いました。
考えて見ると、祖母は父がかわいくて仕方なかったみたいです。
母がいないとき、祖母から母の悪口をよく聞かされました。
「どうしてあんなおかずを食べさせるんだろう。体に悪いのに」
「筋子なんか食べさせないでほしい。コレステロールが溜まるんだから」
「なんでコーラなんか買っておくのかな。骨が溶けるんだよ」
夫婦喧嘩が始まると、隣の部屋で聞き耳を立てていたようです。
翌日私に「昨日のケンカは、○○さん(母のこと)が間違っている」と言うのが常でした。
「キツい性格だね。○○さんは」と。
ついでに書きます。
祖母は部屋の物色が好きでした。
誰もいないとき、息子夫婦のタンスを開けて見ていたようです。
「あんな服を買うなんて」
そんな祖母でしたから、親戚は「キツい性格の婆ちゃんだったね」と言っています。
でも、祖母は私のことを全力でかわいがってくれたのは事実です。
そして働き者でした。
70歳まで病院に泊まり込んで、付添婦の仕事をしていました。
だから、お金には困っていませんでした。
「あれ、ほしい」と私が言えば、何でも買ってくれたのでした。
身内の話は気恥ずかしいですね。
父と祖母の悪口が多くなりました。
そろそろ本題に入ります。
【四柱推命/父の命式】身旺の食神格(傷官混濁)
身旺の「食神格」、劫財が強く傷官が混ざる
身旺の「食神格」に傷官が混ざります。
日支で格を取らず「傷官格」として見る流派が多いです。
日干・格ともにエネルギーがあります。
- 劫財が2個ある
- 十二運は強いものばかり
- 五行は、水はないが木が4個もあって強い
- 月令は当令
- 羊刃が2個ある
日干が相当強く、羊刃と刃もあるため、間違いなく自己主張が強い性格です。
食神と傷官の性質を強く持つ人で、次の傾向が出やすいです。
- 先見の明はあるが、プライドは高く神経質で高慢
- 目上や上司に対して反抗心を抱きやすく、素直でない
- 口は達者で議論好き
- 物事を秘密にしておけず、思ったことがすぐに口に出る⇒家では「俺は隠し事が嫌いだから、思ったことははっきり言う性格だ」と言っています。「言葉を選ばないと人を傷つけるよ」と母から時々指摘を受けています。
- 好きなことには徹底的に打ち込み熱中する⇒若い頃は麻雀に夢中。中年頃からは釣りに熱中していました。
- 人情家だが、恩着せがましいところがある⇒冷たい人ではありませんが、確かにそういう側面があります。
月支に劫財が出る命式で、甲日生まれの人は、次の性格になります。
- 木が強すぎる人は、偏屈で執拗
- 嫉妬心が強い
- 思慮が乱れて中途挫折の暗示がある
- 何事も行きすぎて失敗を招きやすい
それにしても、一目見ただけで、迫力を感じる四柱命式です。
この命式でサラリーマンを定年まで勤め上げるのは本人にとって大変だったと思います。
相当に気難しい性格とわかるからです。
まったく組織向きではなく、不本意に頭を下げることも多かったことでしょう。
耐え切れないと感じたことが何度もあったに違いありません。
もし、生時に財星が出ていれば、学術・芸術・技術関係などで財を成す命式です。
しかし、おそらく辰か酉の刻生まれではないかと私は考えています。
いずれ検証してみようと思っています。
もう少し掘り下げてみます。
通変星の偏りが大きく、バランスを欠きます。
やる気や気力が旺盛ですが、方向性を誤ると器用貧乏になりやすいです。
職業も営業職などには向きません。
技術関係を軸とした専門職向きです。(経理専門は適職だった)
傷官が混ざり、傷官化しており、食神格としては格の低下は免れません。
日干、月支「劫財」ともに強い性格
- 何ごとにも強気で自信過剰
- やり過ぎから失敗を招き、孤立しやすい
- 周囲と協調できず、組織に馴染みにくい
- 個性的で気が強く、意地と根性がある
- 人付き合いのよい人気者で、面白い人という印象を持たれる(遊び仲間)
- 人に管理されることを嫌がり、人間関係の立ち回りは下手(職場の同僚)
- 徹底的にやりたがり、行き過ぎて失敗しやすい(職務で力を発揮した)
- 刹那性が強いギャンブルなどに魅かれる(若い頃は麻雀三昧)
- 金銭に執着するが、使い方のバランスがよくない(チグハグなところで相当なケチ)
日支「食神」は強い「劫財」から生助される
そのため、「食神」の性格も強く出ます。
- 好きなことに情熱を傾ける
- 自制心や克己心に乏しい
- 何でもやりすぎてしまう
月支に刃がつくため
- 一度怒らせると、ネチッこく責める
- 自分勝手なところがある
- ソフトさや包容力に欠けやすい
スポンサーリンク
従来の四柱推命分析方法から(参考)
- 〇:実感として当たり
- △:どちらともいえない
- ×:当たっていない
日柱【甲寅】から見た性格
- やる気が盛んで才知ともに優れている
- 希望が大き過ぎて、議論倒れになりやすい
- 明るく真っ直ぐな性格
- 社交性がある⇒△
- 場の空気を読むのは苦手
日干「甲」、五行が「木」
五行の木は仁を司り、華美を好み風雅の性を持ち、慈しみ・思いやりがあります。
「甲」は、
- 大人しく言葉数の少なく真面目な人が多い⇒△
- 面倒見のよい人が多い⇒△
- グループのリーダー的な存在となりやすい⇒×
- 身旺の人は、姿勢が良く長身で、頭髪が美しく硬い人が多い⇒〇
日支に「寅」があると
- 度胸があって積極的⇒〇
- 希望が大きく行動的⇒〇
- 言葉が多くなる傾向がある⇒〇
月支に「劫財」が出ると
- 言い出したら聞かないところがある⇒〇
- 派手好きなところがあり、見栄を張る⇒×
- プライドが相当強いが、ストレートに外に出ない⇒〇
- 人当たりが柔らく付き合い上手⇒遊び友達限定で〇
- 人の面倒見がよい⇒〇
- 劫財は比肩に比べてキツイことを言うところがある⇒〇
四柱推命「古典からの分析」(参考)
- 〇:実感として当たり
- △:どちらともいえない
- ×:当たっていない
- 年支に刃がある:父祖の業を破り、恩を仇で返す傾向がある⇒△
- 月支に刃がある:性格が偏屈な人が多い⇒〇
- 劫財と刃が年柱にある:祖先の家に留まらない暗示がある⇒〇
- 劫財と刃が月柱にある
・外見は柔和でも、内心は無慈悲な人が多い⇒△
・劫財と刃が月柱にある:家庭に潤いがない暗示が強い⇒△(家族は苦労) - 命式に劫財がある:義理の兄弟か片親違いの兄弟がいることがある⇒〇
- 命式に劫財と刃が多い:財のため苦労が多い暗示がある⇒×
- 命式に劫財が3個以上ある:宿命的に恵まれず、短命の恐れがある⇒×
- 月柱に傷官が重なり刃もある:父を剋する暗示がある⇒△
- 咸池(年支・日支が「寅」で、他柱に「卯」):色情の星で、異性へのサービス業に向く⇒×
- 日干「甲」と「己」の干合がある:「土に化して中正の合」として、人徳ある人に多く見られる⇒△
※日干と年上の財の干合は、遺産相続を意味しますが当たっています。 - 甲日生まれ:信義に厚いが利発ではない⇒△
- 命式に劫財と羊刃が多く、同柱に重なっている:夫婦の縁が変わりやすい⇒〇
※現実には離婚しませんでしたが、「専門技術があれば離婚していた」と母は言っています。
- 淫欲殺(日柱に「甲寅」)
・結婚運に障害が出やすい⇒×(父自身は最高の結婚運)
・ワガママから、兄弟と仲違いしやすく、親縁が薄くなる⇒〇
・配偶者と生死別することがある⇒× - 咸池(年支・日支が「寅」、他柱に「卯」)色情・迷妄・風流・淫欲の星
・酒などの享楽を好み、色情トラブルを起こしやすい
・反省心が乏しく、遊びに対する欲求が強い
・咸池は時支にあるのが最も悪く、日支がそれに次ぐ
・年月にあるのはさほど強く働かない
・男性で咸池と沐浴が同柱にあると、強くセックスを好む
※これについてはコメントを差し控えます。当たらずとも遠からず。 - 「月上傷官・年上正財」
・自立心旺盛な努力家⇒〇
・他人の干渉を嫌うワンマンな性格傾向⇒〇
・公務員や一般サラリ-マンには不向き⇒〇
・独立自営に進めば成功が期待できる⇒△
・親、兄弟から離れて吉。独立運の強い生まれ⇒△
いろいろな分析方法がありますが、やはり通変星に着目したほうが鑑定がぶれないと実感しています。
つまり、「身旺の食神格で劫財と食神が強い」を第一に見るべきです。
あまり多くの分析方法を用いると、逆に迷路にはまってしまいます。
自分の父の命式と性格を分析して、改めてそれを感じました。
★過去記事もどうぞよろしく!
Laniでおすすめスピリチュアルブログとして紹介されました!
ポチッと応援していただけるとハッピーです!