昭和40年代後半から50年代にかけて高見山さんは大人気力士でした。
外国人力士のパイオニアとして活躍し、あの小錦をスカウト。後に東関親方となり曙を横綱にまで育て上げました。
高見山さんが好きな色は「赤」でした。
《午》月《辛亥》日の夏生まれ「宝石タイプ」
高見山さんは、辛の宝石タイプの人です。
けっこう繊細な方だとわかります。ハートは温かく、真面目な人です。
おそらく時間や約束はしっかり守るタイプでしょうし、博打なんかもしないでしょう。
というか、そういったものは大嫌いな命式です。
水があったら宝石をきれいにしますから、才能が発揮されやすくなります。
「壬」がありますし、「亥」は北方に位置して水を含んでいます。
聡明でアイデアマン。人を惹きつける魅力を持つ人です。
やや身旺の「偏印格」だが偏印が弱い
格である偏印が弱いため、それを強めるのが幸運へとつながります。
偏印は「己」なので「土」です。
土を生じるのは、火生土で「火」です。
ですから、赤い色が高見山さんのラッキーカラーであり、保護色となります。
「火」の色は、赤です。オレンジも良いです。
「黒」を好んで身につけたら運気はダウンするでしょう。
ですから、当時は珍しかった「赤系のまわし」は大正解でした。
ハワイアンなので明るい色を好んだのでしょうが、良かったことになります。
もしかしたら、ラッキーカラーがわかる誰かがアドバイスしたのかもしれませんね。
高見山さんの本質的性格
- 自己主張がやや強いですが、直感力や感覚が鋭い
- 着想や発想にもユニークさがあって、機知に富んでいる
- 自由な発想のできる人で、その分、臨機応変な要領の良さがある
- 他人の愛情や援助を自然に期待するなど、ややクレバーに傾くところがある
- 芸術性に富んだり芸能関係に関心が深い(ダンスも上手だったような…)
- 偏屈気ままで、気まぐれなところがある(偏印の性格ですね)
- 元来、楽天的で世話好きな性格
- 真面目、実直で誠実な印象を受けやすく、我慢強さがある
印星を格とするが、孤印とも言える状態になっているため、
- 祖先や父母の恩愛が受けられにくい
- 幼時生活上の苦労なども多いと想定される
おわりに
ラッキーカラーには個人差があり、四柱命式がそれを教えてくれます。
高見山さんの場合は、土を強くする必要がある命式です。
この図のように、火が土を生んでくれます。火生土(かしょうど)といいます。
緑や青は「木」の色ですから、土を剋します。
土のエネルギーがダウンするため凶に作用してしまいます。
ところが、優勝した1972年は(昭和47年)は緑色の締め込みをしていました。
【 29 歳 】 歳運【壬 子】傷官運
1年間の傷官運は、傷官が喜神となり、能力が発揮されやすい年です。
もともと傷官をに凶星と断じる本もありますが、能力を淀みなく発揮できる運ともなります。
アンラッキーな色だから完全に不幸になるわけではなく、その人が積み重ねた努力や総合運など全体を見て判断しないと「木を見て森を見ず」になります。
運勢判断の難しいところはそこにあります。
高見山さん、お元気そうですね。
短命といわれるお相撲さんの世界ですが、ずっとずっとお元気でいてください。
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