自分自身の特性を知ることがとても重要になる時、それは進路選択の時です。
進学か就職か。大学か専門学校か。あるいは短大か。
文系と理系どちらに進むか。
大学は国公立?それとも私立大学?
高校生になると自分の進路や将来の職業についてじっくり考える必要があります。
いつもは「運命学」という形而上の側面から記事を書いていますが、今日は形而下の現実的側面から高校卒業後の進路について記述してみます。
【大学進学】 国公立大学か私立大学か?文系か理系か?
「国公立大・私立大学、文系・理系の簡単な比較表」を作ってみました。
国公立大学に入りたいなら、確率では理系が有利です。
大学側の事情でいうと理系は設備に大金が必要です。そういう事情もあるのでしょう。理系の私立大学は文系に比べて少ないです。
*「人間性」とは?
グローバルな能力が求められます。
具体的には、
- コミュニケーション能力
- 協調性
- 誠実性
- マナー
- 主体性
- ストレス耐性
などがよく求められるようです。
一芸に抜きん出て秀でていたら、1と2は必要ない職業も昔はありました。
しかし、文系出身者は人と接する仕事に就くことが多く、今も昔も1と2は外せない大事な要素でしょう。
部活動経験者が重宝されるのは、1~6の全てが身についている可能性が高いと予想できるからです。
【専門学校】やる遂げる強い意志が必要
専門学校進学の要諦は、「大学・短大で学べない知識・技術を身につけるため」だと思います。
たとえば、
「調理師になりたい」「美容師になりたい」「理容師になりたい」「自動車整備士になりたい」「パティシエになりたい」「柔道整復師になりたい」「トリマーになりたい」などです。
現在、理容師は若手が少なく、業界の将来が危惧されているそうです。
低価格の理容院の台頭もあり、個人経営で「一国一城の主」になるのは容易でないでしょうね。
その店にしかない付加価値が求められる時代になったといえそうです。
床屋さんと会話を楽しむ機会も減ってきたのかもしれませんね。
自動車整備士は、今人手が不足している状況のようです。
柔道整復師といえば整骨院・接骨院。
ひと昔前までは、けっこう儲かるところが多かったように思います。
私にも高級車を乗り回す?知人が少なからずいました。
今では、その数も増えて経営も簡単でなくなっていると聞きます。
治療法にもさまざまな創意工夫が必要な時代になったと言えそうです。
いずれにしても、専門学校に進学するには「この職業をやり遂げる」という強い意志が必要です。
「進学してみたらやりたいことと違っていた」
と言って中途退学する人は少ないとは言えないからです。
また、4年間ある大学生活と比べて時間が少ないため、本気で勉強したら忙しくなります。
ゆとりある大学生がうらやましくなる気持ちにも勝たなくてはなりません。
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あとがき【後悔しない進路選択】適性と適職
参考までに大学を中途退学する理由で多いものをあげておきます。
- 経済的な理由(学費の困窮、両親が離婚など)
- 他の大学や学校に転学
- 大学入学前にイメージしていた勉強ができなかった
- 大学入学後に別のことを学びたくなった
- 学業不振「単位がたりない」「進級できない」
- 就職するため(就職したい思いが強くなった)
- 病気やケガで通学できなくなった
2は「より高いレベルの大学で学びたい」と考える人が少なくないようです。
「不本意入学」の道を選んで進学した人ですね。
「俺はこんなもんじゃない」という思いがあるのでしょう。
3、4は調査不足もありますが、やはり適性と適職を十分に考えなかったことも原因にありそうです。
「勢いやブームで選んでしまった」若いうちにはありがちなことですね。
6は知人に数人います。在学中に「どうしてもやりたい」「大学でゆっくりしている時間はない」と思い切った人たちです。
皆さん現在は”大きな仕事“をしています。
マスコミ関係と格闘技界で活躍しています。名前を聞いたらほとんどの人がスグにわかると思います。
意志と決断力、人間的パワーがあったのですね。
最初にあったときから「何か違う」というオーラがありました。
しかし、「逃げ」のために進路を変えては失敗するはずです。
成功した人たちは「逃げ」ではなく、険しい道をあえて「攻め」たのです。
私とは器が違っていたようです。
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