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『「占い」は信じるな!』お母さんは死んでいませんね~本の紹介

『「占い」は信じるな!』は、2008年4月に発行された本です。佐藤六龍さんといえば、占いの世界では名前を知らない人はいない有名な人です。

一般向けの書籍として販売されていますから、流派に関係ない私が紹介しても叱られることはないと思います。

占い好きの人にとってはおもしろい本でしょう。

 

 【本の紹介】『「占い」は信じるな!』  佐藤六龍著 

【1.本書の紹介】
【2.ポイントとプチ感想】 

本書の表紙

本書の表紙

【1.本書の紹介】

本書は、運命学の大家が占いを侮蔑・卑下(ひげ)することが目的ではなく、帯には次のように書かれています。

「古来、中国で発生し日本に伝わった正統な占術が、誤解されて伝わってきたことに警鐘を鳴らしてきました。 そのことに関しては多くの方から賛同をいただきました。 しかし、これはごく一部の人にしか知られていないことです。そこで間違った占いブームで、誤った迷路に入り、取り返しのつかない人生を送る人が出ないように、このような書を上梓することを決意したしだいです。」

また、「はじめに」には次のように書かれています。

私は、そのような誤りを正すべく筆をとりました。今も東京と大阪で占術(五術)の教室を開いていますので、同業諸氏からきっと批判が舞い込むものと覚悟はしています。それでもこれだけは言っておかなければならないと、長年心の底を描り動かされていたことを本書にしたためました。
この本を手にされた読者の皆様には、きっとご理解いただけるものと信じております。

とありますように、内容はけっこう激しく、賛否両論を巻き起こす内容です。

もしかしたら「こういう本を紹介するな!」と立腹する人もいるかもしれません。

実際に占いを生業にしている人にとっては、噴飯(ふんぱん)ものだったという噂を聞かないこともありませんから。

しかし、内容の是非は読者が判断するものですから、いろいろな知識を仕入れることは決して悪いことではない考え、「読みやすくておもしろいですよ」の思いから紹介します。

 

『「占い」は信じるな!』【目次】

第一章 占い師の裏面を暴く
第二章 霊能者とは何者だ!?
第三章 西洋系占いの落とし穴
第四章 東洋系占いの弱点
第五章 日本の風水はここがおかしい
第六章 「相」の占いにだまされる現代人
第七章 占いとどう付き合うか

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【2.本書のポイント】

私がポイントを説明するよりも、一部分を引用した方がわかりやすいと思います。

第一章のほんの一部分を引用します。

占い言葉で先制攻撃

〈中略〉
占いの世界でよく引き合いに出される言葉に「お母さんは死んでいませんね」というのがあります。

さあ、読者の皆さんはこの言葉をどのようにとらえますか?文章に書くとあいまいな日本語という気がしますが、耳で聞きますと、ヘンとは思わないのです。

お母さんは生きている(死んではいない)のか、死んでいる(死んでもういない)のか両方に取ることができますね。

もし、あなたの母親が亡くなっていたら、「死んでいる」と聞くでしょう。存命なら「死んでない」と聞くでしょう。自分の立場に当てはまるほうの解釈をするのです。

 『「占い」は信じるな!』から引用

私のプチ感想

「バカバカしい!そんなトリックに引っかかるもんか!」と思うかもしれません。

しかし、詐欺に引っかかる人のほとんどは「私に限って大丈夫!」と思っている人だと言われます。

この「私に限っては…」がくせ者で、交通事故もこういう気持ちの緩みが原因だったりします。

それに、そもそも占い師を訪ねるのは、たいてい気持ちがふさいでいる時です。そういう時には判断力が鈍っています。

だから、「信じやすい⇒だまされやすい」時期ですよね。

そういう人にトリックを使うなんて、悪質な手口と言わずして何というのでしょうね。

 

隠語を使ったトリック

〈中略〉
何を占ってほしくて来たのか、100パーセント当たるという占い事務所がありました。

占い師の前に座った人が、恋愛の悩みごとで来たのか、金銭の問題で来たのか、依頼人が話を始める前に言い当てるというのですから驚きです。

もちろん、これには仕掛けがあって、古典的なものに座布団を使うものがあります。助手が依頼人に何の相談で来たのか、あらかじめ聞いているのですが、それを占い師に伝える方法が座布団なのです。座布団の四隅や縁についている糸を恋愛とか金とか仕事とか色分けしておいて、占い師から見た角度のどの方向に向けるかでわかるようにしているのです。

〈中略〉

「先生、どうぞ」「はい、先生」「お次の方、どうぞ」と依頼人によって、助手が占い師にかける言葉が違います。恋愛、財運、失せ物……と、相談ごとによって呼びかけの言葉を変えているのです。15種類ぐらいのテーマは用意されています。

 

『「占い」は信じるな!』から引用

私のプチ感想

これはまるで手品の手口ですね。罪悪感はないのでしょうかね。ビックリです。

今はこういう手口は絶滅していると信じたいですね。でも、見破るのは簡単ではなさそうです。

事前に聞かれたら、「占い師に直接話したいです」と言い切るのが一番でしょうね。

それでも無理強いされたら、「さようなら!」または、「バイバイ!そんな事務的なところで個人的な悩みなんて話したくありませ~ん」と言って去るべきでしょう。

 

本書の裏表紙

私自身は、「半々」とは思っておらず、60~70パーセント以上当たると経験から感じていますが。
 

驚きの荒ワザ

〈中略〉
先乗りの情報が詳細なものであれば、次のような手のこんだ細工をしたりします。

依頼人の家の鬼門といわれる方角にヘビの死骸などを埋めておく、短刀のさびたものや割れた鏡を庭に埋めておいてそれを当て、相手を驚かせるなどは序の口です。生きたガマ蛙を使ったこんな仕掛けをした占い師もいました。

大きなガマ蛙を捕まえてきて、口のなかに薄い和紙でくるんだコショウを入れておく。夜になってガマ蛙が鳴き出すと、コショウが口のなかに広がり苦しみもだえます。なんとも奇妙な人間の叫び声みたいな声を出すそうです。

地の底から聞こえてくるような気味の悪い鳴き声を聞かせながら、「あの声は死んだおじいさんが今のご家族の行状を嘆き悲しんで泣いておられるのですよ」などともっともらしく」説明するのです。

「それごらんなさい。私の見立てた通りでしょう」とたたみかけられたら、依頼者の家族一同はどんな気持ちになったでしょうか。

 『「占い」は信じるな!』から引用

私のプチ感想

これは気持ち悪さマックスですね。さすがにアウトでしょう。

下手すると不法侵入罪です。それに今は昔と違ってセキュリティが強化されていますから、捕まる可能性もあるでしょうね。

でも、本に書かれているということは、昔は本当にあったのでしょうね。

夜中に軒下から「グエェェェ!」なんて聞こえたら、怖いし気持ち悪いしたまったもんじゃないですね。

そもそも私が生まれ育った北海道には大きなガマガエルはいません。(たぶん)

仙台で初めて見たときはこんな感じでした。

夜に歩いていたときです。

「道に大きな石があるぞ…。」

だんだん距離が近づくと石の一部分が、かすかに動いています。

「え?なに?石だよね?」と思って近づいて見ると、大きなカエルの喉(のど)がヒクヒク動いているのでした。

気持ち悪かったですね。生まれて初めて見ましたから。あんな大きなカエル。

思わず後ずさりしました。貫禄ありましたね。

そんな大きなカエルが軒下で「グエェェェ!」と叫ぶ場面を想像しただけで私はダメです。

蛇と両生類は得意でないのです。彼らに罪はないのですけどね。 

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『「占い」は信じるな!』まとめ

占いに対して否定的な叙述部分を引用したので誤解を生むかもしれません。

しっかり占えばかなり当たるのが本物の占いだと私は思っています。

だからといって何でも鵜呑みにせず、自分が築き上げてきた人生観や価値観は大切にしながらアドバイスをもらうのが、正しい占いの活用法です。

「占い師がこう言ったから、その通りにしよう」ではなく、最後は自分が決めることが大切です。

人生には、「右に進むべきか、いや左に行くのが良いか」と悩むこと迷うことの連続でしょう。

どうしても悩みや迷いから抜け出せないときに、占いを活用することは「あり」だと思います。

ただしその際も、「最後に信じることができるのは自分しかいないのだ」の気概は忘れてはいけないと思うのです。

なぜなら、自分の人生の責任は自分しか取れないからです。

占い師もカウンセラーも、アドバイザーでしかありえません。上手に活用すべき存在ですが、人生の舵までは渡してはいけません。

 

さて、本書ですが、後半から著者の占いに対しての考え方が書かれています。

著者である佐藤氏は、相当な冊数の専門書を著していて、私も10冊以上読みました。

でも、この本は、専門書のように難解ではなく、一般の占い好きな人に向けた本なので気楽にスラスラ読み進めることができます。

 

 

佐藤氏は、斯界において「透派」と呼ばれる大きな流派を率いた人です。

私は透派ではないので、深いことを書くのは是としませんが、占いに関心がある人にはおすすめしたい本です。

さまざまな占いについての見解が記されています。

 

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