四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲を中心にいろいろなことを書き綴ります

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

【四柱推命】女子高生「親子の縁と自己主張」育てにくいタイプ…

今年27歳を迎えた女性(令和2年現在)です。

高校3年間を担任しました。

夫や親との縁も、さらに子どもとの縁も薄そうです。

個性的な生き方を貫く方が幸せになれる人かも知れません。

高校生の頃から、枠にはまらない生き方をしていました。

 

 

【四柱推命】「乙亥」日生まれの女性〈Aさん〉

【四柱推命】「乙」の性質は控えめ…とは言うが…

水仙イラスト

「乙」は草花

「乙」は、花や草です。

花は、あまり強そうに見えません。

しかし雑草になれば、踏まれても枯れない強さを持っています。

Aさんは、「乙」の人ですが月干に「劫財」の「甲」があります。

ですから、見た目も弱そうでありません。


「甲」は「乙」のお兄さん。

この人は月干に「甲」、時干に「甲」と隣にお兄さんが2人います。

頼もしいですね。

「甲」は樹木ですから、風雨から「乙」を守ってくれます。

2人のお兄さんが、外敵から守ってくれるわけです。

すると「乙」は、安心ですね。

過保護の命式ともいえます。

ちなみに本当のお兄さんはいません。

あくまでも持って生まれた運命の上でのお兄さんです。


命式の通りに、ご両親から大事に育てられました。

しかし、足りなかったもの、、、それは多忙のための「会話」でした。

 

【四柱推命】春は「乙」が成長する季節

春は草花が強くなる季節です。

Aさんは春生まれです。

なおさら弱々しくありません。

春は草花がグングン成長する季節です。

成長を妨害するものは避けます。

だから、春生まれの「乙」さんは好き嫌いが激しいです。

環境にもこだわります。

嫌いな環境からは、サッサと遠慮なく去る人です。

気に入らない仕事はスグに辞めて転職する傾向もあります。

 

もともと「寅(2月)」生まれの人は、負けず嫌いで決断力が強い人が多いです。

命式をご覧ください。

この女性の四柱命式。平成5年2月23日15時28分生まれ。

Aさんの四柱命式。平成5年2月23日15時28分生まれ。

 

 【四柱推命】日干のエネルギー〈強〉の「印綬格」

印綬格」の女性です。

日干(自分自身)は、非常に強いエネルギーを持っています。

ここまでパワーを持ちすぎると印綬の良い面が発揮できません。

欲深くしつこい性格です。

そのくせ、言動はいいかげんで適当になりがち。

短所ばかり書き出してしましました。

すみません。

でも続けます。

損得には敏感な人です。

利益のためには協調性や社交性を発揮するでしょう。

持ち前の強い自己エネルギーで信念を貫けば、大きな仕事をやり遂げるかもしれません。

Aさんの親は、子どものために一生懸命に何とかしたいと思っているようです。

しかし、肝心の彼女が愛情を素直に受け止ない可能性がある命式です。

親元から早めに自立した方が、親子共々安寧に暮らせそうです。


結婚したら、、、そうですね…

  • 夫を支えたいという意思は薄い
  • 家庭生活は安定せず、離婚の危機に陥りやすい
  • 夫がダメだと思ったら、「さよなら」の割り切りがはやい

スポンサーリンク 

   

【四柱推命】起業家向きの女性

  • 強い意志で大きな仕事を成し遂げる可能性を秘めてる
  • 勝負運は悪くない
  • 企画やアイディア、直感やひらめきは得意分野

ということで、時勢に乗れば起業家として成功できるかもしれません。

 

ただし、年支と時支が空亡していますので、 

  • 父祖縁に薄く、老後は子どもとの縁に薄くなりやすい

となります。

 

【四柱推命】結婚生活には難あり…

比劫星と印星が多いため、命式に夫の居座る場所がありません。

結婚しても、旦那さんはあまり大事にされないでしょう。

Aさんと合うタイプの男性を探すのはなかなか大変です。

年齢が離れた男性がよいでしょう。

 

 【Aさんの実際】高校時代は、化粧・キセル・万引き… 

高校1年生から3年間、私はAさんの担任でした。

入学時からさっそく化粧をして登校してきました。

2年生の秋には、友だちの定期券を使ってバスに乗り、何回目かで運転手さんに捕まって、学校に連絡が来ました。

そして、特別指導(停学指導)を受けることになりました。

 

父親の愛に飢えて…

何度か会ってお話ししましたが、お父さんは真面目な人です。

中学1年生までは成績上位で親も安心していたそうです。

素直な子どもだったと言っていました。

ところが、本人は、

他の家のように優しいお父さんになって欲しかった

そのために頑張っていたと言います。


それが、中学2年生でとうとう弾けてしまいました。

急に勉強をしなくなり、化粧品に興味を持つようになりました。

きっと、他の家がよく見えてしまったのだと思います。

思春期によくあることです。

実際は恵まれているのに、

「うちはダメな家庭、愛情がない親」

と思い込んでしまうのですね。

 

お父さん「叱ることが怖くなった」

中学2年生で化粧を覚え、帰宅も遅くなりがちになった娘に、お父さんの鉄拳が飛びました。

ビンタをしたそうです。

その時、Aさんは、お父さんをにらみつけて、

「もっと殴ったら?」

と言ったそうです。

その日からお父さんは叱ることができなくなりました。

指導に自信が持てなくなり、

「叱ることが怖くなった」

と言っていました。

 

会話不足も原因だった

両親ともに公務員の家庭で、生活にはある程度ゆとりがあったようです。

その代償として、残業のため両親とも帰宅が遅くなることもしばしばだった言います。

中学1年生までの娘を見て安心しきっていた

と反省していました。

会話が足りませんでした」とも。

札幌の円山、つまり一等地のマンションに住んでいました。

 

私は一度、家庭訪問に行ったことがあります。

立派なマンションでした。

特別指導期間の家庭訪問なのに、彼女は、とてもご機嫌でした。

家庭訪問に「ご機嫌」なんてほとんどないので、私の方が戸惑ったくらいです。

 

彼女の部屋に案内してくれました。

そこで見たものは、

ずらっと乱雑に散らかっている無数のファッション雑誌でした。

そして、

「これ、素敵でしょ?」

「この服いいでしょ?」などと見せてくれるのでした。

あまり素敵に見えませんでしたが、適当に相づちを打ってから、

「『部屋、片付けなさい』って言われない?」

と尋ねると、

「親は部屋に入れない!」

と言っていました。

 

「お父さん、死んでほしい」そして本当に癌に…

高校1、2年生の頃は、

「お父さんは大嫌い。本当に死んでほしい。」

としばしば口にしていました。


万引きもしました。学校に親が呼ばれた時は、両親揃って来校しました。

穏やかそうなお父さんでした。

きっと、真面目に一生懸命に教育してきた、そんな雰囲気がうかがえました。


正直に娘の教育で困っている悩みを話してくれました。

「娘と2人になると、会話もできない」

「何を話しても、反発される」

と言っていました。

 

「お父さん、死んで欲しい」の願い?が現実に?

彼女も3年生に進級しました。

そして、その秋頃でしたか、お父さんが癌を患ったのです。

それを知った翌日、彼女は学校で朝から号泣していました。

「よく登校できたな」と今になって思いますが、誰かに話を聞いてもらいたかったのでしょう。

1、2時間目の授業を受けられる状況ではなく、別室で落ち着かせました。

その時、

「本当は嫌いではなかった。死なないで欲しい。」

と言うのです。


しばらくして、お父さんの癌が軽度だとわかりました。

治療して安心が戻ったら、また反発するようになりました。

 

Aさんは夢を追い続ける 「永遠の少女」

Aさん自身が永遠の少女であり、夢を追い続ける性格です。

人生の夢は、

「自分がやりたいことをやり続けること」

です。

高校の時からそうでした。

だから、何度指導を受けても化粧をやめず、友だちに自分を合わせることもほとんどしませんでした。

いつも「自分のしたいことをしたいようにやる」という高校生活でした。


卒業後、何度か会いましたが、まぁ変わってませんね(笑)。

ブログに「匿名なら載せていいよ」と言ってくれました。

「じっくり読みます(笑)」とも。

スポンサーリンク 

 

あとがき

  • 親とは疎遠
  • 子どもとの縁も薄く
  • 夫とは距離が必要

と肉親との関係が寂しくなる運命が予見される命式。

しかし、本人は自分の好きなことに打ち込む性格です。

現在彼女は独身ですが、生活に寂しさは全く感じていないようです。

彼氏はいますが、昔からよく変わりますね。(苦笑)

現在、若者向けの洋服店に勤務しています。

責任ある立場について、将来は自分でショップを立ち上げたいと考えています。

洋服店の店員

 

結婚して、お子さんが産まれたら、仕事にウェイトを置けなくなります。

結婚願望は、「特別良い人が現われないとしない」と言っていました。

その時、お子さんへの愛情を強く継続できるか不安な人ですね。

でも、結婚、、、できるかなぁ。


さて、本人は元気でも、やはり心配しているのはご両親だと思います。

 それから、今は楽しそうですが、やっぱり心配な性格ですね。 

幸せになってほしい人の一人です。 

 

 

www.happy-power-up.com

 

www.happy-power-up.com

 

 

 

ポチッとしていただけるとうれしいです。


人気ブログランキング