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離婚の可能性がある男性・女性【四柱推命】夫・妻の居場所がない

離婚の危機が到来しやすい男性・女性の四柱命式を紹介します。

四柱命式をひと目見て、「旦那さん(奥さん)、家庭に居場所がない!」とわかる人たちです。

「夫の帰宅が毎晩遅い。本当に仕事?」
「妻がしょっちゅう実家に帰る。なんで?」

そうなる可能性が高い男性・女性の四柱推命の命式をご紹介します。

命式を知ることで、

「結婚して幸せになれる人か?」
「配偶者との接し方」
「荒れる関係はいつまで続くのか?」
「改善の時期は来るのか?」
「離婚の危機はいつ到来するか?」
「関係が悪いのは今だけ?」
「なぜケンカばかりするの?」
「離婚した方が幸せになれる?」

などを考察することができます。

喧嘩した夫婦のイラスト

四柱命式から夫婦関係の未来が見えます

 

【四柱推命】夫の居場所も妻の愛情もない命式

日干「辛」、身旺の「偏印格」の女性

四柱命式は次のようになります。

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【四柱推命・命式】昭和37年2月2日生まれの女性

命式に「正官」もなければ「偏官」もありません。

「正官」が夫の通変星です。なければ「偏官」が代わりになりますが、それもありません。

問題は、月支に3つも「偏印」があることです。

これほどまでに強い偏印は、「官星(夫)」のエネルギーを抜き取ってしまいます。

その上、2つの比肩が強いため、「官星」は逆にやっつけられてしまいます。

わかりやすくするため、五行から説明します。

日干「辛」の女性ですから、夫星「官星」は【火】となります。

この命式は、辛【金】と己【土】ばかりの命式です。

そこに【火(=夫)】を投入すると、「火生土」として強すぎる【土】に盗気(エネルギーを奪われる)されてしまいます。

簡単にいうと、灰(土)に埋め尽くされ火が消えてしまいます。

つまり、【火】(=夫)が居座る場所がない!となります。

加えて、奥さんからの愛情の星「財」が命式にありません。

この命式の財星は【木】です。

正財「甲」を命式に投入してみると、「木剋土」として「己」を頑張って剋します。

剋すとはこの場合、「土を耕す」と考えるとよいです。

木は、根で頑張って耕そうとします。

しかし、この命式は土が圧倒的に強いため、いくら頑張って耕しても追いつきません。

そのため、木はすぐに疲れ切ってしまいます。

枯れ木

【木=財星(妻の愛情)】が疲れてしまう命式


ついでに、【庚】ほど強力ではありませんが、3つもある【辛】が木を切り刻んできます。

ということで、この命式に【木(財星)】が入り込む余地はありません。

つまり、この女性は夫に愛情を注ぎきれない人となります。

さらに(まだあります)、月支【丑】と日支【未】とは七冲の関係です。

夫婦の考え方にズレが生じやすく、心も安定しがたいです。

【四柱推命】肉親運がよくない人は

結論として、離婚・別居の可能性が非常に高いと認めざるを得ません。

夫になる人の運気も下降するでしょう。

印星は親星です。比肩は兄弟星です。

どちらも強力で命式の忌神になっています。

すなわち、親や兄弟にも頼れない人です。

肉親運がよくないため、一芸を磨いて身を立てることを目標にすべき女性でしょう。

社会的に身が立てば運命も変わってくる可能性があります。

また、出生時刻がよければ悪い運命はある程度緩和されます。

 

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【四柱推命】夫の帰宅が遅い!Bさんの命式

日干【丙】、強旺格(外格)の女性

Bさんの旦那さんは、もっと大変かもしれません。

夫の居場所がどこにもない!女性命式

1967年6月11日生まれの女性Bさんの命式

三柱オール比肩と劫財です。

そればかりか、月支と日支に羊刃があります。

時柱に官殺がなければ強旺格に該当する命式です。

強旺格とは、めったに見ない特別格で、開運と幸福の獲得ほぼ間違いなしと言われますが、採用しない流派もあります。


普通格でみた場合、この命式は「格」を採用できません。

生まれた時刻がわかるなら「〇〇格」と名付けることはできるでしょう。

しかしながら、三柱でここまで身が旺じると、財も官も役に立たないと思われます。

時柱に、もし印星や比劫があればもっと大変なことになります。

 

夫「俺、家に帰りたくない…」

この命式ですが、比肩・劫財のパワーが強烈です。

五行にすると、この女性は【火】の塊のような人です。

火を制御するのは【水】です。

この命式では、【火】=比劫(女性)、【水】=官殺(夫)です。

一般的に、火に適量の水を注ぐと燃え方が穏やかになります。

炭火焼を思い出せばわかりますよね。

しかし、この命式は火の勢いが強烈すぎて水が一気に蒸発します。

まさに「焼け石に水」

という状態です。

焼け石に水

「焼け石に水」夫は腫れ物に触る思い

これを「反剋(はんこく)」と言います。

要するに、夫が意見しても気に入らなければ跳ね返されます。

猛烈な反撃を受けるので、夫はジッと耐えるのみですね。

どこに地雷や怒りの導火線があるのかわかりません。

夫は、帰宅するのがだんだん憂鬱になりそうです。

Bさんは、夫婦関係は荒れ気味で、離婚に至る可能性も高いです。

 

人生も波乱含み【三刑】

月支(午)と日支(午)とは三刑の関係です。

波乱含みの運命になりやすいです。

  • 夫婦関係がしっくりいかない
  • 夫への不平不満が溜まりやすい
  • 満足感を得がたい

Bさんタイプの女性は、

  • 8歳以上年上の男性
  • 5歳以上年下の男性

と結婚すると凶意が緩和します。

また、晩婚のほうがうまくいきそうです。

そんなBさんですが、穏やかなタイプの男性には魅力を感じません。

「自己主張ができないおとなしい男性は好きでない」

と思うでしょう。

ですが、そうなると家庭は毎晩戦争状態になります。

2人とも一歩下がってお互いの意見を尊重すれば、なんとかよい関係を維持できるとは思います…。

 

気が強いBさんの魅力とは

Bさんは、どう見ても気が強い女性です。

本当は、「俺はお前についていく」タイプの男性のほうが相手としてよいのです。

Bさんの性格は、

  1. 独立心があって気が強い
  2. 決めた道をひたすら突き進む
  3. 竹を割ったようにサッパリしている

気が強い女性を好む男性にとっては魅力的に映るタイプかもしれません。

気をつけるべき点は、

  1. 自意識は過剰気味
  2. 相当な自信家
  3. 積極的・行動派
  4. 頑固で我が強い
  5. 組織で孤立しやすい

職場でも我が道を突き進むタイプです。

時には強引で横暴に映ることもあるでしょう。

でも、誰もそれを指摘できそうにありません。

自信家で気が強く、仕事ができる女性に注意・指導をするのは相当凄腕の上司でないと無理です。

並の上司や同僚なら、厳しい反撃に遭うことでしょう。

だから皆、「触らぬ神に祟りなし」の扱いになりがちです。

Bさんに欠けているのは、協調性、社交性、緻密性です。

これらを補完する通変星が時柱にあったなら、少しは穏やかな女性になります。

 

結婚に踏み出すべきか迷う男性の記事です。よろしければお読みください。

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【四柱推命】「離婚の危機」妻の居場所がない男性

【四柱推命】日干「壬」、官殺混雑格の男性 

 

【四柱命式】1983年6月23日生まれの男性

【四柱命式】1983年6月23日生まれの男性

 日干「壬」、日支「午」の性格傾向は             

水は「智」をつかさどります。

」は大きな陽の水です。例えると、大きな河川・湖・海です。

度量が大きい人物が多いです。

融通性はありますが、そのぶん考えや気が変わりやすい面もありがちです。

時に大きなことを言うので信念が強そうに見えますが、コロッと考えが変わるので要注意です。

水には流動性があるからです。

せき止められることを嫌う大きな水ですから束縛や制約は苦手です。

壬には地頭が良い人が多く、カンも鈍くありません。

ですから、「あ、気づかれていたか」ということが時々あるはずです。

また、中には他人任せの傾向を持つ人もいます。

日支に「」があると、思慮浅い面が顕著になります。

この人は、月支に正官があるため、温厚篤実な人でしょう。

リーダー性もあり、職業についても心配ありません。                   

ただ、理屈っぽいタイプなので、一緒に仕事をして楽しい人ではなさそうです。  

 

「官殺混雑格+三刑」でマイナス作用が…

上では五行からの鑑定を書きましたが、命式のバランスを考慮するともっといろいろなことが見えてきます。

まず、日干に比べて官星のパワーがやや強すぎて、仕事を頑張っても見合った結果が得られにくいはずです。

さらに、日支「午」と月支「午」とは三刑の関係です。

焦りや迷いがつきまといます。

もちろん、夫婦関係もガタつきやすくなります。

「月支正官の官殺混雑格」の人ですが、残念ながら破格しています。

理屈っぽい人です。

怒るといきなりヒステリックになるのは、こういう命式の男性です。

 

奥さん、子どもとの縁は

財星(妻)が命式にありません。

あっても官星3個にエネルギーを抜き取られてしまいます。

ですから奥さんは、

  • 体力または気力が弱い
  • 家事などは苦手

また、子どもとの縁は芳しくありません。将来はどうも不和になりそうです。

それに、お父さんの言うことをあまり聞いてくれそうにないですね。
 
男性に話を戻します。

プライドが高く、家に帰ると威張り出すタイプです。

昭和の時代なら「風呂!メシ!」の人です。

令和の今なら、「風呂沸かしてくれた?食事はできた?」と言うのかもしれませんけど…。

いずれにしても、奥さんとしては、

  • 専業主婦として家事をこなす
  • 共働き夫婦として一緒にいる時間を減らす
  • ルールを決めて家事を分担する

などルールを決めることが家庭円満のための賢い方策です。

 

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【あとがき】不仲だけど離婚しなかった元同僚

「歳を取ることは楽しい。人生が、だんだんわかってくるから」

と、かつての同僚が言っていました。

その人は、今60歳を過ぎています。熱烈な恋愛結婚をから、お子さん2人を立派に育て上げたのですが、

「夫婦関係は、全然良くない」と時々ぼやいていました。

それでも、離婚したい気持ちは全くなかったようです。

「家庭は楽しくないけど、生きることは楽しい」

と言っていました。


とても真面目な人です。浮気などには全く縁がありません。

仕事が大好きだったのが幸いしていました。

仕事に集中することが、「家庭生活の悩み解消法」だったようです。

私が結婚する際に彼は、

「結婚したら、これまで想像しなかった悩みが押し寄せるよ~」
とアドバイスしてくれました。

「行きたくない飲み会を断る口実もできるよ~」とも。


「休日寝ていたら、奥さんに枕を思い切り蹴り上げられたことだってある」

根は短気な人なのですが、それでも奥様を許せるんですね。

夫婦とは本当に不思議です。
 
※令和3年11月3日に投稿した記事を加筆訂正しました。

 

 

次の記事は長年家庭内別居状態の知人の話です。

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多くの人が気にする寿命と金運。寿命について考察しました。

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この記事の男性は、ちょっとお気の毒なのです。  

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