乙は陰の木で草花を意味します。やや控えめで消極的な性格ですが、芯が強く忍耐強い人です…、と締めくくりたいのですが、私の感覚では、「乙丑日」生まれの人は多種多様な印象があります。特に干支は、月支元命に着目しないとあまり当たらないように感じています。
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- 「乙丑」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
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- 五行・十二支・十二運・神殺(参考)
- 【適職】才能を活かせる仕事
- 恋愛傾向と理想の相性
- 【参考】増永篤彦氏の性格分析
- 吉運・凶運になりやすい年
- 病気に関する暗示
- 「乙丑」日生まれの有名人
「乙丑」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
「乙丑」は、十干の「乙(きのと)」と十二支の「丑(うし)」が組み合わさった2番目の干支です。
- 乙(きのと):十干の2番目で、陰の木。草木や花、つる植物など、柔らかくしなやかな植物を表します。性質は、穏やかで協調性がある、忍耐強い、控えめ。
- 丑(うし):十二支の2番目で、冬至を過ぎた旧暦12月(小寒・大寒の頃)。冬の終わり、厳しい寒さを耐え抜く大地を意味します。
この二つが合わさることで、「寒さに耐えながら春を待つ晩冬の草花」といったイメージが象徴されます。
日干に「乙丑」を持つ人は、可憐さ、しなやかさ、そして内に秘めた芯の強さ、粘り強さ、順応性といった性質を持つとされます。
※日柱のみだと実際の的中率は下がります。あくまで参考程度にしてください。
乙丑(きのとうし)日生まれの人ー基本的性格と特徴ー
- 粘り強い⇒一番の特徴は、その粘り強さです。途中で投げ出すことが嫌いで、どんなに時間がかかっても、一度始めたことはコツコツと最後までやり遂げます。
- 人と争うのが苦手⇒普段は穏やかな人です。自分から積極的に前に出たり、人と競争したりするのは好みません。
- マイペース⇒何事も自分のペースでじっくりと取り組みたいタイプです。周りから急かされるのは少し苦手かもしれません。
- 内面には強い意志⇒普段は周りに合わせているように見えても、「これだけは譲れない」という信念があり、簡単には曲げない頑固な一面も持っています。
- 真面目さと信頼⇒嘘やごまかしが嫌いでな誠実な人柄です。周りからは「信頼できる人」として頼りにされます。
- 大器晩成型⇒地道な努力を積み重ねて、年齢とともに実力を発揮していく「大器晩成型」です。
- 人間関係を大切にする⇒慣れ親しんだ場所や、気心の知れた友人、家族との時間を何よりも大切にします。一度築いた関係は、長く深く続いていきます。
「乙丑」日生まれの性格ー男女別ー
性格の基本は男女同じですが、以下の点で多少の違いが出やすいです。
男性の場合
- 粘り強さ⇒穏やかに見えても、芯が強く、困難に粘り強く立ち向かいます。感情的になることは少なく、冷静に物事を判断する冷静さも持ち合わせています。
- 着実な努力家⇒コツコツと地道な努力を続け、確実な成果を積み上げるタイプです。計画性も持ち合わせています。
- 堅実な現実主義⇒派手なものや不安定な状況よりも、堅実で安定した生活や環境を好む傾向があります。夢より現実を重視します。
女性の場合
- 穏やかな包容力⇒感情的になることは少なく、物事を冷静に受け止め、周囲を包み込むような穏やかな包容力があります。
- 忍耐強い⇒辛抱強く、家庭を円満に保つために努力を惜しみません。地道な努力を続け、身近な人々のために尽力する、献身的な一面があります。
- 安定性⇒安定を好み、感情の起伏が少ないため、パートナーや家族にとっては、安心感と信頼感を与えてくれる存在となるでしょう。
「乙丑」日生まれの人ー開運のカギー
より快適な人生にするために、以下のことに気をつけましょう。
- 融通が利かない⇒「丑」には「留まる」といった意味合いもあります。そのため、一度決めたことや自分の考えをなかなか曲げず、頑固な一面が出やすいです。
- 内向的⇒「乙」の草木のように、内向きに成長する性質も持っています。そのため、自分の感情や考えを積極的に外に出すのが苦手な場合があります。
- 心配性⇒心配性になりやすく、物事を始める前にあれこれ考えすぎてしまい、チャンスを逃したり、行動に移すまでに時間がかかりすぎたりすることがあります。
- 気分が沈みやすい⇒物事の悪い面ばかりに目がいってしまい、気分が沈みやすくなったり、ネガティブな思考に陥りやすかったりすることがあります。
※記事末の「【参考】増永篤彦氏の分析」もご参照ください。

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五行・十二支・十二運・神殺(参考)
【五行の木】「乙」は陰の木「仁を司る」
- 五行の木は仁を司り、華美を好み風雅の性を持ち、慈愛と思いやりがある。
- 「乙」は、活動的で努力家だが、比較的消極的な心の部分がある。
- 器用なところもあり、手先の器用さや動きの柔らかさを求められることに向いている。
- 身旺の人は、頭髪が柔らかく、首が長い。天然パーマになる人もいる。
- 身弱の人は、頭髪が細く猫毛の人が多い。思いやりが強すぎて神経質になりやすい。
【日支】「丑」性格の傾向
- 口数は多いほうではないが、内に陽気を含んでおり決して暗い性格ではない。
- 人と共同で行動することを好む傾向がある。
【十二運】「衰」の性格
乙から見て丑は「衰」にあたります。
男性の性格傾向
- 衰は帝旺の次に来る十二運のため、帝旺の気分が残り、昔のことが忘れ難く、そのため虚勢を張りやすく、それが失敗の元になりやすい。
- 昔の夢を追い、他人に煽てられることによって失敗する。
- セックスは弱いわけではないが、積極性に欠け、女性をリードすることができず、相手しだいの傾向がある。
女性の性格傾向
- 温厚で積極性を欠き、保守的で人の上に立つことを好まない。
- 猜疑心が強く、苦労性なところがある。
- 従順さを装っていても内心は冷たさがあり、姑と不仲になりやすい。
- セックスはかなり強いほうで、自主性があって活発。夫には貞淑で、男性が満足するように努める人が多い。
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「乙丑」日生まれの【神殺】
【福星貴神(ふくせいきしん)】日干「乙」で「丑」につく
- 人に愛され、穏やかな人徳者となる。目上の引き立てを受け、金銭に不自由しないなどの福を得ることができる。
◇月日が刑冲しているか、空亡するなどして破格になっている場合、貴神の良能は発揮できにくいです。
【適職】才能を活かせる仕事
※適職は命式全体、特に月支通変星で見る方がよく当たります。
才能と適職
乙丑日生まれの人は、真面目で責任感が強く、地道な努力を重ねることができます。
また、人を思いやる優しさを持っているため、人をサポートする仕事にも向いています。
- 専門性と技術:研究者、学者、エンジニア、プログラマー、職人、会計士、税理士、弁護士
- 安定性:公務員、銀行員など
- サポートする仕事:看護師・介護士、教師、保育士、カウンセラー、セラピストなど
- 支える仕事:図書館司書、編集者、秘書
避けた方が良い仕事
- 変化が激しく、常に臨機応変な対応が求められる仕事。
- ノルマが厳しく、精神的なプレッシャーが大きい仕事。
- 起業や不安定な職種。
「木」のグループに属する職種
乙の五行は「木」のため、以下も適職です。
- 医師、薬剤師などの医療関係、保健衛生、看護士、教授、教師、僧侶などの宗教関係、占い師、木材、林業、木工、紙パルプ、建具、繊維、製紙関係など。
恋愛傾向と理想の相性
恋愛傾向と好きなタイプ《男性》
恋愛傾向
- 慎重なじっくり型⇒積極的なアプローチはあまり得意ではありません。始まりはゆっくりかもしれませんが、一度結ばれた絆は深く、安定した関係を築きます。
- 誠実な献身的タイプ⇒好きになった相手には非常に誠実で、献身的な愛情を注ぎます。
- 安定志向⇒将来を見据えてパートナーを選ぶ傾向があります。派手な恋愛よりも、結婚を意識した真剣な交際を望むことが多く、安心感や信頼感を重視します。
好きなタイプ
- 家庭的な女性⇒派手さよりも、落ち着いた穏やかな、さらに言えば家庭的な雰囲気を持つ女性に惹かれる傾向があります。
- 誠実な女性⇒軽薄さや表面的な付き合いよりも、お互いを尊重し、着実に信頼を築いていけるような誠実な女性を好みます。
- 支えてくれる女性⇒乙丑生まれの男性は、恋愛においても慎重で、自分のペースを大切にします。そういう性格を理解し、陰ながら支えてくれる女性に魅力を感じます。
苦手なタイプ
- 気分屋な女性⇒感情的になりやすく、気分がコロコロ変わるようなタイプの人とは、感情の波長が合わず、戸惑いを感じやすいです。
- 約束を守らない女性⇒真面目で誠実さを重んじる乙丑生まれの男性は、約束を軽んじたり、いい加減な態度をとる人に対して苦手意識を持ちます。
- 落ち着きのない女性⇒常に刺激や変化を追い求め、落ち着きのないタイプの人とは、価値観が合わないと感じることがあります。
恋愛傾向と好きなタイプ《女性》
恋愛傾向
- じっくり関係を育む⇒相手を慎重に見極め、時間をかけてじっくりと関係を育んでいくことを好みます。内面を理解し合えるような深い絆を求めます。
- 常識的な関係を望む⇒常識的で、地に足のついた関係を望む傾向があります。将来を見据えたお付き合いを大切にします。
- 独特のこだわり⇒恋愛においても、自分の「これ」というこだわりがあり、理想とする相手や関係性に対しては譲れない部分を持っていることも。人間性や価値観に強く惹かれ、共感できる相手と深く結ばれることを望みます。
好きなタイプ
- 誠実で穏やかな男性⇒地に足のついた、信頼できる関係を望むため、相手にも誠実さと安定感を求めます。
- 優しくリードしてくれる男性⇒感情をストレートに出すのが苦手な性格のため、相手が優しくリードしてくれることで、心を開きやすくなります。
- しっかりした考えを持っている男性⇒現実的な目標を持っていたり、自分の意見をしっかり持っていたりする相手に安心感と尊敬の念を抱くことがあります。
苦手なタイプ
- 移り気な男性⇒軽薄でコロコロと態度や気持ちを変える人、浮気性な人、誠実さに欠ける人とは、安心できる関係を築くのが難しいと感じます。
- 感情的で衝動的な男性⇒感情的で、後先考えずに行動するような衝動的なタイプが苦手な傾向があります。また、感情のコントロールが苦手な男性との付き合いを負担に感じます。
- 束縛が激しいか無関心な男性⇒適度な距離感を保ちつつ、お互いを尊重し合える関係を求めているため、極端な態度の男性は苦手なタイプです。
理想の相性
最高の相性⇒「庚子」日生まれの男女
天地徳合と呼ばれる最高の相性です。深く理解し合い、心が通じ合う関係を築けます。結婚相手としても理想的とされます。
最悪の相性⇒「辛未」「己未」日生まれの男女
反対に天戦地冲と呼ばれる最悪の相性です。気が合うと思っても一時的な感情で終わることが多く、ケンカや心の葛藤が起こりやすい組み合わせです。
女性は「戊申」「丁亥」生まれの男性とも好相性
- 「戊申」の男性:どっしりとした包容力が、安心感と幸福感を与えます。
- 「丁亥」の男性:行動のペースが違うため、思いを伝え合うことが大切です。
詳しくはこちらをどうぞ。
【参考】増永篤彦氏の性格分析
生まれ日鑑定で有名な方です。
*三命方象(増永篤彦)
京都大学・大学院で心理学を専攻。臨床的性格学の研究をして、早稲田大学で教鞭を取った。主に十二運に着目して個性を分析した。
以下、引用です。
「乙丑日」生まれの個性と適性《男性》
個 性
- つねに一段腰を落とした構えで人に接する男性。物腰柔らかで、人当たりも良く、いかにも柔和な性格の印象を受ける。
- 精励にして勤勉、忍耐強く、人目に立つような華美な環境を好まず、社会の第一線からは一歩退いた形で、安全で堅実な生活領域を守ることを心情としている。
- 一見覇気がないように思われるが、他人の見解に左右されることがなくわが道を行く頑固一徹さがある。
- 人柄を見抜く眼は鋭く、自分の頼りになる人物を選ぶのがうまい。社交的には謙虚で敵を作らずマイホーム型亭主。家庭内ではワンマン。
仕事への適性
- 攻めて出る性格ではないので、個人で手の届く範囲で自衛するか、手堅いサラリーマンとして安定路線を歩くのが良い。
- お家大事の勤めぶりから上役の信頼も得やすい。
- 社会や時流に逆らわない保守性が重宝がられて、陰の参謀とか実力者になることもできる。
- 活動的な一面もあるが、直接指揮統率する尖兵より、留守城の家老型。決断力や臨機応変の策に欠けるところが欠点であろう。
職場の人間関係
- 控え目で人情味も豊かな事柄のために敵を作ることは少ないが、どちらかと言えば目上に甘く、部下に厳しい。
- 口にはしないが、対人的な好き嫌いは強いほうである。
「乙丑日」生まれの個性と相性《女性》
個 性
- 情緒性がゆたかで、身のこなしの柔らかい女性。いつもそこはかとなく色気を漂わせていて、少女時代の夢見るような可憐な印象を与える。
- ただ、表面の印象のままの性格ではなく、対人的には謙虚で控え目であっても、誰にでも寄り添っていけるような依存性と甘えが本質であり、人を選別する眼は案外現実的である。
- 好き嫌いも激しく、また打算的な一面もある。
- 主観的な価値観と自分の信念だけでことをはかる傾向が強く、また特異な感受性を持つ体質のために結論に客観性が乏しく、筋も通りにくい。
- いつの場合にも辛抱づよく忍耐力に優れているのが特徴である。
- 努力家でもあり、焦らずあわてず、とくに男性に対しては人怖じしない度胸もある。
- 総じて忍従的な人生を歩むことが多いが、いい意味でも悪い意味でも、本質的に「母性本能的」なものを備えた女性であり、家政婦的な主婦とはちがった意味での内助の功は期待されるだろう。
男性との相性
- 覇気と信念を持って独自の道を歩んでいく、個性的で明朗、快活な男性を好みます。
・胎・・・いたわり合える
・養・・・良くも悪くもない
・長生・・双方に不満が強い
・沐浴・・両方が押し強く悪い
・冠帯・・相思相愛型
・建禄・・女性優位型
・帝旺・・健全な家庭が築ける
・衰・・・お互いに魅力なし
・病・・・最高に良い相性
・死・・・双方折れ合わない
・墓・・・疑惑に満ちて悪い
・絶・・・まず良い相性
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吉運・凶運になりやすい年
- 未(ひつじ)年は、丑未の七冲になるため運気がガタつきやすいです。
- 戌(いぬ)年は、丑戌の三刑になるため多少ガタつきやすいです。
- 辛未年と己未年は、天戦地冲となり、さらに注意が必要です。
- 子(ねずみ)年は、亥寅の支合で諸事が整いやすいとされますが、命式全体を俯瞰する必要があります。
- 戌(いぬ)年と亥(いのしし)年は、空亡の1年です。無理な背伸びをしなければ乗り切ることができるでしょう。
病気に関する暗示
木の五行
木が、太過(強すぎる)する、あるいは不及(弱すぎる)の四柱命式は、次の部位に弱点が出ます。
主に不及の方が発症しやすいとされています。
- 肝臓、脳卒中、不眠症、手足の病気、神経の病気、頭の病気、ノイローゼなど。
乙日生まれ
乙日生まれの人は、次の病を発症しやすいとされています。
- 肝臓病、咽喉、ジフテリア、瘰癧(かいれん)、扁桃腺。
亥月生まれ(例)
日支より、月支の方が当たりやすいです。次は、亥月生まれの場合です。
- 腎臓、尿道の病気。
- 頭痛持ちの人が多い。
日柱「乙丑」の人
- 腫物(しゅもつ):できもの。はれもの。
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「乙丑」日生まれの有名人
三木武夫(比肩)、舘ひろし(比肩)、本田宗一郎(劫財だが、方合で変了する可能性あり)、亀田興毅(劫財)、鈴木奈々(食神)、中島敦(正偏財交集)、阿久悠(正財)、古谷一行(偏印)、菅義偉(偏印混濁)、マドンナ(印綬)
※敬称略で失礼します。( )内は月支通変星で、性格に大きく影響します。
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