乙生まれの人の恋愛傾向と相性を四柱推命の観点からまとめました。恋愛のヒントになれば幸いです。
乙は草花です。柔和で優しい雰囲気の人が多いです。感受性豊かで、環境適応能力が非常に高い人。内面には、踏まれても折れない雑草の強さを持ち合わせています。
相手の本質を理解することが、上手にお付き合いするための基本です。

- 「乙(きのと)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
- 日干「乙」|十干との相性
- 日柱同士で見る男女の相性診断
- 【四柱推命・紫微斗数】結婚運・夫婦運がよくない人
「乙(きのと)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
日干「乙(きのと)」はどんな人?
忍耐強く、活動努力はしますが、やや控えめで消極的なところがあます。器用なところもあり、稽古事や手先の器用さや、動きの柔らかさを求められることに向いています。
シンプルに言うと「感受性豊かで柔和な人」
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「乙」の恋愛傾向
乙を自然界で例えるなら、草花や蔦(つた)。柔らかく、周りの環境にしなやかに適応していく、協調性と優しさの象徴です。この性質が、恋愛にも深く関わってきます。
乙日生まれの恋愛「素敵なところ」
- 癒しと共感力⇒気持ちを察するのが得意な聞き上手。心に寄り添い、優しく話を聞いてくれるので、一緒にいるだけで心が安らぐ癒しの存在です。
- 柔軟性と献身的愛情⇒好きな人に尽くしつつ、相手の色に染まっていきます。相手の趣味や価値観に合わせて、自分を変えることも厭わない一途さがあります。
- 芯は強い⇒普段は穏やかですが、心の中にはしっかりとした芯を持っています。いざというときには、驚異的な強さや粘り強さを発揮します。そのギャップも乙さんの魅力の一つです。
乙日生まれの恋愛「え!?」と戸惑うところ
- 寂しがり屋で依存しがち⇒一人でいるのが少し苦手。常に誰かと繋がっていたいという気持ちが強く、恋愛をするとパートナーに依存しすぎてしまう傾向があります。
- 優柔不断に見える⇒優しさから、意見を強く主張するのが苦手です。そのため、優柔不断に見えたり、八方美人だと誤解されたりしてしまうこともあります。
- 環境に流されやすい⇒付き合う相手によって、大きく影響を受けるタイプです。素敵なパートナーと一緒なら魅力的に輝きますが、もし相手が良くない人だと、その悪い影響に染まってしまう危険性を秘めています。
乙日生まれの人と恋を育むヒント
乙さんを自然界に例えると、太陽の光と水、寄りかかる支柱を必要とする草花です。
愛情をたくさん注いであげること、そして「君が一番だよ」という言葉をきちんと伝えてあげることが、乙さんの心を安定させ、輝かせる何よりの栄養になります。
どっしりとした大樹のように、彼女・彼が安心して寄りかかれる存在になってあげてください。
また、乙日生まれの人は、一人の時間を楽しむ強さや、自分の「好き」を大切にする軸を持つことで、もっと自由に、のびのびと恋愛を楽しむことができるはずです。
日干「乙」|十干との相性
「乙」と「甲」の相性
乙(つる草)・甲(樹木)
乙(つる草)にとって同じ植物の甲(樹木)は親しみやすく、頼りになる存在です。
しかし、頼りすぎると大木(甲)に蔓草(乙)が絡みつく状態になり良くありません。
甲の人が負担を感じ離れたくなってしまいます。
ですが、乙の人にとっては安心感満点のうれしい関係です。
付き合い方のポイント
- 乙の人は甲の人への依存度を控えめにすること
- 甲の人の親切をウザがならないこと
- 甲の人にリードしてもらうのがよい
「乙」と「乙」の相性
乙(草花)・乙(草花)
「伏吟雑草(ふくぎんざっそう)」といって、奇門遁甲でもこの相性は凶です。
似たもの同士で気が合いますが、身旺同士だとケンカが絶えなくなります。
身弱同士だと、刺激や活気に乏しく退屈な関係になりやすいです。
お互いに依存する関係になりやすく、発展性に欠ける相性です。
一緒に楽しめる趣味などがないと、なかなか継続が難しい相性と言えます。
付き合い方のポイント
- 刺激や面白味を求めすぎないこと
- 退屈だが安定した家庭になる
「乙」と「丙」の相性
乙(草花)・丙(太陽)
木(乙)が火(丙)を生じるのが木生火です。
ですが、実際は丙(太陽)が乙(草花)を育て慈しむ関係になります。
強すぎない適度な太陽(丙)は草花(乙)を元気にしてくれます。
乙にとって、丙はなくてはならない存在。
この相性は吉です。
ただし、夏生まれの丙は月令を得てため、強くなりすぎる傾向があります。
乙の人が弱く、丙の人が強すぎると精神的に疲れます。
付き合い方のポイント
- この相性は大吉なのでお別れしないこと
- お互いに相手を立てて高め合える関係

「乙」と「丁」の相性
乙(芝)・丁(火)
丁(灯火)は乙(草花)を燃やして力を奪います。
つまり、乙は丁の勢いを強める木生火の関係です。
燃やしすぎると乙(草花)は灰になります。
乙が身旺の方が良い関係になります。
身弱だとあっという間にパワーダウンし、燃え尽きてしまいます。
何事もちょうど良い加減が大切です。
丁が弱いときには乙はまさに救いの神です。
穏やかな生活を送るには理想的な相性です。
付き合い方のポイント
- 静かに暮らすには理想のカップル・夫婦になれる
- 苦しいときも信じ合うことが吉をもたらす
「乙」と「戊」の相性
乙(花)・戊(花瓶・鉢)
「鮮花名瓶(せんかめいびん)」として、奇門遁甲では吉です。
乙(草)は、戊(花瓶)に守られて快適です。
戊(花瓶)も、乙(花)の美しさで自分も引き立ちます。
基本的に良い相性です。
戊(花瓶)は、風雨から乙(花)を守ります。
戊の人はとても頼りになる存在になります。
付き合い方のポイント
- 結婚するべき相手(地支に七冲・三刑がなければ)
- 戊の人が、乙のあなたを守ってくれる

「乙」と「己」の相性
乙(草花)・己(土・田畑)
大吉の相性です。
乙(草花)は、己(土)から養分を吸い取ります。
枯れた乙(草花)は己(土)に養分を戻します。
ギブ・アンド・テイクのこれ以上ない理想的な相性です。
しかし、乙が弱いと土を剋せず、逆に疲れてしまいます。
乙が木剋土として、己を制する関係です。
乙の人の優しさが継続のカギを握ります。
付き合い方のポイント
- お互いが必要とし合うベストの相性
- 別れたらきっと後悔する
「乙」と「庚」の相性
乙(草花)・庚(鎌・ハサミ)
庚(鎌)は、乙(草花)を刈り取ります。
乙(草花)は、庚(鎌)に対して無力です。
「鎌に刈り取られる=最悪の関係」と思われますが、この相性は不思議です。
「庚=夫、乙=妻」の乙庚干合の関係だからです。
元来、乙は庚より辛を苦手にします。
乙庚干合は、別れたくても別れられないケースも多く見られます。
庚の人は乙の人には妙に優しくなる傾向があります。
付き合い方のポイント
- 乙の人は気持ちが休まらないことが多い
- うまく進めば周囲がビックリするくらい仲良くなれる
「乙」と「辛」の相性
乙(草花)・辛(月・ハサミ)
長く一緒にいるためには、お互いの努力が必要です。
乙(草花)にとって辛(ハサミ)はストレスそのもの。
そばにいるだけで、「いつ切られるか」と気が気でないのです。
また、乙(草花)は辛(月)の引き立て役でしかありません。
お互いにトゲトゲしい気持ちになりやすい微妙な関係性といえます。
付き合い方のポイント
- 乙の人が精神的に疲れやすい
- お互いのいたわり合いが大切

「乙」と「壬」の相性
乙(草花)・壬(池)
壬(池・湖)に浮かんだ乙(蓮の花)のような理想的な関係です。
水生木として、乙(蓮)に栄養を補給しながら壬(水)が守ってくれます。
通変星では、乙から見た壬は印綬。
印綬=母親なので、何かと干渉してくるかも。
乙は、迷惑ではなく「ありがたい」と好意を受け取るとウマくいきます。
しかし、壬が冬生まれだと、相性の良さは下がります。
付き合い方のポイント
- 相思相愛に発展しやすい
- お別れはおすすめしない

「乙」と「癸」の相性
乙(草花)・癸(雨・雲)
癸(朝露)に濡れた乙(草花)の関係で、色合いの濃さを後押ししてくれます。
また、乙(草花)にとって癸は恵みの雨です。
この相性もベストに近いです。
乙が癸に甘える関係になりやすく、安心できます。
癸が、冬生まれだと相性はワンランク下がります。
冷たい癸(雨)で乙(草花)は枯れてしまいます。
付き合い方のポイント
- 癸の人がサポートしてくれる関係
- 自分にたりないものを相手が持っている
日柱同士で見る男女の相性診断
2 「乙丑」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「庚子」(乙庚干合、丑子支合)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「子・酉」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「辛・己」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「未・戌」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「戌」(丑戌の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「戌」(丑戌の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「己未・辛未」
12 「乙亥」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「庚寅」(乙庚干合、寅亥支合)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「寅・卯」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「己・辛」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「巳・亥」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「亥」(亥亥の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「亥」(亥亥の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「辛巳・己巳」
22 「乙酉」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「庚辰」(乙庚干合、辰酉支合)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「辰・巳・丑」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「辛・己」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「卯・酉」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「辛卯・己卯」
32 「乙未」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「乙午」(乙庚干合、午未支合)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「午・卯」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「辛・己」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「丑・戌」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「戌」(戌未の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「戌」(戌未の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「辛丑・己丑」
42 「乙巳」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「庚申」(ただし、申は刑の可能性が高い)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「申・酉」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「己・辛」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「亥・申」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「申」(巳申の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「申」(巳申の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「己亥・辛亥」
52 「乙卯」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「庚戌」(乙庚干合、卯戌支合)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「戌・亥・未」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「辛・己」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「酉・子」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「子」(子卯の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「子」(子卯の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「辛酉・己酉」
※ 「地支同士が普通」とは、支合・半会・冲・刑の関係がないこと
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【四柱推命・紫微斗数】結婚運・夫婦運がよくない人
【結婚運・夫婦運がよくない人】5つのパターン
もともと結婚運、夫婦運がよくない人がいます。
- よい人と出会いにくい
- よい人と出会っても、ゴールインできない
- 相性が合わない相手と簡単にゴールイン⇒荒れた夫婦生活に
- 浮気願望が強い相手と結ばれやすい
- 別れたくても別れられない
四柱推命では、日支の状態をみればだいたいわかります。
「この人こそ最高!」
と大満足な結婚ができたと思ったら、生死別の憂き目に遭ったり…。
とかく人生は不公平なものだと感じることが少なくありません。
【結婚運・夫婦運がよくない人】改善策3段階
- 出逢いの機会を増やす
- 出逢った人を知る
- 良い人なら交際を深める
1.出逢いの機会を増やす
- 直接的な出会いのチャンスが少ない時代です。
- 紹介などお世話してくれる人もひと昔前より少なくなりました。
- 積極的に声を掛ける男性も減っています。(草食化?)
2.出逢った人を知る
- どんな性格か?
- 家庭人としてふさわしいか?(浮気傾向など)
- 社会的成功度は?(相手が男性なら)
- 自分との相性は?(感覚的相性の良否)
- 子ども運は?(子どもを授かりたいなら)
3.良い人なら交際を深める
-
婚期の法則に適う時期にゴールインできます。
- 法則に適わない時期は、残念ながら難しいです。
◇「1⇒2⇒3」⇒幸せな人生!
☆過去記事もどうぞよろしく
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