力強い大吉方位です。
「飛鳥跌穴」と書いて「ひちょうてっけつ」と読みます。
私は「あっという間のバードくん」と呼んでいます。
理由は、この格の吉運は「あっという間にやって来て、あっという間に去って行く」からです。
チャンスが到来したら確実につかみ取ることが肝要です。
「幸運の女神と出会ったら後ろ髪をつかんで絶対に手放すな」ということです。
【奇門遁甲】〈飛鳥跌穴〉大ラッキーがやってくる
天盤が「丙」、地盤が「甲」。
青竜返首は「甲・丙」ですから、天地が逆になると「飛鳥跌穴格」が出来上がります。
丙(太陽)が甲(大木)に恵の光をもたらします。
【奇門遁甲】吉格〈飛鳥跌穴〉の基本
〈構成〉天盤「丙奇」、地盤「甲尊」
【奇門遁甲】吉格〈飛鳥跌穴〉の具体的作用
〈吉効果〉不思議な幸運が高速度で舞い降りる
〈使用目的〉結婚(特に男性)、就職、入試、訴訟、財利、商取引、出世など
金 運
- 急激アップも期待できる
- 予期せぬ収入があるかも
恋愛・家庭運
- 玉の輿、逆玉の輿のチャンスに恵まれやすい
仕事運
- 地位や評判が急上昇する好機が到来する
- 予想外のチャンスに恵まれる
勝負運
- 一発勝負向き
- 長期戦にはあまり効果無し
健康運
- パワーを消耗するため病人には使えない
- ストレス解消や健康増進への効果は少ない
- 未病には効果あり
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【奇門遁甲】〈飛鳥跌穴〉あとがき
天盤【丙奇】・地盤【甲尊】で「飛鳥跌穴」を構成しますが、分解すると次の6種になります。
- 旬首が「甲子」=六儀「戊」⇒天地【丙戊】◎丙奇得使
- 旬首が「甲戌」=六儀「己」⇒天地【丙己】◎大地普照
- 旬首が「甲申」=六儀「庚」⇒天地【丙庚】△熒惑入白
- 旬首が「甲午」=六儀「辛」⇒天地【丙辛】◎天地干合
- 旬首が「甲辰」=六儀「壬」⇒天地【丙壬】◎壬暉相映
- 旬首が「甲寅」=六儀「癸」⇒天地【丙癸】△黒雲遮日
※◎と〇は吉。△は凶。
「飛鳥跌穴」にも上の6種あり、本当の吉方位は4種類という説を記しました。
理由を書きますと、
【甲尊】の「甲」は隠れているので、六儀が代わりを務めます。
つまり、
1は「甲」が「戊」の後ろに隠れている【丙戊】⇒【丙甲】飛鳥跌穴
「戊」が「甲」になって【丙甲】となり「飛鳥跌穴」を構成します。
天「丙」・地「戊」の組み合わせは「丙奇得使」となり吉です。
2は【丙己】⇒【丙甲】飛鳥跌穴
3以下も同様にして吉凶を判断します。
効果がはやいのは「飛鳥跌穴」。じわじわ強い効果が出てくるのは「青竜返首」。
どちらも最強吉方位の双璧です。
日盤で使用すると効果は大きいですが、数日間の余裕が必要です。
私は時間がない時は時盤を用いました。
日帰りの旅行でも使えるからです。
しかし、「たった一度で著しい効果!」というのは期待過剰というものです。
中にはそういう人もいますが、特に時盤は積み重ねが大切です。
持っている運が元々強い人の方が効果も早く現われるようです。
運が弱い人が使用すると最初は多少のアンラッキーが出現することもあるようです。
それは“アク出し”に似たいわゆる「好転反応」で、体内に蓄積した不要な老廃物が外に出てきたためです。
老廃物を出し切れば、徐々に運気は向上します。
いわば、バッターがレベルアップを目指してスイングの形を変えたみたいなものです。
最初は違和感が邪魔をして一時的に成績が下がることもあり得ます。
しかし、習得した後は徐々にレベルアップしていくはずです。
四柱推命・紫微斗数で自分の基本運命を知った上で使う方が効果的です。
方位の吉凶18か条
- 頑張ることで追い風が吹くのが吉方位
- 頑張っても向かい風が吹くのが凶方位
- 頑張る意欲を奪い去るのが凶方位
- 頑張る意欲が湧いてくるのが吉方位
- 笑顔が消えていくのが凶方位
- 笑顔が自然に浮かんでくるのが吉方位
- 足元を冷静に観察できるのが吉方位
- 焦りと欲望で自分を見失うのが凶方位
- 判断力が曇りやすいのが凶方位
- インスピレーションが働くのが吉方位
- 周囲に迷惑をかけるのが凶方位
- 予期せぬ幸運が舞い込むのが吉方位
- 思いがけない不運が襲うのが凶方位
- 挽回できるなら軽い凶方位など恐れるな
- 軽い凶方位はあまり気にしないこと
- 取り返しのつかないことが発生するのが本当の凶方位
- 「自分は大丈夫」の油断と隙を招くのが凶方位
- 引っ越しは運気を変える大きなチャンス
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