「青竜返首(せいりゅうへんしゅ)」。
どの本でも最初に出てくる大吉方位です。
徐々に運気が向上し、グンと上昇気流に乗ります。
上司運に吉、金運に吉、結婚に吉、仕事運は大吉。健康、恋愛にも吉です。
八門が吉なら引っ越しにも使えます。
【奇門遁甲】〈青竜返首〉パワフルな大吉方位
「青竜返首」
成功に向かって正々堂々と歩み始める力強い吉方位です。
「鬼遁」のような策略型ではありません。
まさに王道、成功へのど真ん中を進む強運を手に入れることができます。
【奇門遁甲】吉方位〈青竜返首〉の基本
〈構成〉天盤「甲尊」、地盤「丙奇」
【奇門遁甲】吉方位〈青竜返首〉の具体的作用
〈吉効果〉金運アップ、リーダーシップ、積極性、やる気
〈使用目的〉求財、交渉、訴訟、婚姻(特に男性)、就職、移転、買い物など
金 運
- 徐々にアップする
- 最終的に強い金運を得る
恋愛・家庭運
- 自分のよさが相手に伝わる
- 自己アピールの機会が得られる
- 結婚したい相手と旅行するのもよい
仕事運
- 自営・起業に吉
- 上司との関係にも吉
- 出世に吉
- 同僚からの信頼もアップ
勝負運
- 賭け事には向かない
- 中吉レベルの勝ち運を得る
健康運
- プラス作用が期待できる
- 健康運が不調の時期には繰り返し使うとよい
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【奇門遁甲】〈青竜返首〉段階的に上昇気流に乗る吉方位
【青竜返首】にもいろいろある
強運を運んでくる大人気の方位「青竜返首」。
天盤【甲尊】・地盤【丙奇】で「青竜返首」を構成しますが、細かく分解すると次の6種になります。(難しい話で恐縮です)
- 旬首が「甲子」=六儀「戊」⇒天地【戊丙】◎大吉
- 旬首が「甲戌」=六儀「己」⇒天地【己丙】〇中吉
- 旬首が「甲申」=六儀「庚」⇒天地【庚丙】△太白入熒
- 旬首が「甲午」=六儀「辛」⇒天地【辛丙】◎大吉
- 旬首が「甲辰」=六儀「壬」⇒天地【壬丙】△地網
- 旬首が「甲寅」=六儀「癸」⇒天地【癸丙】△天羅
※◎と〇は吉。△はかえって凶。
「青竜返首」にも上の6種あり、本当の吉方位は3種類しかないという説を記しました。
理由を書きますと、
【甲尊】の「甲」は隠れているので、六儀が代わりを務めます。
つまり、
1は「甲」が「戊」の後ろに隠れている【戊丙】⇒【甲丙】青竜返首
「戊」が「甲」になって【甲丙】となり「青竜返首」を構成します。
天「戊」・地「丙」の組み合わせは吉の配合です。
「戊=山」「丙=太陽」で、「富士山の日の出」となり大吉です。
2は【己丙】⇒【甲丙】青竜返首
「田園の日の出」。少しパワーダウンしますから「中吉」。
4は【辛丙】⇒【甲丙】青竜返首
「太陽に輝く宝石」で大吉。
同じように、
- 3は【庚丙】⇒【甲丙】青竜返首
- 5は【壬丙】⇒【甲丙】青竜返首
- 6は【癸丙】⇒【甲丙】青竜返首
この3つの配合は、赤文字がいずれも「凶」を構成するため吉とはならないと見ます。
即効性が高いのは【飛鳥跌穴】
すぐに効果が出るのは「飛鳥跌穴」。
じわじわと効果が出てくるのは「青竜返首」。
どちらも最強の吉方位です。
日盤で使用すると効果は大きいですが、数日の余裕が必要です。
私は時間がない時は時盤を用いました。
日帰り旅行でも使えるからです。
ただ、「一度のお出かけで一気に変わる!」は期待過剰です。
そういう人も中にはいますが、特に時盤は積み重ねが大切です。
私にも「どうも最近ツキがないなぁ」という時期はあります。
何をやっても空回り。順調のようで順調でない。
4年前のある日のことです。
時盤を作ると西の方位に13時から「青竜返首」がありました。
「これを逃すのはもったいない!」と西の方角にある温泉に行きました。
露天風呂につかっている時、白雲がいくつも空に浮かんでいました。
そのうちの一つが龍の頭のように見えました。
いわゆる「龍雲」です。
目も鼻も口もはっきり区別がつく…ように感じ、低運打開の予感がしました。
応期はまだ先でしたが、その翌々日、壁にぶつかっていた困難な事態がひょんなことから一気に好転しました。
運というのは、時に思わぬ時に予想外の助けをくれるものだと実感しました。
「やっぱり自分が信じた道を正しく進むのが一番よいのだ」と、その時感じた次第です。
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