事な場面に直面すると、足が震えたり顔から汗が噴き出したり…、敗戦濃厚のサインです。何とか克服したいですよね。
「虎遁格」。「ことん」と読みます。強そうな名称ですね。
虎のように「強い自分で臨みたい」といういざという時に最適の吉方位です。
どんな人にも「ここは一歩も引けない」という大事な場面があるはずです。
そういう時に助けになります。
【奇門遁甲】吉格〈虎遁格〉
目に見えない力強さと迫力が身につく方位です。
大事な場面で弱気なったり緊張しすぎる人にお薦めの方位です。
また、心を強化する作用があるので、ビビり癖の解消にも効果が期待できます。
落ち着きと自信、そして積極性が身につく格です。
【奇門遁甲】吉格〈虎遁格〉の基本
〈構成〉次の①②のどちらかに該当した場合
- 天盤「乙奇」、八門「生門」
- 天盤「乙奇」が「艮位」(八位)にあり、八門に「休門・生門・開門」のいずれか
※「休門・生門・開門」は全て吉門です。
【奇門遁甲】吉格〈虎遁格〉の具体的作用
次のような効果が期待できます。
- 正面から力ずくで事を運び、成功する
- 相手を自分のペースに引き込める
- 精神的な喜びごとがあるかも
〈使用目的〉結婚、妊娠、安産、就職、示談、旅行、移転、娯楽
金 運
- 特別強い効果は期待できない
恋愛運
- 相手に対して積極的に行動できる(尻込みしない)
- 積極性からチャンスが広がる
仕事運
- 前向きになり、そこから運が開けやすくなる
- 気持ちが安定しているため、良い効果が期待できる
- 難しい仕事にも腰が引けずに向かっていける
勝負運
- 勝ち運をゲットできる方位ではない
- 怖じ気づかずに向かっていく気力は得られる
健康運
- ストレスの緩和には効果的
- 治病への直接的効果はない
精神が安定するため、対人関係には間接的に良い効果が得られるでしょう。
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【奇門遁甲】〈虎遁格〉緊迫の場面こそ「落ち着きと冷静さ」
男性(女性でも)は「ここは一歩も下がれない」という大事な場面に何度も直面するはずです。
そんな時、足が震える、顔から汗が噴き出す、顔が真っ赤になる…、敵(相手)に気づかれたら一気に形成は不利になりますよね。
また、「まずい、顔から汗が…、気づかれたくない」と考えれば考えるほど、かえって汗が噴き出してきます。
そうなったら気力の面で一歩も二歩も後退して、敗戦は濃厚に傾きます。
会議や議論、あるいは交渉事や口論を経験すると上のことがよくおわかりになると思います。
昔のヤンキーの喧嘩なら、
「やんのか?」「おう、お前こそやんのか?」
と言い合っている最中に顔から汗が噴き出したり足が震えたり…、そうなったら体が負けを認めている証になります。
相手は「お前、なにビビってるんだよ」と勢いづいてしまいますよね。
平和な世の中?とは言っても、社会生活を送る上では日々あちらこちらで“精神戦”が繰り広げられています。
愛する家族を守るためにも、自分のプライドを保つためにも、負けてはならない戦いはイヤでも常に身に迫ってきます。
職場でも、日常のトラブルでも。
ところで、身体と精神が鍛えられる、礼儀が身につくなどが武道を習う意義としてよく言われます。
実はそれ以外に、暴力への恐怖感が減少する。(たとえば、見知らぬ人からいきなり怒鳴り込まれてもあまりビビらない)
今の時代(昔もそうですが、今は特に)、武道で身につけた暴力で解決!なんてことは許されません。
しかし、武道を習得した人、つまり強さに自信がある人に共通しているのは人としての迫力、言い換えれば強いオーラを持っていることです。
「強そう」「怖そう」「優しいけど怒らせたらきっと怖いんだろうな」と思わせる何かです。
これらは、議論や口論の上でも目に見えないプラス効果を発揮します。
私事で恐縮ですが、20代の頃夜の街でからまれた友人を3度救っています。
もちろん、ノー暴力です(^_^)。
その時はちょっとしたコツを使いました。何でもコツがあるんですね。
でも、全然怖い人じゃないですからご安心ください。
それでも、次の記事の時は正直怖かったですね。今では懐かしい思い出です。
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