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【断易(五行易)】元妻の態度が急に冷淡に「心情と今後の関係性を占う」

「元奥様との関係が急変した。急に冷たい態度を取られて戸惑っている。今後の縁は回復しないのでしょうか?」いうご相談を受けました。

こういう直近の悩みは卜占で見るのが一番よくわかります。断易(五行易)を使って今後を占ってみました。

【ご相談内容】元妻の態度が急に冷たくなったが、今後の関係は?

離婚して5年が経ちますが、元妻とはこの2年くらいは月に3度ほど会食するなど良好な関係が続いています。

息子の反抗期も重なり、子育ての悩みや対応方法などを話し合うことも多くあります。

そんな折、今年の1月に元義父が急死しました。

私(相談者様)は、義父の葬儀に参列し、元義実家で3泊過ごしました。

「いずれは復縁するかも」と感じていたのですが、帰宅して数日後、元妻の態度が一変していました。

電話しても対応が妙に冷たく、「葬儀に来てくれたのはありがとう。でも、私が一番苦しんでいたときに…」と言うのです。

「私の兄弟に対する態度を見て、『またキレてる。厳しい態度を取っている』と思っていたんでしょ?私だって急なことで精一杯だったのに。人生で一番苦しいときだった」

元妻は3人姉妹の一人で、男の兄弟も一人います。

葬儀の準備や後片付けの際には、主に長男夫婦と元妻の3人が奮闘しました。

ですが、他の2人の姉妹の動きが鈍かったようで、元妻は時々2人に厳しい言葉を吐いていました。

その場面を見た私が、元妻にドン引きしていたのは事実です。

カンが鋭い元妻は、そのことを感じていたようです。

葬儀から1週間が過ぎ、食事に誘っても「行きたくない」と言われる状態が数日続いています。

以上の経緯から、「私は元妻に完全に嫌われたのでしょうか?」というご相談があり、断易を立てて占ってみました。

元夫「できる限りのことをしたつもりなのに…」

 

【断易(五行易)】元奥様の心情と今後の関係性を占う

本卦「坎為水」、之卦「風地観」

最初に、周易の教えを確認しました。

「今後、元妻にどう接したらよいか?」

本卦:「坎為水」

  • 四大難卦と言われ、何をやっても空回りするが、人の苦しみや痛みがわかる時期という示唆もある。

之卦:「風地観」

  • 「観」は観察。不安になりやすい状態にあるが、表面的な部分に惑わされず、落ち着いて行動するのがよい。

結論:複雑な状況にあるので、慌てて動くより流れに身を任せるのが賢明

 

【断易】元奥様の心境と今後を占う

次に断易から元奥様の心境を占ってみました。

  • 月建:丑(土)  
  • 日辰:甲 午(火)
  • 空亡:辰 巳

今の元奥様の心境と今後の関係を見ていきます

元奥さまの人格は「妻財」で見て、「応爻」を気持ち・心境として読み取ります。

ただし、妻財は応爻を帯びてしまったため、ここで人格は読み取れません。

こういう場合は卦身で取りますが、卦身が卦にないため「裏卦身」を取ります。

裏卦身:亥(水)兄弟

兄弟は「六親五類」の象意では、イライラと怒りです。

この場合は、人格よりも心理状態として見た方がよいでしょう。

お父様が急死して、そのショックがあるのでしょう。

また、お父様は一人暮らしでした。

法的な処理や家の後片付けなどで相当バタバタしていたそうなので、精神的にも相当追い込まれていることがうかがえます。

世爻「子」(相談者様)は、月建から合で月合(子丑の合)、 ただし剋合(土剋水)ですから諦念を伴った好意と読みます。

元奥様に対して、熱愛ではないですが、友人以上の好意があったはずです。

一方、応爻「午」(元奥様)は、月建に休囚(火生土)なので、電話で発する言葉ほど相談者様に悪感情は抱いていません

世爻に帯類する「子(水)」(兄弟)は、元奥様が葬儀中に見せた姉妹への厳しい言動に対する相談者様が抱いた違和感です。

妻財を帯びる日辰「午」から沖を受けて冲散(子午の冲)。

ここから見ると、相談者様の方が元奥様に対してネガティブな感情を抱いています

結論として、応爻(元奥様)は妻財を帯び日併しています。(日辰「午」、応爻「午」)

言動とは裏腹に、関係改善を望んでいる感じが伝わってきます

之卦にある「子孫」はお子様のことで、元奥様は息子さんのことも心配しています。


二爻「辰」官鬼は、義父様の葬儀の象意。空亡が空亡に化していることも、葬儀の意味を強めます。

四爻の「申」父母は、義父を意味します。

之卦に「未」官鬼を持ちます。官鬼は故人を表します。

その「未」(元義父)が、三爻「午」妻財(応爻で元奥様)と午未の合ですから、この「未」は元義父様と見て間違いないでしょう。


【占断】

  • どちらかといえば、元奥様よりも相談者様の方が関係性を遠ざけている心理状態に見受けられます。
  • 人格として見た卦身「亥(水)」(裏卦身)は、丑(土)月中は月剋(土剋水)で衰弱していますが、寅(木)月から月合(亥寅の合)で旺相となります。
  • 2月になると漸次、関係が改善してくるでしょう
  • 応爻(妻財)の日併は、すべての障害を乗り越える強さがあります。心配いりません。

 

【結果】

  • 数日後、元奥様からお詫びの電話があり、今は元の良好な関係に戻ったということです。

その他の象意を読み取る

応爻が妻財を帯類しているため、元奥様は復縁の希望を抱いている可能性があります。

世爻(相談者様)・応爻(元奥様)ともに之卦に「卯(子孫)」を持っています。これは偶然ではなく、お子様を通しての絆が今後も続いていくことを示唆しています。

 

【断易(五行易)】習得に特殊な能力は必要ない

私の断易の師匠の談です。

  • 断易の習得に特殊な能力は必要ない。
  • 占断の機関を学べば、誰でも占うことができる。
  • 独学で勉強していたが、限界を感じて師匠を探した。
  • 探す際には独学の断易を活用した。近隣はすべて×と出たため、かなり遠方(京都)まで通いながら学んだ。(易八大先生のお弟子さん)
  • 書籍に「秘伝」は載っていない。(掲載された時点で「秘伝」ではない)
  • 生活に大いに役立つ断易を世間に広めたい。

私も、断易(五行易)を学ぶにあたって、最高の師範(易八大先生の孫弟子さん)に出会えたことに感謝しています。


☆易八大先生のお弟子さんが書かれた本はこちらです。

断易入門講座 上 〔龍の巻〕雪之靜(叶世 雪之靜) (著)

断易入門講座 下 〔虎の巻〕雪之靜(叶世 雪之靜) (著)


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