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【占いと独学】他人の人生と運命を鑑定する意味「独学の医者はいない」

私は4人の師匠から占いを教わりました。

四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲、断易

それぞれに師匠がいます。

独学で人様を鑑定する勇気はありませんでした。

「独学の医者なんて見たことない」

確かな技術と信頼できる人間性が師匠選びの決め手でした。

 

師匠に求めるもの「確かな技術と人間性」

 

【紫微斗数】私の父母宮に「生年化科」

私の紫微斗数命盤の父母宮です。天機星(廟)生年化科が付帯しています。

紫微斗数命盤「私の父母宮」

「父母、師匠・上司・先生に恵まれやすい」傾向があります。

基本的に目上に対して従順です。関係も良好です。

これまでの人生を振り返っても、私は師匠運に相当恵まれています。

 

子どもさんの反抗期に悩む親御さんにお伝えしたいことがあります。

お子さんの父母宮に生年化科があり、邪魔する自化がなければ、いずれは穏やかな関係に戻る可能性が高いです。

 

【占い】独学にチャレンジした時期

独学にチャレンジした時期。

この時期は、あらゆる書籍を読みまくりました。

流派にこだわらず、何でも読みました。

「自分が正解をまとめてみせる」

という根拠のない自信と野心がありました。

ところが、間もなく壁にぶち当たりました。

「流派が異なれば見方も違ってくる」

その違いを何とか理論的につなぎ合わせようと試みましたが、無理でした。


「一本のぶれない筋(理論)を身につけなければ、どうにも前に進めない」とわかりました。

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【独学の医師】なんていない!?

独学で医学を極めたお医者さん!?

 今の時代、 どの病院も医師の経歴がホームページで公表されています。

 「●●医師 平成〇年◇◇大学医学部卒業」

あまり知られていないようですが、各大学医学部にはそれぞれ得意分野があるそうです。

そんな昨今、こんな病院があったら行くでしょうか?

「●●医師 医学は独学」

きっと誰も行かないと思います。

「法律的に無理」もありますが、 たとえ法律でオッケーでも誰も行かないでしょうね。ブラックジャック先生なら別ですが。


さて、占いは他人様の人生を鑑定し、運命を見るものです。

「独学では不安」と私は考えました。

「自分の人生ならともかく、他人様を見るに当たっては…、無謀だ」が私の結論でした。

そんな勇気と度胸はない…。

 

【四柱推命】師匠を探しに三千里!?

「師をたずねて三千里」の時期がありました

 四柱推命においては、師匠探しに相当の時間とお金を費やしました。

「この人は間違いなく本物!」と確信できる人を見つけるための旅が始まったのです。

数えきれないくらい多くの鑑定を受けました。

  • 有名な人
  • 著書がある人
  • 大きな流派に属する人
  • ブログ記事から信頼できると感じた人
  • 絶対の自信がありそうな人

講義も受けました。当時は、オンライン講義が普及していなかったため、

  • テキスト送付型の講義
  • DVD視聴型の講義
  • 直接対面型の講義

などを受けまくりました。

質疑応答もできました。

でも、「何かが足りない」という気分が抜けませんでした。


流派も多岐にわたりました。

神殺を中心に鑑定する流派もありました。

説明が上手で謙虚な先生でした。

「どの流派でも、究めれば着陸地点(鑑定結果)は同じになるはずです」

「ご自分が、これだと思う流派を信じて勉強してください」

とおっしゃってくれました。

結局私は、違う流派を学びましたが、今でもその先生の姿勢を素敵だなと思っています。

占いの世界には排他的な人が多いです。

「あそこはヘボ」

「あんなのは当たらない」

などを当たり前のように口にする人もいます。


ある大流派の先生から「札幌で短期講義します」という連絡を受けたことがあります。

喜んだ私は、「お疲れさまの交流会は任せてください」と申し出ました。

「ぜひお願いします」と返事をいただき、私はますます張り切っていました。

ところが、数か月後「台風のため今年はやめます。来年、必ず行きますからその時はよろしくお願いします」と連絡がありました。

私は直感しました。

「おそらく人が集まらなかったな」と。

それ以来、連絡がありません。

私の直感は的中したのだと思います。


思い起こせば、長い旅でした。お金と時間を膨大に費やしました。

そして、最後にたどり着いたのが今の師匠です。

私の選択に間違いはありませんでした。

師匠は言います。

「いろいろな流派を勉強したから本物を見抜けるんです。無駄ではなかったのですよ」と。

 

【独学の限界】その理由「私の考え」

 書物では説明しきれないことがある

あえて書かないエッセンスがある世界

これは五行易の師匠から説明を聞いている時に痛感しました。

私「先生、こんな複雑な説明は本には書けませんね」

師匠「そうですね。私は本を書いていますが、今の話は文章では書ききれません。 誤解を招いてしまいます。だから書きません」

ということが多々あります。

  • 微妙なことは、文章では伝わらない
  • 行間を読むにも限界がある
  • 複雑なことは理解を誤る

 

あえて本に書かないこともある

いわゆる「秘伝」というやつです。この業界には、秘伝が多いと思います。

私が学んでいる四柱推命の流派の大師匠は秘伝を強く否定しています。

「みんなが理解してこそ、みんなが幸せになれる。そこに秘伝は必要ない」

という考え方です。ですから 知識の出し惜しみはしません。

しかし、実際にはいわゆる「秘伝」というものがたくさんあるのが占い業界です。


「もっと知りたければ私の門を叩きなさい」

「次の段階まで進んだら教えてあげる」

「このことは、信頼できる弟子だけに教える」

などと考える先生が多くいるようです。


「本やブログにはあえて本質は書かない」と言い切る先生もいます。

「7割くらいを書いて興味関心を持たせ、そして入門させる」という考え方です。

 

流派によって判断が違っている

これは四柱推命によくあることです。

昔の私がそうでしたが、 異なる流派の本を読み漁ると一体どれが本当なのかわからなくなってしまいます。

根本理論が異なるのですから、それは当然のことです。

1つの理論を頭の中に積み上げれば、「この考えは一致している、この部分は違う」などの見極めができるようになります。

また、「この本は○○派だな」とわかります。

ですが、 そうでないうちは本を読めば読むほど混乱する時期が必ずやってきます。

 

また、紫微斗数は圧倒的に書物が少ないです。

奇門遁甲は、流派によってその日の吉方位が全然違っていたりします。

五行易も、全ての知識を総動員すると吉凶の判断がわからなくなることがあります。

判断材料が多すぎる場合は、その取捨選択が必要になります。

材料の軽重を明確にする意味でも、実践を多く積んだ師匠の存在は必須です。

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【あとがき】占いの師匠は4人

以上は、あくまで私の経験と考えです。

世の中は広いので、師匠がいなくても的確な鑑定ができる人もきっといるでしょう。

でも、私には、その勇気と度胸、才能がなかったという話でした。

いずれにしても、膨大な知識の吸収とその整理は必要です。

また、鑑定後の分析から実践的検証を重ねることも大切です。

「簡単な世界ではない」というのが、日々の実感です。

支払った教授料ですか?聞いたらビックリしますよ。それはまだナイショにしておきます。(^_^)

 

 

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