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【欽天四化紫微斗数】ラッシャー木村さん「尊敬するプロレスラー」

過去の記事でラッシャー木村さんの四柱命式を作ってみました。

紫微斗数命盤も作りたかったのですが、生時が不明なのでずっと躊躇していました。

一番悩んだのは、木村さんは「廉貞星」タイプの顔ではないかと思っていたことです。

ところが、生年月日から命盤を作ると、どの生時でも【命宮】または【遷移宮】に「廉貞星」が入ることはないのです。

次に考えたのは【命無星曜格】でした。

活躍の時期、闘病の時期、結婚の時期がピッタリだったので、「これだ!」という命盤を1か月前から作ってありました。

しかし、その命盤だと【遷移宮】に「太陰星」と「天同星」が入り、

「そういう顔じゃないんだよな…」

という迷いを捨てきれないでいました。

「なんでそこまで?」と思われるでしょうね。

答えは、ラッシャー木村さんのファンだからです。

興味がない人からすると、「何を考えているの?ヒマなの?」となるでしょうが、

自分が好きな人の人生を、紫微斗数や四柱推命から考察するのはこの上なく楽しいのです。

先日、ふと木村さんのファンへの最後のメッセージ動画を思い出しました。

往年とはすっかり違った面影になり、「廉貞星」の顔ではありませんでした。

「太陰星」「天同星」タイプの顔として、私の中で初めてストンと落ちました。

やっと結論が出ました。ラッシャー木村さんは、丑の刻生まれだと。

今回はその命盤で記事を書こうと思います。

『忘れじの国際プロレス』

『忘れじの国際プロレス』

 

 

生時を推理して、紫微斗数命盤を作ってみました。

  • メディアなどから伝わってくる性格
  • 闘病の時期
  • 人気・不人気の時期
  • 結婚の時期
  • リングで活躍していた時期

などから推理してみました。

 絶対とは言いませんが、生年月日「1941年6月30日」が正しければ、私は「丑の刻生まれ」と推測します。

しかし、昔の人にありがちな生年月日自体が違っていたということも可能性としてゼロではありません。

そのことを念頭に置いた上で、お読みいただけたらと思います。

今回の記事は、尊敬するラッシャー木村さんをいつの日か鑑定してみたいという私的な欲求から書きました。

ラッシャー木村さん紫微斗数命盤

ラッシャー木村さん紫微斗数命盤

【欽天四化紫微斗数】ラッシャー木村さん

 【命無星曜格】の人は【命宮】に主星がありません。

そのため、社会環境や周囲の人間環境に影響されやすい人生になります。 

  1. プロレスラーになるため北海道から上京したのに、ご馳走された恩義から断りきれずやむなく相撲取りに
  2. 幕下上位まで上がり、関取になると義理が生じて廃業しづらくなるため、理容院に行って「意志はマゲねえ」と断髪してもらい廃業
  3. 廃業後、アントニオ猪木率いる東京プロレスに入団するが、経営が思わしくなく解散の憂き目に
  4. その後、国際プロレスに入団しエースに上り詰めたが、これまた経営難から解散に
  5. 次には、敬慕する国際プロレス社長だった吉原さんの指示で新日本プロレスのリングに「国際軍団」として上がった
  6. 数年後、新間寿さんが設立した新団体UWFのリングに上がったが、わずか数か月で脱退
  7. そんな折、ジャイアント馬場さんから誘いを受け、全日本プロレスのリングに上がった

その時のエピソードとして、馬場さんから、

「お前は今まで自分の意思で上がるリングを決めたことがあるか?ないだろう?今回は、自分の意思でうちのリングに上がるが良い」

と言われたとか…。

あれだけの実力者でありながら、上がるリングが定まらないレスラー人生だったわけです。

【命無星曜格】の人だと私は納得できます。

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ラッシャー木村【遷移宮】の主星は「天同星」「太陰星」

【命宮】に主星がないので、この2星で性格を想像してみます。

  • 温厚で優しい人
  • 物質面より「心」を大切する
  • 孤独を厭わない
  • 騒がしい環境より、少人数で静かにいることを好む
  • 自己顕示欲はあまりなく、人を押しのけてでものし上がろうとは考えない

国際プロレスのエースだった頃、団体の人気が出ないことに責任を感じていたようです。

マイティ井上さんにエースの座を譲っても良いと考えていたのも納得がいきます。

私的には、井上さんのサマーソルト・ドロップも好きでしたね。

アントニオ猪木さんとは同じ日干「己」の人でも全然違う性格です。

いきなり「日干」と書きましたが、これは【四柱推命】のことです。

お二人とも日干「己」の人です。

ただし、

  • 猪木さんは「正官格」。基本的に地位と名誉を求めます。
  • 木村さんは「偏印格」。独特なユニークさがあります。

アントニオ猪木さんはトップの座にこだわりますが、ラッシャー木村さんはこだわらない人です。

地位や名誉よりも、生き方自体にこだわりを持つ人でしょう。

 

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話を紫微斗数命盤に戻します。

辛抱強さは「太陰星」の影響でしょう。

 

【ラッシャー木村】悲壮で魅力あるレスラー人生

さてここで木村さんのレスラー人生を振り返ってみます。

私の記憶のままに書きますので、記憶違いがある場合はご容赦ください。

またはご指摘いただけたら幸いです。

ピンチといえば、国際プロレスが倒産した時期が一番大変だったのではないでしょうか。

その後新日本プロレスのリングに上がり、新日ファンの憎悪を一身に浴びることになります。

直前まで、団体のエースとして脚光を浴びていたのですから、相当に複雑な思いだったことでしょう。

国際ファンも切なかったに違いありません。

しかし、プロレスラーラッシャー木村としては最も輝いていた時期だと思われます。

その理由は、アントニオ猪木という超メジャーな存在の敵役として注目度と知名度が大幅にアップしたからです。

国際プロレスではエースを務めていたとはいえ、会社の経営自体が苦しかったので、ギャラも満足に貰えていなかったと何かの本で読みました。

サラリーマンでいえば、勤務していた会社が倒産したわけです。

普通であれば一家こぞって路頭に迷う大ピンチです。

しかしその後、憎まれ役として脚光を浴び、ギャラも大幅にアップしたはずです。

それでも、プライドはきっと傷ついたことでしょう。

  • 「髪切りマッチで負けたのに髪を切らない卑怯者」
  • 「3対1のハンディキャップマッチで猪木と戦う格下の存在」

としてリングに上がったわけですから。

プライドにこだわる人だったら、仕事を断って海外に活路を見出す、そういう道も選択肢としてあったと思います。

しかし木村さんは、度量が大きい人で、大抵のことは引き受けます。

自分さえ苦労すれば、周りが生きると判断すれば、 嫌なことでも引き受ける人です。

不器用そうに見えますが、意外に順応性があり、クヨクヨしません。

もしかしたら、家族を守るためにプライドをかなぐり捨てて頑張っていたのかもしれません。

【来因宮】が子女宮の人ですから、その選択は正解だったと思います。

 

【財帛宮】と【夫妻宮】とが串聯(ちゃんれん)しています。

奥様と力を合わせて家を守ってきたことがうかがわれます。

その頃のラッシャー木村は悪役でも、自宅での木村政雄さんはベビーフェイス(善玉)だったはずです。

【財帛宮】は破格しています。

金銭面で苦労することもあったはずです。

【夫妻宮】と【財帛宮)が1本の緑色の線で結ばれています。

奥さんと力を合わせて、財的困難を乗り越えてきたことが分かります。


国際プロレスのエースという花形から、一気に嫌われ者になりそれを演じきるわけですから、順応性はある人です。

また、全日本プロレスでは一転してマイクの鬼に変身しました。

これなどは、まさにファンの度肝を抜く大変身でした。

今も YouTube で、「ラッシャー木村」「マイク」と検索すれば、たくさんの動画が出てきます。

今見てもとても面白いです。

独特の間と雰囲気と、それからかすれた声から話すナチュラルな面白さは、どんな芸人も真似できないと思います。

それでも、私が一番好きだったのは、新日本プロレスの国際軍団時代でした。

野武士のような重厚感溢れる戦い方が大好きでした。


感情移入しすぎましたので、命盤に話を戻します。

 

【ラッシャー木村】紫微斗数鑑定の続きとあとがき

【財帛宮】にある「生年化禄」が意味すること

  • 人の縁が良好
  • 気前が良い
  • 金銭への執着心は強くない

【財帛宮】にある生年化権が意味すること

  • 仕事人間
  • 財運良好(破格しているため割り引かれるが)

【兄弟宮】にある「生年化科」が意味すること

  • 親友の気持ちを何より大切にする

【田宅宮】にある「生年化忌」が意味すること

  • 苦労しても家を手に入れる
  • 家族に対して一心に世話をする
  • 家族に対して心理的に背負うものは大きい

【官禄宮】に「擎羊星」

  • 金網デスマッチで身体に傷を負う仕事に徹しました。
  • 額の傷は勲章でしょう。
  • 「天空星」もあり、仕事に対して気遣いをします。

【遷移宮】に「地劫星」

  • 周囲に自己奉仕する人

【福徳宮】に「陀羅星」

  • 自分の考えや生き方へのこだわりは強い人


紆余曲折の人生で様々な苦労があったでしょうが、「ラッシャー木村」の名前を往年のプロレスファンが忘れることはないでしょう。

  1. 思わぬ縁から力士になり、
  2. プロレスラーに転身し、下積みの努力を重ね、
  3. 団体のエースまで上り詰め、
  4. だがその団体は解散し、
  5. 新日本プロレスではアントニオ猪木の敵としてファンから憎まれ、
  6. UWFのリングに上がるも数か月で退団し、
  7. 全日本プロレスでジャイアント馬場のライバルとして活躍した後、
  8. 馬場と義兄弟タッグを組んで、マイクの鬼としても人気を博し、
  9. 馬場さんが亡くなった後は、三沢光晴さんのノアのリングに上がり、
  10. 体調を崩してついに引退

命盤で確認を重ねました。波乱に富んだレスラー人生です。

私が好きな天龍源一郎さんも相撲出身ですが、やはり波乱に富んだレスラー人生でした。

どうも私は、こういう人たちが好きなようです。

一ファンからすると、心配で後を追いたくなるのです。

実力はあっても、なかなか脚光を浴びない人。縁の下の力持ちで終わる人。
人の人生は様々です。

ラッシャー木村さんも天龍源一郎さんも、四柱推命で見るとかなり身旺の人です。

精神エネルギーが強い人達です。

だからいろんなことがあっても乗り越えることができたのでしょう。

 

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「自分もやってみたら?」と言われても、とてもそんな大胆なエネルギーを私は持ち合わせていません。
 

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