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【四柱推命・男女の相性】日干〈己〉の人「包容力と人情の人」

「彼(彼女)との相性を知る」日干同士の関係で見る簡単な方法の第9弾。

今回は己の人の相性をさらっと書きます。

己は、湿土・田畑・泥、つまり柔らかい土です。

人間の内面は複雑で様々な要素が絡むため、十干だけで性格を決めるのは短絡的です。この記事も天干の関係だけの言及です。

半分はエンタメ、半分は参考」程度に読んでみてください。

田園の風景

田園風景は癒しの景色

【四柱推命】日干〈己〉の人の基本性質

己=湿土・田畑・田園・泥

  • 世話好き
  • 温厚
  • まじめ
  • 正義感
  • 二面性(複雑さ)
  • 影響されやすい
  • お人好し
  • おせっかい
  • 嫉妬深い
  • 柔軟
  • 器用
  • 迷いやすい

簡単に書くと上のように言われることが多いです。


己は湿土です。

変な例えですが、昔は(今も?)ゴミを土に埋めました。

このように、ゴミでも何でも土は自分の中に取り込むことができます。

元来、十干だけの性格分析は乱暴なのですが、それでも己は「こんな性格です!」とハッキリ言いにくいように感じています。

土は万物の収蔵庫であることも理由にあると思います。


土の十二支である辰戌丑未を四墓の神といいます。

その中に各種の気質が蔵されているため「雑気」といいます。

ついでに書きますが、「財・官・印」を三奇と称して最も貴重の神とします。

「神」といっても宗教的な神様のことではありませんのでご留意ください。

自分とお相手の「十干」をご存じない方は、こちらからわかります。

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【四柱推命】日干〈己〉の人「十干との相性」

【甲】と【己】

己(土)・甲(樹木)

美瑛の丘のイラスト

北海道美瑛の丘。大木(甲)は土に根を張り養分をもらう。

感性面ではピッタリの相性です。

甲(樹木)に己(土)は不可欠です。樹木は土に根を張って養分をもらうからです。

また、樹木がしっかり根を張った土地は頑丈です。

まさにお互いがWin-Winの関係ですが、いくら相性が良くても、土に水が多すぎたり身弱だったりする場合は、土を支えきれません。

やはり命式全体のバランスが最優先されます。

バランスが悪ければ、土は崩れ樹木は倒壊します。

そして、干合の関係(甲己干合)です。

甲から見ると、己は正財(=正妻)の関係です。

 

付き合い方のコツ

「いくら相性が良くてもワガママは禁物です」

「甲と己なのに感覚がすれ違う」という人は命式のチェックをおすすめします。

 

【乙】と【己】

己(土)・乙(草花)

田園の草花

養分たっぷりの己(土壌)で乙(草花)は育つ


甲(樹木)と同じように乙(草花)にとっても己(土)は不可欠です。

草花の土への剋し方は優しいですが、それでも基本的に木剋土です。

土から養分をもらう関係で、土は養分を奪われます。

しかし、草花は枯れた後に土の養分になります。

これまたWin-Winの関係です。

干合関係ではないので、甲ほどではないですが基本的に相性は良いです。

どちらも陰陽の陰で本質は穏やかです。お互いの刺激は少ないかもしれません。

 

付き合い方のコツ

「ギブアンドテイクの関係が崩れ始めたらピンチ」

「退屈な関係にならないように一工夫を」

 

【丙】と【己】

己(土)・丙(太陽)

畑の収穫イラスト

田園に丙(太陽)は欠かせない存在だが…


丙(太陽)は己(土)に光と熱を注ぎます。

水分を含んだ土(湿土)にとって、太陽の強さ加減は重要です。

強すぎると干からびてしまいます。

弱すぎると凍土になり植物を育てられない困った土になります。

ということで、力加減が難しい関係です。

火生土として、己から見て丙は親です。

親が口を出しすぎたり、おせっかいを焼きすぎると子どもは反抗したくなります。

つまり、丙の言動が大きく左右する関係といえます。

距離感が難しい関係になりがちかもしれません。

日常生活でも熱や温度の加減はなかなか難しいものですから。

 

付き合い方のコツ

「丙の優しいリードが鍵を握る」

「上手にリードできない丙だったら…」

 

【丁】と【己】

己(土・仮炉)・丁(灯火)

火炉のイラスト

火炉なら己より、やっぱり戊が安定感ベスト

丁(火)は戊(炉)の中で安心して燃えることができます。

しかし、己は湿土なので水分を含みます。

そのため、完全な炉にはなり得ず「仮炉」といいます。

丁は「この炉は大丈夫かな?」と不安な気持ちが拭えません。

己も「あまり燃えすぎないでね!」と思いがちです。

ちょっと微妙な関係になりがちです。

お互いにやや安心感に欠けやすいのですが、それがイイという2人ならOKです。

 

付き合い方のコツ

「不安になりやすい関係なので連絡を疎遠にしない」

「楽しい会話、柔軟な話し合いを大事にする」

 

【戊】と【己】

己(田畑)・戊(山)

山村の風景

後方に見える山が「戊」。全景の田園が「己」。


土同士ですが、力関係はハッキリしています。

当然、山の方が強いです。

それでも同じ土同士です。気が合うことは多いです。

しかし、土はいろいろなものを含む「雑」なので単純な関係になりにくい面があります。

時としてお互いに心の中に異質な感覚を秘めながら関係を維持します。

それでいて「イザ!」となったらお互いに頑固です。

基本的に気が合うことが多いので、それでいて違和感を覚えることが多いならその相性は良くないです。

 

付き合い方のコツ

「己がより頑固ちゃんな戊を上手にコントロールする」

「スピード感や刺激にはやや欠けるきらいが」

 

【己】と【己】

己(湿土・田園)・己(湿土・田園)

田んぼの風景画

ゆったりした風景もずっと見ていると飽きが来る…


陰の土同士の関係です。

感覚的に似通ったところがあります。

欠点としては、刺激的な関係にはなりにくいことがあげられます。

そのため、どちらかといえば穏やかでのんびりした感じのカップルになりそうです。

性別に関係なく身旺の人の方がリードすることが多いでしょう。

「俺についてこい!」ではなく「何する?」「あそこに行く?」「どうしたい?」になりがちで、スリルはあまりないでしょう。

やや退屈ですが、安心感は抜群です。

安定を求めるなら理想的な組み合わせといえます。

 

付き合い方のコツ

「ゆったり過ごす時間は極上の幸せですよ!」

「距離感を意識する必要はなく自然体でOK」

 

【庚】と【己】

己(湿土・田園)・庚(鉱石)

畑と鍬のイラスト

己と庚(鍬)。こういう関係が理想的だが。

土生金の関係です。

往々にして己が世話をします。そして、時には振り回されたりします。

この組み合わせは、スピード感覚が一致しないことが多いです。

それでも庚にとって意外と心地悪さは少ないようです。

「遅い!」とイライラしやすい庚も、己にはそれが少ないから不思議です。

しかしながら、庚は甘えて身勝手になりがちです。

また庚は調子に乗りやすい面があるため、適度な制御が必要です。

己が疲弊しないことが長持ちのコツです。

 

付き合い方のコツ

「己が庚を上手にコントロールすることが大切」

「良い悪いがハッキリした相性になりやすい」

 

【辛】と【己】

己(湿土・泥)・辛(宝石)

手に付いた泥

辛(宝石)はこういう状態が一番嫌い!


この組み合わせはなかなか難しいです。

フィーリングも合わないことが多いです。

辛(宝石)は己(湿土)にベッタリ付きまとわれることを嫌がります。

辛は警戒心を抱きやすいので、己は馴れ馴れしくしないことが肝要です。

土生金ですが、辛は独立心が強く恩着せがましいことを嫌います。

ダメ押しみたいなことを書きますが、基本的に宝石は泥が大嫌いです。

フィーリングの相性以外のプラスがないと継続は困難といえます。

ただし、四柱命式全体の相性が良ければ絶好の関係になったりします。

やはり、十干だけの相性診断は不十分なのです。

 

付き合い方のコツ

「己は馴れ馴れしくしない。図々しくしない」

「ベタベタの関係になると突然…」

 

【壬】と【己】

己(湿土・田畑)・壬(河川・海・湖)

河川の氾濫

堤防は戊の役割。己(湿土)が河川を抑えるには力不足。


己(田畑)は氾濫した壬(河川)に呑み込まれます。

そうなると、土剋水ではなく水剋土。つまり反剋です。

壬は自由な発想と行動力が持ち味です。

リズムが違うので、己は戸惑うことが多いでしょう。

そして、壬は自由を奪われることを最も嫌います。

元来、湿土である己は壬(河川)の堤防にはなれません。

無理すると堤防は簡単に決壊します。

また、己は安心感を得たいタイプです。

流れが速い壬に振り回されやすい関係です。

 

付き合い方のコツ

「壬を束縛するのは難しいと知っておく」

「互いの個性を理解してお付き合いする」

 

【癸】と【己】

己(湿土・田園)・癸(雨・露・霧・雲)

雨の田園

慈雨、どしゃ降り、にわか雨…、癸の心はわかりにくい


己(田畑)に適度な癸(雨)は潤いを与えます。

ただし、雨も度を越すと田畑は水浸しの泥土になります。

安定を求める己にとって、気まぐれに雨量が変わる癸の心境は読みにくいです。

「降ったりやんだり、突然どしゃ降りになったり、ワケがわからない」

という気持ちになりやすいです。

適量ならありがたい存在ですが、そもそも癸の内面はわかりにくいのです。

「え?急にどうしちゃったの?」ということも少なくないでしょう。

癸の方が感情の振れ幅が大きいので、振り回されないように気をつけることです。

優しいときは慈雨を注ぎ、そうでないときはどしゃ降り。

「ついて行けない」と感じることが多ければ、しっかり話し合うか、それがダメなら…。

 と書きましたが、癸の人は基本的には優しいので、感情のアップダウンが少ない人もいます。

やはり四柱命式全体を見ないと本当の相性はハッキリ言い切れません。

 

付き合い方のコツ

「己は癸の感情の起伏に振り回されないように」

「共通の趣味をみつけて同じ時間を楽しむこと」

 

「己」の相性ランキング

※あくまでエンターテインメントとしてお考えください。

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【四柱推命・配偶者】日干の強弱と日支の通変星からの性格傾向

日干の強弱による夫婦生活

日干の強弱による男性の夫婦生活

日干の強さ(数字に比例):夫婦生活の傾向

  1. 最 弱:妻に従属的、妻に依りかかり世話をやかせる。
  2. 相当弱: 外に出たがらず、内に引きこもりがち。
  3.  弱 :従属的だが、こまごまと口うるさい。不平不満が内心に潜む。
  4. やや弱:夫権獲得に強い願望を持つ。
  5. 普 通:夫婦平等、夫妻相和、共存的。
  6. 生 旺:夫権掌中、夫唱婦随、時々小不和。
  7. 健 強:夫権強固、夫唱婦随、時々不和。
  8. 旺 強:夫権絶対、専制暴君、不和荒涼。
  9. 最 強:夫権後退、婦唱夫随、 二人三脚。

 

日干の強弱による女性の夫婦生活

日干の強さ(数字に比例):夫婦生活の傾向

  1. 最 弱:夫に絶対従属的、独身者は他人の世話になる可能性大。
  2. 相当弱:内向的、夫に絶対従属的、独身者は他人の世話になる可能性あり。
  3.  弱 :従属的、内助の意あり、平穏無事。
  4. やや弱:内助の意強し、夫唱婦随、平穏無事。
  5. 普 通:夫婦平等、夫妻相和、共存的。
  6. 生 旺:やや女性上位、婦唱夫随。時々小不和。
  7. 健 強:女性上位、婦唱夫随。時々不和。
  8.  強 :女性上位、不和荒涼。寡婦か独身の公算が大。
  9. 最 強:絶対上位、寡婦か独身の公算が大。

 

日支の通変星による配偶者の性質

日支の通変星から見る配偶者の性質

以下は短所が多いですが、人の長短は元来表裏一体です。

  • 比肩:身勝手、勝気、わがまま、短気、淡泊、単純。
  • 劫財:勝手、気まま、強情、高慢、欲深、執念深い。
  • 食神:鷹揚、楽天的、食いしん坊、多弁、負けず嫌い。
  • 傷官:勝気、理屈屋、新しもの好き、執念、熱心、ひがみっぽい。
  • 偏財:見栄っ張り、出しゃばり、派手、気移り、多弁。
  • 正財:けち、ひがみ、愚痴、陰険、気が利かない、辛抱強い。
  • 偏官:反抗的、敵視、粗雑、不屈、熱中、乱暴。
  • 正官:陰気、小心、丁寧、いんぎん、利己的、反省心。
  • 偏印:執拗、気迷い、飽き性、投げやり、放縦、気まま。
  • 印綬:愚痴を言いがち、欲深さ、鈍重、依存心、もの惜しみ。


後半記事の参考資料『現代四柱推命学 活用大辞典』 亀石 厓風 著

 

 

過去記事です。

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出会い運が強い時期でも行動しないと実現しません!
 



 



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