己日生まれの人は、派手な恋愛より、安心できる堅実な関係を臨みます。愛情深くて献身的で、家庭的度はナンバーワン!しかし、度が過ぎるとおせっかいや過干渉になりやすいのが気の毒です。人の性格には必ず一長一短があるので、お互いの理解と相性が何より大切ですね。

- 「己(つちのと)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
- 日干「己」|十干との相性
- 日柱同士で見る男女の相性診断
「己(つちのと)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
日干「己(つちのと)」はどんな人?
何事も規則をよく守り、コツコツ努力を積み重ね、注意深いですが、融通性に欠けやすいです。鈍感なところもありますが、何事も始めたら、最後までやり通すところがあります。
シンプルに言うと「細心かつ堅実な人」
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「己」の恋愛傾向
己を自然界で例えるなら畑や田園。豊かな恵みをもたらす畑や、心安らぐ庭の土のように、温かくて親しみやすい魅力が持ち味です。この性質が、恋愛においても個性として表れます。
己日生まれの恋愛「素敵なところ」
- 家庭的雰囲気と親しみやすさ⇒己さんは、親しみやすい温かいオーラをまとっています。そこから生じる家庭的な雰囲気が持ち味で、一緒にいるだけで心を和ませてくれます。
- 愛情深くて献身的⇒好きな人の面倒を見るのが好きなタイプが多いです。身の回りの世話を焼いたり、相手のために尽くすことで愛情を表現します。
- 穏やかで堅実⇒派手さより穏やかで安定した関係を好みます。将来設計や金銭感覚もしっかりしています。着実に幸せな家庭を築いていこうとする人が多く、パートナーとして信頼できます。
己日生まれの恋愛「え!?」と戸惑うところ
- おせっかいと過干渉⇒愛情深さが、おせっかいや過干渉として逆効果になることがあります。口うるさく感じることが増えると、いつの間にか恋愛感情が薄れてしまう危険性も。
- 独占欲と嫉妬深さ⇒己さんは、相手に対する愛情が深い分、嫉妬心も人一倍強いです。不安感も強いため、束縛が強くなってしまう傾向があります。
- 意外と頑固⇒柔らかくても土の人です。普段は温厚ですが、意外とコダワリが強くて頑固です。自分のやり方やペースを乱されることを嫌って、譲らない一面も持っています。
己日生まれの人と恋を育むヒント
己さんに対しては、まっすぐで誠実な気持ちを伝えることが、一番心に響きます。約束を守る、正直に話すなど当たり前のことが、二人の関係を強くする土台になります。
それから、心配性な一面を持つ己さんにとって安心感が、とても重要です。こまめに連絡を取ったり、一途な気持ちを示したりすることで、心からリラックスできます。
己さん自身も、相手を信じて見守るくらいの余裕を持つと、お互いにとって心地よい関係が築けます。
日干「己」|十干との相性
「己」と「甲」の恋愛相性
己(大地)・甲(樹木)
フィーリングはピッタリの相性です。
甲(樹木)は己(土)に根を張って養分をもらいます。
また、甲(樹木)がしっかり根を張った己(土)は頑丈です。
まさにWin-Winの関係です。
ですが、己(土)が弱いと甲(樹木)を支えきれません。
バランスが悪ければ、己(土)は崩れ、甲(樹木)は倒れます。
やはり命式全体のバランスが重要です。
この両者は夫婦の関係(甲己干合)です。
甲の人から見ると、己の人は正財(=正妻)の関係です。
この点からも、天干同士の相性(フィーリングの相性)はベストに近いです。
付き合い方のポイント
- 己の人が我慢することが多い
- 我慢した分、相手は応えてくれる(信頼して大丈夫)
「己」と「乙」の恋愛相性
己(大地)・乙(草花)
乙(草花)にとって己(大地)はなくてならない存在です。
乙(草花)の根は、己(大地)を剋します。(木剋土)
つまり、己(土)は乙(草木)にエネルギーを奪われます。
しかし、乙(草花)は枯れた後に己(大地)の養分になります。
これまたWin-Winの関係です。
干合関係ではないので、甲ほどではないですがベストの相性です。
どちらも陰陽の陰で性質は穏やかなので、お互いの刺激は少ないかもしれません。
付き合い方のポイント
- 穏やか同士の組み合わせだが、一緒になるとパワーアップ
- 万一別れたら、その後に相手の良さが身にしみる

「己」と「丙」の恋愛相性
己(土)・丙(太陽)
丙(太陽)は己(土)に光と熱のエネルギーを注ぎます。
己(湿土)にとって、丙(太陽)の強さ加減は重要です。
強すぎると干からびてしまいます。
弱すぎると植物を育てられません。
火生土として、己から見て丙は親。親子といえども適切な距離感が必要です。
特に成人後の親子関係は意外と難しいものです。
悪くはないですが、フィーリングピッタリ!となりにくい相性です。
付き合い方のポイント
- 丙の人の愛情が伝わりやすい組み合わせ
- 丁の人の情熱に振り回されるかも

「己」と「丁」の恋愛相性
己(仮の炉)・丁(灯火)
丁(人工の火)は戊(炉)の中で安心して燃えることができます。
しかし、己は湿土なので「仮の炉」です。
丁は「この己(仮炉)は大丈夫かな?」と不安な気持ちが拭えません。
己も内心「あまり燃えすぎないでね!」と思います。
ちょっと微妙な関係になりがちです。
お互いにやや安心感に欠けやすいですが、それでもイイという2人ならOKです。
付き合い方のポイント
- 不安な気持ちを引きずらないようお互いのフォローを大切に
- 己の人の方が疲れやすい組み合わせ

「己」と「戊」の恋愛相性
己(田畑)・戊(山)
土同士ですが、ふつうは戊(山)の方が強いです。
土同士なので気が合う瞬間は多いです。
しかし、土はいろいろなものを含む「雑」なので単純な関係になりにくい面があります。
時としてお互いに心中に異質な感覚を秘めながら関係を維持します。
そして、お互いに頑固です。
この関係は、己の人が得することが多いです。
付き合い方のポイント
- 戊の人が己の人をリードして助ける関係になる
- スピード感や刺激にはやや欠けるきらいが
- 別れたくても別れられない関係で悩む人が多い

「己」と「己」の恋愛相性
己(田園)・己(田園)
陰の土同士で、感覚的に似ていると感じることが多いはず。
穏やかでのんびりした感じのカップルになりそうです。
性別に関係なく身旺の人の方がリードします。
「何する?」「どうしたい?」が多く、スリルはあまりないでしょう。
平凡でやや退屈ですが、安心感は抜群です。
安定を求めるなら理想的な相性といえます。
付き合い方のポイント
- ゆったり過ごす時間は極上の幸せ
- 退屈が続くなら何か刺激的なイベントを
- お互いに子どもっぽいところが安心感を与える
「己」と「庚」の恋愛相性
己(大地)・庚(鉱石)
土生金の関係です。
己が気づかい、時には振り回されたりします。
この組み合わせは、スピード感が一致しないことが多いです。
また、庚は甘えから身勝手になりやすい面があるため要注意です。
己の人がストレスを強く感じることが多いなら、早めにサヨナラしたほうが無難です。
ただし、己の人にネガティブな感情が起きないなら、悪い相性にはなりません。
付き合い方のポイント
- 行動派の庚の人に、お人好しの己の人
- スピード感が合わず、お互いに違和感を覚える
- 己の人の冷静さが成否のカギを握る
「己」と「辛」の恋愛相性
己(湿土・泥)・辛(宝石)
ハッキリ言ってこの相性は難しいです。
辛(宝石)は己(湿土)とベッタリの関係になることを嫌がります。
辛は警戒心を抱きやすいので、己は馴れ馴れしくしないことが肝要です。
土生金ですが、辛は独立心が強いため恩着せがましいことを嫌います。
ダメ押しみたいなことを書きますが、基本的に宝石は泥が苦手です。
フィーリングの相性以外のプラス材料がないと継続は困難です。
地支が支合していたり、身旺と身弱のバランスが絶妙ならマイナスがかなり解消します。
付き合い方のポイント
- 己は馴れ馴れしくしない、図々しくしない
- 価値観のすり合わせが時々必要
「己」と「壬」の恋愛相性
己(湿土・田畑)・壬(河川)
己(田畑)は氾濫した壬(河川)に呑み込まれます。
そうなると、土剋水ではなく水剋土。つまり反剋です。
壬は自由な発想と行動力が持ち味で、自由を奪われることを嫌います。
一方、己は大きな変化を求めません。
元来、湿土である己は壬(河川)の堤防にはなれません。
流れが速い壬に振り回されやすく、難しい相性です。
付き合い方のポイント
- おっとり型(己の人)と即決型(壬の人)で価値観がすれ違いがち
- 相手の個性とペースを理解して付き合うこと

「己」と「癸」の恋愛相性
己(湿土・田園)・癸(雨)
適度な癸(雨)は己(田畑)に潤いを与えます。
ただし、癸(雨)が強すぎると己(田畑)は水浸しの泥土になります。
安定を求める己の人にとって、気まぐれに雨量が変わる癸の人の心境は読みにくいです。
「降ったりやんだり、突然ドシャ降りになったり、ワケがわからない」
という気持ちになりやすいです。
そもそも癸の人の心はわかりにくいです。
「え?急にどうしちゃったの?」ということも少なくないでしょう。
癸の人の感情の揺れ幅に振り回されないように気をつけることです。
優しいときは慈雨を注ぎ、そうでないときはドシャ降り。
「ついて行けない」と感じることが多ければ、しっかり話し合うか、それがダメなら…。
付き合い方のポイント
- 日が経つにつれ不安定な関係になりやすい
- できるだけ相手の長所に注目すること

☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
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日柱同士で見る男女の相性診断
数字は干支番号です。
6 「己巳」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「甲申」(ただし、申は刑の可能性高い)
- 相手の日干が「甲」(甲己干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「申・酉」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・癸」なら、地支が良好
- 日干同士が普通で、地支同士も普通
- 日干同士が干合「甲・己」で、地支同士が冲刑「亥・申」
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「申」(巳申の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「申」(巳申の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「癸亥・乙亥」
16 「乙卯」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「庚戌」(乙庚干合、卯戌支合)
- 相手の日干が「庚」(乙庚干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「戌・亥・未」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「辛・己」なら、地支が良好
- 日干同士が普通で、地支同士も普通
- 日干同士が干合「乙・庚」で、地支同士が冲刑「酉・子」
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「子」(子卯の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「子」(子卯の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「乙酉・癸酉」
26 「己酉」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「甲辰」(甲己干合、辰酉支合)
- 相手の日干が「甲」(甲己干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「辰・巳・丑」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・癸」なら、地支が良好
- 日干同士が普通で、地支同士も普通
- 日干同士が干合「甲・己」で、地支同士が冲刑「卯・酉」
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「乙卯・癸卯」
36 「己亥」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「甲寅」(甲己干合、寅亥支合)
- 相手の日干が「甲」(甲己干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「寅・卯」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・癸」なら、地支が良好
- 日干同士が普通で、地支同士も普通
- 日干同士が干合「甲・己」で、地支同士が冲刑「巳・亥」
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「亥」(亥亥の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「亥」(亥亥の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「乙巳・癸巳」
46 日柱【己酉】男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「甲辰」(甲己干合、辰酉支合)
- 相手の日干が「甲」(甲己干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「辰・巳・丑」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・癸」なら、地支が良好
- 日干同士が普通で、地支同士も普通
- 日干同士が干合「甲・己」で、地支同士が冲刑「卯・酉」
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「乙卯・癸卯」
56 日柱【己未】男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「甲午」(甲己干合、午未支合)
- 相手の日干が「甲」(甲己干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「午・卯」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・癸」なら、地支が良好
- 日干同士が普通で、地支同士も普通
- 日干同士が干合「甲・己」で、地支同士が冲刑「丑・戌」
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「戌」(戌未の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「戌」(戌未の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「癸丑・乙丑」
※ 「地支同士が普通」とは、支合・半会・冲・刑の関係がないこと
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