壬は、湖・河川、海。つまり大きな水。
イメージとしては「大胆・堂々・大らか」です。
流れが止まると水は濁るため、壬は自由を愛し束縛を嫌います。
頭の中も常に流れていて、回転がはやく、クレバーです。
酒好きと依存心が強い人が多いです。
- 【四柱推命】日干「壬」の基本性質
- 【四柱推命】日干〈壬〉の人「十干との相性」
- 「壬」の相性ランキング
- 日柱同士で見る男女の相性診断
- 【日干「壬」】日柱からの性格分析
- 【十干/壬】壬の字義「任にして、陰陽交わって懐胎成す意。この時、天が一水を生ず」
- 【四柱推命/男女の相性】日干〈壬〉の人「あとがき」
【四柱推命】日干「壬」の基本性質
五行による性格「水」
【性 情】「智」
物事を推し量る頭の働きを意味する知恵の星
- 命局に水が多くて、制を受けていない人は、聡明ではあるが意志が定まらない
【旺 相】水がバランス良く強い命式
- 知性に優れ、深慮遠謀の人
- 学問に厚く、他の追従の許さない
【大 過】水が強すぎる命式
- 前後を考えず行動したり、放浪癖がある
- 性的に多淫
- 機智に富むが、謀り事も多く、時には残酷な面が出る
【不 及】水が弱すぎる命式
- 臆病で計画性がなく、行動が一定しない
- 智謀に乏しく、事の分別が苦手
- 非常に頼りない性格
【木が多い命式】
- ケチなくせに浪費家、頑固なくせに押しが弱いなど矛盾した性格
【火が多い命式】
- 礼を重んじる人
- 深く考え過ぎて憂いに沈み、逆に決断が早すぎて後悔したりする
【土が多い命式】
- 内気だが信義に厚く忍耐心がある
- 表面は鈍感に見えるが、内心は感受性が強い
- 決断力の乏しさと人を強く憎むのが欠点
【金が多い命式】
- 義を好み、内実より外観に気をとられる
- 志は大きいが多淫で異性問題が発生しやすい
- 知恵は人に劣らないが、義のために自分を犠牲にする
【水が多い命式】
- 誇張するクセがある
- 小さなことを処理する能力は非常に高いが、収穫は少ない
【日干「壬」】基本性格
- 臨機応変
- 頭の回転が速い
- 柔軟性あり
- 気が変わりやすい
- 社交的
- 目立ちやすい
- 包容力あり
- 楽観的
- 自由人
- リーダー性あり
- 人を上手に使う(利用する人も)
- 目的にはストイック
- 意外とクールで自分を見せない
動植物の生命の源「水」を蓄えるのが壬です。
それだけでなく、汚れを受け止め流し去ってくれます。
ありがたい存在ですね。
また、水は流れが止まると濁り、腐敗の原因になります。
壬の人も、その性格として止まることを好みません。
自分のペースで自由に人生を生きたい人です。
行動力もあります。
気をつける点は、遊び好きが多いことです。(あくまで傾向)
お酒好き、ギャンブル好き、そして桃花の傾向が強いように思います。
人当たりが良い人が多いですが、それは壬の流れるような柔軟さからくるものです。
しかし、「自分に対して愛想が良い=気が合う」と信じ込むのは早計です。
基本的に、合わせることが上手だからです。
包容力がありますが、納得できないと激流や津波のように激しく怒ることもあります。
自分とお相手の「十干」をご存じない方は、こちらからわかります。
【四柱推命】日干〈壬〉の人「十干との相性」
【壬】と【甲】の相性
壬(海・湖・河川)・甲(樹木)
壬(水)と甲(樹木)。
水生木で相性ピッタリという感じがしますが、実際はそれほど好相性ではありません。
水といっても、雨(癸)ではなく海・湖・河川(壬)です。
樹木は根を張りにくく、水が強いと流されてしまうからです。
そうなると、水面を漂う「浮木(ふぼく)」となり、最悪の場合には「腐木(ふぼく)」として使いものにならなくなります。
甲の人は、壬の人に対して安心感ある付き合いができにくいようです。
付き合い方のポイント
- 頑固で妥協しない甲は、臨機応変な壬とは価値観がズレやすい
- 甲がある程度強くないと流れ去っていく
【壬】と【乙】の相性
壬(湖沼)・乙(草花)
壬と乙の相性は悪くありません。
絵にするなら「池に浮かぶ蓮の花」です。
水生木の理想的な関係です。
花(乙)にとって居心地が良く、湖沼(壬)も与える喜びが得られます。
不安があるとすれば、壬の気変わりしやすい性格です。
壬はジッとしているのが苦手なので、乙が不安感を抱くことも。
水(壬)が激しく揺れ動くと蓮の花(乙)は落ち着いていられません。
付き合い方のポイント
- 乙の柔軟さと適応力が関係性にプラスする
- 不安になりやすい乙を大きな心で包み込むこと
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【壬】と【丙】の相性
壬(海・湖・河川)・丙(太陽)
丙(太陽)が壬(海・湖・河川)を照らして、互いに美しく輝き素晴らしい景色を演出します。
お互いの気持ちのバランスが良ければ最高の関係に発展します。
周囲から羨ましがられる理想のカップル・夫婦になれます。
どちらも目立つタイプなので、対等な関係(バランス)を維持することが大切です。
壬も丙も強い十干です。
強い者同士は、関係を長く維持するのが難しいですが、この相性は大丈夫です。
ただし、壬は気が変わりやすく、丙も気分屋さんです。
時々、ピンチを迎える可能性はあります。
付き合い方のポイント
- 主張を激しくぶつけ合わないこと
- 丙はややせっかちなのでご注意を
【壬】と【丁】の相性
壬(海・湖・河川)・丁(灯火)
水剋火で水(壬)は火(丁)を消してしまいます。
丁(火)も壬(水)を蒸発させるなどの抵抗を試みます。
そんな関係ですが、干合(丁壬)の相性です。(天干)
地支も支合すれば天地徳合といって最高の関係になります。
夜の静かな湖沼に浮かぶ丁火は美しく、幻想的です。
行動のペースに差があり、それが原因で時には衝突しますが、丁は簡単には去りません。
付き合い方のポイント
- 丁は普段は穏やかだが、壬にはスネやすいところあり
- 丁は疑い深いところあり。コッソリ遊んでも気づかれやすい
【壬】と【戊】の相性
壬(海・湖・河川)・戊(山・堤防)
壬(河川)は戊(山)を削ります。
そして、戊(山)は壬(水)の浸食に抵抗します。
しかし、両者のバランスが良ければ理想の相性になります。
自由に流れたい河川(壬)を調整できるのは堤防(戊)です。
温厚でやや頑固な戊は、壬の行動を制御してくれます。
力のバランスがよければ、安心できる相性です。
それでも、水(壬)が暴れすぎると、堤防(戊)も決壊します。
付き合い方のポイント
- 戊はマイペースの人が多く、言い出すと聞かない傾向あり
- 歩く速度を合わせることをオススメ
【壬】と【己】の相性
壬(海・湖・河川)・己(湿土・田園)
溢れる壬(水)は己(田畑)を濁流によってダメにします。
また、湿土(己)は、海・湖・河川の水(壬)を濁らせます。
接点を見出すのが難しい相性です。
近づきすぎると、壬(水)は汚濁し、己(田畑)は泥水になるからです。
穏やかな性格の己にとって、常に流れる壬は苦手なタイプになりがちです。
適度な距離感と相手を思いやる気持ちが大切です。
ただし、地支同士が支合していれば相性はグンと良くなります。
天干だけで判断するのは早計です。
付き合い方のポイント
- 己はおとなしくても観察力あり
- 壬がペースを合わせる努力をする
【壬】と【庚】の相性
壬(海・湖・河川)・庚(鉱石・鉄・刀剣)
鉱脈(庚)は水(壬)を金生水と生じます。
庚が壬を生じる関係ですが、壬(水)が強すぎると庚(鉄)は錆びます。
往々にして壬がペースを握ります。
とはいえ、庚は負けず嫌いで目立ちたがり屋。
時々立ててあげないと、突然サヨナラの場面が到来します。
よく話し合い、理解し合うことが大切な2人です。
付き合い方のポイント
- 両者とも行動のペースが速く、最初は意気投合しやすい
- 庚は正義感が強く負けず嫌い
【壬】と【辛】の相性
壬(海・湖・河川)・辛(宝石)
水(壬)は宝石(辛)を洗い、鮮やかにします。
辛にとって壬はありがたい存在です。
しかしながら、この組み合わせは行動のペースが異なります。
壬が支える関係にならないと、繊細な辛は疲弊します。
辛が壬に何かを与えることは基本的にできません。
壬から辛への一方通行になりやすいです。
でも、それがベストの状態です。
そうすれば、逆に目に見えない何かを辛から与えられるでしょう。
付き合い方のポイント
- ギブ・アンド・テイクの「テイク」がなくても気にしない
- 辛のプライドを守ってあげる
【壬】と【壬】の相性
壬(海・湖・河川)・壬(海・湖・河川)
壬(川)と壬(川)が合流する景色を想像してください。
水量が倍になると、当然パワーアップします。
どちらかが時々ブレーキを掛けないと、壬(川)は氾濫します。
似たもの同士の関係は意外に難しく、どちらかが自我をセーブしないとサヨナラに繋がります。
日干のエネルギーが強い者同士だと、関係の発展性は厳しいです。
ただし、両者のバランスが良く、意気投合できたらベストパートナーになります。
付き合い方のポイント
- お互いの自制心が大切
- 大喧嘩になったら誰にも止められない
【壬】と【癸】の相性
壬(海・湖・河川)・癸(雨・露・霧・雲)
雨(癸)が海・湖・河川(壬)に降りそそぐ風景です。
水量が少ない壬(湖・河川)には恵みの癸(雨)です。
しかしながら、強すぎる雨(癸)は激流の原因になります。
水同士なので気が合いやすい面がありますが、性格はだいぶ違います。
楽観的な壬に対して、癸は悲観的になりやすく神経質です。
共通点としては、頭の回転が良いことです。
気が合うくせにお互いの本心がわからないという相性になりやすいです。
また、生活のリズムにも差異が生じがちです。
付き合い方のポイント
- 深くわかり合うのは難しいと割り切る
- 癸はイヤな記憶を忘れないのでご注意あれ
☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
「壬」の相性ランキング
※地支抜きのランキングです。100パーセントではありません。
- 丙
- 戊
- 辛
- 乙
- 丁
- 壬
- 甲
- 庚
- 癸
- 己
日柱同士で見る男女の相性診断
数字は干支番号です。
9【日柱「壬申」】男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合【丁巳】(ただし、巳申は刑の可能性高い)
- 相手の日干が【丁】(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が【子】(半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦【戊・丙】なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合(丁壬)で、地支同士が冲刑(寅・巳)なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が【巳】(巳申の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が【巳】(巳申の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲【戊寅・丙寅】
39【日柱「壬寅」】男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合【丁亥】(丁壬干合、寅亥支合)
- 相手の日干が【丁】(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が【亥・午】(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦【戊・丙】なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合(丁壬)で、地支同士が冲刑(申・巳)なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が【巳】(寅巳の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が【巳】(寅巳の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲【戊申・丙申】
49【日柱「壬子」】男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合【丁丑】(丁壬干合、丑子支合)
- 相手の日干が【丁】(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が【丑・辰・申】(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦【戊・丙】なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合(丁壬)で、地支同士が冲刑(午・卯)なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が【卯】(子卯の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が【卯】(子卯の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲【戊午・丙午】
※ 「地支同士が普通」とは、支合・半会・冲・刑の関係がないこと
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【日干「壬」】日柱からの性格分析
本来、四柱推命は、年柱・月柱・日柱・時柱を総合的に見て、その人のことを判断します。
ですが、ごく初歩的かつ簡単に、「日柱」の組み合わせからその人を見る方法もあります。完全ではありませんが、参考になることもあります。
今後、検証を進めながら少しずつ加筆していく予定です。
なお、数字は干支番号です。内容はやや辛口です。ご了承願います。
9【壬申】生まれの性格
【男性】
- 感情豊かで喜怒哀楽が激しい。
- やや慎重さに欠け、時に依頼心を出すところが欠点。
- 生真面目で律儀な人柄。人情味もある。
- 大胆だが神経質で気が短く、カンが鋭い。
- 自我が強く、警戒心も強くて偏屈なため社交範囲は狭い。
- 好き嫌いはかなり激しく、嫌いな人とはあからさまに距離を持ちたがる。
- お金や名誉より好きなことに没頭できる仕事がよい。
29【壬辰】生まれの性格
【男性】
- 度量が大きく、勇気もあるが、やや強情なところと、気の荒い行動があるのが欠点。
- ふだんの人当たりは柔らかく、落ち着いた態度を備えている穏健な人柄。
- 負けず嫌い。根気と粘り強い意志の強さが持ち味。
- 根は内向的な気質が強い。
- 周囲の空気に敏感。自分より人の欠点が見えすぎる傾向がある。
- 行動は慎重。よく考えてから行動するが、いざとなれば勇気を発揮する。
- 自分を飾って見せることは得意でなく、正直者が多い。
【女性】
- 社交性があって人当たりも良く粘り強い努力家。
- 落ち着きがあって控えめだが、負けず嫌い。
- 細かいところによく気がつき、頑固で気ままなところが欠点。
- 社交性があるが、深いところまで踏み込ませない冷淡さがある。
- 計算力があり、利害関係に敏感。
- 子どもに対して過保護で、教育ママ的になりやすい。
- 気弱で消極的な男性とはウマが合わない。
49【壬子】生まれの性格
【男性】
- 度量が大きく、勇気があり、忍耐強い。
- 欲心のため失敗する恐れがあり、特に色欲には注意すべき。
- 気難しく近寄りがたい雰囲気があっても、実際はバランス感覚がある人物。
- 開放的な明るさが特徴で、人怖じしない。
- 心の機微を読むのは不得手。人間関係に情を挟まない厳しい面を持つ。
- 反面、世話好きのところがあり、人から憎まれない。
- ゼネラリスト向きではなく、専門技術を身につける方が安全。
【女性】
- 基本的には、社交性があり愛想が良いので人に好かれるが、中には感情を表に出さない人もいる。
- 少々ずぼらで、何ごとにも無頓着。粘りに欠け、判断に甘さがあり迷いが多いのが欠点。
- 安易に周囲に迎合せず、自分の考えと感覚を大事にする個性的な女性。
- そのため、周囲の人と温度感が異なることがある。
- 平凡を嫌い、風変わりな趣味や関心を持ちやすいがあまり長続きしない。
- 自分を曲げてまで無理して群れに入ろうとせず、淡々と生きるタイプ。
- ルックスの好みがハッキリしている。教養的とセンスがある寛大な男性を好む。
59【壬戌】生まれの性格
【男性】
- 意志が強く、勇気と先見の明があり、活動努力を惜しまない。
- 人の世話をよくするが、やや干渉しすぎるところがあり、時に短気を起こすのが欠点。
- 腰が低く、相手に応じた社交性を持つ。人当たりの良い人物。
- 周囲に庶民的な親しさを感じさせる。
- 感受性が鋭く、謙虚。直感的な駆け引きが巧み。
- 何かを深く究明するタイプではなく、生き方は世論を重んじる。
- 行動が活発で、職場で上司の引き立てを受ける人が多い。
【女性】
- 社交性があって明るく活発。
- 勝気で負けず嫌い。意地っ張りなお天気屋。
- 気取りたがりでおしゃれに気を使う。
- 頭の回転が速いが、決断力に欠ける。
- 冷静かつ客観的な思考は苦手。気分的な好き嫌いや、直感的判断に頼りがち。
- 気迷いが多いが、自信過剰と誤解されやすい。
- プライドが高く、情緒性豊かなロマンティスト。
【十干/壬】壬の字義「任にして、陰陽交わって懐胎成す意。この時、天が一水を生ず」
【壬】基本的な姿
壬は大きな水、海や湖にたとえることができる。
【十干/壬】固有の性質
大海の水に例えることのできる水で、氾濫したり濁水に変化することを恐れる。
旺水となれば常軌を逸し、戊か甲で制する以外道はない。
水の本質は流れを留めるときには淀み腐り、また、旺じ過ぎるときは奔流となって、自分の思うがままに全てのものを押し流してしまう。
水が人の役に立つためには灌漑などの用水となり、旺じ過ぎるときは戊の堤防があって、流れをコントロールすることが必要となる。
【壬】十干による性格
- 悠々と流れる大河のように茫洋としていて、清濁合わせ呑むことのできる大きな度量を持ち、慈悲心に富む反面、細心で緻密な準備をしないで、勢いにまかせて事を運んでしまうといったタイプである。
- 融通性があってよいが、確固とした信念に乏しいところもあり、また、物事をすべて他人に任せてしまう傾向があって、依頼心の強い面もある。
【壬】日干と月支が同じ場合
- 水の陽干で、「大河」のように絶えず流れて止まない水である。
- 流水であるから、ひと所に止まることを好まず、動きの中で自分を作り上げていくが、その際、地形に合わせていかようにも形を変える柔軟性があり、また、生来淡泊なのでこだわりはあまりない。
- ただ、流れることは長所であると同時に短所にもなる。定見のなさや状況に流されてしまう安易さ、だらしなさ、取りとめのなさといった性質がそれである。
- 流れる水は最後には洋々たる海に合流するから、そこに至れば清濁合わせのみ、敵も生かし味方も生かす大人物になる素質がある。
【壬】身旺の人・身弱の人
身旺の人
- 大柄の人が多く、十干の内で一番ゆったりした人が多い。
身弱の人
- 体も小柄で胆力に乏しい人が多い。
【壬癸水の示す身体の部位】下腹部、腎臓系統、膀胱、婦人科
- 水が太過・不及することに上記に疾病が生じやすくなる。
【壬】簡単な用神の見つけ方
戊己多
- 戊はよい。
- 己は悪い。柔らかい土が混じると水は濁ってダメ。
庚辛多
- 水源の金星が多いと大河は氾濫してしまう。戊が必要。
【四柱推命/男女の相性】日干〈壬〉の人「あとがき」
男女の相性・夫婦の縁は、次のことに注目して見ます。
- 結婚したくなる時期・しやすい時期
- 出会いがある時期・ない時期
- 出会いが人生の吉になる時期・ならない時期
- 喧嘩しがちになる時期・ならない時期
- 家のこと、子どものことで苦労する人・しない人
- 義父母と相性が悪い人・良い人
- 浮気しやすい性格としない性格
- 離婚しやすい危機的な時期
- もともと配偶者運がよい人・よくない人
- 離婚の可能性が高い人・低い人
- クセのある配偶者と結ばれやすい人
- 男女の縁ができやすい人・できにくい人
- そもそもの両者の相性
いわゆる「モテ期」という言葉があります。実際にほとんどの人にモテ期はあります。
こんな傾向もあります。
- イケメンの人は若い時期
- そうでない人は30代以降
誰にでもチャンスの時期は到来します。
大事なことは、その機を逃さないことです。
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