壬は、自然界で例えるなら、湖・河川・海。流れが止まると水は濁るため、壬日生まれの人は自由を愛し束縛を嫌います。頭の回転も速くて、クレバーです。
お付き合いのポイントとして、流れをせき止めない(束縛しない)ことが第一のポイントです。私の印象では、お酒好きが多いです。

- 「壬(みずのえ)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
- 日干「壬」|十干との相性
- 日柱同士で見る男女の相性診断
- 【四柱推命/男女の相性】日干「壬」の人「あとがき」
「壬(みずのえ)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
日干「壬(みずのえ)」はどんな人?
度量が広く包容力があります。どんな環境でも生きる融通性がある反面、信念に欠けやすいところもあります。
シンプルに言うと「自由を愛する素直な人」
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「壬」の恋愛傾向
壬を自然界で例えるなら、湖・川・海。常に流れ動き、変化しながら広がっていく、自由とスケールの大きさが魅力の人です。この性質が、恋愛にも影響を与えます。
壬日生まれの恋愛「素敵なところ」
- 自由でゆったりした関係⇒壬さんはお互いを束縛するような窮屈な関係を好みません。お互いの世界と時間を大切にすることを望むため、一緒にいても息苦しさを感じさせません。
- 好奇心旺盛で楽しい⇒水は「智」を司ります。知識欲と好奇心が強い壬さんと一緒だと毎日が刺激的で退屈することは少ないでしょう。
- 器が大きい⇒大きな水である壬さんは、心が広くておおらかです。手の欠点を責めたりすることはほとんどありません。そのスケールの大きさは安心感を与えてくれます。
壬日生まれの恋愛「え!?」と戸惑うところ
- 落ち着きがない⇒根っからの自由人で常に動きを求めるのが壬さん。恋人だけにベッタリというのは少し苦手です。その自由な振る舞いが、寂しさを感じさせてしまうことがあります。
- 気持ちが流れやすい⇒興味の対象や考えが変わりやすい一面があります。その気まぐれさが、相手を振り回してしまう原因になることも。
- 本心を見せない⇒社交的な人ですが、心の深い部分はあまり人に見せません。悩んでいても弱音を吐かないなど、考えていることがわかりにくい傾向があります。
壬日生まれの人と恋を育むヒント
壬日生まれの人は、常に流れ動いていることが本分です。その流れをせき止めるような束縛はNGです。
良い関係性を保つには、壬さんの自由な心を尊重し、束縛や過干渉をしないことです。お互いが自分の世界をしっかりと持ち、相手に依存しない自立した関係を築くことが、信頼感と居心地の良さにつながります。
フリーな冒険を一緒に楽しむくらいの余裕を持つことができれば、最高のパートナーになるでしょう。
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日干「壬」|十干との相性
「壬」と「甲」の相性
壬(海・湖・河川)・甲(樹木)
壬(水)と甲(樹木)。
水生木で相性ピッタリという感じがしますが、実際はそれほど好相性ではありません。
水といっても、雨(癸)ではなく海・湖・河川(壬)です。
樹木は根を張りにくく、水が強いと流されてしまうからです。
そうなると、水面を漂う「浮木(ふぼく)」となり、最悪の場合には「腐木(ふぼく)」として使いものにならなくなります。
甲の人は、壬の人に対して安心感ある付き合いができにくいようです。
付き合い方のポイント
- 頑固で妥協しない甲の人は、動きが速い壬の人とは価値観がズレやすい
- 甲の人が自分を見失わずにしっかりすることが大切

「壬」と「乙」の相性
壬(湖沼)・乙(草花)
壬と乙の相性は悪くありません。
絵にするなら「池に浮かぶ蓮の花」です。
水生木の理想的な関係です。
花(乙)にとって居心地が良く、湖沼(壬)も与える喜びが得られます。
不安があるとすれば、壬の気変わりしやすい性格です。
壬の人はジッとしているのが苦手なので、乙の人が不安感を抱くことも。
水(壬)が激しく揺れ動くと蓮の花(乙)は落ち着いていられません。

付き合い方のポイント
- 乙の人は壬の人といるだけで、素晴らしさが引き立つ
- お互いが幸せになりやすい組み合わせ
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「壬」と「丙」の相性
壬(湖・河川)・丙(太陽)
丙(太陽)が壬(湖・河川)を照らして、美しく輝き素晴らしい景色を演出します。
お互いの気持ちのバランスが良ければ最高の関係に発展します。
周囲から羨ましがられる理想のカップル・夫婦になれます。
ただし、どちらも目立つタイプなので、対等な関係(バランス)を維持することが大切です。
壬も丙も強い十干です。
強い者同士は、関係を長く維持するのが難しいですが、この相性は大丈夫です。
ただし、壬の人は気が変わりやすく、丙の人も気分屋さんです。
時々、バチバチする可能性はあります。
付き合い方のポイント
- お互いの愛情を感じやすい相性
- 結婚すれば素敵な家庭になる(地支に七冲・三刑がなければ)

「壬」と「丁」の相性
壬(海・湖・河川)・丁(灯火)
水剋火で水(壬)は火(丁)を消してしまいます。
丁(火)も壬(水)を蒸発させるなどの抵抗を試みます。
それでも、丁壬干合の関係です。
地支も支合すれば天地徳合といって最高の関係になります。
夜の静かな湖沼に浮かぶ丁火は美しく、幻想的です。
行動のペースに差があり、それが原因で時には衝突します。
付き合い方のポイント
- ケンカしてもお互いを高め合える良い関係
- 丁の人を支える立場になりやすいが、返ってくるものも大きい

「壬」と「戊」の相性
壬(湖・河川)・戊(山・堤防)
壬(河川)は戊(山)を削ります。
そして、戊(山)は壬(水)の浸食に抵抗します。
しかし、両者のバランスが良ければ理想の相性になります。
自由に流れたい河川(壬)を調整できるのは堤防(戊)です。
温厚でやや頑固な戊は、壬の行動を制御してくれます。
力のバランスがよければ、安心できる相性です。
しかし、水(壬)が暴れすぎると、堤防(戊)も決壊します。
付き合い方のポイント
- 壬の人が氾濫(わがまま)を抑えること
- 助け合える関係を維持すれば、理想的な組み合わせに

「壬」と「己」の相性
壬(海・湖・河川)・己(湿土・田園)
溢れる壬(水)は己(田畑)を濁流によってダメにします。
また、湿土(己)は、湖・河川の水(壬)を濁らせます。
接点を見出すのが難しい相性です。
近づきすぎると、壬(水)は汚濁し、己(田畑)は泥水になるからです。
また、穏やかな性格の己の人にとって、動き回る壬の人は苦手なタイプになりがちです。
適度な距離感と相手を思いやる気持ちが大切です。
ただし、地支同士が支合していれば相性はグンと良くなります。
天干だけで判断するのは早計です。
付き合い方のポイント
- 己の人の行動ペースにイライラしないこと
- お互いに相手の行動パターンを理解しないと長持ちしない

「壬」と「庚」の相性
壬(湖・河川)・庚(金・鉄)
鉱脈(庚)は水(壬)を金生水と生じます。
庚が壬を生じる関係ですが、壬(水)が強すぎると庚(鉄)は錆びます。
また、壬(湖沼)は庚(金・鉄)を沈めます。
埋金といって、そうなると庚の良さが発揮できません。
つまり、往々にして壬の人がペースを握ります。
とはいえ、庚の人は負けず嫌いで目立ちたがり屋。
時々立ててあげないと、突然サヨナラの場面が到来します。
よく話し合い、理解し合うことが大切な2人です。
付き合い方のポイント
- 最初は意気投合しやすいが、ケンカするのも早い
- 庚の人が合わせることが多いので、その気持ちを斟酌することが大切
- 壬の人の気くばりがないと長く続かないかも
「壬」と「辛」の相性
壬(海・湖・河川)・辛(宝石)
水(壬)は宝石(辛)を洗い、鮮やかにします。
辛にとって壬はありがたい存在です。
相性は悪くありません。
ですが、この組み合わせは行動のペースが異なります。
壬の人が支える関係にならないと、辛の人は疲弊します。
付き合い方のポイント
- お互いの性格の理解が何よりも大切
- 相性は悪くないのに疲れるという不思議な関係になりやすい
「壬」と「壬」の相性
壬(湖・河川)・壬(湖・河川)
壬(川)と壬(川)が合流する景色を想像してください。
水量が倍になると、当然パワーアップします。
どちらかが時々ブレーキを掛けないと、壬(川)は氾濫します。
似たもの同士の関係は意外に難しく、どちらかが自分をセーブしないとサヨナラに繋がります。
日干のエネルギーが強い者同士だと、関係の発展性は厳しいです。
ただし、両者のバランスが良く、意気投合できたらベストパートナーになります。
付き合い方のポイント
- お互いの自制心が大切
- 仕事のパートナーとしては頼れる存在に
「壬」と「癸」の相性
壬(海・湖・河川)・癸(雨・露・霧・雲)
雨(癸)が海・湖・河川(壬)に降りそそぐ風景です。
水量が少ない壬(湖・河川)には恵みの癸(雨)です。
しかしながら、強すぎる雨(癸)は激流の原因になります。
水同士なので気が合いやすい面がありますが、性格はだいぶ違います。
楽観的な壬に対して、癸は悲観的になりやすく神経質です。
共通点としては、頭の回転が良いことです。
気が合うくせにお互いの本心がわからないという相性になりやすいです。
また、生活のリズムにも差異が生じがちです。
付き合い方のポイント
- 深くわかり合うのは難しいと割り切る
- 癸はイヤな記憶を忘れないのでご注意あれ

☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
日柱同士で見る男女の相性診断
数字は干支番号です。
9 「壬申」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丁巳」(ただし、巳申は刑の可能性高い)
- 相手の日干が「丁」(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「子」(半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「戊・丙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丁・壬」で、地支同士が冲刑「寅・巳」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「巳」(巳申の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「巳」(巳申の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「戊寅・丙寅」
19 「壬午」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丁未」(乙庚干合、午未支合)
- 相手の日干が「丁」(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「未・寅・戌」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「丙・戊」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丁・壬」で、地支同士が冲刑「子・午」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「午」(午午の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「午」(午午の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「丙子・戊子」
29 「壬辰」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丁酉」(丁壬干合、辰酉支合)
- 相手の日干が「丁」(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「酉・子」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「戊・丙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丁・壬」で、地支同士が冲刑「戌・辰」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「辰」(辰辰の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「辰」(辰辰の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「戊戌・丙戌」
39 「壬寅」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丁亥」(丁壬干合、寅亥支合)
- 相手の日干が「丁」(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「亥・午」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「戊・丙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丁・壬」で、地支同士が冲刑「申・巳」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「巳」(寅巳の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「巳」(寅巳の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「戊申・丙申」
49「壬子」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丁丑」(丁壬干合、丑子支合)
- 相手の日干が「丁」(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「丑・辰・申」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「戊・丙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丁・壬」で、地支同士が冲刑「午・卯」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「卯」(子卯の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「卯」(子卯の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「戊午・丙午」
59 「壬戌」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丁卯」(丁壬干合、卯戌支合)
- 相手の日干が「丁」(丁壬干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「卯・午」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「戊・丙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丁・壬」で、地支同士が冲刑「辰・未」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「未」(戌未の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「未」(戌未の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「戊辰・丙辰」
※ 「地支同士が普通」とは、支合・半会・冲・刑の関係がないこと
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【四柱推命/男女の相性】日干「壬」の人「あとがき」
男女の相性・夫婦の縁は、次のことに注目して見ます。
- 結婚したくなる時期・しやすい時期
- 出会いがある時期・ない時期
- 出会いが人生の吉になる時期・ならない時期
- 喧嘩しがちになる時期・ならない時期
- 家のこと、子どものことで苦労する人・しない人
- 義父母と相性が悪い人・良い人
- 浮気しやすい性格としない性格
- 離婚しやすい危機的な時期
- もともと配偶者運がよい人・よくない人
- 離婚の可能性が高い人・低い人
- クセのある配偶者と結ばれやすい人
- 男女の縁ができやすい人・できにくい人
- そもそもの両者の相性
いわゆる「モテ期」という言葉があります。実際にほとんどの人にモテ期はあります。
こんな傾向もあります。
- イケメンの人は若い時期
- そうでない人は30代以降
誰にでもチャンスの時期は到来します。
大事なことは、その機を逃さないことです。
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