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【四柱推命・男女の相性】日干〈壬〉の人「社交的で臨機応変な自由人」

「彼(彼女)との相性を知る」日干同士の関係で見る簡単な方法の第10弾。

今回は壬の人の相性をさらっと書きます。

壬は、海・湖・河川。つまり大きな水です。

人間の内面は複雑で様々な要素が絡むため、十干だけで性格を決めるのは短絡的です。

この記事も天干の関係だけの言及です。

半分はエンタメ、半分は参考」程度に読んでみてください。

海のイラスト

「壬」は海・湖沼・河川。大きく流れる人。

【四柱推命】日干〈壬〉の人の基本性質

壬=海・湖・河川

  • 臨機応変
  • 頭の回転が速い
  • 社交的
  • 目立ちやすい
  • 包容力あり
  • 楽観的
  • 自由人
  • 気が変わりやすい
  • リーダー性あり
  • 柔軟性あり
  • 人を上手に使う(利用する人も)
  • 目的にはストイック
  • 意外とクールで自分を見せない


日干「壬」の人は、上のように言われることが多いです。

壬は、海・湖・河川です。

動植物の生命の源「水」を蓄えるのが壬です。

それだけでなく、汚水を受け止め流し去ってくれます。

ありがたい存在ですね。

また、水は流れることが肝要です。流れが止まると濁り、腐敗の原因になります。

壬の人も、その性格として止まることを好みません。

自分のペースで自由に人生を歩みたい人です。

水が流れるごとく、頭の回転が良い人が多く、行動力もあります。

気をつける点は、遊び好きが多いことです。(あくまで傾向)

お酒好き、ギャンブル好き、そして桃花の傾向が強いように思います。

人当たりが良い人が多いですが、それは壬の流れるような柔軟さからくるものです。

しかし、「自分に対して愛想が良い=気が合う」と信じ込むのは早計です。

基本的に、合わせることが上手だからです。

包容力がありますが、納得できないと激流や津波のように激しく怒ることもあります。


自分とお相手の「十干」をご存じない方は、こちらからわかります。

 

www.happy-power-up.com

 

 

【四柱推命】日干〈壬〉の人「十干との相性」

【甲】と【壬】

壬(海・湖・河川)・甲(樹木)

流木のイラスト

「浮木」「腐木」「流木」にならないように…

水と樹木。

「水生木(すいしょうもく)」で相性ピッタリ!という感じがしますが、実際はそれほど好相性ではありません。

水といっても、雨(癸)ではなく海・湖・河川です。

樹木は根を張りにくく、流されてしまいやすいからです。

水面を漂う「浮木(ふぼく)」となり、最悪の場合には「腐木(ふぼく)」として使いものにならなくなります。

自由な発想をする「壬」と真っ正面から思考する「甲」。

甲の人は、壬の人に対して安心感ある付き合いができにくいようです。

付き合い方のコツ

「頑固で妥協しない甲は、臨機応変な壬とは価値観がズレやすい」

「適度な距離感の維持と価値観のすり合わせが大切」

 

【乙】と【壬】

壬(湖沼)・乙(草花)

蓮の花のイラスト

環境適応力がある「乙」は、水「壬」に浮かんで心地よい

この組み合わせは悪くありません。

絵にするなら「池に浮かぶ蓮の花」です。

「水生木(すいしょうもく)」の理想的な関係です。

花(乙)にとって居心地が良く、湖沼(壬)も与える喜びが得られます。


不安があるとすれば、壬の気変わりしやすい性格です。

壬はジッとしているのが苦手なので、そこに乙が不安感を持つことも。

水(壬)が激しく揺れ動くと蓮の花(乙)は落ち着いていられません。


付き合い方のコツ

「乙の柔軟さと適応力が関係性にプラスする」

「気弱になりやすい乙を大きな心で包み込むこと」

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【丙】と【壬】

壬(海・湖・河川)・丙(太陽)

太陽のイラスト

壬(海・湖・河川)に丙(太陽)はよく似合う

太陽が壬(海・湖・河川)を照らして、互いに美しく輝き素晴らしい景色を演出します。

お互いの自我のバランスが良ければ最高の関係に発展できるでしょう。

どちらも目立つタイプなので、対等な関係(バランス)を維持することが大切です。

それを保てば、周囲から羨ましがられる理想のカップル・夫婦になれます。

壬も丙も強い十干です。

強い者同士は、関係を長く維持するのが難しいですが、この干関係は大丈夫です。

ただし、壬は気が変わりやすく、丙は気分屋さんです。

付き合い方のコツ

「自己主張を激しくぶつけ合わないこと」

「丙の人はややせっかちなのでご注意を」

 

【丁】と【壬】

壬(海・湖・河川)・丁(灯火)

灯火のイラスト

湖面に浮かぶ丁火は幻想的で美しい

水剋火で水(壬)は火(丁)を消してしまいます。

火も水を蒸発させるなどの抵抗を試みます。

とはいえ、干合(丁壬)の関係です。

地支も支合すれば「天地徳合」といって最高の関係になります。

夜の静かな湖沼に浮かぶ丁火は美しく、幻想的です。

行動のペースに差があり、それが原因で時には衝突しますが、丁は簡単には去りません。


付き合い方のコツ

「丁は普段は穏やかだが、怒らせると手が付けられないことも」

「丁は疑い深いところあり。こっそり遊ぶと気づかれやすい」

 

【戊】と【壬】

壬(海・湖・河川)・戊(山・堤防)

堤防のイラスト

戊は堤防となって河川(壬)を制御できる

河川は山を削ります。山は浸食に抵抗します。

しかし、両者のバランスが良ければ理想の関係になります。

自由に流れたい河川(壬)を一番上手に調整できるのは堤防(戊)です。

温厚でやや頑固な戊の人は、壬の人の行動をしっかり制御してくれるでしょう。

お互いに不信感を持たず安心できる関係になります。

それでも、ものには限度があります。

水(壬)が暴れすぎると、いくら堤防(戊)でも決壊します。

戊が許容する自由を満喫して、それでヨシとする気持ちが肝要です。


付き合い方のコツ

「戊はスローペースの人が多い。合わせる努力を」

「行動も考えも正反対になりやすい。戊の人は言い出すと聞かない傾向あり」

 

【己】と【壬】

壬(海・湖・河川)・己(湿土・田園)

洪水のイラスト

こんなことになりやすいのでご注意を!

溢れる水は田畑を濁流によってダメにします。

また、湿土(己)は、海・湖・河川の水を汚します。

接点を見出すのがやや難しい関係です。

近づきすぎると、水は汚濁し、田畑は泥水になるからです。


穏やかな性格の己にとって、流れが留まらない壬は苦手なタイプになりがちです。

適度な距離感と相手を思いやる気持ちが何より重要です。

ただし、地支同士が支合していれば相性はグンと良くなります。

天干だけで判断するのは危険です。


付き合い方のコツ

「己の人はおとなしくても観察力あり」

「壬の人は自己主張の行き過ぎに注意すること」

 

【庚】と【壬】

壬(海・湖・河川)・庚(鉱石・鉄・刀剣)

錆びた刀のイラスト

鋼鉄(庚)も水(壬)によるサビには勝てない


鉱脈(庚)は水(壬)を「金生水(きんしょうすい)」と生じます。

庚が壬を生じる関係ですが、水が強すぎると鉄(庚)は錆びます。

強い庚ですが、壬に対しては後手に回ることが多くなります。

往々にして壬の人がペースを握ります。

とはいえ、庚の人は負けず嫌いで目立ちたがり屋。

時々立ててあげないと、突然サヨナラの場面が到来します。

時にはよく話し合い、理解し合うことが大切な2人です。


付き合い方のコツ

「両者とも行動のペースが速く、最初は意気投合しやすい」

「庚の人は正義感が強く負けず嫌い。両者何となくペースが合わない」

 

【辛】と【壬】

壬(海・湖・河川)・辛(宝石)

宝石のイラスト

宝石(辛)は水(壬)で洗われることを喜ぶ

水(壬)は宝石(辛)を洗い、鮮やかにします。

しかしながら、この組み合わせは行動のペースが異なります。

壬が支える関係にならないと、もともと繊細な辛は疲弊します。

辛が壬に何かを与えることは基本的にできません。

壬から辛への一方通行になりやすいです。

でも、それがベストの関係なので、辛に過度な期待を求めないことです。

そうすれば、逆に目に見えない何かを辛から与えられるでしょう。


付き合い方のコツ

「どちらも臨機応変な対応は得意分野。そこは気が合う」

「辛の人は、世間体をけっこう気にする。プライドの高さを守ってあげること」

 

【壬】と【壬】

壬(海・湖・河川)・壬(海・湖・河川)

川のイラスト

川(壬)同士が合流すると…

川と川が合流する景色です。

水量が倍になると、当然パワーアップします。

どちらかが時々ブレーキを掛けないと、川は氾濫し気まずい関係になります。

そうなると、まとまるものもまとまりません。

似たもの同士の関係は意外に難しく、どちらかが自我を抑えないとサヨナラのパターンに繋がります。

日干のエネルギーが強い者同士だと、関係の発展性は厳しいです。

ただし、両者のバランスが良く、意気投合できたらベストパートナーになりえます。


付き合い方のコツ

「お互いの自制心が大切」

「『私は私、彼は彼』の距離感を」

 

【癸】と【壬】

壬(海・湖・河川)・癸(雨・露・霧・雲)

川の氾濫のイラスト

思いやりが欠如すると、こんな風景が待っている…

雨(癸)が海・湖・河川(壬)に降りそそぐ風景になります。

水量が少ない湖・河川には恵みの雨です。

しかしながら、強い(水量が豊富な)湖・河川だと、強すぎる雨(癸)は激流の原因になります。

水同士なので気が合いやすい面がありますが、性格は大きく異なります。

楽観的な壬の人に対して、癸の人は悲観的になりやすく神経質です。

共通点として頭の回転が良いので主張をぶつけ合うと止まらなくなります。

気が合うくせにお互いの本心がわからないという不思議な関係になりやすいです。

また、生活のリズムにも差異が生じがちです。


付き合い方のコツ

「深くわかり合うのは難しいと割り切る」

「癸の人はイヤな記憶を忘れないのでご注意あれ」

 

「壬」の相性ランキング

※あくまでエンターテインメントとしてお考えください。

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【四柱推命・男女の相性】まとめ

男女の相性・夫婦の縁は、次のことに注目して見ます。

  • 結婚したくなる時期・しやすい時期
  • 出会いがある時期・ない時期
  • 出会いが人生の吉になる時期・ならない時期
  • 喧嘩しがちになる時期・ならない時期
  • 家のこと、子どものことで苦しむ人・苦しまない人
  • 義父母と相性が悪い人・良い人
  • 浮気しやすい性格とその時期
  • 離婚しやすい危機的な時期
  • もともと配偶者運がよい人・よくない人
  • 離婚の可能性が高い人・低い人
  • クセのある配偶者と結ばれやすい人
  • 男女の縁ができやすい人・できにくい人
  • そもそもの両者の相性


いわゆる「モテ期」という言葉があります。

「モテ期?それって迷信でしょ?」と思われがちですが、実際には多くの人にモテ期はあるみたいです。

こんな傾向もあります。

  • イケメンの人は若い時期
  • そうでない人は30代

となりますが、大運や歳運で概ね判別できるから運命学は不思議です。

私自身、「なぜこんなに当たるのだろう」と驚愕することが少なくありません。

だから、勉強をやめられません。

運命学の心奥をもっと知りたいという願望と、きっと人の役に立つに違いないという確信とが、私の学びの原動力になっています。

さて、十干から見る男女の相性も、今回の「壬」で書き終わりました。

冒頭に書きましたが、十干から相性の全てを推し量るのはハッキリ言って無理です。そして、無謀です。

だから、「十干の相性が良くないから…」と早合点しないでくださいませ。

しかしながら、わずかなヒントくらいにはなると思って書いてきました。

繰り返しますが、生まれた日の十干でわかるのはホンの少しの傾向だけです。

四柱命式全体を見ないと、その人の本質は見えてきません。

全体を見ると、おもしろいくらい見えてくるものです。

少しでも四柱推命というものに興味や関心を持ってもらいたい、そういう思いも込めて十干について書いてみました。

今後は、これまでの記事に少しずつ加筆していくつもりです。


よろしかったら過去記事もご一読ください。

 

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