辛日生まれの人は、繊細でデリケートです。辛さんにやってはいけないことは、プライドを傷つけること。辛は宝石にたとえられます。宝石は汚されたり、ぞんざいに扱われるたりすることを何より嫌うからです。
また、「辛い(つらい)」と書くとおり、辛抱強い人が多いです。自分から弱音をあまり吐かないので、察してあげることが大切です。

\辛さんには宝石がよく似合います/
- 「辛(かのと)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
- 日干「辛」|十干との相性
- 日柱同士で見る男女の相性診断
「辛(かのと)」の恋愛傾向&お付き合いのポイント【四柱推命】
日干「辛(かのと)」はどんな人?
いくぶん陰気なところがあって、冷静かつ懐疑的な目で物事を判断し、上品で傷つきやすくナイーブなところがあります。また、自分の置かれた立場について神経質さがつきまといます。
シンプルに言うと「繊細で気難しい人」
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「辛」の恋愛傾向
辛を自然界で例えるなら宝石や貴金属。美しく、デリケート、そして繊細な人です。この性質が、恋愛においても独特のきらめきとなって表れます。
辛日生まれの恋愛「素敵なところ」
- 優れた美意識と上品さ⇒辛さんは、自身を磨く努力を怠らず、ファッションや立ち居振る舞いにも上品さが漂います。
- 優しさと細やかな気配り⇒一見、クールでプライドが高そうに見えるかもしれません。しかし、その奥にはデリケートで優しい心が隠されています。困っている人人に、そっと手を差し伸べるような細やかな配慮ができる人です。
- 純粋で一途な愛情⇒恋愛においても完璧を求め、その愛はどこまでも純粋で一途。相手に誠心誠意尽くし、理想の恋愛を築き上げようと努力します。
辛日生まれの恋愛「え!?」と戸惑うところ
- 傷つくことを恐れる⇒辛は宝石です。自分のプライドや心が傷つくことを極端に恐れます。一度傷つくと、そのことを忘れることができず、心を固く閉ざしてなかなか立ち直れないこともあります。
- 完璧を求める⇒高い理想と美意識を持っているため、つい相手にも同じレベルを求めがちです。言動や服装などが気になってしまい、減点方式で相手を見てしまうことも。その厳しさが、相手を疲れさせてしまう可能性があります。
- ツンデレ気質⇒傷つくことを恐れるばかりに、クールでそっけない態度をとってしまうことがあります。プライドが邪魔をしてなかなか素直になれない不器用な一面があります。
辛日生まれの人と恋を育むヒント
辛日生まれの人は、まさに宝石。大切に扱われることで、輝きが一層増していきます。
その繊細な心と高いプライドを理解し、決してぞんざいに扱わないこと。そして、その美しさや努力、優しさを言葉にして褒めてあげることが、辛さんの心を解きほぐす鍵となります。ぜひ、安心できる温かい場所を提供してあげてください。
辛さん自身も、少し肩の力を抜いて、「完璧じゃなくても大丈夫」と自分と相手を許してあげることが大切です。ありのままの自分を見せる勇気が、相手との絆を強くしてくれるはずです。
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日干「辛」|十干との相性
「辛」と「甲」の相性
辛(宝石)・甲(こん棒)
甲(こん棒)が辛(宝石)を打ち砕きます。
甲はストレートな人が多く、辛の人の繊細さとマッチしにくいです。

辛(カミソリ)・甲(大木)
辛(カミソリ)で甲(大木)を切ろうとしても反剋(はんこく)され刃こぼれします。
何を言っても効き目がなく、辛の人が疲れてしまいます。
辛(月)・甲(木)
甲(木)が大きくなりすぎると、辛(月)が見えなくなります。
ですが、ほどよい木立は、月の美しさを引き立てます。
以上のように、甲の人は辛の人の繊細さに合わせるのが不得手です。
また、辛の人は甲の人に気圧されることが多く、潜在的に苦手意識を持ちやすいです。
だから、お互いのキャラクターを理解し合うことが何より大切です。
甲の人が気配りを継続できるかどうかがカギを握ります。
デリカシーを欠く言動を続けると、残念な関係になります。
付き合い方のポイント
- 辛の人が我慢を強いられるケースが多い
- 鈍感(甲の人)と繊細(辛の人)⇒違いを理解することが大切
「辛」と「乙」の相性
辛(月)・乙(草花)
乙(美しい草花)も辛(名月)の前では引き立て役に過ぎません。

辛(宝石)・乙(草花)
辛(宝石)の美しさの前では、乙(草花)の美もかすんでしまいます。
辛(カッター)・乙(草花)
辛(カッター)が、乙(草木)を傷つける関係を金剋木(きんこくもく)と言います。
以上のように、乙の人が苦手意識を抱きやすい関係です。
付き合い方のポイント
- 乙の人が精神的に疲れることが多い組み合わせ
- 辛の人にとっては気楽な相手だが、思いやりが不可欠
「辛」と「丙」の相性
辛(月)・丙(太陽)
干合の関係で、フィーリングの相性は良いです。
辛(月)が輝くには、丙(太陽)の光が必要です。
辛(宝石)・丙(太陽)
ほどよい丙(太陽)の光は辛(宝石)を輝かせます。
辛の人は、丙の人の明るさに惹かれます。

以上のように、丙は辛の美しさを引き立ててくれる理想の相手です。
プライドも保てるため、安心感絶大です。
丙辛干合の関係で、辛から見て丙は正官、つまり夫星です。
付き合い方のポイント
- 丙の人と一緒だと、辛の人は大いに輝くことができる
- 相性抜群だが、自己主張をし過ぎないこと
「辛」と「丁」の相性
辛(宝石)・丁(人工の火)
辛(宝石)が焼かれ、最悪の場合は焼け焦げてしまいます。
ですが、ちょうどよい炎の光は宝石を輝かせます。何事も加減とバランスが大切です。
ちなみに、辛から見て丁は偏官として浮気相手を意味します。
付き合い方のポイント
- 適度な距離感があれば何とかなる組み合わせ
- 辛の人ができることは、つかず離れずの関係を維持すること
「辛」と「戊」の相性
辛(宝石)・戊(山・岩石)
辛(宝石)は、戊(山)から取り出されます。
つまり、両者は土生金の関係です。
辛(月・宝石)・戊(山)
戊(山)と辛(名月)の関係です。美しい風景になります。

また、辛は宝石で、山から掘り出されます。
以上のように、悪い相性ではありません。お互いを大事にしてあげると良いでしょう。
付き合い方のポイント
- 辛の人が節度ある接し方をしないと、戊の人が疲弊する
- 辛の人のわきまえと、戊の人の包容力が長続きのカギ
「辛」と「己」の相性
辛(宝石)・己(土・泥)
あまり合わない関係です。
辛(宝石)は己(泥)の汚れを嫌います。汚玉(おぎょく)と言います。
まとわりつく己(泥)は辛(宝石)の美しさを奪います。
特に辛の人は濁りを嫌います。己の人は、遊びもするし濁りを嫌がりません。
根本的に価値観や人生観が異なるため、あまり良い相性とは言えません。

付き合い方のポイント
- 辛の人からすると、己の人は呑気でだらしなく映りやすい
- よほど愛し合っていないと関係の維持は難しい
- 価値観の差異を理解して寄り添う努力が必要
「辛」と「庚」の相性
辛(宝石)・庚(金槌)
庚(金槌)が辛(宝石)を叩き割る関係です。
繊細な辛の人にとって、強引でやや鈍感な庚の人は苦手になりやすいです。

あまり良い関係に発展しにくいです。
- 庚の人の強さに振り回され、辛の人はストレスが溜まりやすい
- 元来、庚の人は繊細なことが不得手
- 我慢の限界を超えて辛の人が爆発するケースもある
付き合い方のポイント
- 庚の人がふんわり優しくリードできるか否かがカギ
- 庚の人と付き合うなら尊敬できる相手を選ぶこと
- 辛の人は、「はい、はい」と寛大に流すテクニックが必要
「辛」と「辛」の相性
辛(宝石)・辛(宝石)
辛(宝石)が増えすぎると、自分の輝きは目立たなくなります。
辛(宝石)は、基本的に自分だけが輝いていたいのです。
また、神経質な人(辛)が多く集まってもお互いに疲れるだけです。
そして、孤高を愛する辛の人は群れるのは苦手です。
クールな完璧主義者同士なので、関係の発展は容易ではありません。
付き合い方のポイント
- つかず離れず、干渉し過ぎず、気持ちにゆとりを持つこと
- 小さなことにこだわってイライラしないことが大切(辛の人はこだわりが強い)
「辛」と「壬」の相性
辛(宝石)・壬(川・湖)
壬(川の水)が辛(宝石)の汚れをきれいに洗い流し、美しさの調節作用をしてくれます。
辛(月)・壬(川・湖)
穏やかな壬(湖)に浮かぶ美しい辛(月)の絶景を描く関係です。
以上のように、辛の人が輝くことができる絶好の相性です。
付き合い方のポイント
- 行動のペースに差が出やすい(性急:壬、じっくり:辛)
- 相性はよいが、壬の人の性格を理解することが大切
「辛」と「癸」の相性
辛(宝石)・癸(雨・霧)
癸(雨や霧)が辛(宝石)の輝きを曇らせ、美しさを隠します。
雨と同様、癸の人は気分が変わりやすいです。
「何を考えているのかわからない!」と辛の人がイライラしやすい関係です。
また、雨はサビの原因にもなります。
辛(月)・癸(雲・雨・霧)
辛(月の光)を雲が遮り、どうにも苦手な相手になりがちです。
付き合い方のポイント
- 癸の人の気変わりの早さを知っておくこと
- 元来、合わないのでお互いの性格を知ることが大切
☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
日柱同士で見る男女の相性診断
数字は干支番号です。
8 「辛未」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丙午」(丙辛干合、午未支合)
- 相手の日干が「丙」(丙辛干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「午・卯」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「丁・乙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丙・辛」で、地支同士が冲刑「丑・戌」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「戌」(戌未の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「戌」(戌未の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「丁丑・乙丑」
18 「辛巳」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丙申」(ただし、申は刑の可能性高い)
- 相手の日干が「丙」(丙辛干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「申・酉」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・丁」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丙・辛」で、地支同士が冲刑「亥・申」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「申」(巳申の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「申」(巳申の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「丁亥・乙亥」
28 「辛卯」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丙戌」(丙辛干合、卯戌支合)
- 相手の日干が「丙」(丙辛干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「戌・亥・未」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「丁・乙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丙・辛」で、地支同士が冲刑「酉・子」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「子」(子卯の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「子」(子卯の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「丁酉・乙酉」
38 「辛丑」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丙子」(丙辛干合、丑子支合)
- 相手の日干が「丙」(丙辛干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「子・酉」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「乙・丁」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丙・辛」で、地支同士が冲刑「未・戌」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「戌」(丑戌の三刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「戌」(丑戌の三刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「乙未・丁未」
48 「辛亥」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丙寅」(丙辛干合、寅亥支合)
- 相手の日干が「丙」(丙辛干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「寅・卯」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「丁・乙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丙・辛」で、地支同士が冲刑「巳・亥」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「亥」(亥亥の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「亥」(亥亥の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「丁巳・乙巳」
58 「辛酉」男女の相性関係
良い相性
- 最高の相性⇒天地徳合「丙辰」(丙辛干合、辰酉支合)
- 相手の日干が「丙」(丙辛干合)で、地支同士は普通
- 天干同士は普通で、相手の日支が「辰・巳・丑」(支合・半会)
普通の相性
- 日干同士が天戦「丁・乙」なら、地支が良好でも普通
- 日干同士が普通で、地支同士も普通なら、普通
- 日干同士が干合「丙・辛」で、地支同士が冲刑「卯・酉」なら、普通
悪い相性
- 日干同士が普通で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 日干同士が天戦で、相手の日支が「酉」(酉酉の自刑)
- 最悪の相性⇒天戦地冲「丁卯・乙卯」
※ 「地支同士が普通」とは、支合・半会・冲・刑の関係がないこと
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