はっぴーぱわーあっぷ~四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲の役に立つ活用とは?不登校、夫婦問題の解決にも役立ちます。

ひとりぼっちで食べたくない!高校2年生、不登校になりかけた女子

一人で行動することを極端に恐れる中高生は圧倒的に多いです。
孤独になるのがイヤなのはもちろんなのですが、それよりも「孤独な人」と周囲から認識されることはもっとイヤなのです。

「あの人、一人ぼっちで弁当を食べている」と周囲から思われてしまうことが最大の恐怖なのです。今回紹介するAさんもそのことをハッキリ言っていました。

また、見学旅行の班編制で最も恐れることは、一人だけ取り残されることです。
高校の場合は、教室で生徒自身が集まって班決めをしますが、決める数日前から非常に緊張するという生徒は大変多くいます。

「どこの班にも入れなかったらどうしよう…」。この不安は決して小さくありません。高校2年生に進級する際に、最も気になるのはクラス編成で、その大きな原因は、見学旅行にあると言っても過言ではありません。

このように、高校生は友人関係に非常に神経を使いながら学校生活を過ごしています。このことからも、不登校の理由の多くは友人関係と言い切ることができます。そして、友人関係の失敗は、親にも知られたくないという高校生も意外に多いのです。

 

 

友人関係に気疲れする女子高生

「ぼっち」という言葉があります。誰もが「ぼっち」になりたくありません。だから嫌われないように日常から友人関係に気を使っています。
特に顕著なのは女子です。ふとしたことで友人関係にヒビが入り、その友人が周囲に発言力のある人物だったら、その人は急速に元気を失います。

女子の不登校の理由の大半はここにあります。

また、最近は、ラインやSNSの投稿で心を傷つけてしまう子が後を絶ちません。
悪口を拡散されたり、変な写真をばらまかれたりなど、親の世代では考えられなかった形態の被害が急速な勢いで増えている現実を認識する必要があります。

そして、大変厄介なことには、それらの被害はなかなか表に出てこないのです。また、スマホ一つで仲間と連絡ができるため、場所も時間も選ばず他者の悪口で盛り上がることができます。

そして、その悪口は、巡り巡っていつの間にか本人の耳に入ることが少なくないのです。それを聞いた本人の気持ちがよほど強くない限りは、心に大きな傷を残すことになってしまいます。

高校のある部活動の顧問が嘆いていました。
「前日まで仲が良かった2人が、翌日のコンビネーションが急に悪くなり、お互いに口も利かないので理由を聞いてみると、夜中のラインで大喧嘩をしたと言っていた。」
このようなことが、普通に起こってしまうのが今のスマホ社会の怖さと言えます。
わからないところで、わからない時間帯に、勝手に喧嘩を始めるのです。これでは、誰にも有効な仲裁はできません。

友人のひと言で傷ついてしまうAさん

Aさんという女子高生から相談を受けました。
BさんとCさん、そしてAさんの3人グループで何でも話せる良好な友人関係だとAさんはずっと信じていたそうです。

  1. 仲良しグループ・・・Aさん、Bさん、Cさん
  2. 違うグループの1人・・・Dさん
  3. 去年の仲良しグループ・・・Aさん、Bさん、Cさん、Eさん

 ※Eさんは今年から他クラスへ

ある日の朝のことです。Bさんがグループが異なるDさんと廊下で楽しそうに会話していました。そこを通りがかったAさんが軽い気持ちで、Bさんに話しかけました。ところがBさんはチラッとAさんに視線を向けただけで、そのまま表情を変えずにDさんと話し続けたらしいのです。

そこで、Aさんはもう一度話しかけたそうですが、今度はとても面倒くさそうな表情を浮かべながらBさんは無愛想な返事しかしてくれなかったそうです。

  1. Dさんと楽しそうに会話するBさん
  2. そこにAさんが入ろうとするが、Bさんは冷たい対応

後でわかったのですが、Aさんは仲良しの友人に対しては状況を考えずに話に割って入ったりすることが多かったらしいのです。そのことをBさんは以前から少し不快に思っていたそうです。この日に起きたことも、そのような伏線があってのことで、Bさんは内心「いい加減にしてよ」と思ったらしいのです。

ところが、なぜそのような冷たい対応をされたのか理解できなかったAさんはCさんに事情を話し、Bさんの批判をしたそうです。
Cさんが賛同してくれると思っていたのに、意外な言葉が返ってきたそうです。

「Aは、空気を読まないで自分の都合ばかりで話しかけるから、Bは前から不満があったみたいだよ。」

思わずAさんが「私って、そんなところある?」と聞き返すと、
Cさんは「うん、少しあると思うよ。気をつけた方がいいよ。」と答えたそうです。

  1. AさんがCさんに相談
  2. Cさんから意外な言葉が
  3. Aさんはショックを受ける

この言葉に相当なショックを受けたAさんから急速に元気が失われました。
Cさんも、悪気があったわけでなく、Aさんに気づいて欲しかったための発言だったそうですが、想像以上にAさんは必要以上に重くとらえてしまったのでした。

「私は嫌われている」と過敏になったAさん

些細なことから、AさんはBさんに話しかけることが怖くなってしまいました。Bさんも交友関係が広がっていたため進んでAさんに話しかける機会が減ってきました。

中高生にとって友人関係が変化することは少なくありません。しかし、たいていは慎重に少しずつ変わっていきます。しかしその点で、Bさんはあまり神経質なタイプではなかったようです。

性格的にBさんは気にしなかったようですが、過敏になってしまったAさんは、毎日のように「今日もBは話しかけてこなかった」と悩み始めたようです。

そこで、去年まで同じ仲良しグループに所属していて、今年から他のクラスにいるEさんに相談を持ちかけたそうです。
Eさんは、「Aがそんなに気にしているなら、私がBに聞いてあげる」と言いました。仲裁役を買って出たわけです。

ところが結果的に、それが仇になりました。結論をいうとEさんは、仲裁どころか火に油を注ぐことをしてしまったのです。

Eさんに悪気はなかったのですが、仲裁役という難しい役割を務めるにはあまりに正直で不器用過ぎたのでした。

仲裁の失敗は、友人関係をさらにこじれさせる

つまり、Bさんから聞いた言葉をそのままAさんに伝えてしまったのです。
その言葉とは、「Aは友だちだけど、最近は親友なのかわからなくなってきた。時々、距離を持ちたいと思うことがある。」でした。

なんと、Eさんはその言葉をそのまま伝えてしまったのです。
しかし悪意があったわけではありません。
「BはAが思っているほど特別な親友と前から思っていないのだから、気にしなくていいんだよ。だから、AもBのことは深く考えずにいたらいいんじゃない?」と言いたかったのです。

たしかにBさんは、特定の人と仲良くするタイプではなく、多くの人と広く浅く友人関係を持つ人でした。

Bさんは、いろいろな人と仲良くできるタイプ。ところが、Aさんは少ない友人と深くなりたいタイプという違いがあったのです。

このようなことは友人関係にはよくあることで、そのことを理解しないとだんだん溝が生じてしまいます。

そして、信じていたものがガラガラと崩れ去る大きな喪失感と同時に、友人への信頼感も足下から揺らぎ始めたのです。

 

ショックを受ける女子高生

ショックを受ける女子高生のイメージ

 

保健室で昼食を取るまでに落ち込んだAさん

Aさんは、Bさんから嫌われていると考えました。もし嫌われていなくても、Bさんの言動を許せないと思うようになっていました。

「あんなに仲良しだったのに。信じていたのに。許せない。」

しかし、おそらく本音はまた気兼ねない親友の関係に戻りたかったはずです。意地っ張りなところもあったのがAさんの性格でした。

しかし、Cさんのアドバイスもすでに素直に耳に入らない心境になっていました。他クラスにいるEさんについては、チグハグな仲裁でしたが本当のことを教えてくれたと感謝の気持ちを持っていました。

Aさん、Bさん、Cさんの3人で食べる毎日だった昼の弁当タイムも、BさんとCさんの2人の中に溶け込んでいく気持ちはAさんからなくなってしまいました。

  1. Bさん、Cさんの2人で昼食
  2. Aさんはそこに入っていかない
  3. Bさん、Cさんも何となく声を掛けにくい

このような図式になっていました。
Aさんは、数日間1人で食べました。思い切って、Eさんのクラスに行ったのですが、そのクラスの人たちと机を並べて昼食を取るEさんの姿を見てしまっては、Eさんの近くに行くことはどうしてもできませんでした。
そうして、Aさんにとって、昼の弁当タイムが恐怖の時間になってしまったのです。

しまいには、保健室に泣きながら駆け込み、「ここで弁当を食べてもいいですか?」と懇願するまでに気持ちが落ち込んでしまいました。
保健室の先生も特別扱いはしたくなかったはずですが、数日間認めざるを得なくなったのでした。

親友にワガママを言いやすく、依存しがち、プライドは高い・・・Aさんの本質

相談に来たAさんの紫微斗数の命盤を出してみました。
兄弟宮に生年化権がありました。親友に対してはついワガママなこともキツいことを言ってしまう人です。そのために摩擦が生じやすいのです。

同時に四柱推命の命式も出してみると、印星のパワーがとても強いのです。依存心が強い性格です。印星は強いのに、日干のエネルギーは弱いのです。

すなわち、自信と気力は強くないのに、そのくせ親友には強気に出てしまうのです。

特に、親密な関係の人に対しては遠慮をしない付き合い方をする傾向があります。そのうえ、プライドも高いので、周囲の友人も付き合い方が難しかったと思います。

さらに良くないことに、兄弟宮に自化忌もあります。これは、かなり痛いです。

付き合い方の距離と相手の気持ちを考えないと、親しい友人は、時にAさんを鬱陶しい(今流のことばだと「ウザい」)存在と感じるわけです。

おそらくBさんとの付き合いで、Aさんは気づかないうちにワガママも言ったはずだし、キツいことを言うこともあったはずです。
それでいて、Bさんにベッタリになりたがり、うっとうしがられる原因をつくることも少なくなかったと考えられます。

その不満がBさんに積もっていたと推測できます。

私からAさんに伝えたこと

  • どんなに親しい友人でも適切な心の距離は必要だよ。
  • Bさんと少し距離を置いてごらん。今度は向こうが気にし始めるよ。
  • 人はあんまり追いかけられると逃げたくなるよ。Bさんもきっとそうだよ。
  • あなたから追いかけることをやめたら、今度はBさんが気になって近づいてくるよ。

と話をして、次に紫微斗数の星を飛ばして月運を確認して、いつBさんが接近してくるかを伝えました。友人関係が良くない時期、良くなる時期、気をつけるべきことなどを説明しました。

「翌月の早いうちにBさんから寄ってくるはずだよ。もしかしたら、謝ってくるかもよ。」と伝えて、果たしてその通りになりました。

Bさんも、Aさんにつれない態度を取ったことを日にちが経過するにつれてだんだん気になってきたのです。
もし、Aさんの態度が変わらず、Bさんに対して「かまってほしいオーラ」を出し続けていたら、Bさんのつれない態度はそんなに早く変わらなかったかも知れません。

どんなに親しい関係にある友人であっても、その距離の取り方はけっこう難しいのです。女子の場合には特にです。

その後、少しずつ自信と元気を取り戻したAさんには、「今回のことを良い勉強として、これからは人との心の距離感を考えるといいね」と改めて伝えました。

 

 

生年化忌のある宮に、人生のこだわりが発生します。
自化忌のある宮には要注意です。時々、自分の言動をチェックする必要があります。
いつも悪いわけではありません。運気が低下したときに悪いものが出てきます。

兄弟宮に生年化権があると、親友に対してワガママが言える人になり、摩擦の原因をつくってしまう原因になりがちです。

宮の状態を知って、自分の行動を時に客観的に眺めることで、様々な困難を回避することができるはずです。

紫微斗数と四柱推命は、いつでも生き方のヒントを教えてくれます。