カップリングパーティー。婚活パーティー。つまりは男女の出会いパーティーです。
参加するには勇気が必要ですが、成功した人も少なくないです。
でも、「私たち、パーティーで結ばれたの」とほとんど言いません。
だから、成功例が拡散しないのですね。
- 【カップリングパーティー】男女の出逢いを求めて
- 【カップリングパーティー】ついに友人がゴールイン
- 【カップリングパーティー】〇〇さんは、単独参加を継続して…
- 〇〇さんのその後
- あとがき【カップリングパーティー】「下手な鉄砲も…」
【カップリングパーティー】男女の出逢いを求めて
【カップリングパーティー】一人で参加するのは勇気が…
ホテルなどで開催される出逢いパーティーに毎月2回くらい参加する2人の友人がいました。
その2人は、一人で参加するのは勇気がいるからと常に一緒に参加していました。
私も誘われて参加したことがあります。
これから書く話は20年以上昔のことです。
「それでは皆さん、パーティーをスタートします!」
緊張させない明るい演出とアナウンスでパーティーが始まります。
「パーティーに行こう」と誘う理由は
「パーティー」といえば、クリスマスや誕生日しか連想できなかった私でしたので、友人が毎週のように
「パーティーに行こうよ。楽しいから。」
と誘う意味がわかりませんでした。
「そんなに毎週誕生パーティーがあるの?」と聞いたくらいでした。
「〇〇さんも、毎週行っているんだよ」と誘うのです。
〇〇さんは、大変律儀で真面目を絵に描いたような事務職員です。
「え?あの人も行くのなら自分も行ってみようか」
と思ったのが私も行こうと決めたキッカケでした。
【私の体験】カップリングパーティーに参加してみた
女性は決められた席に座ります。
男性は15分刻みで次のテーブルに移動します。
男性が席の移動を繰り返すことで、多くの男女が顔合わせをします。
そして、「時間内で会話を楽しみながら仲良くなってください」という方式でした。
15分は早いです。人数に応じて時間は変わるようですが。
「残念ながらお時間です。お席の移動をお願いします。」
とアナウンスされます。
「もうちょっと話したかったな~」という思いが残ったります。
そういう人がいたら、記入カードに番号を書きます。
お互いに番号札を胸に付けているだけで、名前は知りません。
名前も職業も、言いたければもちろん話しても良いのです。
さて、最後に気に入った人の番号を1~3位まで書いて投票します。
「それでは結果を発表します!今夜は4組のカップルが誕生しました!番号を読み上げます!まずは、男性〇番さんと女性◇さん、おめでとうございます!」
1位から3位まで、気に入った男女の番号を書いて、それが合致したカップルの発表です。
誕生したカップルは、2人一緒に会場を後にしてパーティーはお終いとなります。
「このあとはご自由に2次会へどうぞ!」
こんな流れでした。3人で参加したその夜は誰も結ばれることなく、空しく帰宅しました。
結ばれたカップルは、会場の外で友だちを待って数人で2次会に行ったり、あるいは本当に2人だけになったり、そんな流れでした。
【カップリングパーティー】友人「会話するだけでも十分楽しい」
私は2度カップリングを成功しました。
どちらも2次会に行きました。
女性にも友人がいたので、「俺も行く」と私の友人も付いてきました。
場所を変えて、6人で2次会の開始です。
15分という枠がないので、1次会のパーティーよりも盛り上がりました。
私は、ある日友人に尋ねました。
「俺よりも成功率が低いのに、どうして何度もパーティーに参加するの?何が楽しいの?」と。
すると、「2次会が楽しいからだよ。お前が成功してくれて2次会を開くことができて、女の子と楽しく会話できただろ?それだって十分楽しいんだよ。」
【カップリングパーティー】ついに友人がゴールイン
その後も私を除いた2人は参加を続けました。
「よく懲りずに何度も行くもんだね」と呆れて言うと、「飲み会と思えば安いから」と答えていました。
「それに会話するだけでも楽しい」とも。
結論を書きますと、その友人は2年後にカップリングパーティーで成婚にいたりました。
その時は1人で参加したようです。
最初のコンタクトからお互いに
「この人だ!」
と閃いたそうです。
もう一人の友人は、毎月2回くらい参加していたので、50回くらい参加していたはずです。
「今回で〇回目」と冗談で言っていましたから。
そのくらい何度も何度も参加していました。
今は結婚して20年くらいが経過し、2人の子どもにも恵まれて一軒家を新築しました。
幸せに暮らしています。
パーティーで結ばれたことは、親兄弟に言っていないそうです。
知人からの紹介ということになっています。私も口止めされています。
この例なんかは、執念でつかんだラッキーだと思います。
友人は、札幌在住だったので頻繁に参加していました。
一方の奥様は、数百キロメートルの遠方から来て、たまたま札幌の友人の家に泊めてもらっていたらしいのです。
すなわち一撃の成婚!です。
聞いてみると、友だちから「お願い付き合って!」と頼まれ、本当にお付き合いのつもりで参加したそうなのです。
そこでまさかの本命に出逢ってゴールインしてしまったのです!
それを聞いたとき、私は一度しか参加しなかった自分の怠惰を恨みました(^_^)。
何度も会っていますが、ステキな奥様ですよ。
「ああ、こういう人もパーティーに参加するもんなんだ!」
と素直に思いましたね。
ちなみに奥様の職業は、小学校の〇〇です。
【カップリングパーティー】〇〇さんは、単独参加を継続して…
〇〇さんの方は、その後も単独で参加していました。
「目立たないとダメだから」と原色の派手なネクタイを毎回締めて参加していました。
「派手すぎて逆効果なのでは?」と私は思っていました。
「108の煩悩の数までは諦めない。」
と意地になって参加していました。
本当にその数まで通っていました。
記念の飲み会を3人で開いたので記憶に残っています。
「108回達成にかんぱーい!」と焼肉屋さんで慰めました。
『「乾杯」なのか「完敗」なのかわからないね』と3人で盛り上がりました。
さて、その1年後、〇〇さんは、職場の人から紹介された女性とあっけなく結婚してしまいました。
あの努力は何だったの?と思うくらい本当にあっけなくゴールインしました。
今では札幌にマンションを購入して幸せに暮らしています。
以上の2人が、私が知る限り最も多くパーティーに参加した人です。
その見聞から言いますと、
「婚活パーティーに参加する人は浮気しやすいのでは?」
という心配はおそらく無用です。
〇〇さんは、本当に真面目な人です。
決して遊び心からではなく本気で理想の結婚相手を探すために参加していたのです。
命式を見ても、浮気をできる人ではありません。
最近、ご夫婦の命式を見ましたが、相性はかなりピッタリです。最後まで添い遂げるはずです。
〇〇さんのその後
お子さんには恵まれず、諦めました。
その分、ご夫婦での生活を心から楽しんでいるようです。
土日になると、あちこちに旅行に出掛けています。
北海道内はすっかり飽きたようで、ゴートゥーキャンペーンでは、早速九州に行きました。
そして四国にも行きました。
毎週のようにラインで写真を送ってくれるのでわかるのです。
たくさんの女性と会ったおかげで、奥さんの良さがわかるみたいなことを2年前に居酒屋で言っていました。
だとしたら、数多いパーティーはやはり有意義であったと言えそうです。
なぜなら、
「自分は女性と接するのが苦手で出会いがなかった」
とも言っていましたので。
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あとがき【カップリングパーティー】「下手な鉄砲も…」
コロナ感染騒動は、男女の出会いにさらなる分厚い壁を作りそうです。
ここで書いた友人と〇〇さんは、紆余曲折はあっても最後は幸せな家庭を築いた例です。
2人に言えるのは、
- 友人:女性と出会って会話するだけで楽しい
- 〇〇さん:女性と接するのが苦手
と、それぞれ思いは異なるのですが、積極的に動いた点では同じだったということです。
友人は本当にパーティーで奥様と出会い、〇〇さんは女性を見る目を養ったと言えましょうか。
積極的に失敗して、最後は大成功した
2人の友人に乾杯!
という記事でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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