「直感と第一印象を信じるべきだった…」
2度の離婚を経験した知人の言葉です。
動物的直感をあなどるな!
挨拶直前の0コンマ数秒に本質が現れやすいように思います。
挨拶を交わした後は擬態的性質が前面に出てくるためです。
コロナ禍のため出会いに制限が多い時代です。安心・安全な婚活を心掛けたいものです。
【失敗しない婚活】〈第一印象〉見た目の影響が55%!
有名な「メラビアンの法則」では、第一印象に与える影響の度合いを次のように示しています。
- 表情・態度(視覚情報) 55パーセント
- 声(聴覚情報) 38パーセント
- 話の内容(言語情報) 7パーセント
1は「見た目の印象」と言い換えても良いですね。
やっぱり「見た目」はとても重要なのですね。
【第一印象・視覚情報】「内面がよければ…」は通用しない!
貧乏ゆすりしながら待つ姿を発見したら…
最初のデートの時、先に席についている彼女が貧乏ゆすりをしながら待つ姿を発見したらどんな気持ちになるでしょうか?
気持ちのボルテージは確実に下がりますよね。(^_^)
いくら内面(心)が素晴らしくても良さが伝わりません。
- 短気な人?
- イライラしている?
- 落ち着きがない人?
などの想像を働かせてしまいますよね。
- 腕を組みながら待つ。
- 脚を組みながら待つ。
なども印象を下げてしまうので要注意です。
服装の清潔感と色はとても重要!
また、服装の印象はとても大きいのは言うまでもありません。
一番大切なのは間違いなく清潔感でしょう。
そして、性格をイメージさせるのは色です。
- 真っ白は清潔感にはOKだが、距離感・緊張感を与える
- 薄い色が入った白系はOK
- 男性の黒はOKだが全身黒はNG
- 男性は黒・ブルー系、女性はピンク系が無難
- 派手すぎ、地味すぎもNG
財布の色までさりげなくチェックする人も少なくありません。
色の好みを知りたい人は意外と多いようです。
携帯するグッズの色も自分に合うものを知っておくと運気アップに役立ちます。
いわゆる自分を保護する色です。
参考にしてください。
最近は「癒しと安心の緑」も人気です。
【第一印象・聴覚情報】声の印象は38%!大きすぎず、小さすぎず
【声の印象】声が小さすぎると
声の印象もかなりのウエイトを占めていますね。
声が小さすぎる人を時々見かけます。
大事なことを説明する際に声が小さすぎると、思わず聞き返してしまいますよね。
何度も聞き返すと場の雰囲気が悪くなるので余計に気を使ってしまいます。
厳しい言い方ですが、「字が小さくて薄すぎる人と声が小さすぎる人」は相手の気持ちを想像できない人だと私は思っています。
「クセだから、性格だから」では済まされないと思うのです。
社会生活は相手があってのことですから。
- 自分の文字は読み取れるだろうか?
- 自分の声は聞き取れるだろうか?
相手のことを思うなら上の2点を意識するのは人としてのマナーでしょう。
話が逸れましたが、声が小さすぎると、
- 聴き取れないストレスを与える
- 相手のことを考えない人?空気が読めない人?と思われる
- もしかしたら小心者?病弱?と思われる
など、あまり良いことはないですね。
先天的に声を張れない人もいますが、そうでない場合は聴き取れないくらいの小さな声はマイナスの印象を与えます。
ただ、「ここぞ!」という場面でのささやき声は効果絶大と言われています。
要は使い分けですね。
【声の印象】声が大きすぎると
反対に声が大きすぎる人もドン引きさせる可能性大です。
静かな喫茶店で大声を張り上げて会話する人を見かけることがあります。
その人と一緒にいる人が気の毒になったりすることも。
これもやはり「空気が読めない人なの?」と思わせてしまいます。
もちろん、周囲がにぎやかな場所では大きい声の方が伝わりやすくてOKです。
でも、静かな場所なのに大声で話されると周囲の視線も気になってしまいます。
- ガサツな人
- 気づかいできない人
- 自分勝手な鈍感な人
などの良くない印象を一発で植え付けてしまう可能性が高いです。
【第一印象・言語情報】意外と低い影響度、わずか7%
【話の印象】トークで盛り上げたから成功!となりにくい理由
第一印象の影響として、トークの内容のパーセンテージは7%。
意外に低いですね。
「おもしろい話で注目されたから良い印象を与えたに違いない!」
という期待は意外に外れやすいということです。
最初の印象では、話の中身はそれほど重要視されないからですね。
だから、「話がおもしろい人は場の盛り上げ役」で終わってしまいやすいわけです。
お気の毒ですが、現実としてよくあることですね。
【話の印象】理想は言葉のキャッチボールが楽しい人
とはいえ、矛盾するようですがトーク内容はやっぱり重要です。
初対面から、
- 暗い内容の話ばかりする
- 自己肯定感の低さを感じさせる話が多い
- 横柄で高飛車なトークが多い
- 自慢話が多い
- 相手の話をあまり聞かない
などは、印象を一気に悪くするのは言うまでもありません。
だいたい、「1.暗い話ばかりする」はサヨナラの前段としてよく使われるやり方です。
「この人と一緒にいても暗くなる=つまらない」
「明るい未来が感じられない人」
と思わせておいて、「お別れしましょう!」の常套?パターンですね。
「2.自己肯定感が低い」は、守ってあげたいと思わせる場合もないではないです。
しかしながら、「長く付き合うと疲れそう」と感じさせる可能性のほうが大きいといえましょう。
3~5番は、説明の必要はないですね。
話で良い印象を残せる最高のパターンは、
「言葉のキャッチボールが楽しかった」
「気が合いそう」
「また会話したい」
と思ってもらうことです。
そう思わせることができたら、視覚や聴覚の印象を一気に凌駕することも夢ではありません。
【LINE・メールの顔文字】視覚情報と言語情報をミックスする効果
怒った顔で「ありがとう」と言われた場合を考えてみます。
怒りと感謝、どちらの感情が伝わってくるでしょう?
- 「ありがとう」という感謝の気持ちが伝わってくる
- 怒りの感情のほうが強く伝わってくる
言うまでもなく「2の怒り」ですね。
これは、感謝より怒りのほうが感情として強いことが原因です。
ですが、言葉よりも視覚の方が優先されることも原因にあります。
では、LINEやメールはどうでしょう。
「ありがとう😡」
これを受け取ったらどう感じますか?
感謝より怒りのほうが印象に強く残りませんか?
「ありがとう」(言語情報)より、怒りの顔(視覚情報)のほうが印象に残りますね。
反対に、
「腹立つ😀」
と来たらどうでしょう?
「腹立つ」は冗談と認識されますよね?
LINEやメールの文章から誤解を生んで人間関係にヒビが入った…、よく聞く話です。
顔文字(視覚情報)を上手に使うことで対人関係の齟齬をかなり抑えることができると思います。
【第一印象】「人を見た目で判断するな」と言われるが…
「人を見た目で判断するな」と子どもの頃からよく言われたものです。
また、第一印象の影響力は非常に強く、簡単には消し去れないとされています。
それを「初頭効果」といいます。
さて、「人を見た目で判断するな」と言われますが、私はある程度あてにしてよいと思っています。
2度の離婚を経験した知人は、「第一印象を信じるべきだった!」と何度も言っていました。
最初と2度目、どちらの元奥さんも職場結婚でしたが、両者とも第一印象は今二つだったらしいです。
初めて見たホンの数秒間に「言葉にできない微妙な違和感」を覚えたそうです。
何度かお会いしたことがありますが、お二人とも美人でしたよ。
しかし、知人は「第一印象は今二つだった」と言うのです。
それでも結婚まで至ったのは、次の段階の「親近効果」があったからでしょうね。
スポンサーリンク
【失敗しない婚活】第一印象の心理的効果
【第一印象】「親近効果」と「初頭効果」
最初の印象と後の印象が異なる場合、後の印象のほうが強くなります。
これを「親近効果」とか「新近性効果」と呼びます。
最初「怖い」と感じた人が、後になって「優しい」と感じる人に変わった、、、という経験、ありますよね?
第一印象とのギャップが大きいほど、「優しい」の印象はさらに強くなります。
これを「コントラスト効果」といいます。
「意外」が人に強い印象を残すのも、コントラスト効果に原因があります。
昔の同僚に次のように公言する先生がいました。
「俺は、最初の授業で思い切り嫌なヤツを演じるんだよ」
イヤな先生を最初に演じておけば、その後ちょっと優しくするだけで人気が上がるというのです。
これも「コントラスト効果」と言えるでしょう。
実際、その先生の人気は絶大でした。
「散々陰口を言われるけど2か月くらい耐えるんだ」
「最初に良い印象を与えすぎると、それ以上の優しさを子どもたちは求めてくる」
「最初に嫌なヤツと植え付けておけば、後は少しの優しさでコロッと『見かけによらず優しい!』と変わるもん。」
DV加害者からなかなか離れられない理由も「コントラスト効果」にありそうです。
暴力を受けた数日後、格段に優しくされると「本当は優しい人なのかも?」と…。
【第一印象】「親近効果」と「コントラスト効果」
知人の場合は、どちらの元奥さんからも一目惚れされました。
好きになった方は、良い人になりきろうと全力で頑張るはずです。
その努力が一定の時間を経ると、
「今二つの人」から「ステキな人」へと印象が変わります。
その作用は、ついには初頭効果を乗り越えます。
まさしくコントラスト効果です。
友人は「コントラスト効果」にしてやられたのですね。(^_^)
そして、結婚して時が流れ本当の姿が見えてきて、知人がたどり着いた先は、
「第一印象が正解だった!」
彼は何度も言いました。
「第一印象を信じるべきだった!」
「自分の直感を貫くべきだった!」
【失敗しない婚活】先入観は動物的カンを鈍らせる
このように、後からの情報は第一印象を乗り越えることが多々あります。
つまり、動物的カンはコントラスト効果に敗北しやすい!
では、事前に情報をたくさん仕入れてから会う場合はどうでしょうか?
ほどほどの情報量ならもちろんOKです。
しかし、過剰に多いと「先入観」が定着してしまいます。
それは、動物的カンを鈍らせる結果につながります。
何事もホドホドが良いのでしょうね。
ちなみに心理学者メーヨーによると、
- 観察力が鋭い人・・・初頭効果に影響されやすい
- 観察力が鈍い人・・・親近効果に影響されやすい
らしいです。
そういえば、初代の若乃花さん(後の二子山理事長)も生前言っていました。
「第一印象はかなり信じて良い」と。
私も同感です。
親近効果は、演じて作りやすいからです。
親切で優しい人を前面に押し出すことができます。
ただし、本当に観察力がある人はちゃんと見抜きますけどね。
脱線しますが、紫微斗数命盤の遷移宮に主星がない人に二重人格の人は少ないと思います。
二重人格が言い過ぎなら、「外見を取り繕うのが上手でない人が多い」としておきます。
ご参考までに
あとがき【失敗しない婚活】第一印象と相性診断
本当の第一印象は0コンマ数秒
第一印象をつかむチャンスは一瞬しかありません。
大切なのは、挨拶する前のホンの一瞬です。
挨拶を交わす時は、もう表向きの顔だからです。
初対面の挨拶では、誰でも100パーセントの力で良い自分を出そうとしませんか?
挨拶前のホンの一瞬でつかむ直感は、動物の持つ防衛本能ゆえだと思います。
人間にも動物的カンは残っています。
スポンサーリンク
積極的に出会いを探すことが必要な時代!
困ったことにコロナ禍が男女の出会いを狭めています。
自然発生的な出会いがますます期待できない時代になりそうです。
また、縁談を紹介してくれる「おせっかいおじさん」も絶滅危惧種になりつつあります。
これからは、マッチングの機会を自発的に求めていく必要があるかもしれません。
昨今、マッチングサービスが増えてきているのも時代背景の影響大でしょうね。
ただ、婚活やマッチングサービスで重要なのは健全さと安全です。
安心して信頼できるところを見つけることが必須となります。
私の知人の記事です。相当研究していますね。ぜひ一度ご覧ください。
以下もクリックしてください。(^_^)
毎日が楽しくなる出会いが見つかる!
【まずは無料登録で体験】
【失敗しない婚活】「失敗は絶対にイヤ!」には相性診断がおすすめ
私の友人の奥さん(ややこしいですね)は、人生初の婚活パーティーで今の旦那さん(私の友人)とゴールインしました。
今は函館に新居を構え、中学生の娘さん2人と4人で仲良く暮らしています。
このお二人を四柱推命で相性診断をしてみると75点くらいです。合格点です。
話はちょっとズレるかもしれませんが、天才科学者であるアイザック・ニュートンが株で大損した際、次のように語ったそうです。
「私は天体の動きは計算できるが、人々の狂った行動は計算できない」
天才は、外側(物理的な物)は計測できます。
しかしながら、内部(人の心)は稀代の天才でも計測できないのですね。
思えば、外側の研究は科学としてかなり進みました。
それに比べて内側(心)の研究の進行は遅々としています。
科学的側面からのアプローチなら心理学となるのでしょう。
一方で四柱推命による人間研究は、1000年くらい前から研究され現代に至るまで脈々と引き継がれています。
「どんな人?」「相性は?」「気をつける点は?」
などを知るには、四柱推命と紫微斗数は優れた力を発揮します。
婚活と相性診断の併用!
私がおすすめしたいのは👆です。
※2022年3月の記事を加筆・訂正しました。
過去記事もよろしくお願いします。
ポチッと応援していただけるとハッピーです!