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悲劇の運命は四柱命式に見えていた!超獣 ブルーザー・ブロディ選手

昭和の名プロレスラー、ブルーザー・ブロディ選手。超獣と呼ばれインパクト満点の強豪レスラーでした。
1988年にプエルトリコでレスラー仲間による凶刃に倒れました。その戦慄の最期に、当時のファンは非常に大きな衝撃を受けました。

時あたかも、ライバルであり親友ともいわれたスタン・ハンセン選手との一騎打ちの実現の機運が最高潮に達していた時期でした。ですから、突然の悲劇は、最強外国人レスラー対決の夢が絶たれた瞬間でもありました。

今回は、故人を偲ぶ形になりますが、名レスラー「キングコング」ブルーザー・ブロディ選手の命式を鑑定してみたいと思います。

 

 

格式は身弱の「月支偏官格」

ブルーザー・ブロディ選手は、1946年6月18日に生まれ、1988年7月17日に逝去されました。

ブルーザー・ブロディ選手の四柱推命

ブルーザー・ブロディ選手の四柱推命

月支偏官格です。時柱が不明のため、三柱推命になります。三柱でみると、身弱の人と判定されます。

外見はプライドが高く、神経質、そして冷たい印象

見た目は、月干にある甲の傷官の影響で、プライドが高く、 気持ちが繊細で些細なことにこだわり、モノの見かた方考えかたが、悲観的、否定的になりやすい、となります。

おおかたのファンも、プライドが高いレスラーのイメージを持っていたと思います。本人も、自身のプライドの高さをインタビューで強調していました。しかし、繊細とはあまりイメージに合わないですね。有名人は、ファンに見せても良い部分と内面とを使い分ける必要がありますが、実際のブロディ選手はどうだったでしょうか。

内面は意外に温厚だが、こだわりの強さからプライドが高くなり、神経質な気配り屋さん

月支偏官のエネルギーが弱いとすると(時柱で変わる可能性もある)、偏官の図太さ、思い 切りのよさ、実行力、決断力などは失われやすく、

  • 神経質で過敏さが生じる。
  • 無愛想、偏屈、頑固さが目立つ。
  • カッコだけはつけたがり、プライドが傷つけられると逆に反発しやすい。

となります。あまり付き合いやすい人には見えませんね。十二運も考慮に入れつつ、掘り下げて検証を進めてみます。

頭脳明晰、バランス感覚もある人

  • 普段は周囲とのバランスを考えた行動をする人。
  • 柔軟な考え方ができる粘り強い性格。

レスラーになる前は新聞記者をしていたとの情報もあります。「インテリジェンス・モンスター」と呼ばれたように、インタビューでも知的な応答が多く、頭が良い人だったことは間違いないようです。

「周囲とのバランスを考えた行動」と出たので、私も「え?」と思いましたが、考えてみると、元々はアメリカンフットボールの選手でした。すなわち、チームプレーの競技です。また、プロレスも人気が出る前は、周囲や目上との調和がある程度は求められるはずです。

実力が向上すると同時に、プライドの高さを売りにした面はあると思いますが、本来は周囲に対してはやや神経質なまでに気を使う人だったと思われます。

観察眼に優れた頑固な理想主義者

  • 人の気持ちを組む観察眼に優れていた。
  • 構想が壮大になりがちだが、描いた理想を追い続ける理想主義者だった。
  • 頑固な面が邪魔をして、臨機応変な対応は得意ではなかった。

理想がとても高い人です。名誉よりも実益を重視します。節を屈してまで、他人にペコペコする人ではなかったと思います。
自分の理想とするプロレススタイルへのこだわりは非常に強かったはずです。

そういえば、おそらくアングルではないと思いますが、新日本プロレス参戦の際には、「チェーンをやめろ「絶対にやめない」の言い合いがあったと聞いています。
もし事実なら、その辺りにもこだわりとプライドが表れているのではないでしょうか。

観察眼の鋭さは、時には困った部分に出ていたのかもしれません。すなわち、「他者の品定め」です。
レスラーの格や体格にこだわり、時には見下す言動もあったと聞きますが、命式から見てもきっとありがちだったと推察します。

理想が高い自信家は、容易に自説を曲げません。柔軟性に欠けることにもなりがちです。このあたりが、臨機応変な対応の不得手につながったのでしょう。

これは私の偏見かもしれませんが、日本で本当に人気を博したのは亡くなる数年前からではないでしょうか。
それまでは、何となく不気味で地味なイメージでした。スタン・ハンセン選手のような華やかさは感じませんでした。技はすごいのですが、独特の間がゆったり感を生じるため、今一つ緊迫感に欠けていたような気がするのです。

それが、突き刺すような「ブロディ・キック」(古館アナウンサーは「ダイナマイト・キック」と呼んでいた)を繰り出すようになってからは、試合展開がスピードアップして、豪快な強さがわかりやすく伝わるようになったように思います。
一度だけあった長州力さんとの試合では、タッグマッチながらブロディ選手の危険な匂いがムンムン伝わってきました。
その頃は、全日本プロレスの選手が長州力選手率いるジャパン・プロレス軍団に対して常に劣勢に見えていました。全日ファンのフラストレーションが限界に達しようとしたところで、ついにブロディ選手が長州力選手と対戦し、圧倒的パワーで蹴り倒す場面を見せつけてくれました。その時に、説得力満点だった技が、ブロディ・キックでした。全日ファンは歓喜したはずです。

温厚で真面目なのが本来の姿。完璧主義ゆえにストイックになれる人だった。

  • 何事もいい加減が好きでない完璧主義。
  • 根は真面目で温厚、誠実な人。
  • 自己コントロールに優れ、ストイックになれた。

キングコング・ニードロップの美しさは芸術の域に達していました。高い跳躍から、ほとんど直角に膝を相手に「刺す」イメージでした。落とすのではなく、まさしく「刺す」感じでした。カッコよかったです。

その裏で、慢性的な膝痛に悩んでいて痛み止めを常用していたと聞きました。あの域までファイトスタイルを完成するまでには、相当な努力と苦労があったことは想像に難くありません。でもまさか、あの超獣が痛み止めの薬まで常用していたとは。そこまで苦しんでいたとは想像できませんでした。

また、生きる世界によっては温厚なままでは潰されるので、本来の温厚さを脱ぎ捨てなければならない、これは男の世界ではよく見聞することです。

私の高校時代、柔道は強いが大変温厚な後輩がいました。彼は体育大学に進学したのですが、1年後に会うと目つきや表情から温厚さが失せて、全身からピリピリ感が伝わってきました。もともとはおっとりしていたのですが、それが消えていたのです。
彼も、「柔道だけの世界に入ると、温厚なままでは潰されます。」と言っていました。
卒業して数年後、だんだん本来の温厚な表情に戻りましたが、とにかくブロディの本質は、温厚な人です。

また、頭が良い人で能弁とまではいかなくても言葉に説得力があるため、政治的手腕もあったと思います。しかし、身旺でないこともあって、団体を立ち上げたいなどの欲はなかったと思います。
WWFなどのメジャー団体に上がって、一躍全世界に名前を轟かせようという欲望もそれほど強くなかったと思います。名誉よりも現実重視の人だからです。鶏頭牛後で行きたかったのだと思います。

「誠実さ」と出ましたが、誠実な人ほど怒らせたら怖いと言います。新日本プロレスで試合をボイコットしたではないか?どこが誠実なの?との意見もあるかもしれませんが、深い事情はわかりません。
ブロディ選手なりの信念と真実がきっとあったのだと推察します。あるいは、高いプライドを守るために必死だったとも。
時には、本質的な性格を越えてでも、守るべきことが人生にはあるのでしょうか。

また、偏官格で身弱ですから、物事の考え方は、外見と同様に「楽観よりも悲観の傾向の人」だったと思います。だから、理想と現実のギャップに悩みやすかったと推察できますし、老後の不安もなかったわけではないと思うのです。だからおそらく、金銭感覚には鋭かったと思います。

「自信家だが、悲観的」という矛盾がこの人の人生に影を落としたとも言えます。

1988年7月17日の悲劇は必然だった!

翌年の 1989年の歳運、大運(戊 戌) 正官運・歳運(己 巳) 偏官運です。

ブロディ選手の日干は「癸亥」です。

歳運と日支が天戦地冲していて、さらに元辰殺運に該当します。すなわち、この期間中(1988年8月8日から1990年8月7日まで)は、

「歳運の刑冲による第二級の凶度」となり、ある日突然、災難がやってくる可能性が高いとされます。

事故、病気、思わぬ災害、あるいは、精神障害や情緒不安定、思わぬ出費、他人との不和、不徳の露見、夫婦関係や内縁関係の不和、勤務先での失敗や失策、計画の延期もしくは中止、縁談の空転もしくは破談などさまざまであります。

1988年7月17日はギリギリその運気に入る直前の時期でした。多少の誤差を容認するなら、その影響下にあったとしても良いと思います。実は力道山もこの元辰殺運の時期に凶刃に倒れました。

元辰殺運に入ったら凶運対策として、人間関係としては次のことを留意することが大切です。         

  • 自説を突っ張ったり独断専行しない。 
  • 同僚の考えを尊重し、目上の意見に従う。 

この運気のことを知っていて理解していたなら、もしかしたら悲劇は起こらなかったかもしれません。今さら言っても遅いのですが。

大好きだったブルーザー・ブロディ選手の鑑定をさせていただきました。

安らかにお眠りください。
たくさんの夢をありがとうございました。