20年くらい前の話です。東京に住む大学時代の友人にアンラッキーが続きました。
両親の癌が同時期に発覚し、本人も精神的にヘトヘトになって転職してしまいました。
気の毒に思った私がふと思い出したのが、大学時代の写真でした。その写真には、真ん中に座る友人の周りにたくさんの顔が写っていたのです。
- 大学4年の時に、私の部屋で彼を撮影した写真には…
- 写真に見える無数の顔、それはクマに食われた人の顔らしい
- 私の守護霊は16人!自宅に悪い霊が棲み憑いている
- 私の実家町内の歯科医の辺りにかなり凶悪なものが…
- クマの…心霊写真に話を戻すと
- 話は急展開。私の結婚姿が見える、、、
- 体験をふりかえって
気持ち悪いと感じたら気の毒なので、写真は本人に渡さず私が何年も保存していました。
関係ないとは思いましたが、もし写真が原因なら、除霊で彼の負の連鎖をとめてやりたい。
そう考えて、ある霊能者のもとを訪ねました。その時の話を書きます。
大学4年の時に、私の部屋で彼を撮影した写真には…
その写真には、数にして10くらいの顔らしきものが写っていました。
ここに掲載したいのですが、その霊能者に渡してしまったので、今はありません。
当時、すでに築50年以上の古い下宿で撮影した写真です。
経年劣化のため壁は傷んでいました。
その壁を背景に撮影した写真ですから、顔と言えば顔に見えるし、壁のシミと言われたらシミにも見える程度のものでした。
ちなみに私には多少の霊感があると思っています。
高校時代に友人が亡くなって49日経たないある夜中のことです。
見たことがないほど現実的な夢を見ました。彼と会話をしていました。
その異常なリアルな鮮明さに違和感を覚えて目を覚ました瞬間、彼の黒い影が横に座っているという経験をしました。
また、中学生から大学生、そして社会人生活の始めの頃には金縛りなどを頻繁に体験しました。
私の紫微斗数の命盤をみると、田宅宮に「天巫」「陰殺」の2星があります。
この2星は、霊媒体質を意味したり、家に霊がいることなどを示すと言われます。
ですから、多少霊感のようなものがあると自分でも思っています。
さて、私がその写真を見ても特に霊的な気配は感じませんでした。
それでも友人のアンラッキーな人生が気になったので、念のために心霊写真鑑定をプロの方から受けた方が良いと考えたのです。
写真に見える無数の顔、それはクマに食われた人の顔らしい
写真を見ると同時に霊能者は言いました。
「これは皆、熊に食われた人の顔です。」
これはビックリ!そんなことまで即座にわかるんだ!?
スゴい!やっぱり来てよかった。
と思いました。
ところが、次の発言にさらにビックリ!しました。
「この熊は12人を食っています。その人達の顔です。」
と断言したのです。
ここからは、その時の私の心を書き出します。
- (写真を撮った場所は北海道ではなく仙台だと言っていなかったな…。)
- (仙台に住むクマはツキノワグマ…。)
- (北海道のヒグマでさえ、苫前町の三毛別羆事件で殺傷したのは7人か8人くらいだったはず。それが、最高記録なのに、ツキノワグマが12人も殺傷するなんて…。)
- (この人、写真を撮影した場所を勝手に北海道と思い込んでいるのでは?そうに違いない。)
- (それにしても有名な三毛別事件を知らないのかな?)
- (、、、この人、大丈夫かな?)
- (この人の能力、、、チョットあやしい。)
気を取り直して、
私「そんなに人を食ったクマなんですか!?怖いですね。」
霊能者「ああ、昭和の初期にこの写真の辺りで暴れていたクマだね。」
(こ、この写真の辺りって北海道ではなく仙台なんだけど…)
と思いましたが、1時間1万円です。
私は、「お金返してください」と請求するような性格ではないので、
(これはまたしても社会勉強になってしまったかな)と目的の方向性を変更することにしました。
私の守護霊は16人!自宅に悪い霊が棲み憑いている
そこで、質問を切り替えました。
私「ボクの守護霊は誰ですか?」
霊能者「あ~、あなたの守護霊は16人います。」
私「はい?そんなにいるんですか?」(以前見てもらった霊能者と言うことが違う…)
※以前は、先祖の男性が1人守っていると言われました。過去の記事に掲載してあります。
霊能者「いやいや、天皇陛下には64人の守護霊がついています。」
(霊能者って、それぞれ違う守護霊が見えるのか?天皇には64人?俺の4倍?)
前世も聞いてみました。その答えはずっと前のことなので、忘れてしまいました。
他の会話は記憶しているのに、前世の話題だけは忘却しているのですから、そんなにインパクトのある答えではなかったのでしょう。
続いて、おもむろに平面図を描き始めるのです。
霊能者「これはあなたの家です」。
今度は図に印を付け始めます。
「こことここに悪い霊が見えます。」
と説明が始まりました。
今後は本当に我が家の平面図に似ているような気がしてきたのです。
偶然かもしれませんが、方角や形には一致する点が少なからずありました。
(もしかして、ホンモノ?)
「家の外のこの辺にも悪いものが棲み憑いています。気をつけてください。」
私の実家町内の歯科医の辺りにかなり凶悪なものが…
霊能者「あなたはもともと札幌の人?」
私「いいえ、違います。〇〇市です。」
霊能者「〇〇市のどこ?」
私「はい、緑町です。」
霊能者「あ~、緑町よくないね。」
私「そうなんですか?」
霊能者「ああ、歯医者の辺りが最もよくないです。凶悪なものが見えますね。」
(うん?緑町に歯科医なんてなかったぞ?!
帰宅したら調べてみよう。
もし新しく歯科医が建っていたら、この人はホンモノかも知れないから)
雰囲気によって出来上がった自己暗示。ということだったのでしょうか。
その日の夜、自宅に帰ってから、地図で調べてもやはり緑町に歯科医はありません。
〇〇市に住む友人に連絡してタウンページで調べてもらっても案の定歯科医はありませんでした。
せっかく高いお金を支払ったのですから、この人はホンモノであって欲しいと心の中で願うし、期待もするものです。
だから、信じたくて調べたりもするわけで、人の心理は常に微妙な立ち位置にあるのだと日頃から感じます。
今では〇〇市の緑町に歯科医があります。
その近所の人が、イヤな思いをしては困るので〇〇市は伏せさせていただきます。
クマの…心霊写真に話を戻すと
私「先生、ところで本題はこの写真なんですが。」
霊能者「ああ、その写真、私にもう見せないでもらいたい。」
私「はい?」
霊能者「その写真を見ると、私は喉が痛くなってくる。もう裏返しにしておいてください。」
(え?なんのこっちゃ?!写真の相談に来たのに?)
霊能者「あとから供養しておくから、安心しておきなさい。」
(え?!クマのこと、もう少し聞きたかったのに…。それと友人への影響も。)
これにて本題の友人を救うための心霊写真相談は強制終了となりました。
クマに食われた人たちの恨みの顔だというナゾの結論で。
(何のための1万円なのじゃ~!)
話は急展開。私の結婚姿が見える、、、
霊能者「あなた、1年後には結婚していますよ。」
私「え?そうなんですか?」(実は、ちょっと気分が高まりました)
霊能者「はい。その姿が見えます。」
私「しかし先生、今彼女はいません。」
霊能者「出会いますよ。3人います。大丈夫です。」
私「3人も?!どんな人と、どこで出会いますか?」(少し期待。ホンモノならいいな。)
霊能者「一人は小樽の寿司屋の事務。一人は岩見沢のスーパーのレジ。あと一人は、ニセコのホテルに勤めています。」
私「ん?先生、それはうれしい話ですが、どうやって出会えばいいのですか?出会い方がわかりません。」
霊能者「その3人のうちの一人と結婚するのですから、出掛けてみればいいのです。」
私「出掛けてどうやって出会えばいいのですか?」
霊能者「声を掛ければいいのです。」
私「…。」
これ、ホントにこのやり取りのままに書きました。
あまりに驚いたので、ここの記憶は鮮明です。自信があります。
読んでくださっている方は、「…。」の意味をわかってくださると思います。
出会いですか?その3名とは全くありませんでした。
結婚ですか?1年後どころか数年待ちました。
写真が仙台で撮影したことですが最後まで言いませんでした。
なんだか気の毒になりまして。
少し値段は張りましたが、今回も社会勉強をさせていただいたとして無理に心を納得させるしかありませんでした。
写真は持ち帰ればよかった、、、それだけは後悔しています。
のちに、ホンモノの霊能者さんに見てもらう機会を逸してしまったからです。
体験をふりかえって
今、思い出しても1万円はもったいなかったですね。
これまで数人の霊能者という人と会いましたが、この霊能者さんの印象は強烈でした。
なかなかできない体験をさせてもらったと思うことにします。
今だったら、ホームページやブログがありますから、その人となりや考え方を確認してから鑑定を申し込むことができます。
当時の私のように、タウンページだけを見て即予約をするという人は少なくなったのではないでしょうか。便利な時代になりました。
目に見えないものを見てもらうには、それなりの信頼感は必要不可欠と思います。
友人はその後、再就職し結婚もしました。
その10年後、退職と離婚がほぼ同時期に重なり、また精神的に落ち込みましたが、3度目の就職をして今は元気にやっています。
もともと頑張り屋で根性もあり、性格も良いのです。
人生いろいろ、人もいろいろ、職業もいろいろ、といったまとめにしておきます。
おかしな体験をまとめてみました。よろしければ、こちらの記事もお読みくださるとうれしいです。
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