日柱「戊辰」カリスマ的性格と強運力【四柱推命】我が道を行く人 - 四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ

戊は、山や堤防などの大きな土で、乾いた堅い土を意味します。山は存在自体が目に留まりますが、戊の人も独特の存在感を発揮する人が多いです。つまり、目立ちます。

日柱「戊辰」の有名人として、天龍源一郎さん、加山雄三さん、鈴木健二さん…、皆さん、黙っていてもよく目立ちます。

粘り強くて頑固な人が多いですが、命式がよい人は臨機応変な柔軟性も兼ね備えています。

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「戊辰」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
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五行・十二支・十二運・神殺（参考）
【適職】才能を活かせる仕事
- 戊辰日生まれの人の才能と適職
- 「土」のグループに属する職業
恋愛傾向と理想の相性
【参考】増永篤彦氏の性格分析
- 「戊辰日」生まれの個性と適性《男性》
- 「戊辰日」生まれの個性と相性《女性》
  - 個　性
  - 男性との相性
吉運・凶運になりやすい年
病気に関する暗示
「戊辰」日生まれの有名人

「戊辰」日生まれの性格と特徴【四柱推命】

「戊辰」は、十干の「戊(つちのえ)」と十二支の「辰(たつ)」が組み合わさった５番目の干支です。

戊(つちのえ)：十干の５番目で、陽の土。自然界では、大きな山や堤防、大地を意味します。揺るぎない安定感、包容力、責任感、堅実さを象徴します。
辰(たつ)：十二支の５番目。春の終わりから夏に向かう季節を表します。活発で前向きなエネルギー、向上心、変化、そして神秘的な力を暗示します。

この組み合わせから、「戊辰」は「春の終わりの山」に例えられることが多く、そこから性格と特徴を類推します。

※日柱のみだと実際の的中率は下がります。あくまで参考程度にしてください。

戊辰(ぼたつ)日生まれの人ー基本的性格と特徴ー

独立心旺盛⇒自分の力で道を切り開いていこうとする意欲が強く、周囲からは「頼りになる人」と思われることが多いでしょう。
誠実で粘り強い⇒一度決めたことは最後までやり遂げる粘り強さと、嘘偽りのない誠実さを持っています。
責任感とリーダーシップ⇒任された仕事や立場に対して強い責任を感じ、自然と周りをまとめるリーダーシップを発揮します。
頑固でマイペース⇒自分の信念を曲げない頑固さがあり、自分のペースを大切にします。周りの意見に流されすぎない芯の強さがあります。
現実的で堅実⇒理想ばかりでなく、地に足のついた現実的な考え方をします。堅実な努力を積み重ねて目標を達成します。
プライドが高く、負けず嫌い⇒能力に自信を持っているため、プライドが高く、負けることを嫌います。それが更なる成長の原動力にもなります。
感情表現が豊か⇒普段は落ち着いて見えても、内面には豊かな感情と熱い情熱を秘めています。心で感じたことをストレートに表現することもあります。

「戊辰」日生まれの性格ー男女別ー

性格の基本は男女同じですが、以下の点で多少の違いが出やすいです。

男性の場合

覚悟と頼りがい⇒家族や仲間、仕事など、自分が責任を持つ対象に対しては、並々ならぬ覚悟と頼もしさで接します。
強い信念と行動力⇒自分の信じる道や価値観に対しては、ブレずに頑固なまでにこだわりを持ち、それを貫き通す力があります。
現実的な知恵⇒理想論だけでなく、現実的な計画や戦略を立て、着実に実行していく賢さも持ち合わせています。

女性の場合

芯の強さと優しさ⇒見かけによらず芯が強く、自分の考えをしっかり持っています。同時に、相手を包み込み、安心させるような温かさと優しさもあります。
地に足のついた現実感覚⇒理想を追い求めるだけでなく、現実的な視点を持ち合わせており、目標達成のために地道な努力を惜しみません。
深い愛情と誠実さ⇒家族や大切な人に対して、深く温かい愛情を注ぎます。また、決めたことには誠実に向き合い、粘り強く取り組む姿勢も持ち合わせています。

「戊辰」日生まれの人ー開運のカギー

より快適な人生にするために、以下のことに気をつけましょう。

融通が利きにくく頑固⇒自分の信念や考えをしっかり持っている反面、なかなか他人の意見を受け入れなかったり、頑なになったりすることがあります。
プライドが高く負けず嫌い⇒プライドが高く、些細なことで競争意識を燃やしてしまったり、素直に負けを認められない場面が出てきたりすることも。
やや保守的で安定志向⇒堅実で安定を好むため、新しいことや未知のことに対して、最初はどうしても慎重になりがちです。
感情表現が伝わりにくい⇒内面にある豊かな感情をうまく外に出せなかったり、正直過ぎたりすることで、周りから誤解されることがあります。

※記事末の「【参考】増永篤彦氏の分析」もご参照ください。

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五行・十二支・十二運・神殺（参考）

周辺知識です。参考程度にお読みください。

【五行の土】「戊」は陽の土「信を司る」

五行の土は信を司り、温厚篤実にして信念を有し、信頼と宗教心がある。
「戊」は、外見を飾り、多少野心的なところがあって大きな事を好む。
気分屋的な面もあって怒りやすい。
思慮が浅い時は、せっかく完成直前まで到達したものを崩壊させることがある。
身旺の人は、体は大柄で大きいことを好む。頑固偏屈なところが出やすい。

【日支】「辰」性格の傾向

いくぶん強引なところがあって、良くも悪くも自我を通そうとする気質がある。
威勢がよくそのために人に認められやすく、横紙破り的な行動を取ることもある。
話し合って納得がいくと、根に持たないアッサリしたところがある。

【十二運】「冠帯」の性格

戊から見て辰は「冠帯」にあたります。

気概にあふれ、負けず嫌いで堅忍不抜の精神がある。
名誉欲も旺盛で、そのため策謀を弄することもあり、人との衝突が起きやすい。
面倒見がよいので、自然に権威が身につき、社会的尊敬を受ける。
男性のセックスの傾向として、初物が好きで、絶えず新しいタイプの女性とのセックスを求めたがる。妻になる人は、新鮮なセックスを常に考える必要がある。
女性のセックス傾向は、心ゆくまで楽しませてくれないと満足しない。一人の男性に忠実である傾向が強い。

「戊辰」日生まれの【神殺】

【日徳(にっとく)】日柱が「戊辰」となる

人格が高潔で道徳心が堅固。情の豊かな人で、不測の災難に遭うことがない。
魁罡があるか、命式が破格になっていると、福分は発揮できない。

◇日徳日は、日貴日に等しく、他人に知られない徳を有する日。ただし、刑冲破害となれば力は働きません。また、凶日と重なるため、一切を否定する説もあります。

　・戊辰日・庚辰日・甲寅日・甲辰日・壬戌日

【大極貴人(だいきょくきじん)】日干「戊」で、「辰」につく

この貴人の働きは援助にあり、日干が弱くてもエネルギ－が補給されるため、特に身弱の人にとっては救いの神。

◇天乙、天福の二貴人に次いで福徳を有する神で、この神があれば一切の凶災を解き凶命といえども平安の命に変化します。

◇ただし刑冲があれば散じてその効能を失するに至ります。

【適職】才能を活かせる仕事

※適職は命式全体、特に月支通変星で見る方がよく当たります。

戊辰日生まれの人の才能と適職

戊辰日生まれの人は、平凡な仕事は飽きてしまいます。常に挑戦できる環境に身を置くことが大切です。
「トップになる」といった、壮大な目標を持つことで、内なる才能が目覚め、本来の力が発揮されます。

リーダー性とカリスマ性：経営者、起業家、会社役員、政治家、コンサルタント、プロデューサー、プロジェクトマネージャー
信頼と安定感：金融関係（銀行、証券など）、不動産業、公務員（キャリア官僚など）、法律家（弁護士、検事、裁判官）
専門性とスケール：医師、医療関係（特に外科医）、建築家、ＩＴエンジニア、研究者、学者、商社、外交官
精神力と正義感：警察官、消防士、自衛官、ジャーナリスト、報道関係
美意識と感性：デザイナー、美容師、ネイリスト、エステティシャン、アパレル関係

「土」のグループに属する職業

戊の五行は「土」のため、以下も適職です。

農業、林業、園芸、鉱業、窯業、建築業、運輸、倉庫、宗教全般など

恋愛傾向と理想の相性

恋愛傾向と好きなタイプ《男性》

恋愛傾向

真面目で誠実⇒恋愛においても非常に真面目で誠実です。軽々しい気持ちで近づくことは少なく、じっくりと関係を育もうとします。やや不器用さがあります。
守り抜こうとする⇒相手に対して非常に一途になります。浮気心は少なく、選んだ相手を大切にし、守り抜こうとする強い意志を持っています。
理想が高い⇒恋愛においても理想を高く持ちがちです。パートナーにも、自分と同じような真面目さや誠実さ、そして時には情熱を求めることがあります。

好きなタイプ

真面目で誠実な女性⇒軽薄で刹那的な態度の女性よりも、物事を真剣に考え、誠実な行動をとる、地に足のついた女性に魅力を感じます。
芯がある女性⇒自分の考えをしっかりと持ち、時にぶつかり合いながらも、お互いを尊重し合えるような芯のある女性に惹かれる傾向があります。
優しさと包容力のある女性⇒頑固で不器用な自分を受け止め、優しく包み込んでくれるような、包容力のある女性に安らぎを感じます。

苦手なタイプ

気分が変わりやすい女性⇒気分によって言動が大きく変わる女性に対しては、どう対応して良いか分からず、戸惑ってしまうことがあります。
計画性のない女性⇒場当たり的で計画性のない行動を取る女性は苦手です。人生の目標や計画について、真剣に語り合えない相手には魅力を感じにくいでしょう。
プライドが高く、素直でない女性⇒必要以上にプライドが高く、素直に謝ることができないような女性に対して苦手意識を抱きます。

恋愛傾向と好きなタイプ《女性》

恋愛傾向

母性的な愛情⇒恋愛においても包容力と母性的な優しさを見せます。パートナーの成長を温かく見守り、陰ながら支えることに喜びを感じるタイプです。
誠実さと安定を求める⇒誠実さを重視し、一時的な感情に流されるよりも、お互いを信頼し合える、長く続く安定した関係を望みます。
じっくりと愛を育む⇒相手をよく観察し、心を開くまでじっくりと時間をかけて愛を育んでいく傾向があります

好きなタイプ

責任感がある頼れる男性⇒約束を守り、言動に責任を持てる男性に強く惹かれます。また、いざという時に守ってくれるような、頼りになる男性を好みます。
穏やかで包容力のある男性⇒内面にある繊細な部分や、時折見せる甘えたい気持ちを、穏やかに受け止め、包み込んでくれるような男性に心地よさを感じます。
努力している男性⇒地に足をつけて目標に向かって努力を積み重ねている男性の姿に、尊敬の念を抱き、魅力を感じます。

理想の相性

【最高の相性】「癸酉」日生まれの男女

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。深く理解し合い、心が通じ合う関係を築けます。結婚相手としても理想的とされます。

【最悪の相性】「甲戌」「壬戌」日生まれの男女

反対に天戦地冲と呼ばれる最悪の相性です。気が合うと思っても一時的な感情で終わることが多く、ケンカや心の葛藤が起こりやすい組み合わせです。

女性は「戊申」「甲午」日生まれの男性とも好相性

「戊申」の男性⇒最強のパートナーになります。ケンカになると長引きます。
「甲午」の男性⇒気が合うまで時間がかかるかもしれません。一度理解し合うとないものを補い合う最高のパートナーになりえます。

こちらをどうぞ ⬇

www.happy-power-up.com

【参考】増永篤彦氏の性格分析

生まれ日鑑定で有名な方です。

＊三命方象（増永篤彦）

京都大学・大学院で心理学を専攻。臨床的性格学の研究をして、早稲田大学で教鞭を取った。主に十二運に着目して個性を分析した。

以下、引用です。

「戊辰日」生まれの個性と適性《男性》

個　性

人当たりの柔らかな、八方美人タイプのお人よしである。外柔内剛型というより、自分の特異な感覚や心情のうえに、すべての人が当然の好意と共感を抱いてくれるという素朴な信念の持ち主。

不倒不屈の精神で人生に体当たりしている、努力型のロマンティストである。

高度な芸術的センスを備え、性格的にも純情で悪意や作為はないが、反面人生の厳しさや社会の裏面、人情の機微についての鋭い洞察に欠ける。

明朗、快活ではあっても、反省の届かない楽天主義に陥りやすい。モノゴトのけじめに甘いのが欠点。

仕事への適性

知的な情報処理や、合理的な分析力に乏しい。もっぱら体験的な感覚とか天性のカンで、ケースバイケースに事を処理していくので、成果にムラが多く、そばに知的なブレーンを必要とする。

経営的には、勘定高いわりに、理想を追いすぎて放漫政策に陥りやすい。

素質的にはアイデアマンであり、卓抜した着想力を持っているが、一匹オオカミ的な存在である。

職場の人間関係

対人的な好き嫌いが強いので、わがまま、気ままな人物と見られやすい。

努力家ではあるが、情に流されやすく人間関係の面では、人によって評価が安定しない。

「戊辰日」生まれの個性と相性《女性》

個　性

きびきびした感じはなく、のびやかな構えとゆったり落ち着いた動作の女性で、深い情熱を内に秘めているような趣もあり暗さは見られない。

動作や態度にこれといった個性味は感じられないが、情緒性は豊かで、人間的な包容力がある。誰にでも人怖じせず調和していける社交的な性格であるが、内面生活ではわりあい理想が高い。

自分の心情を貫いてわが道を行く一途なところがあって、他人の意見を入れず、自分で納得しない限り動かない頑固さがある。心理的にはものごとの黒白をつけたり、速断することは苦手である。

素質としての感受性の豊かさが、知的な判断にブレーキをかけるため、あれこれ気迷いが多い。

自分の理想を一歩も譲るまいとする自負心や、精神的な束縛を嫌う性格のために、我が儘な印象を与えることもある。独立心も強く、孤独を厭わないので、キャリアウーマンとして成功もできる。

男性との相性

こまやかな神経を持ちながら、それを相手に感じさせない、知的に洗練された男性を好みます。

　　・胎・・・双方魅力を感じない
　　・養・・・欠点が見えすぎる
　　・長生・・標準家庭型でよい
　　・沐浴・・行き違いが多い
　　・冠帯・・淡白な交際の範囲
　　・建禄・・全然合わない
　　・帝旺・・健全家庭型でよい
　　・衰・・・双方にらみ合いの相性
　　・病・・・まずまず合うほう
　　・死・・・気分的には合うほう
　　・墓・・・表面だけの交際
　　・絶・・・最高の相性でよい