「己亥」日生まれの性格と特徴｜自分流を貫く情熱家【四柱推命】 - 四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ

己亥日に生まれた人は、独特の個性の持ち主が多いです。

露口茂さん、前原誠司さん、岩倉具視さん、赤西仁さん、米長邦雄さん、小林旭さん、中島みゆきさん、山口百恵さん、高市早苗さん

自分流を貫く情熱家が揃うのが「己亥」日生まれです。

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「己亥」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
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五行・十二支・十二運・神殺（参考）
【適職】才能を活かせる仕事
恋愛傾向と理想の相性
【参考】増永篤彦氏の性格分析
- 「己亥日」生まれの個性と適性《男性》
- 「己亥日」生まれの個性と相性《女性》
  - 個　性
  - 男性との相性
吉運・凶運になりやすい年
病気に関する暗示
「己亥」日生まれの有名人

「己亥」日生まれの性格と特徴【四柱推命】

「己亥」は、十干の「己(つちのと)」と十二支の「亥(い)」が組み合わさった36番目の干支です。

己(つちのと)：十干の６番目で、陰の土（田畑、湿土）。己は、田畑のように生命を育み、柔軟性や包容力、現実的な思考を持つとされます。
亥(い)：十二支の12番目で、冬の始まりの季節に該当します。素朴さ、誠実さ、マイペースな行動、そして内に秘めた強さや粘り強さを持つとされます。

この組み合わせから、「己亥」は「肥沃な大地の下を、力強い地下水脈が流れている」ようなイメージです。そこから性格の特徴を類推します。

※日柱のみだと実際の的中率は下がります。あくまで参考程度にしてください。

己亥(つちのとい)日生まれの人ー基本的性格と特徴ー

秘めた熱い情熱⇒普段は穏やかで人当たりが良い人が多いですが、心の中には人生目標に対する熱い情熱を秘めています。このギャップが大きな魅力です。
強い意志と粘り強さ⇒一度決めたことはテコでも動かないほどの強い意志と粘り強さがあります。その分、少し頑固で融通が利かないと思われやすいです。
大器晩成タイプ⇒畑を耕すように、地道な努力を粘り強く続けることができます。すぐに結果が出なくても諦めず、プロセス自体を楽しめる強さがあります。
自分流⇒何事も“自分流”を貫きます。時には「変わり者」と見られることもありますが、それが個性となり、独自の道を切り開く原動力にもなります。
探求心と集中力⇒「亥」が持つ、物事の本質を探求する力が強く働きます。興味を持ったことに対しては、専門家顔負けの知識を身につけることも。
正直で純粋⇒基本的に正直で、駆け引きをしたり、お世辞を言ったりするのは苦手です。まれに権謀術数を用いる策士がいても、下手クソで周囲に見破られます。
矛盾と繊細さ⇒「大地（己）」と「水（亥）」という、本来は相容れない性質を内に秘めているため、人知れず葛藤することがあります。穏やかな表情の裏で、色々なことを考えている繊細な一面も持っています。

「己亥」日生まれの性格ー男女別ー

性格の基本は男女同じですが、以下の点で多少の違いが出やすいです。

男性の場合

背中で語る実力者⇒普段はあまり目立つタイプではありません。いざという時に頼りになる行動派。言葉より行動で信頼を得るタイプ。
冷静沈着な現実派⇒感情的になることが少なく、客観的に判断できます。現実的な解決策を好み、地に足の着いた行動を取ります。
独自の信念⇒他人に流されることなく、独自の価値観や考え方を確立しています。芯が強く、自分の信念を貫こうとします。

女性の場合

知性的で冷静⇒感情に流されることが少なく、客観的に判断できる知性を持っています。現実的な視点で問題解決に取り組みます。
静かなるチャレンジャー⇒心に決めた目標にはパワフルに挑戦します。そのギャップが魅力です。忍耐力も十分あります。
感受性豊か⇒繊細な心の持ち主で、人の気持ちを敏感に察することができます。内心は優しくて正直です。

「己亥」日生まれの人ー開運のカギー

より快適な人生にするために、以下のことに気をつけましょう。

頑固なプライド⇒非を認めて謝るのが苦手で、つい意地を張ってしまいます。また、自分のやり方を押し通そうとします。
孤立に注意⇒独自の価値観を持つ傾向があり、時に周囲との協調性を欠いたり、自分の意見を曲げなかったりすることがあります。
感情が内に籠もる⇒本心を打ち明けるのが苦手で、不満やストレスを溜め込みやすい傾向があります。
変化と挑戦⇒マンネリを嫌い、変化を求めやすいです。しかし、度が過ぎると、落ち着きがなく見えたり、飽きっぽい印象を与えたりすることがあります。

「異常干支」としての特性

「己亥」は異常干支に該当し、常識に囚われない非凡さといった才能を示します。

つまり、独自の感性や強靭な精神力で、一般には成し遂げられないようなことを実現する可能性を秘めている人とも言えます。

しかし、結婚や家庭生活において独特の傾向が現れるとされることがあります。

独自の結婚スタイルを求める傾向がある。
夫婦間に距離感や価値観の相違が生じやすい。または、家庭内に特別な事情を抱えやすい。
仕事優先で、家庭生活が疎かになる。

※ただし、私は鑑定の際、異常干支を重要視しません。

※記事末の「【参考】増永篤彦氏の分析」もご参照ください。

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五行・十二支・十二運・神殺（参考）

【五行の土】「己」は陰の土「信を司る」

五行の土は信を司り、温厚篤実にして信念を有し、信頼と宗教心がある。
「己」は、規則をよく守り、コツコツ努力を積み重ね、注意深いが、融通性に欠けやすい。
鈍感なところがあるが、何事も始めたら最後までやり通す。
身弱の人は、信念が乏しく方向性がブレやすいです。

【日支】「亥」性格の傾向

言葉数が少なく迷いも少ない人が多い。
人情や正義感があって自立心に富む人が多い。

【十二運】「胎」の性格

己から見て亥は「胎」にあたります。

男性の性格傾向

流行に敏感で、新しいことに興味を持ち、飛びつくところがある。
普段は無口だが、酒を呑むと饒舌となり不平が多く、永続性に欠けやすい。
幼少時は体の弱かった人も少なくない。
結婚運は安定しにくい。
セックスの傾向としては女好きの人。初物が好きで、たえず新鮮な女性を求めたがる。相手も自分も楽しめる方法を考えるテクニッシャンでもある。

女性の性格傾向

新しいことに心が動きやすく、流行に敏感。
自分勝手で愚痴が多い。
セックスへの欲求が強く、ロマンチックな雰囲気と、新鮮な快楽やテクニックを求めたがる。

「己亥」日生まれの【神殺】

日柱だけで見ると、主要な神殺はありません。

【適職】才能を活かせる仕事

※適職は命式全体、特に月支通変星で見る方がよく当たります。

己亥日生まれの人の才能と適職

真面目で堅実、誠実な人柄が活かせる職業が向いています。
人に安心感を与える仕事が似合う人です。

目標に向かって、粘り強く取り組むという長所があるため、一つの道を極める専門家として生きるのも良いでしょう。

育て支える：教師、保育士、看護師、介護士、カウンセラー、人事、総務、秘書、マネージャー
誠実さと信頼：公務員、金融関係（銀行員など）• 経理、法務、伝統工芸の職人、農業
探求心と粘り強さ：研究者、学者、技術者（エンジニアなど）• ジャーナリスト、ライター、商社、通訳、旅行関係
親しみやすさ：サービス業、販売• 企画、マーケティング、飲食関係

避けた方が無難な職業

過度な競争やノルマが厳しい営業職
変化が激しく、不安定な職種
強いリーダーシップやトップダウンが求められる職種

「土」のグループに属する職業

己の五行は「土」のため、以下も適職です。

農業、林業、園芸、鉱業、窯業、建築業、運輸、宗教全般など

恋愛傾向と理想の相性

恋愛傾向と好きなタイプ《男性》

恋愛傾向

愛情深さと独占欲⇒愛情表現が豊かで一途ですが、相手を深く大切にするあまり、独占欲が強く、束縛したくなることも。
包容力と癒し⇒穏やかで懐が深く、相手の気持ちに寄り添うのが得意。そばにいるだけで安心感を与えられる存在です。
安定志向⇒派手さよりも、お互いを尊重し、将来を見据えられるような、堅実で誠実な関係を重視します。

好きなタイプ

落ち着いた雰囲気の女性⇒一緒にいてリラックスでき、感情の波が少ない相手に安心感を覚えます。
現実的を理解できる女性⇒ 嘘がなく、地に足のついた現実に沿った対話ができる、信頼できる相手を好みます。
支えてくれる女性⇒自身の愛情の深さを理解し、優しく包み込んでくれるような包容力のある女性に惹かれます。

苦手なタイプ

気分屋の女性⇒気分屋で感情の波が大きい相手だと、精神的に疲れてしまい苦手意識を持ちやすいです。
干渉してくる女性⇒自分のペースや空間を大切にしたいので、常に監視されているような窮屈さを感じさせると苦手になります。
落ち着きのない女性⇒穏やかな関係を望むため、常に落ち着きがなく、変化ばかり求める相手とは価値観が合わず疲れてしまうことがあります。

恋愛傾向と好きなタイプ《女性》

恋愛傾向

情熱的で愛情深い⇒愛情表現は豊かで献身的ですが、感情を溜め込みやすく、時に感情的になることもあります。
包容力と癒し⇒優しく寄り添い、パートナーを温かく包み込むような、癒しを与えられるタイプです。
やや保守的⇒目まぐるしい変化より、地に足のついた安定した関係を大切にし、将来を見据えたお付き合いを好みます。

好きなタイプ

包容力のある男性⇒感情の波を理解し、優しく受け止めてくれる、ゆったりとしたペースの男性に安心感を覚えます。
誠実で堅実な男性⇒嘘がなく、将来を真剣に考える堅実な男性に信頼を寄せ、惹かれます。
愛情表現を大切にする男性⇒日々の小さな優しさや変わらない愛情を示す、穏やかなアプローチを好みます。

苦手なタイプ

配慮に欠ける男性⇒自分のことしか考えない男性、空気が読めない男性にはストレスを感じやすいです。
感情的で衝動的な男性⇒穏やかさを好むため、感情の起伏が激しく、衝動的な言動が多い人とは心地よく接するのが難しいことがあります。
支配的な男性⇒相手を尊重する姿勢があるため、一方的にコントロールしようとするような高圧的な態度には息苦しさを感じます。

理想の相性

【最高の相性】「甲寅」日生まれの男女

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。深く理解し合い、心が通じ合う関係を築けます。結婚相手としても理想的とされます。

【最悪の相性】「乙巳」「癸巳」日生まれの男女

反対に天戦地冲と呼ばれる最悪の相性です。気が合うと思っても一時的な感情で終わることが多く、ケンカや心の葛藤が起こりやすい組み合わせです。

女性は「辛未」日生まれの男性とも好相性

「辛未」の男性⇒天干同士の関係は良くないですが、実際の相性はグッドです。対等なパートナーとして尊重する方が上手くいきます。

詳しくはこちらをどうぞ。

www.happy-power-up.com

【参考】増永篤彦氏の性格分析

生まれ日鑑定で有名な方です。

＊三命方象（増永篤彦）

京都大学・大学院で心理学を専攻。臨床的性格学の研究をして、早稲田大学で教鞭を取った。主に十二運に着目して個性を分析した。

以下、引用です。

「己亥日」生まれの個性と適性《男性》

個　性

一見知性的な堅苦しさを感じさせる一面はあるが、本来温和な人柄で、やさしく繊細な神経の持ち主であり、人当たりも柔らかなほうである。

思想的にも穏健で、偏りがなく、自分の利害や人情に左右されずに、いつも客観的で冷静な判断の行き届く常識家である。

理論派であるだけに側から見ると不必要に回りくどい推論を弄んでいるように見え、単刀直入の結論やとっさの判断には間に合わないが、率直で篤実な人柄が魅力。

権威にこびず、息の長いペースをもつ大器晩成型の人物で、積極的な社交性や政治力は乏しい。

仕事への適性

仕事のとっつきや要領は悪いが、自分流のペースで何ごとも物にする万能型の選手である。

専門にかかわりなく広範囲の分野をまとめていく才腕はあるが、強いて言えば、研究肌、参謀役向きといえる。

前線の隊長として場当たり主義の作戦や、急場しのぎの役柄には不適。人の良い反面、楽天的で、ときに軽率さがみられることもあるが、独立性には乏しい。行動力のある長の副には好適。

職場の人間関係

性格的な気の弱さのため、厳しい人事管理は不向き

積極的ではないが適当に人事関係を保つタイプ。組織環境が悪いと全く能力が発揮できない。スタッフ向き。

「己亥日」生まれの個性と相性《女性》

個　性

表面はどこかとりつきにくい窮屈さを感じさせる性格だ。親しむにつれて、たんたんと媚びもへつらいもなく、飾り気のない人生を自己流に飄々(ひょうひょう)と生きている女性であることが分かる。

本来たくまざるユーモアとペーソスをもっていて、ときにひょうきん者の印象を与えることもあるが、多彩で器用で、達弁の女性である。

誰に対しても同じ距離を保っていて、人怖じせず、知的で平静で、客観的である。

ぶっきら棒の冷たい人間に見えて、情緒性は薄くても、案外駆け引きのない、落ち着いた愛情を秘めている。

もともと世間の風評や風当たりには屈託せず、伝統や習慣にも拘泥することなく、自分で考え、自分で決めた人生観と戒律を忠実に守って生きていく性格である。

一風変わった個性と常識にこだわらない独自の姿勢は、平均的な家庭婦人には向かないようだ。

環境に対する調和能力もあるが、個性を活かせる場を選ぶことが最も肝要であろう。

男性との相性

なによりも知性と教養に裏づけされた独自の個性を持って、わが道を行く、女性に優しい男性を好みます。

　　・胎・・・最高に良い相性
　　・養・・・合わないほう
　　・長生・・堅実な家庭型
　　・沐浴・・魅力的でよい
　　・冠帯・・ピントがずれる
　　・建禄・・魅力を感じない
　　・帝旺・・穏健な家庭をつくる
　　・衰・・・信頼感が持てない
　　・病・・・共感するところがない
　　・死・・・相性は良いほう
　　・墓・・・人生観が合わない
　　・絶・・・まずまずの相性