生きるということは、日々迷うこと。右に進むか、それとも左が良いか…。人生って、その連続ではないでしょうか。
「あの日あの頃、違う道に進めば良かったのに」という後悔が全くない人は、極めて少数でしょう。後悔は多いより少ない方が豊かな人生になるのは間違いありません。
四柱推命の存在意義は、「どんな人生を歩めば良い！？」を見極めることにあります。すなわち、人生の後悔を減少させることだと考えます。
＼迷う人のために運命学がある／
四柱推命による鑑定の目的
人生の地図には無数の道がある
人生には、生まれてから死ぬまでの間に無数の岐路が存在します。
振り返れば、人生という自分だけの地図が描けるはずです。
その地図がまるで迷路みたいに訳がわからなくなっていたなら…。
同じことを繰り返すことを、断易では伏吟と言って凶と読みます。
転職を繰り返す、結婚を繰り返す、など何度もやり直すことは吉ではありません。
繰り返す度に成長があればまだ良いですが、成長しないで同じことを繰り返す人が後を絶たないのもこれまた事実です。
しだいには、「また同じ失敗をしている…」と周囲は呆れ始めるでしょう
「失敗は成功の母」と言いますが、何度も繰り返すうちに確実に年齢が重なります。
できることなら、ベストの選択をしながら人生を送りたいものです。
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時間は後戻りしてくれない
人は、何度も道を探し、そして迷いながら生きてきているはずです。
しかし、人生は片道切符であって、決して逆戻りはできません。
若い頃には無数にあった人生の可能性も、中年期になると、大部分は削り取られてしまいます。
「少年よ！大志を抱け！」
これは、クラーク博士が残した有名な言葉ですね。
私は「中年よ！大志を抱け！」を否定するつもりはなく、むしろ応援したくなりますが、「少年よ！」とは明らかに雰囲気が違ってきます。
それが「老年よ！」になると、「頑張って！」と思うと同時に、「無理は禁物」とか「引き際も大事ですよ」と声を掛けたくなります。
組織において、超ベテランが第一線に居座り続ける弊害をたくさん見てきたので。
そして、最晩年に至ると、長生きするか、あるいは、そのまま死んでしまうかの二択しか道はなく、最後は、誰しもが一本の道「我が人生よ、さよなら」となります。
人間の運勢には幅がある
人間の運勢には、実際はかなりの幅があるものです。
四柱命式が寸分違わず、つまり同じの運勢のパターンをたどる人が数人いたとします。当然、全員が同じ人生にはなりません。同じ命式であっても、努力しだいで人生の結果に大きな差が出るのはその幅のためです。
つまり、四柱命式が悪く（貧命・賤命）、さらに後天運（大運）に恵まれなくても、人生の岐路に立った時、その時その場の最善の道を選び、努力していけば、世間一般の人以上に、名誉もお金もある生活を送ることも可能なはずです。
現実にそのような結果を選んでいる人はいくらでもいます。
大事なことは、自分が持って生まれた幾多もの原石のうち、どれを選んで最後まで磨き上げるかの選択だと思います。
磨いても輝かない石を何年も繰り返し磨き続ける行為は、「時間がもったいない」と考えるからです。
磨くなら、最も美しく輝くに違いない原石を自分流に磨く方が、楽しい人生が待っているはずだからです。
本質と運勢の傾向を知ることの大切さ
それだけに、できるだけ早く自分の本質や運勢の傾向性を知ることが大切です。
自分の本質を知れば、しだいに納得と自信が得られます。
自信があれば、積極的な人生を送ることができます。必要以上に何かを恐れる必要がなくなれば、自信は確信に変わるでしょう。
「自分は、この生き方で良かったのだ」と。
自分が持って生まれた宿命と運命と、そして人生の課題をなるべく早く知ること。
それが納得の人生を送る最初の一歩だと思うのです。
自分の生き方を常識の枠に閉じ込めてはいけない
人生の指針を常識に求めない
一般世間の人は、人生の指針を常識に求めようとするものです。
確かに、常識をわきまえながら生きていく方が幸せになれる人（命式）は多くいます。
しかし、常識からはみ出した生き方をした方が幸せになれる人（命式）もたくさんいるのです。
この場合の、「常識からはみ出す」とは、無頼の徒になるという意味ではありません。
「こんなふうに生きた方がいい」「こういう生き方をすべきだ」という生き方の枠に囚われず、そこから抜け出すということです。
もちろん、常識そのものは間違ったものではありません。ですが、その幅は限られ、意外と狭く、すべての人に適用できるものではありません。
常識を自分の人生の物差しにして生きても、心から納得できる人生にはならないような気がします。
四柱推命学で考える常識とは
さて、四柱推命学で考える常識は、世間一般のものとは異なります。
一般世間の目から見た常識が必ずしもその人を幸せにするものではありません。
その人個人が、最も輝き、納得できる人生。それ自体が四柱推命が示す常識です。
四柱推命の鑑定の目的は、限られた可能性の中から最善の道を選ぶためのアドバイスをすることです。
最善の道とは、命式が示している能力や思考の癖に合わせて目的地に向かう、その人専用の片道切符のことをいいます。
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＼誰だって迷い人／
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