噂話や悪口は一種の毒薬です。
話が盛りあがったり、瞬間的に気分がスカッとすることもある反面、後味の悪さが胸に去来することも。
「あんなこと、言わなければ良かった」
「私も陰口を言われているかも」
「あの人、誰かにバラしたりしないかな?」
【気をつけたいこんな人】悪口を一切言わない人
【パターン1】性格が根っこから純情・素直な人
他人の欠点や悪い面が見えない、気がつかないホンモノのお人好し
- 周囲のことが「見えない」「気づかない」。紫微斗数命盤の遷移宮が空っぽの人に多いです。
- あまりに純情・素直も度が過ぎると社会生活を送るに際して「大丈夫かな?」と心配になります。
- かつて私の同僚にもいました。本当に良い人なのですが、奥様は「旦那が純真過ぎる」と本気で心配していました。(後に書きます)
- 「水清ければ魚棲まず」の典型みたいな人。人間には多少のアクも必要かなと感じました。
【パターン2】悪口や陰口を全然言わない人
裏表がある人か、本当に純粋な人なのか、そこが重要
- 警戒心が強い人の可能性があります。
- 他人を褒めてばかりの人は、下心がある場合も。
- 帰宅すると豹変!同僚や友人の悪口の大合唱…という人も。
- 面白味がないため、深い友人関係に発展しにくいです。
- こういう人には、調子に乗って人の悪口を言わないほうが安全です。
【パターン3】自分の信念で「悪口は言わない」と決めている人
一番信頼できるのは、このタイプの人
- 悪口を肴にしなくても、会話が盛り上がります。
- 信念があり、いざという時に助けてくれます。
- 人生の苦労を知っているため、人間的強さがあります。
- マウントを取ってくるなど、くだらないことをしません。
- 本当の自信を持っている人が多いです。
- 人を喜ばせることが好きな人が多いです。
- 紫微斗数命盤の命宮に生年化禄がある人が多いです。
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【気をつけたいこんな人】噂話や人の悪口が大好きな人
【パターン1】不安やストレスの解消になる
嫌いな人の悪口は、胸のつかえが取れたような気分になります。
まるで、劇薬みたいな効果があります。
ですが、時間の経過と共に罪悪感にさいなまれることもあります。
場合によっては、内容を他者に言いふらされないか気になったりすることも…。
何にしても、人の悪口を言う時は、誰もが顔が歪むといわれます。
【パターン2】コンプレックスが解消される
「あの人よりはマシだわ!」を実感でき、その瞬間だけは劣等感が解消されます。
「自分はこんな悪口は言われないもんね!」と内心思いながら話しています。
「俺は〇〇より認められている」と感じることもできます。
つまり、嫌いな人のマウントを取ったような気分になれるわけです。
【パターン3】コミュニケーションの手段
噂話は時に他者の理解に役立ちます。
また、話が盛り上がりやすいので、コミュニケーションの潤滑油になります。
「そんな深い話を私にしてくれた」と親密度がアップする可能性も十分にあります。
「噂話は蜜の味」なのですね。
【パターン4】知りたい欲求が満たされる
人は誰でも知りたい欲求を持っています。
利害と直接関係なくても、他人の動向に興味や関心を持つのが人間の性ですね。
今はネットで、いろんな噂を知ることができる時代です。
事実無根の噂も溢れているようで、便利ですがコワい時代になったものです。
ただ、さすがに身近な人の話題はネットに登場しません。
「噂話」で知るしか方法がないわけです。
特に、人の不幸は蜜の味がするものです。
【パターン5】情報通をアピールできる
「私はこんなことも知ってるの!」
「あの人、私にだけは話してくれてるの!」
これは一種の自慢であり、他者から「情報通」と評価されたい願望です。
しかし、度が過ぎると「浅はかで信用できない人」と思われ、一気に評価が下がるので気をつけたいものです。
【パターン6】人をネタにして盛り上げたい
悪意は少ないケースですが、言われた本人にとっては我慢できない場合があります。
よほど信頼関係が強くないと危険です。
また、仲の良さをアピールしたい願望からつい言ってしまうこともあります。
言われた側の耳に比較的入りやすく、実際このケースで不仲になることが多いです。
往々にして、自分が言われると傷つく人に限って、こういう浅はかな行為に及ぶものです。
「アイツ、こういうところがあるんですよ(笑)」という軽口は、うかつに口にしないことです。
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【あとがき】気をつけたいこんな人〈噂話・陰口〉
【気をつけたいこんな人】人事と金の話が好きな人
他人の噂話が「三度の飯より好き」な人には、やはり防御が必要です。
1.2人きりになることを上手に避ける
2.信用し過ぎない、深い友人にならないように付き合う
3.人事とお金など重要な話は一切しない
【気をつけたいこんな人】噂話・陰口で気をつけるべきこと
- 他人の噂は控えめに。人格を疑われる
- 「おもしろい人だけど、大事なことは話せない」と思われてしまう
- 話が事実と違うと評価は急降下。しだいに信用を失う
- 身振りが大きい人は話を盛る傾向がある
- 一度「話を盛る人」と認識されると大事な情報が入りにくくなる
【気をつけたい?】純粋過ぎる?先輩教師の話
私の昔の同僚の話です。
天真爛漫、純粋さを極めたような人でした。
ひとかけらのズルさもなく、真っ正直な人でした。
そういう人ですから、生徒に対して「悪いものは悪い」としっかり指導します。
残念なことに、空気を読むのは苦手でした。
「今はちょっと間をおいた方が良いな」とか
「ここは加減しておこう」 などの変化球的な指導は苦手というかできませんでした。
まさに直球指導。
素晴らしい先生です。
しかし、時には感情を読み取って指導に多少の調味料を加えることが必要な場合もあります。
テストの採点も、
「一人一人の顔を思い浮かべながら〇付けをします」
と言っていました。
相当時間がかかったはずです。
部分ごとに採点する方が、正解も記憶できるため早く採点が終わります。
でも、「成長が気になるし、それが楽しみだから」。
まさに「教師の鏡」みたいな人でした。
それほど生徒思いの先生なのに、自家用車に無数の傷が付けられる事件が起こりました。
私も見せてもらいましたが、10円硬貨か何かで削ったのは明らかでした。
真面目な直球指導が反感を買っていたのかもしれません。
その先生は、日曜日に何時間もかけてタッチペンで傷跡を補修しました。
けれども、1、2か所ならまだしも数十か所に及ぶ傷です。
逆に補修跡が目立ちカッコ悪いことこの上ありません。
奥様が心配したのは、傷をつけられた事件もそうですが、 その先生が、
「やった生徒はストレスを抱えているんだろう。話してくれたら事情を聞いたのに」
と言うだけで、怒りの感情や悪口を全く口にしなかったことでした。
結局修理に出して大金を叩いたのですが、 それでも、
「罪は罪だけど、生徒は悪くない」
と言っていたそうです。
奥様が、そんな旦那さんを「純情・素直過ぎる」と心配し悩んでいたことを思い出しました。
もう30年近く前の話です。
「悪口を一切言わない人【パターン1】性格が根っこから純情・素直な人」にバッチリ該当する人でした。
★過去記事もどうぞごひいきに
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