運気は「天気」とよく似ています。
ある時点でピタッと変わることはありません。
流れる雲のように少しずつ入れ替わります。
でも、にわか雨が降るように、時にはいきなり訪れる運の悪さでズブ濡れになることも。
反対に、いきなり幸運のにわか雨が降ってくることもあります。
しかし、にわか雨的幸運は長持ちせず、時として副作用をもたらすことも。
宝くじで大金をゲットした人には、幸福を逃がした例も多いと聞いたことがあります。
大きな雲(運気)はゆっくり流れ、必ず晴れの日がやって来てくれます。
晴れの日が来て、また雨が降るという繰り返しの中で、いずれ春が到来します。
ずっと雨ばかりの天気がないように、雨だけの運が続くことはありません。
いつかちゃんと晴れの日(運)がやって来てくれます。
でも、晴れの日ばかり続きすぎると植物は育ちません。
雨の日も、晴れの日も、運の良い日も悪い日も…、様々な天気を繰り返しながら次の季節が到来します。
私たちは南極や北極に住んでいるわけではないので、暖かい日も必ずやってきます。
南極や北極のような「極寒」の運気を持っている人も本来いないわけです。
だから、悪いことがずっと続くことなく、良いこともずっと続いてはくれません。
運が弱い時期は、慎重に暮らし、運が良い時期に打って出るのが、季節に従う生き方というものでしょう。
先人達が、雨の日は家に居て、晴れた日に畑を耕してきたように。
さて、人の運は10年ごとに大きく変化し、1年ごとに少し変わります。
その変化の入れ替わる時期が、「節分」頃というわけです。
昔の人は、生活の知恵から「季節」を大切にしてきました。
人間の遺伝子には、季節と運気に従った生き方がインプットされていると私は思います。
先人の生き方のリズムが無意識の中に残っているのです。
だから、季節のイベントは無意識のリズム(運気)を整えるためにも大事にした方が良いようです。
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運は静かに変わっていきます。まるでゆっくり流れる雲のように。
実際には、夏頃から次の年の雲が近づいてきます。
今年の雲(運気)と来年の雲(運気)が混じり始め、節分頃に去年の雲(運気)が雲散霧消するようです。
鬼(古い運)は外、福(新しい運)は内
先人達の知恵には敬服するばかりです。
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