「世の中に強い男は存在しない」と言われます。
強そうに見えても心は繊細な人が圧倒的に多いのが男性の本質です。
男性は特に言葉から受けるダメージにとても弱いようです。
平気なフリをしても、繊細なハートには言葉のトゲがグサッと刺さっていて、帰宅してからクヨクヨ悩んだりするものです。
女性の皆さん、意中の人の心をつかみたければ、次の5つの言葉は絶対に口にしないようにしましょうね。
- 男性にダメージを与える言葉ワースト1「男のくせに…」
- 男性にダメージを与える言葉ワースト2「私と仕事、どっちが大事なの?」
- 男性にダメージを与える言葉ワースト3「うちの親はスゴいの!」
- ダメージを与える行動〈番外〉歩くスピードを合わせない
- 男性にダメージを与える言葉ワースト4自己否定の言葉が多い
- 男性にダメージを与える言葉ワースト5「友だち、今度結婚するの」
- 男性にダメージを与える言動〈番外〉つまらなそうにする
- あとがき
男性にダメージを与える言葉ワースト1「男のくせに…」
自分はダメ男と思われている…と落ち込む
理想の男性像をイメージしている女性が口にしやすい言葉です。
言われた男性は、
- 体力的にひ弱と思われている…
- 心が弱いと思われている…
- 優柔不断と思われている…
- 決断力がなくリードできない男と思われている…
- ナヨナヨしてると思われている
はたまた、
- 夜の生活のことかな?
などと、悩みのループに入り込んでしまいます。
言われた男性は、
「そう思われないようにしなきゃ!」と考えて、会うたびに無理に頑張り始めます。
すると、だんだん会うことが負担になり楽しくなくなってくることもありえます。
うわっ、そうなったら、かなり深刻です。
もし、うっかり口にしてしまったら、
「でも、そういう〇〇くんがいいの!」
と付け加えるか、
すぐに、持ち上げて自信を取り戻してあげる、
などの対処をしましょう。

男性にダメージを与える言葉ワースト2「私と仕事、どっちが大事なの?」
男にとって仕事と恋愛は別枠のもの
仲良くなるとつい口から出る言葉です。
「仕事」「稼ぎ」「出世」が第一という意識が男性にはまだ根強くあります。
「デキる男」と思われたくて仕方がないのが男の性といえます。
- この女性と結婚したら、仕事に集中できなくなるかも…
- 俺に「デキる男」になって欲しいと思わないのか?
- マイホームパパになってしまうかも…
などと考えてしまいます。
仕事の大変さと理解してくれない女性と思い込んで、気持ちが離れてしまうこともあります。
「私のために頑張っている!?」と逆転の発想を!
大事な仕事の時期にあるようだったら、
- 「心の中で応援してるよ」
- 「今は仕事に集中して!」
という姿勢を見せましょう。
男性は、仕事ができて始めて女性を支えることができると思っています。。
「まずは仕事」の意識が女性が思うより強いわけです。
また、男性は女性と比べると、同時進行で何かをすることが苦手といわれます。
仕事と恋愛の完全な両立は、忙しい時期の男性にはけっこう難しいのです。
女性にとってはもどかしく感じるかもしれませんが。
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男性にダメージを与える言葉ワースト3「うちの親はスゴいの!」
お互いの親の比較につながる発言はしないこと
これは男女両方にいえることですが、よほど親と険悪な関係にある場合を除いて、「自分の親を大事にして欲しい」と思っています。
ですから、あまりにも自分の親をベタボメしすぎると、男性は次のことを心配します。
- 結婚しても実家に帰りがちになるのでは?
- 老後は実家の親の介護に偏るのでは?
- 俺の親と比較されたら困るな…
- 俺の親はそんなに立派でないんだよな…
- 俺の親とうまくやれるのだろうか?
今は、少子化により一人っ子も増えています。これからは長男・長女の比率が高くなるでしょう。すべての人が、親の老後の責任を肩に背負う時代になりそうです。
「自分の親とうまくやって欲しいな」と考える人がもっと増えると思われます。
だから、自分の親ばかりをホメていたら、ちょっと不安になるものです。
男女共、相手の親をホメる気くばりを
嫁と姑は、ずっと昔から良い関係になることは極めてまれです。
私の母も祖母と同居して最期を看取りました。
しかし、祖母は明治の人らしく頑固な性格のため、母は相当に苦労していました。
祖母の口癖?のほんの一端を書いてみます。
- 「〇〇さん、こんなにおかずいらない!もったいないでしょ。」
- 「私は、それ食べないから」
- 「どうしてコーラを冷蔵庫に入れておくの!体に悪いじゃない!」
- 「先週も筋子食べたよね?コレステロール溜まるんだよ。」
敬老の日に、食事しやすいようにと小さな座椅子を母が祖母にプレゼントしました。
「こんなのいらない」
と言って、とうとう一度も座りませんでした。
どんなおかずかというと、大したものではありませんでした…。
昭和の人は、長男の親と同居することが多かったですね。
お嫁さんは大変だったと思います。
母は、義母の最期を看取って間もなく実母の介護に回ることになりました。
介護が連続しましたから「疲れた…」と言っていましたね。
男性が親をホメすぎたら…マザコンを疑われる…かも
男性は特に、自分の母親をホメすぎないことが肝心です。
彼女が嫉妬を感じるほど母親をホメることは極力避けるべきです。
- この人、私よりも母親を大切にする人?
- 親から自立してないの?
と勘ぐられないように、言動には気を付けた方が良いでしょう。
ダメージを与える行動〈番外〉歩くスピードを合わせない
シンクロニー現象(同調効果)を意識する
知らないうちに、しゃべり方やしぐさが似てくることを「シンクロニー現象」といいます。
職場などで、「あの人、〇〇さんに口調が似てきたな」と感じたら、その人は〇〇さんを尊敬している可能性が高いです。
私の職場にもいました。語尾の抑揚が似てきたので、
「〇〇さんを尊敬してる?」と聞きました。
すると、「よくわかりますね。どうしてわかるんですか?」
と不思議がられたので、「シンクロニー現象」のことを教えました。
〇〇さんを、仕事の上でも人格的にも尊敬し、慕っていたようです。
このように「シンクロニー現象」は、見ていると大変わかりやすくて便利です。
わかりやすい記事を見つけました。貼っておきます。
「シンクロニー現象」が起きたら二人は相思相愛!? (2019年5月6日) - エキサイトニュース
ミラーリングをすると親近感を持たれやすい
「シンクロニー現象」を自ら作り出すことを「ミラーリング」といいます。
相手の話し方やしぐさを鏡(ミラー)のようにさりげなくマネると、親近感を持たれやすいわけです。
心理カウンセラーが、相談者の心を開かせるためによく使う方法の一つです。
私も生徒の悩み相談などで大いに活用しました。
相手の気持ちを確かめる方法「一緒に歩いてみる」
デート中に、歩く速度に差がないかさりげなく観察しましょう。
歩調が同じ、あるいは合わせてくるなら2人の関係は大丈夫です。
歩調が合わなかったら、心も離れつつある可能性が高いです。
この方法は、簡単に実行できるので大変便利です。
男性にダメージを与える言葉ワースト4自己否定の言葉が多い
「私って…(ネガティブワード)」は言い訳と依存心から出る言葉
たとえば、「私って素直じゃないし…」と言えば、
彼は「そんなことないよ」と言ってくれるはずです。
しかし、毎回のフォローは疲れます。そのうち、
- またかよ…
- ネガティブすぎてついて行けない…
- 一緒に家庭を持っても暗くなりそう…
- フォローに飽きた…
- かまって欲しいチャンなの?
- 依存心強すぎ!
- 言い訳がましい…
と考えるようになります。
男性の気持ちも暗くなって腰が引けてしまいます。
- 「私って何をやってもダメだし…」
- 「私の話はつまんないし…」
- 「私って性格暗いし…」
だんだん男性もめんどくさくなって、「ああ、そうだよ」と言いたくなるかもしれません。
口癖になりやすい言葉なので、気をつけると良いですね。
明るい未来をイメージできる言葉を発する!
彼は、あなたとの明るい未来が想像できる言葉が欲しいのです。
反対に、どうしてもお別れしたいときには、「暗い話をたくさんする」というのがお決まりのパターンです。
もし、彼の会話に暗い話題が増えてきたなら、別れたがっているのか可能性も否定できません。
- 左遷されそうだ
- 全然仕事ができないから転職するかも
- 親の介護が大変になる
- 親に借金がある
- 車のローンが半端ない
- 兄貴から金の無心を頼まれている。兄貴は失業した
- もともとギャンブルが大好きなんだ
- 酒癖悪くてね
- 昔から親友ができない性格なんだよ
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男性にダメージを与える言葉ワースト5「友だち、今度結婚するの」
「彼女、結婚することになったみたい…」はプレッシャー
友だちの結婚話をしばしば口にすると、彼に結婚のプレッシャーを与えます。
2人の結婚が決まってない段階で友達の結婚話を頻繁に聞かされるのは、結婚を催促されているように感じてしまう場合があるからです。
あまり言い過ぎると…最悪のパターンも
気の弱い男性だったらプレッシャーに耐えかねて、「君の人生を傷つけたくないから」と早々に「サヨナラ」を言ってくることもありえます。
草食性男子が増えていますからね。
昔、ピンクレディーが「男は狼なのよ、気をつけなさい」と歌っていましたが、狼は減り、羊か山羊が増えているようです。
それでも、「あなたは草食性ね」とは言わない方が良いですよ。
男性にダメージを与える言動〈番外〉つまらなそうにする
俺と話しても楽しくないんだ…と自信を失っていく
つまらない顔、暗い顔、「疲れた」の言葉が多いと、
- 俺とデート(会話)をしていても楽しくないのか…
- 俺と話しても元気にならないのか…
- もともと愚痴が多い人かも…
- 早く家に帰りたいのかもしれない…
- 何か疲れさせるようなことをしたのかな…
- 会話が盛り上がらないのかな…
- やっぱり性格が合わないのかも…
など、いろいろと想像しているはずです。
何度重なると、だんだん心が離れていくでしょう。憂鬱な感情はてきめんに伝染するものだからです。
しっかり理由を言うことが大切
「昨日、先輩からイヤなことを言われて気持ちが落ちている。今日はごめんね。」と理由を言えば、納得して心配してくれます。
男は理屈を重んじるので、疲れる理由を知ればひとまず安心します。
また、時計を見る、遠くばかり見るなどにも気をつけた方が良いでしょう。
あとがき
ね?男性はナイーブですよね?
そう、ほとんどの男性はナイーブなのです。カッコつけたいのです。
NGワードがダメなのは、「あなた、カッコ悪いよ」と同義になるからです。
また、男性は「仕事以外の悩みは極力減らしたい」と思いながら生活しています。
女性の立場からすると「何て身勝手な!」と思うかもしれません。しかし、それが実情です。
家庭を持ったら女性の方が大変なんですけどね。
家事には、昇給も昇進もボーナスもありませんから。
家事は「できて当たり前」と思われがちです。本当にお気の毒だと思います。
でも、男性は思った以上に繊細で傷つきやすいのです。
それだけは確かです、そのくせプライドはあるので、言葉には気をつけましょう。
依存心が強い、我が強い、優柔不断など目に見えない性格は、四柱推命や紫微斗数で正しくわかります。
しっかりした鑑定を行なえば、発言や態度よりもっとハッキリ正確に見抜けます。
命術は心理学よりも歴史が古く、さらに速く、鋭く洞察できます。隠している本性も見えてしまうから不思議です。
先人たちが残したせっかくの叡智を、人生に生かさないのはもったいないことだと私は思っています。
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