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口癖一覧でわかる性格と心理傾向「みたいな・とにかく・一応」を使う理由

人によって様々ですが、よく使われる口癖をタイプ別にまとめてみました。ご自身の口癖や、周りの人の口癖を思い浮かべながら見てみるとおもしろいかもしれません。

「いちおう」「とりあえず」「とにかく」「つまり」「要するに」「~みたいな」「なにげに」など、その人の口癖から性格傾向や心理状態がわかります。

 

ビジネスマンのイラスト

口癖から性格と心理傾向がわかる

\セルフケアに役立つ学びをしたい方にお勧め!/

口癖のタイプ別一覧

相づちや返事でよく使う口癖

会話のテンポを作ったり、相手の話を聞いていることを示したりする際によく使われます。

  • なるほど
  • たしかに
  • へえ〜、そうなんだ
  • はいはい / うんうん

 

話し始めにつける口癖

話の内容を整理したり、前置きとして使われたりすることが多い言葉です。

  • なんか〜
  • ていうか / というか
  • 要するに / つまり
  • 逆に
  • 正直 / ぶっちゃけ
  • とりあえず
  • えーっと / あのー

 

文の終わりにつける口癖

断定を避けたり、表現を和らげたりするニュアンスで使われることが多いです。

  • 〜みたいな / 〜的な
  • 〜かもしれない
  • 〜と思う
  • 〜じゃないですか
  • (笑)

 

自分を評価するような口癖

無意識のうちに自分を下げてしまったり、逆に肯定したりする言葉です。

  • すみません / ごめんなさい(謝罪以外の場面で多用する場合)
  • でも / だって
  • どうせ私なんて
  • 自分的には

 

物事を評価・断定する口癖

自分の意見を強調したり、物事を判断したりする際に使われます。

  • 絶対〜
  • 普通は〜 / 常識的に考えて〜
  • すごい / めっちゃ / やばい

 

口癖から見える(かもしれない)心理

口癖は、その人の思考のクセや心理状態を反映していることがある、と言われています。一般的な傾向として以下のようなものが挙げられます。

「すみません」が口癖の人

 相手への配慮が深い一方で、自己肯定感が少し低い傾向があるかもしれません。事を荒立てたくないという気持ちの表れでもあります。

 

「要するに」「つまり」が口癖の人

物事を整理して結論を急ぎたい、効率を重視するタイプかもしれません。話をまとめ、主導権を握りたいという気持ちが隠れていることも。

 

「なんか」「〜みたいな」が口癖の人

断定を避けて、表現を柔らかくしたいという気持ちの表れです。自信のなさからくる場合と、相手に優しい印象を与えたい場合の両方が考えられます。

 

「でも」「だって」が口癖の人

相手の意見に対して、まず自分の意見や言い分を主張したいという気持ちがあるかもしれません。ちょっぴり頑固な一面も?

ご自身の口癖に気づくと、自分の考え方のクセを発見するきっかけになるかもしれませんね。


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【言葉でわかる性格傾向】いちおう・とりあえず

自分の弱点を相手に隠す防御反応

  • 「これ、知ってる?」と聞かれて、「いちおう知ってます」
  • いちおう時間外なので、別の日の受付になりますが…」
  • とりあえず不具合は直しておきました」

いちおう」「とりあえず」を前置きされると、軽い違和感を覚えますよね。

「え?いちおうなの?」「は?とりあえず?」と突っ込みたくなるというものです。

「いちおう」「とりあえず」を頻繁に使うのは、自信が持てない場合が多いようです。

心理的には自分の弱点を相手に隠そうとする防御反応と見ることができます。

 

自分の考えを曲げない頑固者

意図的に「いちおう」「とりあえず」を使用する場合もあります。

例えば、上司から仕事を頼まれ、本当はやりたくない気持ちを伝えようとして、

  • いちおうやっておきます」
  • とりあえずやります」

こちらは、自分の考えを曲げない頑固な性格、人から指示をされるのを嫌う人です。

 

完璧主義者は「いちおう」が好き

  • 人の意見には、「いちおう、それでいいんじゃないかな」
  • 自分の仕事には、「今日の結論は、いちおうこんなところで」

妥協を許さないタイプのため、「いちおう」付きにして逃げ道を用意しておくのです。

  • デキる私が6割の力でやった仕事です!
  • もし不十分のデキでも全力でやったわけではありません!
  • だから失敗しても評価を下げないでください!

そのため、「いちおう」を添えて「本当はもっとデキるけど…」と余韻を残したいのです。

完璧主義者なりの防御反応です。

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【言葉でわかる性格傾向】とにかく・つまり・要するに

理屈っぽくプライドが高い

「ま、とにかくそれでいこうじゃないか」と「とにかく」が好きな人もたまにいます。

豪快そうに見えても、理屈っぽく納得がいかないと行動に移せない傾向があります。

プライドが高く、扱いにくいところがあるタイプです。

また、「とにかく」は早くその場を終わらせたいために使う言葉で、じっくり相手の話を聞くタイプではありません。

相手よりも自分の方が賢いと思っている人も時々使います。

 

「とにかく」は「まとめワード」

まとめワードを頻繁に使う人はハッキリ言ってモテません。

評論文では「前文までの内容を要点にまとめますよ!」を意味するワードなので、現代文の試験には便利です。

しかし、会話で使うと、

「君の話をまとめると〇〇になるよね」=「もうこの話題は終わりにするよ」

と話を切り上げる作用に働きます。

頻繁に使われると何だかイヤな気分になりますよね。

「君の話はわかりにくいからボクがまとめてあげるよ」とも聞こえてしまいます。

何度も話を切り上げられたら、「私の話、つまらないんだ」と感じ会話が楽しくなくなってしまいます。

つまりはつまらない時に出てくる語」と思えば良いでしょう。つまらない洒落ですみません。

会話でよく使われるまとめワードには次のものがあります。

  1. つまり
  2. 要するに
  3. いわゆる
  4. もちろん
  5. 確かに
  6. すなわち

4と5は特に注意が必要です。

もちろん君が言いたいこともわかるよ。でも…」

確かに君の主張は理解できる。しかし、…」

と往々にして否定とワンセットになるからです。

 

このように、文章読解にまとめワードは便利です。

しかし、会話で何度も使われると残念ワードになってしまいます。

 

【言葉でわかる性格傾向】あいまいな表現で自己防衛

「~みたいな」「~っぽい」「~っていうか」「~ふうに」

平成初期に流行りましたが、「みたいな」を語尾につける人が多いです。

「あ!あの店に行ってみたい、みたいな」

この言葉の裏にあるのは、

  • はっきりモノをいって嫌われたくない
  • 波風を立てたくない

という自己防御的な心理が隠されています。

 

女性のイラスト

曖昧な表現⇒逃げ道を残しておく効果
  • 「ねえ、これ知ってる?〇〇みたいな
  • 「じゃあ、別れる? みたいな
  • 「ちょっとお茶しようか?みたいな

と意味不明に「みたいな」を語尾につける人も。

あいまい系の言葉としては他にも、

  • 女の子なら「っぽい」「って感じ」
  • 男性なら、「っていうか」や「逆に」

などがあります。

 

「なんか」「なにげに」「ある意味」「わりと」

  • なんか、行くのやめたくない?」
  • なんか、もう見たくない」
  • なんかさあ、もう帰りたいよね」

上のいずれも「なんか」は必要ありませんよね。

  • なにげに、行くのやめたくない?」
  • なにげに、もう見たくない」
  • なにげに、もう帰りたいよね」


「なんか」「なにげに」=「何か」「何だか」「なぜか」

こうした言葉を多用する人には、話をあいまいに濁そうとする意図があります。

  • 相手の反応が気になるのでお茶を濁したい
  • 否定されたときの逃げ道をつくっておきたい

という気持ちがあります。

否定されても「あ、そうか」と前言撤回できる準備を無意識にしているわけです。

 

問い詰めない方が得策

こういう言葉を使いたがる人たちは、

  • 自己主張が苦手(なるべく相手に合わせよう)
  • 争いごとを避けたい(優しい人が多い)
  • 人付き合いを円滑に進めたい(人の気持ちを気にする人が多い)

と思っている傾向があります。

こういう人に強く決断を求めると萎縮してしまいます。

さりげなく確認してあげたり、方向性を示してあげるとよいでしょう。

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まとめ【言葉でわかる性格傾向】一応・とにかく・~みたいな・要するに

いちおう」「とりあえず」を多く使う人

  1. 自己防衛
  2. プチ反抗
  3. 完璧主義

 

とにかく」を多く使う人

  1. プライドが高い
  2. 理屈っぽい
  3. 早く話を終わらせたい

 

「〇〇みたいな」「なにげに〇〇」「なんか〇〇」「ある意味〇〇」「〇〇っぽい」「〇〇って感じ」「わりと〇〇」を多く使う人

  1. あいまいな表現で具体的な意思表示を避けたい
  2. 「いい人」を演出したい
  3. 損得でものを考える人が多い
  4. 自分の考えに自信がないため八方美人になりがち
  5. 状況しだいで立場を変える傾向あり


それから、不自然に方言を多用する人もいます。

本当の自分を方言で隠す効果があります。

作られたキャラクターの中にいる安心感があるのですね。いわば、キャラクターの防護服です。

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