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【四柱推命・男女の相性】日干〈丁〉の人「穏やかで思慮深い情熱家」

「彼(彼女)との相性を知る」日干同士の関係で見る簡単な方法の第6弾。

今回は、温厚で思慮深い情熱家「」の人の相性をさらっと書きます。

人間には誰しも一長一短があります。

思慮深さは疑い深さも意味しますし、こういう人を本気で怒らせると関係の修復は簡単ではありません。

ただ、人間の内面は複雑で様々な要素が絡むため、十干だけで性格を決めるのは乱暴というもので、この記事も天干の関係だけの言及です。

半分はエンタメ、半分は参考」程度に読んでみてください。

たき火のイラスト

丁=たき火・灯火「静かに燃える人工の火」

【四柱推命】日干〈丁〉の人の基本性質

丁=灯火、たき火、ロウソクの火

  • ふだんは温厚で物静か。
  • 神経質な人が多く、意外にせっかち。
  • 周囲への気くばりを欠かさない。
  • 冷静だが、一度怒ると激しい。(身旺の場合)
  • 風に影響されやすいため、お天気屋さんが多い。

簡単に書くと、上のように言われることが多いです。

自分とお相手の「十干」をご存じない方は、こちらからわかります。

 

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【四柱推命】日干〈丁〉の人「十干との相性」

【甲】と【丁】

丁(たき火)・甲(薪)

青竜転光(せいりゅうてんこう)」奇門遁甲〈吉〉

木は薪となって火を育てます。「木生火」の良い関係です。

丁は甲がないと燃えることができません。

そのため、どうしても甲に甘えがちになります。

強い丁と弱い甲の関係は、木が燃え尽きやすいので要注意です。

「あの人と一緒にいたら疲れちゃう」となってしまいます。

反対に、強すぎる木は火を潰してしまいます。

小さな火に薪を重ねすぎると、火は消えてしまうからです。

 

付き合い方のコツ

「甲から丁への愛情が一方通行にならないように気をつける」

「丁はギブアンドテイクの精神で」

 

【乙】と【丁】

丁(たき火)・乙(草花・柴)

焼田種作(しょうでんしゅさく)」奇門遁甲〈吉〉

枯れた草花は、一気に火力を強くします。

丁には居心地が良い関係になりやすいです。

「木生火」ですが、丁は燃えすぎに注意です。

乙は甲よりも早く燃え尽きてしまうからです。

いくら相性が良くても、一気に燃えると残るのは「灰」だけです。

乙は基本的に優しいですが、嫌なことはなかなか忘れません。

丁は乙に寄り掛かりたくなりますが、甘えをセーブすることが長続きのコツといえます。

 

付き合い方のコツ

「乙は繊細。優しさに甘えすぎないこと」

「乙は甲ほどタフでないので依存しすぎない」

我が家の花畑

我が家の乙たち。秋の気配を感じながら咲いている?

 

【丙】と【丁】

丁(灯火)・丙(太陽)

嫦娥奔月(じょうがほんげつ)」奇門遁甲〈凶〉

同じ「火」なので感覚的に合うところがあります。

とはいえ異質の火です。

リードするのは丙です。しかし、丙が強引すぎると丁に反発心が生まれます。

また、灼熱の太陽は、灯火の存在を目立たなくします。

お互いに熱くなりすぎないことが大切です。

 

付き合い方のコツ

「丙にリードしてもらいましょう(丁は見えない綱で丙を上手にコントロール)」

「異質の火。お互いの価値観の相違を認め合うこと」

 

【丁】と【丁】

丁(灯火)・丁(灯火)

両火成炎(りょうかせいえん)」奇門遁甲〈吉〉

感覚が似た者同士の関係になります。

一緒に行動すると楽しさが倍増します。

でも、ツラいときには悲しさも倍増することになります。

太陽が2つあると大変なことになりますが、灯火は1本よりも、数本ある方が見栄えがよいです。

一蓮托生の相性の良さがあります。

しかしながら、新しい何かを生み出すパワーはありません。

 

付き合い方のコツ

「時には違う十干の友人も遊びに交えてフレッシュ感を注入する」

「ベッタリの関係になりすぎないこと(いくら何でも飽きがきます)」

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【戊】と【丁】

丁(灯火)・戊(炉)

有火有炉(ゆうかゆうろ)」奇門遁甲〈吉〉

この場合、戊を「炉」として見ます。

炉は火を守ります。丁にとって一番安心できる相手です。

だからといって、戊が「俺が守ってやっているんだ」と調子に乗りすぎると丁はだんだんツラくなります。

また、京都の「大文字の送り火」のように、戊を山とみても丁とのコンビはお似合いです。

丁が調子に乗り過ぎると、今度は山火事になるので注意です。

どんなに相性がよくても、羽目を外すと破滅に向かうのは世の常ですね。

 

付き合い方のコツ

「最低限の気くばりを忘れなければ大丈夫」

「外からの邪魔や妨害がない限り上手くいくでしょう」

 

【己】と【丁】

丁(灯火)・己(仮の炉)

星堕勾陳(せいだこうちん)」奇門遁甲〈凶〉

戊と違って、己は湿土です。

湿り気があるため、丁は存分に燃え盛ることができません。

何となくシックリこない関係になりやすいです。

お互いに遠慮が抜けず、良さを出し切れません。

思いやりのキープが長持ちの秘訣です。

 

付き合い方のコツ

「お互いを理解する努力を怠らないこと」

「言葉の掛け合いを大切に(以心伝心となりにくいので)」

 

【庚】と【丁】

丁(灯火)・庚(鉄・金属)

火錬真金(かれんしんきん)」奇門遁甲〈吉〉

丁は熱で金属を整えます。「火剋金」の関係です。

丙(太陽)は鉄をグニャグニャの役立たずにしますが、丁はほどよく熱します。

鍛冶屋さんは、熱で金属を有用な刀に仕上げます。

その時に活躍するのが丁火です。

強い庚も丁には従順になりやすく、とてもよい相性と言えるでしょう。

ただ、これも熱しすぎには注意です。

ちなみに四柱命式では、日干「庚」の人とって丁(正官)の有無は運命を大きく左右します。

 

付き合い方のコツ

「ほどほどの関係が理想」

「お互いに干渉し過ぎないこと。ほどほどを忘れない」

鍛冶屋さんのイラスト

庚は丁には従順になる

 

【辛】と【丁】

丁(灯火)・辛(月・宝石)

焼毀珠玉(しょうきしゅぎょく)」奇門遁甲〈凶〉

庚と同じ「火剋金」ですが、こちらは本当に剋してしまいます。

宝石は焼かれると真っ黒になり使い物にならなくなります。

最悪の場合は割れてしまいます。

庚と違って「熱で形を作ってほしい」とは思いません。

繊細な辛は、熱すぎる丁を見ると身の危険を感じ逃げ出したくなります。

遠くから柔らかい光で照らしてあげる関係がベターです。

 

付き合い方のコツ

「辛は繊細。ズカズカ踏み込まれると後ずさりする」

「距離の保ち方が重要。ちょっと遠慮がちくらいがちょうど良い」

 

【壬】と【丁】

丁(灯火)・壬(湖沼)

星奇得使(せいきとくし)」奇門遁甲〈吉〉

丁壬干合の関係です。

湖岸にキャンプファイヤーはよく似合います。

湖と花火も絶好の関係です。

湖面に映る花火は、両者の美しさを何倍にも引き立てます。

丙が丁を寛容に包み込む関係が続けば、幸せな2人になれるでしょう。

ただし、壬が水をぶっかける(激怒する)と丁は蒸発を怖れて激しく抵抗します。

喧嘩が起こるのは、往々にしてそういう場面です。

 

付き合い方のコツ

「お互いがお互いを幸せにできる関係」

「別れたくても腐れ縁になりやすい」

花火と湖のイラスト

湖面に映る花火は夏の風物詩。今年も夏が終わり…。

 

【癸】と【丁】

丁(ロウソクの火)・癸(雨・雲)

朱雀投江(すざくとうこう)」奇門遁甲〈凶〉

ロウソクの火に雨が降る関係といえば、説明は不要でしょう。

お盆のお墓参りでも、雨が降るとロウソクの火は消えてしまいます。

なかなか難しい相性です。

癸が最大限の優しさを維持しないと長持ちしないでしょう。

癸もいずれ気疲れし、丁も傷ついてしまう結果になりやすい微妙な関係です。

 

付き合い方のコツ

「気持ちがすれ違う関係になりやすい」

「趣味など共感できる場面を多く作ること」

 

「丁」の相性ランキング

※あくまでエンターテインメントとしてお考えください。

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【四柱推命】日干「丁」(丁日生まれ)の人の傾向

箇条書きにしてみます。

  1. 落ち着きがある
  2. 穏和
  3. 感受性豊か
  4. 繊細で神経質
  5. カンがいい
  6. 集中力がある
  7. 悩みやすい
  8. 陽気さはある
  9. 慎重、用意周到・計画的
  10. 熱しやすく冷めやすい
  11. 好きと嫌いとがハッキリする
  12. 群れるのは好きでない
  13. 礼儀を重んじる
  14. あきらめない
  15. 物腰が柔らかく上品
  16. 気が変わりやすい
  17. 夢を追い求める

矛盾した点が少なくないことに気がつきましたか?

わかるようでわかりにくい人、それが「丁」の人です。

でも、わかるようでわからない性格に惹かれる人は意外に多くいます。


式場まで予約した結婚を突然破棄した知人も「丁」の人でした。

あの突然の婚約破棄には女性の家族も驚愕し、当然のごとく激怒していました。

「何を考えているのか全然わからない。そんな人とは思わなかった」と。

婚約を一方的に破棄された娘さんも、「全然理由がわからない」と泣きじゃくっていました。

「失礼なことをした覚えは何もない」

「理由を聞いても、『考えが変わった。ごめんね』を繰り返すばかり。全然納得できない」
 
最終的にはお相手のお母さんも「そんな人と結婚しなくてよかった」 と娘を慰めていたようです。


「丁の男性だから」と単純にまとめるつもりはありませんが、さもありなんという気もします。 

とにかく熱しやすく冷めやすい性格なのです。

身旺の「丁」は、勝気ですから言い出したら逆風にも立ち向かいます。

この男性は、やや身旺の人です。

迷いに迷った末に「えい!」と思い切ったのでしょう。

身弱の「丁」なら、気持ちの切り替えが苦手なので、愛情が冷めても破棄する決断はできなかったように思います。

そして結婚してから、いつまでも後悔の念を引きずるのです。


今は、どちらも別の人と結婚し、お子さんにも恵まれ幸せに暮らしています。

当時は、その男性を悪く言う人はもちろん複数いました。

本人も、全方位から批判を受けることは覚悟していたはずです。

結果論として、男性の決断が正しかったと断言して良いのか…、それは私もわかりません。

そもそも相性が良かったのか悪かったのか、女性の生年月日を私は知らないのです。

ちなみに男性の命式ですが、格には入りませんが正偏財が交集しています。

浮気に注意の人となります。ふだんは真面目で実直な人だと付け加えておきます。

 

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