私は自分の運転する車の吉凶よりも、息子が乗る自転車の吉凶のほうがよっぽど気になります。
それからスキーも。スキーの怪我や事故も多いですから。
でも、自転車やスキーの購入日鑑定なんかしません(^_^)。ほとんど意味がないからです。
その日一日の運勢を気にしすぎるのは逆に有害です。何事も気にしすぎはよくありません。
しかしながら、日の吉凶を喧伝する情報も多く、困惑する人も少なくないようです。
今日は、四柱推命の視点から吉日について書いてみます。
【四柱推命・よい日(吉日)】基本は四柱命式
【四柱推命・よい日(吉日)】〈その1〉命式の喜神にあたる日
〈例〉身旺の傷官格の人
⇒ 喜神は「財星」 ⇒ 「財の日」が吉日
となります。
だいたいは、ひと月のうち吉日は6日ほどになります。
※「6日」⇒通変星は10日で一巡のため
しかし、その中でダメな日があります。それは、
その日の地支が、日支か歳運の地支と
- 刑冲になる日
- 空亡にあたる日
は、吉にはなりません。
とすると、吉日は1か月に2、3日になります。
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【四柱推命・よい日(吉日)】〈その2〉天乙貴人が臨む日
古法でいう「天乙貴人」が臨む日
◇天乙貴人(天の紫微宮にまします天一至尊の神)
- 天乙貴人は、月・日・時にあることを重くみます。
- 主人は聡明知恵の人にして人の助けを得やすく、凶事に逢って吉と化す徳があります。
- 特に日貴日(にっきび) 生まれのものは、一生清高にして合に逢うことを喜び、刑冲破害に逢えば吉は働きません。
- 天乙貴人には下表のように、陽貴人と陰貴人の2種が法によって区別されています。
- 陽貴人は陽季節の生まれ、陰貴人は陰季節の生まれ、であれば貴人特有の性能がいっそうよく発揮され、その反対は天乙緩慢と称して効能が薄いです。
※日貴(にっき)
日干から日支をみて、天乙貴人となること。
「丁亥日、丁酉日、癸巳日、癸卯日」の四干支は皆日支に天乙貴人がつくので、これら4日の生まれを「日貴日生まれ」といいます。
以上、参考『四柱推命学事典』亀石厓風著
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【まとめ】四柱推命からの「良い日・吉日」
以上〈その1〉〈その2〉が、四柱推命の観点からの吉日になります。
繰り返しますが、本来はあまり気にしなくてもよいのです。
- 移転の時は夫の吉日を重んじます
- 大安・仏滅などは関係ないとします
車の購入日を吉凶で選ぶのは論拠に乏しいです。
そこまで気にしていては何もできません。
衣服や靴を買う日まで選びますか?
子どもの自転車を買う日まで気にしますか?
本当は、我が子の安全こそ一番大切なはずです。
子どものスキーやボードのほうが、自動車よりも危険が多いでしょう。
吉日を気にするのは、せいぜい、
移転日(引越し)、開業・開店日、入籍日
くらいにとどめておくべきでしょう。
友人から「住宅購入の吉日を教えてほしい」お願いされることがありますが、
「まず売主と銀行、それから不動産屋との都合が第一だろう。
それぞれ皆さん忙しいんだから、吉日だからと振り回すほうが常識ないよ」
と答えています 。
四柱推命では、大運(10年ごとの運)・歳運(1年運)を重要視します。
1日ごとの運勢で一喜一憂するのは生産的ではありません。
「命式 ⇒ 大運 ⇒ 歳運 ⇒ 月運 ⇒ 日運」
の順番に作用が小さくなります。
一番作用が小さいものに対して、クヨクヨ悩んだり大金を叩いたりする方がもったいないです。
運気向上は、楽しみながらするもので、気にしすぎは逆に運気を下げるものです。
※「四柱推命」の視点から書きました。「気学」の見方とは異なるのでご留意ください。
開運法について書きました。
人生を豊かに生きる第一歩は「自分を知ること」。
四柱推命からのラッキカラーをまとめました。
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