「今日は何だか運がいい」「今日はツキがない」など感じることはないですか?
吉日も厄日も多くの種類があります。
ただし、気にしすぎはよくないです。
一番良くないのは、「どうせ今日はダメな日だから」と自己暗示にかかってしまうことです。
【四柱推命の吉日】基本は四柱命式
【四柱推命の吉日】命式の喜神にあたる日
〈例〉身旺の傷官格の人
⇒喜神は「財星」⇒「財の日」が吉日
だいたいは、ひと月のうち吉日は6日ほどあります。
※「6日」⇒通変星は10日で一巡のため
しかし、その中でダメな日があります。それは、
その日の地支が、日支か歳運の地支と
- 刑冲になる日
- 空亡にあたる日
は、吉にはなりません。
そうすると、「6日-3日または4日=3日または2日」で吉日は1か月に2、3日になります。
【四柱推命の吉日】天乙貴人が臨む日
古法でいう天乙貴人が臨む日
◇天乙貴人(天の紫微宮にまします天=至尊の神)
- 天乙貴人は、月・日・時にあることを重くみる(年は軽い)
- 人の助けを得やすく、凶事に逢って吉と化す徳がある
- 特に日貴日(にっきび)生まれの者は、一生清高にして合に逢うことを喜び、刑冲破害に逢えば吉は働かない
- 天乙貴人には下表のように、陽貴人と陰貴人の2種が法によって区別されている
- 陽貴人は陽季節、陰貴人は陰季節の生まれであれば貴人特有の性能がいっそうよく発揮され、その反対は天乙緩慢と称して効能が薄い
※日干=生まれ日の天干のこと。全部で「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種。
※日貴(にっき)=日干から日支をみて、天乙貴人となること。
「丁亥日、丁酉日、癸巳日、癸卯日」の四干支は皆日支に天乙貴人がつくので、これら4日の生まれを「日貴日生まれ」という。
【まとめ】四柱推命の吉日
以上が、四柱推命からの割り出す吉日です。
繰り返しますが、気にしすぎはよくありません。
- 移転の時は夫の吉日を重んじます
- 大安・仏滅などは関係ないとします
☆四柱推命の基本を知りたい方はこちらをどうぞ
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【一粒万倍日】一粒のもみが万倍に!
【チャンス!】「お金を出す」「何かを始める」⇒吉が万倍
一粒のもみが稲穂となって万倍に増える意味の吉日が一粒万倍日です。
基本は「お金を出す⇒吉、借金・借財⇒凶」です。
また、「一粒のもみ=何かを始める」のに最適な日とされています。
- 入籍・結婚式⇒吉
- 投資⇒吉
- 財布を買う⇒吉〇
- 宝くじを買う⇒吉
- 開店・開業⇒吉
- 愛の告白⇒吉
- プレゼントする⇒吉
などをすると、万倍の幸せになって帰ってくる日。それが一粒万倍日です。
【注意!】「借金」「トラブル」⇒良くないことも万倍に!
ただし、良くないことも「万倍になる」とされています。
- 借金⇒凶
- 小さなトラブル⇒凶
- 人を騙す⇒凶
「苦しみが万倍になる」として良くありません。
ただし、信じるも信じないも自分しだいです。
ちなみに、私はあまり気にしません。
【一粒万倍日】干支の組み合わせから割り出す
- 2月⇒立春以降は丑・午の日
- 3月⇒啓蟄以降は寅・酉の日
- 4月⇒清明以降は子・卯の日
- 5月⇒立夏以降は卯・辰の日
- 6月⇒芒種以降は巳・午の日
- 7月⇒小暑以降は午・酉の日
- 8月⇒立秋以降は子・未の日
- 9月⇒白露以降は卯・申の日
- 10月⇒寒露以降は午・酉の日
- 11月⇒立冬以降は酉・戌の日
- 12月⇒大雪以降は亥・子の日
- 1月⇒小寒以降は子・卯の日
【天赦日】最上の大吉日
天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)
百神が天に昇り、天が万物を赦す日=天赦日(最上の大吉日)
結婚や開店など新生活のスタートに最適の日とされています。
通常は、年に5~6回しか巡ってこない貴重な日です。
ただし、天剋地冲や月三殺など大凶が重なると良くありません。
基本的に、吉は凶に弱いです。
和気あいあいとした善人グループでも、たった1人意地悪な人が加わるだけで、一気に楽しさが失われます。
往々にして、凶のパワーが勝ると考えた方が良いです。
ですから、運を上げるには吉日を探すより、厄日を避けるが正しいのです。
方位も、大凶方位を避ける方が確実に運が安定します。
また、最近は、財布を買うのに最適の日と見なされることが多いです。
昔は「黄色の財布=金運財布」と言われました。
今は、緑色の財布や白蛇の財布が人気のようです。
友人も、緑色や白蛇の財布がイイと言っています。
ちなみに彼は開運マニアです。
身をもって実験してくれるので私にとって貴重な人です。
天赦日になる日
- 立春より初めての戊寅の日
- 立夏より初めての甲午の日
- 立秋より初めての戊申の日
- 立冬より初めての甲子の日
【2024年】7回の天赦日
- 1月1日
- 3月15日
- 5月30日
- 7月29日
- 8月12日
- 10月11日
- 12月26日
【大凶の日】天剋地冲の日
天干同士、地支同士が戦闘状態になる日を天剋地冲の日と言います。
四柱推命では、命式に対して大運や歳運が天剋地冲(天戦地冲)になることを忌み嫌います。
私は、空亡よりずっとキライです。
天剋(天戦)になる組み合わせ
- 「甲」⇒「庚」「戊」=陽
- 「乙」⇒「辛」「己」=陰
- 「丙」⇒「庚」「壬」=陽
- 「丁」⇒「辛」「癸」=陰
- 「戊」⇒「甲」「壬」=陽
- 「己」⇒「乙」「癸」=陰
- 「庚」⇒「甲」「丙」=陽
- 「辛」⇒「乙」「丁」=陰
- 「壬」⇒「丙」「戊」=陽
- 「癸」⇒「丁」「己」=陰
※奇数番号=陽、偶数番号=陰
地冲になる組み合わせ
- 子🆚午=陽
- 丑🆚未=陰
- 寅🆚申=陽
- 卯🆚酉=陰
- 辰🆚戌=陽
- 巳🆚亥=陰
※奇数番号=陽、偶数番号=陰
年の干支・月の干支・日の干支のそれぞれが、次の組み合わせになると天剋(天戦)地冲として厄日になります。
- 陽の天剋+陽の地冲=天剋地冲
- 陰の天剋+陰の地冲=天剋地冲
※奇数番号と偶数番号が混ざる日は存在しません。つまり、陽と陰は組み合わせとして交わりません。
- 《ある例》甲(陽)子(陽)、乙(陰)卯(陰)など陰陽が同じ
- 《ない例》甲(陽)丑(陰)、乙(陰)寅(陽)など陰陽が異なる
つまり、次のようになります。
- 「甲子」の天剋地冲⇒庚午と戊午
- 「乙丑」の天剋地冲⇒辛未と己未
- 「庚午」の天剋地冲⇒甲子と丙子
など、全部で60の組み合わせがあります。
【天剋地冲】凶の重さ3種類
- 年干支と月干支の天剋地冲⇒1か月よくない
- 年干支と日干支の天剋地冲⇒1日よくない
- 月干支と日干支の天剋地冲⇒1日よくない
【天剋地冲の日】2024年4月
- 4日=年干支「甲辰」🆚日干支「戊戌」
- 16日=年干支「甲辰」🆚日干支「庚戌」
- 28日=月干支「戊辰」🆚日干支「壬戌」
占いの必需品「万年暦」。おすすめの万年暦です。
【要注意!】「運気過敏症」「厄日ノイローゼ」
「運気過敏症」「厄日ノイローゼ」の一例
- 悪い霊に取り憑かれている?
- 仏滅の日だから事故に遭った?
- 結婚した日、入籍日が悪かったから離婚?
- 朝の星占いで悪いことを言われた
- 車を買った日が悪かったから事故に遭った?
- 車を契約した日が仏滅だった
- 手術した日が悪かったから悪化した?
- 厄日に家の契約をしたから不運が続く?
- 入学試験の日が悪いから落ちる?
- 厄日だからギャンブルで大損した?
などと悩みすぎてネガティブになる現象を運命学公害と言います。
こちらは、私の紫微斗数の師匠の記事です。
吉日を気にするのは、移転日(引越し)・開業・開店日・入籍日くらいにとどめてOKです。
★過去記事もどうぞよろしく
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