緑の財布が人気です。
今回は、緑色と金運アップにどんな関連があるのか考えてみました。
また、ラッキーカラーの財布を買おうと思うのだが、
「好きな色じゃない…」「目立つ色だから…」と躊躇する人が少なくないようです。
たしかに男性の財布としてはシックな色が落ち着いて見えますね。
そういう時の解決方法も体験談を交えてまとめてみました。
- 緑色の財布が人気!「金運アップに効果あり」理由の考察
- 【緑の財布】人気の理由「幸運と落ち着き、安心の色」
- 【お財布からの金運アップ】お金に好かれる人になるには
- 【緑色の財布が人気!】金運アップに効果あり《まとめ1》
- 【財布の色で金運アップ】ラッキーカラーが目立ち過ぎる!その解決方法
- 【財布の色で金運アップ】ラッキーカラーの使い方《まとめ2》
- おまじないより【こまじない】運気アップは気分転換から
緑色の財布が人気!「金運アップに効果あり」理由の考察
【四柱推命】五行の類推事象「緑色は『木』」
五行は地球上においては「質」とみます。
これを天地間の事象で表わすと、およそ次のような区別や意味を持つと理解できます。
五行(木・火・土・金・水)陰陽区分
甲(陽木)
- 類推事象⇒大木や柱のような木
- 色⇒青(緑)
- 性質⇒穏順篤実
乙(陰木)
- 類推事象⇒庭木や盆栽のような木
- 色⇒青(緑)
- 性質⇒消極動揺
丙(陽火)
- 類推事象⇒太陽や原子力のような火
- 色⇒赤
- 性質⇒陽気旺盛
丁(陰火)
- 類推事象⇒マッチや蝋燭のような火
- 色⇒赤
- 性質⇒柔和順良
戊(陽土)
- 類推事象⇒山や堤防のような土
- 色⇒黄
- 性質⇒剛強不屈
己(陰土)
- 類推事象⇒田畑や道路のような土
- 色⇒黄
- 性質⇒順和穏良
庚(陽金)
- 類推事象⇒鉱石や製鉄のような金
- 色⇒白(金・銀)
- 性質⇒剛気果断
辛(陰金)
- 類推事象⇒指輪や針金のような金
- 色⇒白(金・銀)
- 性質⇒陰気慎重
壬(陽水)
- 類推事象⇒海や大きな河に流れる水
- 色⇒黒
- 性質⇒広大活達
癸(陰水)
- 類推事象⇒雨や霧、水道水のような水
- 色⇒黒
- 性質⇒細心穏健
【四柱推命】金・銀から見て緑色は「財」
「日干」との関係
- 我と同気同性のもの ⇒ 比肩
- 我と同気異性のもの ⇒ 劫財
- 我から生じて同性のもの ⇒ 食神
- 我から生じて異性のもの ⇒ 傷官
- 我から剋して同性のもの ⇒ 正財
- 我からして異性のもの ⇒ 偏財
- 我が剋を受ける同性のもの ⇒ 正官
- 我が剋を受ける異性のもの ⇒ 偏官
- 我を生じる同性のもの ⇒ 偏印
- 我を生じる同性のもの ⇒ 印綬
五行の「金」は、十干では「庚・辛」です。
「金」を比劫(自分自身)とすると、金から見て「木」は財星(正財・偏財)に該当します。
金が剋すもの=木(財星)だからです。
つまり、金から見て緑は財です。
金銭財産としての財
- 商業・事業運営などに関連する流動的意味を持つ財=偏財
- 固定資産としての財(家屋・田畑・設備など) =正財
とはいえ、「四柱命式に財星が多いとお金持ち」とはなりません。
多すぎるとかえって害になります。
ちょうど良いバランスだと「金運OK」の命式になります。
四柱命式では、財星は一個あって強いのが理想です。
日本製の手作り財布です。センスも悪くないです(^_^)。
それにしても、
- 火(正官・偏官)⇒金を剋す
- 水(食神・傷官)⇒金が漏れる
なので、金にとって「木」は「火」「水」より一般的に居心地が良いといえそうです。
「一般的に」と書いたのは、命式の状態にもよるためです。
たとえば、「金」が強すぎる命式の人には「水」が必要ですし、冬生まれの人だったら「火」が開運につながるからです。
【緑の財布】人気の理由「幸運と落ち着き、安心の色」
【緑といえば松】幸福と幸運を招く長寿の象徴
松の緑 まつのみどり“不変”でも春は色鮮やかに
歌舞伎の「尾上松緑(おのえ しょうろく)」は、寛政期に活躍した松助(まつすけ)が改名して名乗ったのが初代だという。その名は
「岩代(いはしろ)の尾上の風に年ふれど松の緑は変はらざりけり」(『後拾遺集』雑四・藤原資仲)
あるいはその類歌などからとったものであろうか。
「松緑」は「松の緑」。漢詩では節操・長寿の象徴、和歌でも変わらぬものとして詠まれることが多く、
「紫の色し濃ければ藤の花松の緑もうつろひにけり」(『拾遺集』雑春)
とする歌も、本来は変わらないものだ、という発想を背景とすることは言うまでもない。
なお、変わらないといっても微妙な変化もないわけではない。
「ときはなる松の緑も春くればいまひとしほの色まさりけり」(『古今集」春上・源宗于)
と詠むのは、春の到来を喜ぶ気持ちがそう感じさせるというだけではなく、観察の結果でもあるのだろう。
“不変”という観念的な判断とは無関係に、松は緑だ。
「しぐれゆく松の緑は空はれて嵐にくもる峰の紅葉ば」 (『寂蓮法師集』)。
この絵画的な歌では、松はただ緑。
(仁平道明氏)
引用『古今歌ことば辞典 (新潮選書)』
【緑の財布】心理効果と作用の体験的実感
- 人当たりの良さを感じさせる
- 落ち着きを感じさせる
- 大自然や平和、生命力をイメージさせる
- 安らぎや穏やかさの象徴
- 人は緑を見るとホッとする
- 緑の服は「落ち着いている」「安心できる」などの印象を与える
- 赤ちゃんは生命力に溢れた新芽⇒「緑児(みどりご)」
- 古代エジプトでは緑は病気を治す力があると考えられ、ミイラの顔にも塗られた
- 観葉植物などのグリーンを見ると眼精疲労の緩和に効果があるとされる
- 悩み相談を受ける際、目につく位置に緑の物があると安心感を与える
- 争いの仲裁をするときも、緑のリラックス効果に期待できる
- 筋肉をリラックスさせ、心拍数を落ち着かせる。
- 気分が安らぐ
- 安心感や穏やかさを与える
参考図書『人生が豊かになる 色彩心理』ナツメ社
(わかりやすい本です。おすすめです)
※落ち着きと安定⇒緑の財布は衝動買いに効果あり(私の体験から)
【お財布からの金運アップ】お金に好かれる人になるには
【予想外の出費】収入だけが金運ではない
金運というと「収入」に意識が向きがちですが、それだけが金運ではありません。
金運が良くない時期は「出費」が増えます。
それも予想外の出費が。
そもそも、公務員や会社員の金運アップと自営業者のそれとは少し違います。
金運が良くなるからといって、「一気に昇給」は現実的ではないですよね。
臨時ボーナスも期待できない時代です。
その場合は、無駄な出費が減ったり、予想外のお得な買い物ができたりなどの形で現われます。
無駄な出費とは、
- 事故
- 病気や怪我
- 冠婚葬祭
- お見舞い
- 家電の故障
なども含まれます。金運が悪いと、予想外の出費が連続したりします。
そうなると、心にゆとりがなくなります。
そのストレスは家族にも良くない影響を及ぼします。
お金がないと人間はイライラするし、そうなると企画力も低下しアイデアも枯渇してしまいます。
仕事にも悪影響が及びます。
ですから、金運アップは、お金だけでなく生活そのものが良くなるということです。
【お金=旅人】緑の財布はお金もリラックスできる
お金は数え切れないほど多くの人の手を渡り歩いて私たちのところにやってきます。
いわば人の手を渡る旅人です。
そしていずれまた他の人のところに旅立ちます。大変ですね。
だから、お札はみんなクタクタになっています。
ピン札も日を経ずしてシワくちゃになりますよね。
まったくご苦労さんなことです。
また、喜んでお金を手放す人はいません。
つまり、お金は常に祝福されずにサヨナラするのです。
そして、お金くらい人の心を惑わしたり悩ませたりするものはありません。
人に「渡したくない(払いたくない)」という思いを背負いながら、あなたの手に入り、財布の中に収まっていると考えてみてください。
多くの思念が宿るお金を収納している財布の労力は相当なものと考えられます。
1枚1枚のお札は、相当多くの人の財布から出て、あなたの手に渡り、あなたの財布に収まっているわけです。
ということで、
疲れた旅人を休ませる宿=財布
というわけです。
旅人(お金)に喜んでもらうためは、快適な宿(財布)でなければなりません。
皆さんも、快適な宿に泊まったら、
「また、あのホテル(旅館)に泊まりたい」
と思うはずです。
反対に、居心地が悪い宿には、
「二度と宿泊するもんか!」
と思うに違いありません。
もし、お金に感情があるなら同じことです。
「お金に好かれるには財布から」と言われるのはそういう理由があるからです。
そこから次の理論?が成り立ちます。
- お札だって窮屈なホテル(旅館)は嫌い
- ゴージャスな宿で過ごしたい
⬇
- おすすめは革製品の長財布
- お札は上下バラバラに入れない
- きちんと整えて入れてあげる
- ギッシリ詰め込まず、ゆっくり休んでもらう
- レシートを一緒にしない
- 角が折れたお札は直してあげる
- 財布を乱雑に扱わない
と書きましたが、私はその機能性から二つ折り財布を否定しません。
むしろ二つ折り財布肯定派です。
【緑色の財布が人気!】金運アップに効果あり《まとめ1》
では、一時期流行った「黄色の財布」はどうでしょうか。
スーパーマーケットなどで黄色の財布を手にするご婦人を見かけることがありましたが、裕福な印象を受ける人は少なかったです。(ゴメンナサイ)
「土生金」として、金は土から作られると考えると黄色は土ですから理に適っているといえなくもありません。
しかし、土が多すぎると「埋金」といって金は土に埋もれてしまいます。
お金は流通して使いこなしてもらうのが使命ですから、埋もれるよりは使ってもらう方が心地良いはずです。
【財布の色で金運アップ】ラッキーカラーが目立ち過ぎる!その解決方法
【金運アップの色】ラッキーカラーは万人共通にあらず
財布の色で金運が変わるとよく言われます。
「財布は金運アップに重要なアイテム」ということで、その色にこだわる気持ちはよくわかります。
一時期、黄色い財布が流行したのも金運アップが狙いだったからでしょう。
財布の色の金運効果。添え物的な効果はあるだろうと私は考えています。
ただ、あくまで「添え物的」なので劇的な変化は期待しない方がよいでしょう。
とはいっても、どうせ持つなら金運アップにつながる色を選ぶとよいのは間違いありません。
でも、好みと違う色の財布を無理して買うのはNGです。好きになれませんし、財布を見るたびに気分が下がるからです。
このことは、私の体験からも断言できます。
また、万人に共通する「金運アップの色」はありません。
もし、そんな色があるなら日本人のほとんどが同じ色の財布を持つはずです。
実際にはそんなことはないですよね。
人それぞれラッキーカラーが違うのですから、財布に適した色も個々人に応じて異なるのは自明の理です。
【ラッキーカラー】過剰になるとアンラッキー
いくらラッキーカラーといえど、全身に同じ色をまとっていたら笑いの的にされてしまうかもしれません。
「僕のラッキーカラーは黒だから!」といって、
- ズボンも黒
- ジャケットも黒
- 靴も黒
- 靴下も黒
- 帽子も黒
- ネクタイも黒
- 財布も黒
- ハンカチも黒
いくらなんでも笑われるより先に「怖い人」と思われてしまいそうです。
- いざという時にラッキーカラーを多く身につける
- 毎日使うアイテムをラッキーカラーで選ぶ
というのが現実的ですね。
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【ラッキーカラーの考え方】大切なのは五行のバランス
これは四柱推命的な発想で、あくまで五行のお遊びですが私は効果を信じています。
私の四柱命式は「金」がとても強いです。
「金=白」なので、私にとって白をこれ以上強くすることは五行のバランスの観点からマイナスの作用しかありません。
反対に弱い五行は「木」と「水」です。
基本的に弱い五行を身につけるとバランスがよくなります。
そして、木も水も金の力を弱める効果があります。
木と水の五行を色にすると、
- 木=青(緑)
- 水=黒
以上から、私のラッキーカラーは「青(緑)と黒」となります。
すなわち、黒い財布も緑の財布も私の金運アップに効果あり!となるのです。
【金運アップの財布選び】ラッキーカラーからの画期的?計算方法
どうせ買うなら「この財布の色は、自分のラッキーカラーなのだ」と思える方が愛着もわくはずです。
- 好みの色=ラッキーカラー
これがベストです。
しかし、「ラッキーカラーが好きな色じゃない!」という人もいます。
あるいは「目立ちすぎるから身につけたくない!」という人も。
実は私は後者に該当します。
そういう場合は次のように計算します。
「私のラッキーカラー=青(緑)、黒」です。
幸い、私は緑色が好きです。
でも、「明るい緑の財布は目立つから避けたい」のです。
そこで、次のように考えます。
- 緑を買いたい
- でも明るい緑はイヤだ
- 黒も私のラッキーカラー
- (緑+黒)÷2=黒緑色がベスト!
つまり、ラッキーカラーが派手目な色だったら、もう一つのラッキーカラーを足して2で割るとよいわけです。
(ラッキーカラー+もう一つのラッキーカラー)÷2=ベストの色!
という発想です。
あるいは、ラッキーカラーとラッキーカラーを混ぜ合わせるとトンデモナイ色になる人もいるでしょう。
そんな時は次のように考えます。
絵の具で絵を描いたことがある人ならわかると思います。
2色を混ぜ合わせると、どれも黒っぽくなりますよね。
たとえば、赤と黄色を混ぜても黒っぽくなります。
すなわち、「ラッキーカラーが明るすぎて苦手」という人は、1つのラッキーカラーを選んで、それの少し黒っぽい色を選べば解決!となるわけです。
ちなみに私のラッキーカラーは、青・緑・黒です。
いろいろ試行錯誤から体験してみましたが、やはりこれらの色が好調運を支えてくれます。
とは言っても、カラフルな青や緑のお財布はあまり持ちたくありません。(特に青は年齢的にも)
そこで、濃い深緑の財布を選ぶようにしてきました。
気分によって、藍色・紺色・ネイビーブルーを選んだ時期もあります。
金運は悪くありません。
でも、緑の方がムダ遣いが減ったのは確かです。
まさに「体験は難しい理屈に優る!」です。
では、ラッキーカラーが好きな色でない場合は?
その場合は2色のラッキーカラーのうち「どっちがベター?」と自問自答します。
より好みに近い方を選びます。
そしてそれに黒っぽさを加えるのです。
ほぼ黒に近くなっても大丈夫です。
「どちらも嫌い!」という人もいるはずです。
その場合は、ラッキーカラーの概念よりも好みを優先するべきです。
ただ、できることならアンラッキーは避けた方がよいでしょう。
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【財布の色で金運アップ】ラッキーカラーの使い方《まとめ2》
財布の色の選び方(ラッキーカラーが好きな場合)
- 自分のラッキーカラーを知る
- たいていラッキーカラーは2色ある
- 好きな色かそうでないかを自問自答
- 1つの色に絞る
⇒気に入ったらその色で決定!
⇒明るすぎるなら黒っぽさを加える
⬇
自分にとって最適な財布の色が決定!
財布の色の選び方(ラッキーカラーが嫌いな場合)
- ラッキーカラーを黒っぽくした色をイメージする
- 気に入ったらその色で決定!
- それでも気に入らなかったら
⇒好きな色を優先(アンラッキーカラーは避ける)
⬇
自分にとって最適な財布の色が決定!
財布選びに迷っている人の参考になれば幸いです。
おまじないより【こまじない】運気アップは気分転換から
「財布も疲れる」と言われます。
疲れた財布は金運をダウンさせるとも。(深く信じる必要はありません)
だから、ある程度使ってクタクタになったら「交換がベスト」となるのですね。
とはいっても、できるだけ長く使っていたいお気に入りの財布をお持ちの人もいることでしょう。
そういう人には、こういうグッズもあります。
そういえば、ゲッターズ飯田さんも「緑の財布は金運に良い」と言っていますね。
緑の財布は物価高の風が吹く令和ではナウいみたいですよ。
おまじないより「小こまじない」。過度な期待をしないで、気に入ったお財布で気分転換もイイものです。
ぜひ体験してみてください!
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