「丁巳」生まれの人は、個性派揃い!松本零士さん、石ノ森章太郎さん、岩明均さんは有名な漫画家。橋本龍太郎さん、海部俊樹さん、菅直人さんは政治家。徳光和夫さん、千昌夫さん、舞の海秀平さんも丁巳の生まれです。カンニング竹山、野村宏伸、哀川翔、ウォルト・ディズニーさんも。
そうそうたるメンバーが並ぶ干支ですね。

- 「丁巳」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
- 「自分の四柱命式が一発でわかる」便利な無料鑑定サイト
- 五行・十二支・十二運・神殺(参考)
- 【適職】才能を活かせる仕事
- 恋愛傾向と理想の相性
- 【参考】増永篤彦氏の性格分析
- 吉運・凶運になりやすい年
- 病気に関する暗示
- 「丁巳」日生まれの有名人(男性)
「丁巳」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
「丁巳(ひのとみ)」は、十干の「丁(ひのと)」と十二支の「巳(み)」が組み合わさった54番目の干支です。
- 丁(ひのと):十干の4番目で、陰の火。繊細、感受性が豊か、洞察力がある、直感的、ロマンチック、礼儀正しい、内に秘めた情熱、芸術的センスや美的感覚
- 巳(み):十二支の6番目で、初夏から夏にかけて、生命力が高まり、活発に活動する時期。変革や再生、知恵、秘密、神秘性などが関連付けられます。
以上の組み合わせから、丁巳日生まれの人の性格と特徴を推し量ります。
※日柱のみだと実際の的中率は下がります。あくまで参考程度にしてください。
丁巳(ひのとみ)日生まれの人ー基本的性格と特徴ー
- 情熱的でエネルギッシュ⇒内面に強い情熱やエネルギーを秘めています。目標に向かって積極的に行動し、周りを巻き込む力があります。
- 目立ちたがり屋⇒火の性質から、人前に立つことや注目されることを好む傾向があります。自己表現が得意な人も多くいます。
- 知的好奇心が旺盛⇒新しい知識を学ぶことや、物事の本質を見抜こうとする探求心があります。頭の回転が速く、分析力に長けていることも。
- 感受性が豊かで繊細⇒敏感で感受性が豊かな人が多いです。人の気持ちを察するのが上手な反面、傷つきやすい一面も持ち合わせていることがあります。
- 変化を好む⇒「巳」は脱皮を繰り返す蛇の象徴。現状維持よりも新しいことへの挑戦や変化を求める傾向があります。予想外の変化や転機を経験しやすい人です。
- 機転が利く⇒状況に応じて臨機応変に対応できる機転の良さや、瞬時に的確な判断を下す能力に長けています。
- 頑固と激しさ⇒情熱的でエネルギッシュな反面、自分の考えに固執したり、感情的になると激しい一面を見せたりすることもあります。
「丁巳」日生まれの性格ー男女別ー
性格の基本は男女同じですが、以下の点で多少の違いが出やすいです。
男性の場合
- 行動力とリーダーシップ⇒目標達成のために積極的に行動する力があります。周りを引っ張っていくリーダーシップを発揮する人も多いです。
- 情熱的な粘り強さ⇒内なる情熱が強く、目標に対して非常に熱心に取り組みます。困難に直面しても、諦めずに粘り強く努力を続ける強さを持っています。
- 本質を見抜く洞察力⇒物事の裏側や本質を見抜く鋭い洞察力を持っています。理論的に物事を考え、解決策を見出すのが得意です。
- 独立心が強い⇒自分の信念や考えを大切にし、他人に流されることなく、自分の力で人生を切り開いていこうとする独立心があります。
女性の場合
- 華やかなオーラ⇒自然と人を惹きつけるような、華やかで魅力的なオーラを放つ女性が多いです。
- 知的好奇心と探求心⇒知的好奇心が旺盛で、新しい知識やスキルを吸収することに長けており、賢く、何事もそつなくこなす傾向があります。
- 共感力がある⇒物事の変化を繊細に感じ取り、人の気持ちに共感する力が高いです。周りの人を気遣い、温かい心で接することができるでしょう。
- 芯が強く、意志が強い⇒一見、華やかで柔らかな印象を与えるかもしれませんが、内面には強い意志と芯の強さを秘めています。
丁巳日生まれの人ー開運のカギー
より快適な人生にするために、以下のことに気をつけましょう。
- 感情の起伏と衝動性⇒気分が高揚している時は活動的ですが、ふとしたことで落ち込んだり、怒りっぽくなったりすることがあります。
- 頑固⇒強い独立心とプライドから、自分の意見を曲げない頑固な一面が出ることがあります。
- 熱しやすく冷めやすい⇒物事への興味や情熱は強いのですが、その熱が長く続かないこともあります。少し飽きっぽさが出てしまうかもしれません。
- 周りが見えなくなる⇒自分の情熱や目標に没頭するあまり、周りの状況や他人の気持ちに気づかなくなってしまうことがあります。
※記事末の「【参考】増永篤彦氏の分析」もご参照ください。

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五行・十二支・十二運・神殺(参考)
周辺知識です。参考程度にお読みください。
【五行の火】「丁」は陰の火「礼を司る」
- 五行の火は礼を司り、焦りやすく気ぜわしく、自尊心を有し、立居振舞いに礼儀を重んじる。
- 「丁」は、落ち着いて穏和で、陽気も含み、万事に注意深く、用意周到で、礼儀を重んじ、物腰が柔らかく上品。
- 外見は目立たないが、気が変わりやすい。
- 身旺の人は、上品でおしゃれを好み、勝気な人が多い。
【日支】「巳」性格の傾向
- 表面的には穏やかで上品な人だが、内心は猜疑心や嫉妬心が起こりやすい。
- 何事にも探究心が強く、上品なおしゃれを好む。
【十二運】「帝旺」の性格
丁から見て巳は「帝旺」にあたります。
男性の性格傾向
- 日支に帝旺が出ても、日干が弱い場合は、あまり自己主張せず、気弱で人の言いなりになっているように見えやすい。しかし、しっかりした芯を秘めているため、ここ一番の時には、人の意見に反対したり、突っ張るようなところがある。
- 日支が「帝旺」のセックスの傾向は、絶倫といえるくらい最強の人で、その欲求も強いが、強引に求めることなく、テクニックを駆使して楽しむ。
女性の性格傾向
- 日支に十二運の帝旺が出て、日干が強い場合は、独立独歩の意志が強いため、他人の言うことを聞かない人で、人の指図や抑えられることを好まず反発しやすい。家庭生活でも夫に反抗する気風が強く、離婚の憂き目に遭いやすい。
- 特に、丙午・丁巳・戊午・己巳・壬子・癸亥の女性は、夫縁が変わりやすい。
- 男性と同様にセックスが強いが、態度が大きく変わる。激しく求め、すべてを忘れて楽しむときと、頑なに男性を受け入れないときがあり、その落差が激しい。
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「丁巳」日生まれの【神殺】
【曲脚(きょっきゃく)】日柱に「丁巳」がある
- 神経疾患、脚萎え、悪疾などを司る凶神。
◇神殺の一。身体いずれかに故障を生じ不具となる意あり。
・己巳 ・乙巳 ・丁巳
◇曲を柱中に2、3帯びるものは、背骨が直でないか、脚部に故障があるかして不具の形態を有することがあるとされるが、命中の吉神尊星が身を護ればこの難を免れます。
◇命式悪しく、七殺や凶神が群集するのを最も恐れます。また、我が養子となるか、養子を迎えるに至ります。(必定ではない)
【淫欲殺】日柱に「丁巳」が出ている
- 異性とトラブルを起こすなど結婚運に障害が出やすい。
- ワガママなため、人に嫌われたり兄弟と仲違いしやすく、親縁が薄くなる。
- 配偶者と生死別することがある。
【適職】才能を活かせる仕事
※適職は命式全体、特に月支通変星で見る方がよく当たります。
避けた方が無難な職業
- ルーティンワークが多く、創造性の低い仕事
- 人間関係が複雑で、感情的な対立が多い仕事
- 短期間で頻繁に異動がある仕事
丁巳日生まれの人の才能と適職
丁巳日生まれの人は、良くも悪くも普通では収まらないパワフルさが特徴です。
裁量権がない職種や、ルーティンワークは避けた方が無難です。
- カリスマ性と影響力:経営者、起業家、リーダー職、芸能人、俳優、モデル、インフルエンサー、政治家
- 直感力と探求心:学者、研究者、コンサルタント、アナリスト、占い師、カウンセラー、宗教家、医師、弁護士
- 豊かな感性と美意識:デザイナー(ファッション、グラフィックなど)、アーティスト、音楽家、作家、美容師、スタイリスト、メイクアップアーティスト、建築家、インテリアコーディネーター
「火」のグループに属する職業
丁の五行は「火」のため、以下も適職です。
文学(文学・出版・言論・語学)、新聞・雑誌などのマスコミ関係、法律、化学、電気、ガス、暖房、冶金、演劇、俳優、絵画、楽器、衣服、ドレスメーカー、デザイナー、図案、装飾、意匠、美容、工芸、玩具、骨董関係など
恋愛傾向と理想の相性
恋愛傾向と好きなタイプ《男性》
恋愛傾向
- 情熱的でストレート⇒一度好きになると、非常に情熱的になります。自分の気持ちを隠さず、ストレートに表現するタイプが多いでしょう。
- 知性的な魅力を重視⇒外見だけでなく、知性や内面的な魅力を重視します。会話が弾み、知的な刺激を与え合える関係を好みます。
- 独占欲が強く、嫉妬しやすい⇒情熱的である分、強い独占欲を示すことがあります。それが強すぎると、束縛や嫉妬をしてしまうこともあるかもしれません。
好きなタイプ
- 会話が弾む女性⇒一緒にいて刺激的な会話ができる女性を好みます。また、知的な魅力を持った女性に惹かれやすいです。
- 自立している女性⇒精神的に自立していて、自分の考えをしっかり持っている芯の強い女性を好みます。対等な立場で付き合える相手を求める傾向があります。
- 華やかさがある女性⇒一緒にいると場が明るくなったり、ポジティブな雰囲気を作り出したりできる、華やかな魅力を持った女性に惹かれやすいです。
苦手なタイプ
- 感情的な女性⇒些細なことで感情的になったり、ヒステリックになったりする女性とは、うまく付き合っていくのが難しいと感じます。
- 主体性がない女性⇒受け身ばかりで、主体性のない女性に対しては、物足りなさや、関係を深めることへの難しさを感じることがあります。
- 嫉妬深い女性⇒ある程度の自由がないと窮屈に感じてしまうため、相手にがんじがらめにされるような関係は避けたがります。
恋愛傾向と好きなタイプ《女性》
恋愛傾向
- ドラマチックな恋が好き⇒ドキドキするような展開や、互いの気持ちがぶつかり合うようなドラマチックな恋愛に惹かれやすい傾向があります。
- 理想が高い⇒外見だけでなく、内面の知性や品格、そして自分を大切にしてくれる優しさなどを重視します。
- 嫉妬深さと独占欲⇒愛情が深いからこそ、相手への期待も大きくなります。そのため、嫉妬心や独占欲が強く出てしまうことがあります。
好きなタイプ
- リードしてくれる男性⇒知的な刺激を与えてくれる男性や、冷静で落ち着いた対応ができる男性に安心感を覚えます。さらに、時には頼りがいのある男性にリードしてもらいたいという願望もあります。
- 愛情表現が豊かな男性⇒自身が情熱的で、愛情表現が豊かなタイプなので、相手にも同じような熱量やストレートな愛情表現を求める傾向があります。
- 感性を共有できる男性⇒美術鑑賞や音楽、文学などに共通の趣味があって、感性を共有できそうな男性を好みます。
苦手なタイプ
- 感情的に不安定な男性⇒相手に求めるのは「落ち着き」や「安定感」です。安心できる関係を求めているため、感情に振り回されるのは苦手だと感じます。
- 消極的な男性⇒内面に良いものを持っていても、それが外に現れず、消極的で何を考えているか分からないような男性は、情熱を冷ましてしまうことがあります。
- 無関心すぎる男性⇒関心を示さず、放っておかれるような無関心な態度を取られると、「愛されていない」と感じてしまい、関係を続けるのが難しくなります。
理想の相性
【最高の相性】「壬申」日生まれの男女
天地徳合と呼ばれる最高の相性です。深く理解し合い、心が通じ合う関係を築けます。結婚相手としても理想的とされます。
ただし、巳申は三刑にも当たるため、検証が必要です。
【最悪の相性】「癸亥」「辛亥」日生まれの男女
反対に天戦地冲と呼ばれる最悪の相性です。気が合うと思っても一時的な感情で終わることが多く、ケンカや心の葛藤が起こりやすい組み合わせです。
女性は「丁未」「壬戌」生まれの男性とも好相性
- 「丁未」の男性⇒一緒にいるだけで心が癒やされる、とても素敵な組み合わせ。
- 「壬戌」の男性⇒精神的な絆と現実的な支え合いを兼ね備えた素晴らしい相性。
*女性の「丁巳」日・「癸巳」日生まれは、夫との死別が早い暗示があります。
詳しくはこちらをどうぞ。
【参考】増永篤彦氏の性格分析
生まれ日鑑定で有名な方です。
*三命方象(増永篤彦)
京都大学・大学院で心理学を専攻。臨床的性格学の研究をして、早稲田大学で教鞭を取った。主に十二運に着目して個性を分析した。
以下、引用です。
「丁巳日」生まれの個性と適性《男性》
個 性
- おっとり落ち着いた態度の人柄で、こせつかず柔和な印象を与える男性。庶民的な人なつこさが、初対面の人にも親しみを覚えさせる。
- 本来対人的な開けっぴろげで警戒心がないためであろう。
- 性格面でとくに個性的なものはないが、一応論理的な客観性があり、感性的にも幅広く、標準的な芸術性を備えていて、極端な偏向を避けて中道をとる堅実型である。
- 何ごとにも広く浅く巧みに要領を会得する感覚の持ち主であるが、卓抜した独創性や切れ味の鋭い推論を期待するわけにはいかない。
仕事への適性
- 筋が通らないと絶対に譲らない頑固な一面があって、権威にも迎合しない自主性の持ち主。
- 運動神経も発達していてスポーツマンが多く、闘志満々の青年的気質の性格であるが、思わぬ障害にあうと意外にもろく、初志貫徹ができにくい。
- 思想的に偏った面はなく、公平無私な理想主義者であるが、現実の認識は甘い。直接的に目標に到達しようと試みるお坊ちゃん気質が弱点。
職場の人間関係
- 対外的には人気者であるが、組織内部での統制力や能率化には甘くて、ライン的存在よりもスタッフ的存在に向いている。
- 円満な人間関係をもつが、積極性には乏しい。
「丁巳日」生まれの個性と相性《女性》
個 性
- 明るくのびやかで、屈託のない態度と容姿をもった女性である。
- 対人的な警戒心も少なく、もともと人怖じしない性格なので、男性に対しても臆することなく振る舞える無邪気なところがある。
- 見たまま聞いたままを素直に信じて疑わない素朴さは、現実の生活を空転させる不安もある。
- 姐御肌で、頼まれればなにかと親切であり、策略も駆け引きもない人柄である。
- 外見的に気位が高く、気取りを感じさせることがなくもないが、親しめば意外に気軽であり、物事の判断にも偏りがないのが長所である。
- 人の上に立つ包容力もあるが、自分から積極的に社交性を発揮するほうではない。
- 性格的には情緒性の濃いほうではあっても、対人的なカンや洞察力に弱いのが欠点で、機敏な行動力は乏しく、理論が先走って実行が伴わない。
- 家庭婦人としてまめまめしい一面はあるが、嫌なことにはルーズで、几帳面さには欠けている。
男性との相性
- 独自の個性的な人生観と仕事を持ち、信頼のできる、優しく魅力的な男性を好みます。
・胎・・・相性は良い
・養・・・雰囲気が合う
・長生・・相性として良いほう
・沐浴・・まずまずの相性
・冠帯・・最高に良い相性
・建禄・・可もなく不可もない
・帝旺・・相思相愛型でよい
・衰・・・あまり合わない
・病・・・双方我意が強くダメ
・死・・・合わないほう
・墓・・・健全な家庭をつくる
・絶・・・あまり良くない
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吉運・凶運になりやすい年
正確に知るには、四柱命式全体を俯瞰する必要があります。
- 亥(いのしし)年は、亥巳の七冲になるため運気がガタつきやすいです。
- 申(さる)年は、巳申の三刑になるため多少ガタつきやすいです。ただし、吉命式なら巳申の支合の作用が強まり、運気は安定します。
- 癸亥年と辛亥年は、天戦地冲となり、さらに注意が必要です。
- 申(さる)年は、亥巳の支合で諸事が整いやすいとされますが、凶命式の場合は、巳申の三刑の作用が強まり、運気は不安定に傾きます。
- 子(ねずみ)年と丑(うし)年は、空亡の1年です。無理な背伸びをしなければ乗り切ることができるでしょう。
病気に関する暗示
火の五行
火が、太過(強すぎる)する、あるいは不及(弱すぎる)の四柱命式は、次の部位に弱点が出ます。
主に不及の方が発症しやすいとされています。
- 心臓、血液、血圧関係、循環器、眼病、耳、鼻の病気、小腸、舌など。
丁日生まれ
丁日生まれの人は、次の病を発症しやすいとされています。
- 心臓病、弁膜症、狭心症、肺炎、肋膜炎など。
戌月生まれ(例)
日支より、月支の方が当たりやすいです。次は、戌月生まれの場合です。
- 下半身の疾病が多い。女性の子宮、男性の痔など。
- 脚部の不自由を患いやすく、太腿やくるぶしが痛みやすい。
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「丁巳」日生まれの有名人(男性)
哀川翔(劫財)、松本零士(食神)、石ノ森章太郎(食神)、岩明均(食神)、橋本龍太郎(食神)、野村宏伸(傷官)、坂口良子(傷官)、菅直人(偏財)、舞の海秀平(偏財)、海部俊樹(偏官)、ウォルト・ディズニー(正官)、千昌夫(偏印)、カンニング竹山(偏印)、徳光和夫(印綬)
※敬称略で失礼します。( )内は月支通変星で、性格に大きく影響します。
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