四柱推命は「四柱」の名の通り、年柱・月柱・日柱・時柱の4本の柱で鑑定します。
その4本の柱から、性格や人生傾向、未来などを読み取ります。
人生には良い時期と悪い時期があります。それも4本の柱から読み取るわけです。
しかしながら、日柱だけでもある程度読み取れることがあります。
今日は、60干支の1番目「甲子」の女性について書きます。
【四柱推命】性格と人生傾向《甲子》女性
【甲子】生まれの女性8つの性格傾向
- 積極的で負けず嫌い
- 粘りと根性がある
- プライドが高く、短気⇒家族には自分を隠さない
- 頑固・強情⇒孤独の相あり
- 話し上手が多い⇒リーダーの素質
- 感情に左右されやすい⇒情に厚いが、波乱も多い
- 周囲に気を配りながらも、自分の考えを貫き通す
ご自分の日柱はこちらでわかります。
【五行の甲】陽の木(仁)4つの傾向
- 上品な風流を好む
- 仁=慈愛・思いやり
- 人の上に立ち、リーダー的存在になりやすい
- 世話好きが多い(「面倒くさい」と言いながらもやり遂げる)
【日支】「子」の女性2つの傾向
- 金銭感覚がしっかりしている
- 蓄財の意欲が強く、勤労熱心
【十二運】「沐浴」の女性6つの傾向
- 気迷いが多く、猜疑心が強い
- 熱しやすく冷めやすいです
- 親との縁が薄くなりがち
- 職業や住所が変わりやすい
- 異性関係に注意
- 夜の生活に強い
【神殺】「甲子」の女性の神殺2つ
【平頭(へいとう)】甲子・甲辰・丙辰生まれ
- 縁談に苦情がありやすく、結婚後も安定しがたい
- 他の柱にも「甲子」が重なると、宗教関係者になりやすい
【太極貴神】日干「甲」で「子・午」
- 天乙・天福に次ぐ福徳の神
- 凶を解き、災いを消す
- ただし、命式に刑冲があれば効能を失う
【男女の相性】「甲子」の女性
【良い相性】ベスト3
- 「己丑」の男性⇒天地徳合(甲己干合、丑子支合)
- 日干が「己」(甲己干合)で、地支同士にお刑冲会合のない男性
- 天干に干合がなく、日支が「丑・辰・申」(支合・半会)の男性
【悪い相性】ワースト1
- 最悪の相性⇒天戦地冲「戊午・庚午」の男性
【空亡による男女の相性】
お互いが同一空亡なら
- 別れたくても簡単に別れられない縁になりやすい
- 同棲関係や愛人関係を続ける傾向あり
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【参考】増永篤彦先生の著書では…
生まれ日鑑定で有名な方です。
*三命方象(増永篤彦)
京都大学・大学院で心理学を専攻。臨床的性格学の研究をして、早稲田大学で教鞭を取った。
四柱推命を学ぶ人で知らない人はいない有名人。
主に十二運に着目して個性を分析した。
以下、引用です。
【甲子日】生まれの個性と相性《女性》
個 性
- ひきしまった端正な容姿の持ち主です。人前では几帳面な態度を崩さず、いつも神経を張り詰めていて、隙のない構えを保っている女性です。
- 男勝りの勝気さとか、周囲に対して少しの歪みがあっても許そうとしない潔癖さが、女性本来の優しさや温かさを隠して、どこか透明な冷たさを感じさせている。
- 卓抜した直観力と、一切の妥協を認めようとはしない鋭い感受性、天性の短気さが、万事に短絡的で、進み始めれば引くことを潔しとしない、積極的な行動性を生む結果になる。
- 女性的な曖昧さとか物事に対する含みやゆとりがないのが欠点であり、肉体と精神のアンバランスから神経症的な不健康さは免れがたい。
- 専業主婦としての円満さに欠ける一面はあるが、理想主義者で自尊心も高く、口八丁、手八丁の活動力を持ち、独裁的であるだけに、弱音を吐かずに苦境を乗り切る根性を持っている。
男性との相性
- デリケートな神経を持った、スマートな感覚と態度を身につけた男性を好みます。
★胎・・・相思相愛型の相性
★養・・・相互に警戒的で悪い
★長生・・健全家庭型で最高
★沐浴・・魅力が感じられない
★冠帯・・短所を補い合って可
★建禄・・相互に譲らず不可
★帝旺・・まずまずの相性
★衰・・・共感するところなく不可
★病・・・ケンカしながら仲良し
★死・・・意見や感覚が合う
★墓・・・相互に裏をかく不可
★絶・・・まず良いほう
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