四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ

四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲を中心にいろいろなことを書き綴ります

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

【四柱推命/傷官】性格と人生「内向的で神経質、高慢な反抗心」

「自分のことは自分が一番知っている」と言いますが、「自分のことなのによくわからない」が現実だと思います。

自分の本質を知るには四柱推命が便利で役立ちます。

  • 人間の本質=月支通変星7割、日支通変星3割

通変星「傷官」について書きました。

身旺の傷官格「我に勝るものなし」の気概

 

 

【傷官】本質的性格と人生傾向

日干から陰陽配偶で生じる通変星が傷官です。

その文字の通り、正官を七殺の関係で傷めるため「傷官」といい、吉神ではなく凶神とされてきました。

さて、傷官も、食神と同様に日干から生み出された子どもなのです。

しかし、食神以上に神経が鋭敏で喜怒哀楽が激しくなります。

天真爛漫な素直さは影を潜め、ややイジけた感じが出てきます。

 

【傷官】本能の星、神経質で高慢の星

  1. 日主が直接生み出す通変星で、子どもに相当する
  2. 若々しさ、一途さ、純粋さがあり、本能的な無意識的衝動が活発に働く
  3. 傷官は「有情の生」で、自分は損して他人を益するため、凶星とされている
  4. 自己(日主)から漏らして生み出すものなので、その過程には苦しみ・不満・争い・不和などが付随する。
  5. 革新的で急進的な新しい思想の持ち主で、そのため父母・目上・上司とは気が合わず反抗的となる
  6. 傷官は財星を生じるが、これは機略縦横の才腕をもってする
  • 多感で傷つきやすいうえに感情を素直に表現できない、気位の高い子どもを意味する
  • 性格の背後に、何らかの強い劣等感が潜んでいる場合が少なくない。親の愛情不足、片親ゆえのコンプレックス、兄弟姉妹に対する強い劣等感、勉強や運動にまつわる劣等感など
  • 聡明で先見の明があるも、神経質で高慢な気風を持ち、好き嫌いが激しい
  • 正義心が強く反骨精神旺盛な毒舌家ではあるが、内心は案外人情味がある
  • 口は達者で議論好きであり、物事を秘密にしておくことはできない
  • 凝り性で物事を中途半端にしておくことはできない
  • 人の欠点粗探しを得意とする
  • 身旺は気ままな性格となり、身弱だと気兼ね者になる
  • 女性で年干傷官があれば、プライドが高く柔軟性がなく、男性との交際に一度や二度の誘いは断り、きつい言葉で相手を傷付ける
  • 女性で傷官大過は、思い込みが激しく、年下の男性や妻子持ちを好む傾向がある

 

【傷官】「年干支」社会運があらわれる

【運 勢】
  1. 何かとトラブル・障害の多い人生になりがち
  2. 自戒する必要があるのは肥大化した自尊心
  3. 人を見下して人生を誤るか、社会が認めてくれないため、世間を恨み、反社会的な行動をとってしまう傾向がある
【性 格】
  1. きついことを平気で言う毒舌家と思われやすい(思ったことがストレートに口から出る)
  2. 皮肉などの言葉のトゲ、自尊心の強さを抑制する必要がある
【年支と日支または月支が、刑冲害する命式】
  1. 何気ない発言でも相手にはキツく聞こえ、それが原因で嫌われる
【年支と日支または月支が、三合半会・支合する命式】
  1. キツいことを言っても苦笑いされるだけで事済む
  2. 社交性があってキツいことを言ってもかえって人に好かれる
【年支が三合半会・支合するが、刑冲害する命式】
  1. 普段はキツいことを言っても社交性があってよい
  2. しかし、何か不利なことが起こると態度が豹変することがある

 

【傷官】「月干支」社会的成功運と対人関係

  1. 暗い情念が傷官の最大の特徴であり、対人関係などにおいても、この性格は強く現れ、慕われるよりは恐れられ、あるいは気味悪がられたりする
  2. 目的達成のためには手段を選ばない傾向があり、食神は個人的な満足に対し、傷官は広く大衆を扇動し、コントロールしようとする意欲が旺盛である

 

【傷官のタイプ】性格と傾向

  1. 内向的性格で神経質
  2. 部屋にこもって考えたり、何かに夢中になることが好き
  3. 猜疑心が強く、執念深い⇒その分、先見の明あり
  4. 感情の起伏が激しい
  5. 頭脳明晰な努力家
  6. 相当な理屈屋で弁が立つ
  7. プライドが高く高慢「我より勝るもの無し」
  8. 負けず嫌いで人を見下す傾向あり
  9. 独断的で他人の言葉に耳を貸さない
  10. 人から罵られたり、指摘されると過剰に腹を立てる
  11. 人情家で親切だが、恩着せがましいところがある
  12. 目上や上司に対して反抗心を抱きやすい
  13. 既存の体制に批判的で肩書きを軽んじる
  14. 秘密ごとは苦手
  15. 思ったことがすぐに口に出る
  16. 好きなことに徹底的に打ち込み熱中する(凝り性)
  17. 気に入った人にはトコトン世話を焼く⇒恩着せがましい性格から敬遠されることも
  18. 考えることや研究することが好き⇒企画力に優れている
  19. 感覚が鋭く、観察力と分析力に優れている
  20. 学術・技能・芸術のいずれかに秀でている
  21. 器用な人や文章が巧みな人が多い

多くの学者の命式に「傷官」あり

 

【傷官の傾向】仕事・職業

  1. 学術・技能・芸術に秀でた才能を持っている
  2. 多くの学者の命式に傷官がある
  3. 芸術、研究、科学技術、文筆業、専門的技術方面に適性がある
  4. 才能を活かせる職種でないと、大成しにくい
  5. 組織人として生きるのはあまり向かない
  6. デザイナーなど服飾関係も向く
  7. 批判精神があり、弁も立つためマスコミ関係もよい
  8. 弁護士、税理士、司法書士などの士業はプライドも満たせるので適職
  9. 教員(小・中・高校)や営業マンなども適性範囲

 

【傷官の傾向】お金・財産

  1. 金銭への執着心はあまり強くない
  2. 金銭より人情を優先し、人助けのためにお金を惜しまない
  3. チグハグ倹約家になる人も
  4. 見栄っ張りな性格から、後先考えずお金を使ってしまう傾向あり
  5. 総じて財産の運用は下手

 

【傷官の傾向】結婚と恋愛

  1. 男女とも見栄っ張りで喜怒哀楽が激しいので、平穏な恋愛になりにくい

  2. 波乱含みで変化の多い恋愛になりやすい

  3. 女性は、結婚できない事情がある男性と熱烈な恋愛関係になることが多い
    ・例:外国人、既婚者、生活能力がない男性など

  4. 女性で傷官や食神が太過すると、プライドが高くなり異性縁を遠ざける

女性の「傷官」は夫縁に不利になりやすい

 

【好みの女性】男性の命式で日支が傷官
  1. 美人タイプで自分の能力にある女性を好む
  2. 感情の起伏が大きく扱いにくい女性に縁がある
  3. 結婚後にプライドの高さに驚くことも
  4. 家庭的ではない女性と縁があり、摩擦が多い
  5. 夫の幸運度を下げる女性と縁があるため注意が必要
  • 日支「傷官」+十二運の根が強い+命式のバランスがよい+刑冲がない
    ・プライドが高く、容姿端麗で才能豊かな妻に縁がある

  • 日支「傷官」+十二運の根が弱い+命式のバランスが悪い+刑冲がある
    ・病弱か小柄で、精神的に安定しない女性と縁がある
    ・その女性はプライドが高く人と交わらない

【好みの男性】女性の命式で日支が傷官
  1. プライドが高く、高慢な男性と縁がある
  2. 情熱的に理想を追い求める男性と縁がある
  3. 理想の高さゆえ、現実生活に苦労が伴う男性と縁がある
  4. 口が悪く、扱いが難しい男性と縁がある
  5. 美的センスがあるか、頭の回転がよい男性を好む傾向がある
  6. 古来、女性の命式に傷官があると「嫁して数年、軽くて生別、重くて死別」と言われている(よい命式なら問題なし)
  • 日支「傷官」+十二運の根が強い+命式のバランスがよい+刑冲がない
    ・健康で、才知と開運力ある男性と縁がある
    ・ただし、プライドが高く、高慢で扱いにくい点が玉に瑕

  • 日支「傷官」+十二運の根が弱い+命式のバランスが悪い+刑冲がある
    ・痩せ型か病弱の男性と縁がある
    ・自尊心が高く、理屈っぽくて短気な男性と縁がある
    ・総じて、自分の幸福に寄与しない性質の夫と縁がある

 

【四柱推命/通変星】傷官の機能

傷官は、食神と同様、日干や比肩・劫財から生じられます。

生じるということは吐き出すことに通じます。

つまり、自分が持っている才能や素質を外に出すことで、それを「秀気の発露」といいます。

傷官食神と同気(同じ五行)で、かつ異性(陰と陽の相違)となり、尊貴の因子である正官を最も強く剋します。

このことから、凶意の強い通変星の一つとされています。

日干と傷官
  1. 傷官が健旺な命式
    ・身体が健康
    ・度量が大きい
    ・才能豊かで聡明
    ・決断力がある
    ・開運力があり、地位と名誉に恵まれる

  2. 日干が弱い傷官格の人
    ・傷官の才能や能力を使いこなせない
    ・発想力や企画力があっても、積極性と行動力に欠ける

  3. 年上や月柱に傷官が出る人
    ・普通の家柄の出身
    ・長男の命式の年上や月支に傷官⇒相続に問題を生じやすい
    ※傷官は相続権を持たないことを意味します

  4. 傷官が年柱か月柱にあって「制」か「化」の法則に適っている命式
    ・家運が隆盛な頃など、裕福な家庭で成長した
    ※「制」:印綬が傷官を押さえつけて傷官のエネルギーを弱めること
    ※「化」:偏財か正財があって、傷官のエネルギーを和らげる作用

  5. 月支にある傷官空亡する人
    ・職業に変遷が多いか、閑職に就く
    ・奇抜な発想力があっても、大成しにくい

  6. 生時に傷官が出て、命式の喜神になる人
    ・人生の後半に発福して老後の福分が厚い

  7. 命式に財星が多い傷官格
    ・傷官が財に化して弱まるため、長所を発揮できない
    ・お金に意識が向き、そのため才能を空転させる

  8. 傷官格食神が交わる場合
    ・命式が濁る「濁命」とされ忌み嫌われる
    ・食神格が傷官を交えるより凶意は軽い
    ・濁命は心の濁りで、迷いや苦労を意味する

  9. 日干が弱く、傷官太過している命式
    ・体質が弱く、健康を害しやすい
    ・不治の病に罹ることもある
    ・身体のどこかに障害があることも

  10. 日干が弱く、三合または方合して傷官局をなす命式
    ・職業運に恵まれない
    ・気力が不足しがちで依頼心が強い

  11. 月支と日支が刑冲する命式
    ・先天的な福分が薄い
    ・衣食住に苦労が多い
    ・精神の安定が得にくい

【男性】の場合

  1. 傷官が、透干または透出して強く、日干のエネルギーも強い人
    ・開運力がある
    ・観察力と直感力があり、聡明
    ・博学多芸で地位と名誉を得る
    ・虚栄心と反抗心が強く、高慢になりやすい
    ・ややワガママで議論好き

  2. 偏官正官(子どもの因子)が、食神から剋を受ける命式
    ・子どもの躾や教育に必要以上に厳しい
    ・極端な場合、子どもの運勢を下げることも

 

【女性】の場合

  1. 傷官格の女性で、財星もしくは印星がないと
    ・夫縁に問題が生じやすく、夫の開運力も弱い
    ・夫との摩擦が絶えない
    ・軽くて生別、重くて死別のことが起こりやすい
    ・夫選びに月日を費やし、独身を貫くことも

  2. 日干のエネルギーが強く、傷官のエネルギーも強い人
    ・子ども縁が厚く、子どもの多くは健康で賢明
    ・財星のエネルギーもあれば、夫も大発達する可能性

  3. 日干と傷官のエネルギーが弱く、財官のエネルギーが相当強い人
    ・子ども縁が薄い
    ・子どもの体質や気力が弱い

  4. 傷官格
    ・往々にして子どもとの縁は厚い

  5. 傷官が全体に良好な作用をしている命式の人
    ・利発で親孝行な子どもに恵まれる

  6. 日干が強い+傷官が弱い+印星がある
    ・子ども縁が薄く、授かりにくい
    ・難産しやすく、産後も苦労する
    ・子どもは虚弱で養育に苦労する
    ・場合によっては生死別の可能性も
    ・子どもと疎遠な関係になる

スポンサーリンク 
 

 

傷官が悪く働く(太過・不及)

四柱命式で太過不及している場合は、傷官の長所が弱まり欠点が強化されます。

傷官が太過(強すぎる)

  1. 自制心や節操がなく自己中心的
  2. 傲慢不遜な態度を取りがち
  3. 自分の意見を相手に押しつける傾向
  4. 自信過剰気味で傲慢不遜
  5. 弁が立ち説得力があるが、心に響かない
  6. 他人に言うくせに、自分が悪く言われると執念深く根に持つ
  7. 虚栄心が強く、失敗を繰り返す
  8. 学術・技能・芸術のいずれかの才能を有し、大成功する人も
  9. 健康にはあまり恵まれない
  10. 子ども縁が薄く、しっかりした子になりにくい
  11. 家庭では、何かと口うるさい
  12. 職業は、得意分野を活かせばそこそこ成功する可能性がある
  13. 独立起業運は強い
  14. 自制心の不足から無頼の輩になる人や無気力人生になる人も

「正論」限度を過ぎると人を傷つける

 

男性の場合
  1. 子ども縁が全くないか、あっても薄い
  2. 教育や躾に必要以上に厳しい人も
  3. 子どもは病弱か、精神がやや弱い
  4. 不良の子どもでなければ、短命な子どもになることも
  5. 子どもの運勢が発達しにくい
  6. 子どもと不和になる

 

女性の場合
  1. 夫縁がないか、いても頼りにならない
  2. 夫や男性に対して厳しく接する
  3. 夫は気力が弱く病弱
  4. 夫の開運力が乏しく、生活苦になりやすい
  5. 夫への不満が多く家庭が暗い
  6. 寡婦になりやすい

※官星(夫や男性)が強すぎる場合には、凶が吉に転じます。

 

傷官が不及(弱すぎる)

  1. 視野が狭く、小さなことに固執する
  2. 絶えず周囲が気になる
  3. コダワリの強さから、人に嫉妬しやすい
  4. 利己心が強く、ときには卑劣な行動に走る
  5. 開運力が弱く、金銭的に苦労する
  6. 虚栄心が強く、人の成功を素直に喜べない
  7. 人の欠点を見つけ、そこを徹底的に突いて喜ぶところがある
  8. 努力をせず結果ばかり追い求める
  9. 結果が出ないとすぐに投げ出すため、信用が得られない
  10. 口が達者で手先も器用なため、一見しっかり者に見える
  11. 家庭では、威張り屋になりがちで諍いが多い
  12. 人に使われることを嫌い、独立自営業したがる
  13. 職人など技術関係の仕事に就く人が多い

 

女性の場合
  1. 子ども縁が薄く、授かりにくい
  2. 難産しやすく、産後も苦労する
  3. 子どもは虚弱で養育に苦労する
  4. 場合によっては生死別の可能性も
  5. 子どもと疎遠な関係になる

 

傷官のエネルギーが弱まる原因
  1. 日干のエネルギーが弱い
  2. 傷官の五行が月令を得ず、他の地支に十二運を引いても弱い
  3. 命式内に財星が太過し、傷官のエネルギーを奪われる
  4. 印綬が太過し、傷官に対する制剋作用が強すぎる
  5. 比劫星が太過し、傷官を生扶し過ぎる
  6. 官殺のエネルギーが強大で、傷官が反剋にあって弱まる

                                           

★過去記事もどうぞよろしく

www.happy-power-up.com

 

www.happy-power-up.com

 

www.happy-power-up.com

 

Laniでおすすめスピリチュアルブログとして紹介されました! 

【最強厳選】スピリチュアルブログおすすめ60選!人気パワースポット&スピリチュアルサイン情報


ポチッと応援していただけるとハッピーです!